-
「出るか分からない温泉を掘り続けているうちに、30代になりました」の8巻を読んだ
著者の矢寺圭太氏が30代をクリアして40代になったので、本作はここで終了のようであります。単行本はいくつか出ているようですが、温泉は出たんでしょうか。
むかーし桜玉吉の日記漫画読んでから、このスタイルは大変に面白いなと思っている…ものの、そんな積極的に追い求めてもいない。じゃあなんで全然知らない矢寺圭太の日記を読むに至ったのかは、amazonプライム無料枠で発見したからに尽きる。たまたま。
名前も聞いたことのない作品がとても良い作品ということもある。この映画とか…。折角の無料枠なんですから、今後もいろいろ掘っていきたいです。俺も温泉掘りあてたいもんだね。100億円拾わないかな~。
-
「出るか分からない温泉を掘り続けているうちに、30代になりました」を読んだ
の、7巻。ここまでも全部読んでいるのだけど、結構なブランクがあって7巻が出た。読んでみるとリアルタイムの時系列では一年前の物だった。〆は(作中での)来年2023年は30代の最後を迎えるというコメント。さて2024年になったよ、結果はどうだったんだ矢寺。
どれだけ切羽詰まってもやる気が湧きあがらず、ただ呻いて臥せるという描写に共感を覚えた、あるいは同じことを体験した人も多いと思う。おれもあるぞ。しかしながら、わてくしのような一般人民には、日が昇れば勤務開始の時間がやってきて、出勤だろうがリモートワークだろうがその時間に間に合わなければゴルァされるわけでして。とりあえずあさイチで怒られようがなんだろうが、出勤の締め切りを超えればお仕事モードにはなる。お仕事はありまあす♪
夜に散歩して、前方からふらふらとよろめきながら歩いてくる女性とすれ違う。大丈夫かアレ、と振り返って確認する。近くに居た人も同じリアクションだった。
やる気ゼロで出勤したことありますか。途中で降りて、黙って旅に出たいと思ったこと。休みますって連絡だけして家で寝ようって思ったこと。快速の通過駅のホームの端であばばばばばなこと。
作家になりたいなんて思っていた。30ぐらいになって客観的に自分を眺めて、どうせ無理だったろうなって思う。才覚とかの問題ではなく、人間?
の
器が自身で感じ取れるようなポンコーツ具合であばばばばなのがお披露目びばのんのん♪仕事を自分でクリエイトして自分で終わらせるなんて事が、職として成り立つほどこなせない。人として成り立つのかという漸近線にはまだ余裕がある。部屋にゴミが積んであったりはしないぞ、と思ったけど一年近く処分出来てない粗大ごみあるなもうダメだ。
こなせないもなにも、そのお試し舞台にも立っていないので忘れて生きるを賢きかなとしたいが、人間には欲があり業があり記憶がある。
出展はマイクロソフトの入社試験とされていますが、「温泉に入るにはどうすればよいか」と言う問いに対して、「温泉が出るまで掘る」という回答が求められます。これは嘘です。
生活が続いていきます。