「アフリカン カンフー・ナチス」を観た

アフリカンカンフーナチス。アフリカンカンフーナチス。アフリカンカンフーナチス。

※本エントリーの最後に作品について情報の充実したリンクを貼っておきます。

タイトルだけで「嘘だろ!?」ってなる作品。ここまで振り切るとすばらしい気もするが、何を目指して振り切ったのかと言われると全くわからない。2021年公開というのも驚きが増幅されてテンション振り切ってしまう。

監督:セバスチャン・スタイン、ニンジャマン

これは期待できる。あの「デビルマン」の伝説を超えてくるんじゃないか?ワクワクしながら再生ボタンをポチっとな。しかしその期待はまあまあ裏切られる。面白いとは思わないが…低予算B級作品な感じで、成立していた。ちゃんとエンディングまで観ることができる。「実はWW2を生き延びていたヒトラーと東条英機が結託し、魔術を使ってガーナで武闘派の拠点を作る」という舞台設定が成立していると言えるのか、という議論はおいておこう。

CG処理がB級なのはいわゆる手作りなんだろうという納得感がある。演者も一部の主役級を除いては、なんかアクションがもっさりしていたりするものの、役者として練習はしたんだろうな、あるいはそれなりには役者としての経験があるんだろうなあと思わせてくれる。

物語の筋書きはまんま「カラテキッド」なので割愛。強くなって悪者に反撃だ!以上!

やはり日本人としては、カラテトーナメントで相撲の行司の呼び出しが行われるところに違和感を強く覚えるが、何よりも日本語字幕が基本的に関西弁というのも全く意味がわからない。東条英機役は作中では実に標準的な日本語を話しているのに。誰かいたずらで字幕データ納品したんじゃねえの?

東条英機を演じている人物は日本人に見える。Amazonの情報によれば、日本人の名前でクレジットされている出演者がいるが、名前でググったリンク先の情報によると本作にしか出演歴がない。何者ですか。

なお、作品に関するいろんな情報は下記リンク先に御座いますので、興味を持たれた方はどうぞどうぞ。こんなにAmazonのレビューの数が多く、評価も高いのなんでやねんと思っていたが…。

https://tokushu.eiga-log.com/new/72726.html

めし短観2023年3月

今月は珍らかなものを食うとかなかった。こんなエントリを毎月書いてるからして、店頭で見かけたま「だ食べたことないもの」は結構な頻度でトライしてるつもり。だけど、そもそもいろんなお店に行ってみる、ということをしないのであります。ぎゃふん。

ブロッコリーを焼いて食うと美味いという情報を見かけた。焼く…?オーブンでこんがりってこと?そんなことしなくとも、茹でたてほくほくにマヨネーズ、これが一番ですなあ。といつものように茹でたつもり、火を通しすぎてブロッコリーの緑が沼地の藻みたいな色に。箸でつかむんでも崩れるほどにほろほろで、さらには美味しくもなかった。ぎゃふん。

SUNAOのアイスクリーム。糖質制限シリーズの食品は山ほどあるけども、スイーツにもあるんだな。しかしこれはアイスクリームであるからして、単に薄味にしたというだけではないか?と思うのだが、はたして(´~`)モグモグ まず味わいは悪くない。んで同じような設えの商品に比べて、サイズが思いっきり小さい。そりゃ糖質少ないだろって思うけど…。まさかそれだけのSCAM食品じゃねえだろうな。

https://cp.glico.com/sunao/products/

100円ローソンで売ってた200円のお弁当くうた。登場時に、少量のご飯にウィンナーが乗っているその様をネット上で貧乏くさいと揶揄されたように記憶しているが、単に少ない分安いですというだけ。大手コンビニが内容量の(見た目の)偽装に躍起になっているなか、素直なコンセプトではある。お弁当のご飯とおかずを分けて、米だけじゃ寂しいからなにかつけた。むしろ良い試みなんじゃないのかと思える。ウィンナー以外にもバリエーションあった。ひじきの煮付けがご飯に乗っかってるやつ買った。ひじきと大豆の煮もの丼とでも言えばいいのかな。思ったよりもまともな味で美味しかった。昼食がおにぎり二つよりは勝っているんじゃないかな。

あらっ?新商品だったのかね君は。

https://store100.lawson.co.jp/newentry/topics/detail/1465285_5006.html

どっかで小さな「ヨモギあんぱん」を買ったけど、あんこの甘さしかなかった。春と言えばやっぱタケノコだよなあ。煮付けとかがスーパーのお惣菜に並ぶの、実は毎年楽しみであります。

わかれの春

明日は休みだ、という夜更け。

amazonで何か本を買うかな?と物色。なんとなしに売れ筋ランキングなるものを見てみる。するとそこに、「安倍晋三回顧録」なるものがだいぶ上位にあった。驚いたことに、著者:安倍晋三である。ええ生きとったんか。説明書きなどを見ると、インタビューなどの発言をまとめたような書籍だろうと思われる。外国要人との未公開秘話収録!なんて宣伝文句まである。こういう書籍に興味がある人だったら、たぶん既に知っているようなことばかり書いてあるのだろうと想像する。自分のように興味が無い人がよんだら、面白いのだろうか。

と思いながらランキングの隣に並んでいる書籍も眺めると、アイドル写真集とかなにか雑誌の2023年春号!なんて書籍が並ぶ。Amazonで売れたものランキングだから電子書籍も含まれているのか?だったら在庫切れも起こりえないし、出たら買うと決めてた人の多いような、短期間にモリモリ売れた書籍が上位なんだろうか。カテゴリーの区分がないランキングで、雑然としている印象だ。そのまま50位ぐらいまでをながめて…漫画が無い。ファッション雑誌やレシピ本?ビジネス書が並ぶ中で、漫画はスラムダンクの20巻セットがあるだけ。このままベスト100まで見るとONE PIECEの新刊が顔を出す。これねえ。ジャンプで新連載開始の時に、最初の1話を読んだだけ。もう104巻~105巻だって。いつまで続くんだろう。次のHUNTER X HUNTERが出るときっとこのランキングにも載るんだろうな。出れば。出ればね。

新幹線に乗って3時間ほど移動。端末(スマホ)を持っていけば新幹線乗ってからでも電子書籍を買って楽しめる、と思ったらが席について一息したら、暖かな陽気で即寝落ち。始発からだったのに出発時に既に自由席が満席。平日の昼だし、まだ高校生の春休みにもなってねえと思ったけどなあ…。何時ものように早起き始発行動しておけばよかったかね。途中で何度も目覚めたものの、めんどくさくなってそのまま寝て起きて。結局、宿でダウンロード済みのを読み終えただけ。

んで親戚を見舞う。体を悪くしたのは知っていたが、会うのは数年ぶり。次に会う機会はあるだろうか…。筋骨モリモリの武力10みたいな人物だが、歳を重ねれば自然に弱っていくものだ。自分のように、若いころに鍛えてなかった人間は、どんな臨終になることでしょう。”臨終”なんて文明的な表現で収まるなら、御の字か。

一緒に働いたことのある知人の友人が、亡くなってしまったそうだ。バイトの時間にこないから部屋に様子見にいったら、亡くなっていた。徐々に徐々に確実に、次は自分だという確率があがっている。単純な時間経過の話ではないのですぞ、ううむ。ううむじゃねえだろ。念能力とかでなんとかならんか。

料理の鉄人、陳健一氏が亡くなった。また、大食い番組とかに出ていた菅原さんも無くなってしまった。フードファイトなんて言葉もあったね~~。当時の大食い番組出演者は今でもYouTubeで大食いしたりしてる。テレビで盛んにやってたの20年ぐらい前の話だと思う。それなのに今でも蕎麦4kgとかウィンナー100本とかやってるし…こういうレベルで大食いの人って年齢関係ないんか?テレビ世代でもない若い人も登場しているみたいだし、息の長いコンテンツだ。食べるもの用意したら食べながら録画するだけで形にはなるもんな。「なんとかバトル!」なんて言ってるのテレビだけだ。阿呆みたいな量を、うまいうまい言いながら消化していく様をぼんやり眺めるもをかし。

うーん…ここまでになるとちょと。

ちょっと怖くないか。

むかし…自分のバイトの昼休み10分ぐらいしかなかったときに、必死でめしを食ってたらそれを見ていた上司から「怖いよ」と言われたの思い出した。きっとガツガツハフハフいってたんだろう。自分はこのテのフードファイターの一部には、そういう粗暴な迫力の怖さとは違うタイプの感情を覚える。不快感…でもなく、凄すぎてドン引きする感情。軽々とやってるように見えるのがこわい。ウーリーステックのアルパインクライミングみたいで、狂気に一歩踏み入れた世界を感じる。

それでもこうして眺めてみるのが、シンプルな好奇心なんだろう。自分もこんな体型しているからには、腹いっぱいの幸福感というものは、わかる。人間はだいたいそうなんだろうと思うが…この人たちは…好奇心に応えるためにこんな量を平らげている。日常の食生活でここまで詰め込まないと満足できないなんてことは、ない筈だ。これはまったくの余興なんだろうか。サーカス。特殊な訓練の結果。やってみたらできた。

あるいは念能力。

死後にインタビューができる。

やめろ。

蟋蟀でも食ってろ

タイトルの元ネタは「こくじんvsときど」のピザでも食ってろのあれです。

なんでコオロギ食うの?イナゴのつくだ煮は食べたことあるけど、なんでコオロギ?食糧不足に備えて昆虫を食う、という発想は何度か目にした。ただ、食料不足ならコオロギのエサも無いんじゃないのと…。コオロギのエサってそこらの雑草とかで良いんだっけ。人類の食料になるほどのコオロギのエサ、どれだけの量が必要なんだろうな。生ごみとか食べてもらうのか?

https://toyokeizai.net/articles/-/656598

リンク先の記事のタイトルが面白くて、『「コオロギ給食」への批判が珍しく納得できる理由』になっている。珍しく!!確かに、なんで子供の給食である必要があるのか、なんでコオロギばっかりなのか、納得できる理由は自分は思いつかない。こういうわりと素朴な疑問が「珍しく」的を得ている批判と映るようでは、従前より子供相手に好き放題やっているようにも見えてしまう。ああこのへんが陰謀論者のタンパク質になるのか?自分もコオロギ食えと言われても、冒頭の通り、なんで?ってなるよね。

ところが。

イナゴの佃煮みたいなものを想像したんだけど、実際はコオロギを粉末加工したものだって。それなら既に、着色料か何かで他の虫を使っているものがあったと思う。化粧品とかでもなかった?工場飼育されたものの粉末を混ぜるぐらいならなんかこう…いけそうじゃない?

https://www.muji.com/jp/ja/feature/food/460936

商品化されてもいる。リンク先はただの広告でしかないけど。なんでタンパク質アピールしてるんだろうかと言われれば、単にタンパク質が最近耳障り良いからだと思う。低カロリー高たんぱく!みたいなやつ。肉の代わりになるようなアピールだけど、肉の代わりにしかならないとも読める。じゃあ大豆で文句ない。何回か拙ブログでもかいたけど、大豆ミート食品はここ最近おいしいよ。…すでにコオロギ入ってねえだろな。大豆にしたってなんかペーストみたいにして使ってるんだろうから、それが昆虫の粉でもまあね…?まあ…。うううん…。木の実とかではダメ?家畜の代替みたいな方向で広告してない?まーたエコとかSDGsとかの方面じゃねえだろうな。

兎に角。こうして興味を持って調べておくことで、本当にコオロギ粉を食べる時への心構えが少々違うってもんだろう。これは根拠のない想像ですが、カロ🤔ーメイトとかス😥ッカーズみたいな、非常時にはありがたい携帯食に使われていくんじゃないか。行政が準備する大量の非常食とかコオロギバーで賄うことはあり得ると思う。食えないなんて言ってられない事態になったら、清潔な虫の粉ぐらい平気じゃないと困るんだろう。極地で遭難したとき、生の魚を食べようとしなかった人から栄養が賄えずに脱落していったとの逸話もあります。わたくしもどっかで機会があったら買ってみようかなとおもいま。

でもこれ…偽物作るのも簡単じゃねえの。実際には入っていません、だったらまだマシで、煎餅でもなんでも、意味不明な粉とか入った商品食わされたらたまったもんじゃない。コオロギ100%かどうかじゃなくて、原材料の配合の割合の問題になるだろうから、段ボール混入みたいなことが起こるかもしれない。そこは心配だよね。

バッタもん。

8点。

めし短観2023年2月

「ぺパたま」なるふりかけを試す。国宝「のりたま」にスパイシーな風味を追加したようだ。う~ん。たしかに海苔とは違った風味があるけれど、そんなに興味をひかれるものでもなし。もっとバカみたいに辛かったらどうかなあ。俺は国宝を守りつづけたいです。

芸人のYoutubeでアメリカンドッグを食ってるの見て、これこそ10年?20年?食ってないよなあと思ってコンビニで探すも、なかった。何店舗か探すも、なかった。なんだよコンビニ在庫に影響出るほど人気か?冷凍ものがあるかな~とスーパーを何件か探すも、ない。うーん。24h開いてるスーパーを休日早朝に攻めたところ、BBQの買い出しっぽいパリピ然とした人がいたので(真冬だ)この店にあるかな~と思えど、ない。あれま。こうなりゃもうお祭りの屋台でもさがすか!と思ったけど、二月にそんなもんあるわけもなく。ファミレスとかにあるかね、というあたりでもういいかと諦め。

という先ほどのお店で、冷凍の台湾点心を何個かお買い上げ。しかし、あんまり美味しくなかった。中身の具材がジューシー感に乏しい。本商品に限ったことじゃないけど、分厚い皮に包まれた冷凍ものをレンチン経由で美味しくするのは難しそうだ。だったら冷凍アメリカンドッグもそうじゃないか。さらに、冷凍アメリカンドッグの調理方法も揚げだったりするし、もう材料自分で買ってきて揚げるか。ソーセージとホットケーキミックスだけだもんな、そうだそうだ、最初から自分で作ればよかった。次のGWあたりにしっかり休み取れたらやってみよ。

などと書いていると見つかるのだ。コンビニのホットスナックにあったのでお買い上げ。何よりもこんな甘かったっけな?という印象。

冷凍生姜シートも残り少なくなってきた。最後はそのままパリパリ食うたろか?作成してから二か月たつが、風味がちゃんと残っているのは素晴らしい。今後もストックしておくかな?

まぜるだけのスパゲッティソースご当地の味 北海道山わさび&マヨネーズ」なるものを食う。パスタ麺ではなくマロニーちゃんで食う。こんなでろでろしたソースだと思わなかった。わずかに緑色ではあるが木工用ボンドのようなグロい風情で、マロニーちゃんに混ぜると全くわからん。しかし強烈な風味で目と鼻にその存在を訴えてくる。不味くもないけど、これは人を選ぶことでしょう。自分は次回はご遠慮いたしまし。

https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/17828.html

今年最初の水出し麦茶を用意。流石に例年より早いか。どうだろう。冷蔵庫の簡単なお掃除の時に思いついたので、試しに常温水出し。+