ふでのゆくまま
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Logosに抱かれて眠れ
以前にも書きましたが、冬の寝具が寝袋です。寝相が酷いので布団はどっか行きます。だからといって暖房を入れっぱなしはお金もかかり、健康面でもどうなんだと。とはいえ布団なしで目覚めるよりはマシだとは思います。そこで、寝る時にも温かい格好に身を包み寝袋で寝ることに相成りました。その上に毛布なんか一枚かけたりして。キャンプみたいなもんだ、と。
この試みはしかし、寝袋のサイズが問題でした。自分の体形ではとりわけ普通の寝袋では窮屈で寝苦しく、しかたなく寝袋をホッケの開きみたいに開いた状態にして掛布団運用していたのですが…それでは寝袋の意味がない。そこで導入したのがでっかい封筒型のシュラフというわけでした。これがまた安いだけあって質は宜しくなく、二年目になると縫い目がほつれてきたので捨てました。綿に何か細かいゴミみたいなもんが混ざっているって本当なんですもん…。
そこで次にお買い上げしたのが、LOGOSの寝袋二つセットです。ファスナーで二つの寝袋を合体させることができる!結果大分おおきな一つの寝袋になります。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00HYTEAC4/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
高さ(長さ)がそんなにないので、気を付けの姿勢だと167cmほどの自分でも頭のてっぺんまではすっぽりと被ることができません。しかし、寝袋としての質は良いし、二つくっつけただけあって非常に広い。今のところ快適に使っています。これだけ余裕があると、中にタオルケットを敷いたりも。念のため書いておくと、床にこれで直接寝ているわけではなく、結構なお値段のしたマットレスを敷いて、その上にこの寝袋で寝てます。製品の最低使用温度は0度ではありますけど、ハードなシチュエーションでは厳しいか。
非常時の備えにならなくもないですが、二つだとかなり大きいサイズになってしまい、一個ずつ丸めても持ち運ぶのは大変。避難所から家に戻れるような状況であれば、こいつを持ち出せば便利かもしれませんね。大きいので中に潜り込んで着替えなんかが余裕でできます。
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2018年をふりかえる
厄という概念、その本当の所は良く知らないが、兎に角も満41歳となった今年は本厄という事のようでした。した、ってまだ終わってないけどな。その本厄も二週間で終わろうという日に、大厄って言うらしいと知る。アカンがなー。うひょー。
今年、というか今にして明かせば2017年の夏ぐらいからもろもろストレス爆発な事案があったのです。今年も退勤中に駅前で電話に向かって罵る姿をぎょっと見咎められるなんて事もありーの。このストレス案件はまだ解決してないので心の健康状態は無限に本厄でしょうか。死にたい。去年も死にたかったなおい。
会社員じゃなくなったというのも大きな変化でした。これ自体は初めての経験ではないですが…学生を終えてからは、引きこもりニートフリーター会社員フリーランサーと経験し、あとは大富豪と受刑者と日本国籍離脱ぐらいかおい。仮想通貨でも盗むかHAHAHA。なお今回は仕事内容やお客様の顔ぶれも大差ないので、人生がまたハードコアに寄っただけかもしれません。死にたい。いや不満はないのですが。
2018年、新しい事は何もなかったと言って良いです。カメラ買ったとかそんな程度。仮想通貨の損失の話をしますか?まあ一人暮らしの築ん十年のアパートの家賃程度で済みましたので面白くもないのです。厄年を都合の良い言い訳にした感もあり、来年使えないかと震えていると後厄というカードがまだ残っていましたやっほい。無為にすごすぜーっ。人生も投げやりにかかっているというのが、素直な気持ちです。不貞腐れて生きるのでしょう。死にたい。死にませんけど。
Amazonプライムの枠で、見たかった映画を全部消化してしまいました。今後は、ハリウッドの呪縛を離れた「オリジナルコンテンツ」とか呼ばれるもののほうが流行っていくんでしょうか。このエントリを書いている時点で、これは観たい/読みたいというものが一つもありません。
その他、今年を雑多にふりかえります。
志村けんのバカ殿をチラ見したら、白塗りのあの顔がしわだらけで「うわっ…」と引いてしまう。
取引先との飲み会の席で、若い新入社員たちと「〇〇は知っているか?」などという会話で盛り上がる。めっきりおじさんになった。みんなもそうだと言ってお願い。
いまさらPODCASTを初めて使ってみたんだけど、番組?に「本当の自分をみつける」とかがちらっと見えたのでヒイッってなった。鶴瓶の「日曜のそれ」があったので一回聞いてみただけ。他のコンテンツも2010年とかそういうのが出てきて、まあ古いのも楽しめるのはいいけどもさ…。
山手線一周夜中に雨の中歩いた。東京で生きているうちにやりたいこといっぱいある筈なんだが、選んだのはこんなの。馬鹿なの?
フェースブックで賞味期限二ヶ月切れたカロリーメイト食うかアンケ取ったら、全員食うって回答。引いた。
2018年最初の外出で鍵をかけるの忘れたってログが残ってた。2019年の年明けは屋外で迎える予定である、気を付けたい。
こんなところでしょうか。来年こそはいろいろサボり続けた人生の支払いをせねばなりません。覚悟なんてものは無意味ですが、自分を縛る呪文をここに残すは有用やもしれません。
それでは皆様、(自分があと二週間無事であることも祈りつつ…)良いお年をお迎えください。今年の「このブログの」更新は以上です。
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本一冊さがそう
あるコミック作品を、おそらく、最終巻だけ読んでいない。恐らく、というのは作品のストーリーの結末を知らないからという事と、自分が中学生の頃の事なので、何巻まで読んだのかということを正確に覚えていないからだ。ところがストーリー自体はくっきりと覚えている。それを基にネットで情報を探り、最終巻とその前数巻の表紙画像なんかを見ると、やはり読んでないのは最終巻だけだろう。
実は数年前に気付いてはいて…どうやって読もうかなんてたまに考えていたんだけど、折角だから色々可能性を模索したいうわけだわね。数十年前の作品であるので、そこいらの書店においてある筈もない。そこでまず考えたのは漫画喫茶。いまはネットで店舗の在庫が検索出来たりする。何個かメジャーな店舗を探してみたところ、1店舗だけ見つかった。都内の店舗ではあるものの…一冊だけ読みに行くのかと言われれば…いかねえよなあ。移動時間と交通費と漫画喫茶の料金。では次に、中古書店はどうかと思えども、同じ理由でどこに置いてあろうと素直に買いに行くつもりにはならない。
国会図書館にはあるのだろうか。すべての刊行物があると耳にしたことはあるんだけどな、こんな漫画も?しかし国会図書館は、別件で調べてみたことがあって、事前に登録だのなんだの必要なものが多すぎて行く気になれない。結局ネットで買う、みたいな事になる。数十年前の特に希少価値もない、普通の漫画本が欲しい、なんて実際かなり難しいはずだ。インターネット凄いですね…いつもの話か。ツマンネ
もうちょっとインターネット凄いに寄せるならば、「持ってる人読ませて!」とか言い出すほうが凄いのか。まあ、漫画喫茶まで行く時間と出費を惜しんで置いて、この試みもないよね。ネット価格、800円ほどで手に入りそう。まーちょっとした自分のクリスマスプレゼントつうことでね。
本気の自分クリスマスプレゼントは、カメラ買いました。ヲホホ、、、。
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はたと見上げる
舞茸を食べたことはあるが、買って調理したことはない。炊き込みごはんに入ってるやつだろ?それ以外に食べた記憶もない。山ほど安売りしていたので、お買い上げして適当に炒めて食ってみたらくっそ不味くてビックリしたという今年一番のご報告です。調べれば確かに「えぐ味が強いです」とは書かれていたけどさあ。
なんて事のない普通の通りを歩いていると、万国旗だ。紐に小さな国旗が順に括りつけられているあれだ。あたりを見渡してもこれといって何かイベントの風情もないのに、電柱から電柱、ときに街路樹に結ばれて、100mほども続いていた。反対側の歩道も同様であった。何かローカルなイベントごとの準備だとは思うのだが、万国旗だけでは見当もつかない。きっと後日、その理由がわかるような事が執り行われたことでしょう。一月ほど後に通ると、撤収されていた。万国旗は借り物だろうか。何処かにしまわれているんだろうか。
万国旗などいつ以来か、さっぱり記憶にない。なんならはっきりと生で目撃したの、これで人生初だったんじゃないか。小学校の運動会なんかで使われていたかもしれないし、あとはなんかこう…フリマとかで景気づけの飾りになっていたりするイメージだ。これといって話が続かないので、インターネッツに万国旗情報を求める。いつものwikipediaさん。
手品でもシルクハットや箱から出て来るものとして鳩やトランプと並ぶ代表的な小物になっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E5%9B%BD%E6%97%97あー…口から出てくるパターンありますね。最後に万国旗見た記憶はきっとそれ。
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人の植えた種ではアスファルトを貫けない
小型のパワーショベルが、前のめりに斜めのまま止められている。腕の部分をつっかえにした感じで、ずり落ちないようにしてある。あの筐体の色というのは業界の流行や、あるいは何か法規の定めがあるのだろうか、瑠璃色のボデーからは機械の力強さを感じない。どうしても黄色のごつい印象が強い。または、現場によって何かこう、色のパターンを考えて、より目立つようにして事故を防ぐなどの工夫がされているのかもしれない。…うん……実際眺めてみても、お世辞にも目立つとはいえないが…。この色によって見逃すこともなかろう。瓦礫色の山の中腹で気配を殺そうとしているが、瑠璃色のおめかしで見つかってしまった。かくれんぼかお前は。そう思うと、あの体制は手をついて顔を伏せて控えているようにも見える。御意、なんつて。
瓦礫の山はいつ見かけても、それがもともとどのぐらいの質量を砕いたものか、想像がつかない。物置だったと言われればそんなもんだろうと思うし、また同じ残骸を小ぶりのアパートでしたよと説明されれば、ほうほう、と納得しかねない。尤も、砕いたそばからある程度まとめて搬出が始まるものなんだろう。ここはたまに通る道なので、元の建物をなんとなく覚えている。普通の二階建て住宅だったように思う。取り壊されて、奥の塀や裏手のお宅まで丸見えになっている。
というところが、
突然アスファルトに覆われていてギョッとする。先ずは更地になるものだろう、普通。アスファルトとなれば使い道は一つしか思い浮かばない。駐車場だ。しかしこんな一方通行の途中で間口だって広くもないのにそんな筈はないだろう。近隣の住民向けに月極の駐車場になるのか?しかし路上駐車など見た事もない、というような良いモラルの場所だ。やはり不自然だ。駐車場ではないのか?屋外の空き地をアスファルトで舗装する、その駐車場以外の使い道を想像しているうちに、あっというまに大手のパーキングサービスの看板と精算機やらの施設が設置された。
ギョイ。ギョッ。次の買い手や借り手が見つからないので駐車場にした?しかし売るにしろ貸すにしろ、いったんは更地にしないと不動産の商談って進まないようなイメージがあるが。「売地」なんて書いてあって、管理会社の連絡先が添えてある看板。アレみたいなこと。ところが、壊してすぐに駐車場になったという事は、ここまでは現時点の持ち主の計画通りということ。土地取引の知識なんてないけど、たぶんここまで想像はあってそうだぞ。
実は近隣の数軒の土地を持つ大きな地主で、その土地に住む人々から駐車場のリクエストがあった。タイミングよく一軒引っ越しなりなんなりで取り壊しになり、駐車場にした。話の分かる庄屋様。可能性はなくはない。
実はコインパーキング駐車場すっげーーー儲かる。みんなも家など燃やして駐車場にしよう!!これは、ない。この場所でそんなわけねーだろ。素人でもわかる。それでも更地で放っておくよりはマシ、ということなんだろうか。設置とか撤去とかの費用はどうなってんだ?
あの場所は駐車場になってしまった。そこに暮らしがあった気配は微塵もない。家なんて建て替えればみんなそうでしょ、でも、石油色のアスファルトに覆われて、まるでその土地と人々の不幸な歴史を閉じ込めるようn
あっ。「ここは駐車場でした」という実績を一旦作った。これかなあ。
