ふでのゆくまま
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車輪大爆発
有難いことに、年明け以降夜更けまでお仕事でヒィヒィすることはない。まだない。リモートワーク日にはさっさと仕事を切り上げて、18:00~20:00ぐらいの間のどこかで、お買い物と健康増進お散歩をしている。しかし冬にこの時間帯はもう真っ暗で、その上、仕事帰りの人々で店舗は混雑し、道をいく人も多い。自転車も多い。とりわけ、キッズを保育園などからピックアップした母親のいきおいがすっごい。これから買い物も晩飯の支度もせねばならんうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおという気合にみちた住宅街ノールック爆走などしており、危ない。気が急いていると本当に事故を起こしがちなのでお気をつけて頂きたい。たまにライトが灯っていないマジもんの危険運転もあり、この部分だけはペカペカ光っているluupのほうに分がある。だけは、て。
悪いことに、配送業者もこの時間は急いている。配り切ったら仕事終わり、というパターンも多いだろう。再配達の依頼も来るだろう。当然、荷物のお届け先である住宅街をうおおおおおおおおおおおおって走り回っている。そんな危なっかしい路面競合たちが居る時間帯に、俺が呑気に買い物散歩をする必要なんて御座いませんぬ。もっと遅い時間にずらしたらどうかと。
有難いことに、夜更けまで開いているスーパーがある。例えば22:00を目安にするとどうだ。さすがに人はまばらである。並んでいる商品に目を向ければ、総菜お弁当は見込みがないが、この時間まで遅いとばんめしは済んでいるし、無くても別に良いだろう。ただ、お野菜も見込みがないのが残念だ。これは代わりにリモートワークの昼休みにせかせか買いに行くのが良い。でもなー、リモートワークの時は昼休みにうおおおおおおおおおおおおおおお昼寝したいときが殆どだもんな~:;(∩´﹏`∩);:
どっちにせよ、俺は気楽に自己都合で選べるってのが恵まれている。母も運送業者も致し方なくそんな状況なんだよな。お気楽与太郎の自分にできることは、せめて事故やトラブルの引き金にならんように慎重にお散歩するぐらいなもんか。暗いところで反射するやつ常用するかなあ。なお、こちらが安全に一層の配慮をすると言ったからって代わりに大車輪のご活躍をされてる御母堂の大爆走が許されたわけじゃねえのであって、無灯火で俺とぶつかりそうになったあいつのお子様は悉くお受験失敗すべしである。
お受験なあ。平日の日付変わったばかりの大よふけ時間帯、予備校の前を通るとまだ職員が仕事してた。ある程度結果は見えているだろう。残念な結果のお子様をどうするのかで、まだまだ忙しい時期が続くんだろうか。親御さんとはどういう相談するんだろうな。残念な結果となりましたがもう一年当校で頑張りますか、的な事を聞くのだろうか。「お前らの教え方のせいだろうが😡」みたいな親もいるんだろなあ。
お受験様が終わって寒さが和らぐと、すぐに上京祭りが始まる。休日の昼には、仲介不動産の兄ちゃんと連れ立って歩く親子を見かけることになる。自分が東京に出てきた当時とはどれほど状況が違う事だろうか。俺の時代はインターネットもスマホも無かった。そこらの不動産に飛び込みで物件紹介してもらって何件か見て決めた。今ではいろんなノウハウも知れ渡ってしまって、不人気物件には全然入居者が見つからないんじゃないか。上京勢は良い部屋がないから借りるのやめるってわけにはいかないし、何度も部屋探しに東京と地元を往復なんてしてられないから、下見ができる数だって限られている。足元を見られたら弱い。
個人的には、安ければなんでも良いというのは寧ろ学生が選択するべきではなく、それに付随するリスクをとる腹が決まった人がやるべきだと思う。安いエリア、物件ほど隣人ガチャは外れやすいもんだ。後は、真面目に関東大震災のリスクも考えたほうがいいのかな。最終的には揺れの瞬間どこに居るかという運頼みの話ではあるのだけど…。
仮に物件の選択肢AとBで、月に2万の差があったとする。満足いく条件がAで、不満が残るほうがBとして。年間24万円、4年で100万近くコストが違う。この差はめちゃくちゃ大きい。家賃が安いほど相対的に大きい差になる。でも、選択肢Bを選びつつ、後から不満点をお金で解決しようとしても、月に2万で解決することは少ないと思う。いずれにしても外れの時は外れなんですけどね🤣じっさい転がしてみないとわからないもんであります。
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詰みまで見据えて
「アゲアゲ」で界隈にはおなじみの将棋棋士、折田翔吾氏のチャンネルに、当人のメッセージが投下された。プロ棋士としての近況と共に、大変印象深い一文があったのでここに引用する。
https://www.youtube.com/@ageageshougi/community
情報発信リスクの高騰が止まる所を知らないこともあり最近はウォーズ動画以外の発信をしておらず、まあ負けている人が何を言っても言い訳になってしまうのですが、皆さんに無愛想すぎるのも何だなあと思い、この機に少し綴ってみました。
情報発信リスクの高騰が止まる所を知らない
折田氏は奨励会を年齢制限で退会後、編入試験を受けてプロ棋士になった一人である。昨今話題の女流棋士、西山朋佳と同じルートで挑戦を成し遂げた。退会後の期間はyoutubeで将棋の動画を公開したり、めしのレビューなんかもしていたようだ。ここでいうリスクとは、まず一つ、youtubeなんかでそういう情報を公開するにあたっての当たり前の副作用のことだと思う。例えば住居などの、公開を意図してない情報が洩れてしまうという事態。しかし、この言い回しからは心配している所が少し違うんじゃないかという印象を受けた。何をどう言ってもどこかから石が飛んでくるような。振る舞いや内容を気遣ったところでどうにもならないようなもの。
インターネットで何度も目にしたこの画像。どうせこういう事になるのだから、そこらの他人の見解に真摯に向き合っても無駄であるという教訓があるように思う。しかし、実際のところ、なんでも無視して放置しておくのが良い方法とはならないのが現代になった。…なってしまった?悪意を以てそう仕掛ける人もいるだろう。出る杭どころか埋まってるのを掘り起こして火を放つやつがいるんだ。(炎上すべきものは燃えるべきだとも思わなくはないが…)
だから黙っていました、と。こんなリスクが誰にでもあって良いのものかね🤔困ったもんだけど、現実の先を読んだらそういう手筋を採用する事になったというわけですね。言われてみれば、棋士の対局直後の、あたりさわりも無いやり取りばっかり繰り返されるインタビューだって、そういうものか。「最後まで難しい将棋で~」と言いながら、本当は初日からもう勝ちだなと確信を持っていたのかもしれない。将棋の渡辺くんはこの辺りの語りが素に近い印象で大変に好きだ。でも、現実を読んだら余計な事いわんとこってなる。そんな折田氏の近況報告の〆がこの一言だ。
アホかと思われるのでこの投稿欄ぐらいでしか言えませんが、永世名人になれると思っていることに変わりはありません。
格好良すぎるだろ😍次の永世名人…は流石に藤井聡太だけど、名人は一度の戴冠だけでも生涯の栄誉で誇っていい。少なくとも折田名人の爆誕はそう遠くない。いいや間違いなし。10年後には3冠ぐらいは固い。(※)
※個人の感想でありその効果を保証するものではありません。
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こころの声を繋ぐのが
人通りのない暗がりを歩く冬の夜、少し前にスマホに食い入りながらの先行者。
の
ほうから、声が聞こえてくる。ゲームの音でも漏れているのでしょう。広い道でもあったので、歩みを進めて抜かすと、その声の主がスマホの持ち主で戦慄する。心の声が漏れてるやないけ「うわー!」とか言ってるが、こっちがうわーだわクソ怖いい。
冬にしか着ないコートの袖口が擦れてきた。ちょっと触っただけでもなんか薄くなったとわかる。冬にしか着ないだけではなく、スーツ姿の時にしか着ない。ここ数年の在宅勤務もあって、年に20回も袖を通さないんだけど、もう長く着てるもんな。流石に寿命というやつか。ああそうだ、東日本大震災の時にもこのコートを着て歩いたっけ。
https://blog.mogari.jp/archives/1041
人通りのわんさかな駅前通りを歩く冬の夜そこまで遅くも無い時間、少し前にスマホに食い入りながらの列を為す大人また大人と大人。雨でもない深夜でもない、タクシー待ちの行列が伸びているとは思えないのだがこれは一体―――。すると、列の近くの雑居ビルからキッズが大量に吐き出されてきた。ああ塾のお迎えか。小学校低学年ぐらいの歳から、こんな時間までお勉強とは恐れ入ることで。本当に率直に言うと、そんな生活をする子供時代なんて信じられないって思う。しかしそれでもキッズはキッズだ。「っぎゃあああああああ^^」と喚きながら走り回る快活さ。心の声が爆心地。はぁ元気さが眩しいねえひれ伏せひれ伏せ:;(∩´﹏`∩);:もう少し年上のきょうだい(何故か変換できない)だとお受験だったりして、この時期は親御さんもご苦労様でござ。
当方はそんな苦労をせずに人生が終わることはほぼ確定。まけじと心の声を顔に出していきたくて顔ない😇😢
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それで、2024年は
いつものように暮れて2025年が厳かに転がり込んできたのです。ここ数年は正月に仕事が入る事もなく、平和に年を越しております、尤も、正確には2024のうちに寝てしまう。初日の出をこの目で確かめるべく暗がりの中、お外にでるのでありました。この試みはときおり目論見通りとはならない。日の出前に帰宅してしまう愚鈍さ、今年もそんな事態になり、留守番で拗ねている2025を横目に寝てしまう。
今年は都庁へ足を運んだ。非常に寒さは厳しく、滅多な事では身に着けないマフラーを首に巻いた。初詣のつもりなのだ。神仏に捧げるほどに清らかな祈りはもはや持ち合わせておらず、曰く、金が欲しい健康が欲しい不条理なラッキーが欲しい許しが欲しい煩悩も八百万抱えれば英雄なのだ。わははは。これが人の為ならば何かしら素直な心持ちで願をかけることもできるんだろうか。為政がうまくいきますように、とお祈りしてみた。
外人がなにやら賑々しく闊歩している。飲み屋の前で髪の長い女が土下座している。ホームレスの住まいが都庁への道に連なっている。まさか襲われはしないだろうとは思うが、新年早々、という気持ちが勝り、地上の道を歩く。正月では無かったと思うが、アメリカ大使館のあたりを早朝あるいたら屈強な若い警官が配備されていてびびった。一方で都庁にはポリスメンの気配もない。ああ武闘派の事ム所はやはり気合が違う。あるいは我が国のおもてなしか。
流石に歩きどおしで足腰がしんどくなってきた。服飾学校のビルがやはり目立っていていい塩梅だ。オフィスビルに仰々しく飾られる門松を横目で見るのが好きだ。竹の緑の鮮やかさに、あれは本物の竹なのかしらんと疑問が沸いてくる。老舗デパートの前で、法被姿の職人が梯子をかけて注連縄の準備をしているのを見かけた事がある。そうなると門松も本寸法のものだろう。
独自言語と思しき盛大な歌声が聞こえてきた。うわおっかねえ。こっちへ近づいてくる感じがあったので足をはやめ、駅へ。若い頃に何度も立ったホーム。同じ場所に立つも、電車の時刻と行先案内の表示がほぼ見えない。じじいであらせられる。
年に一回と決めている飲酒をする。スミノフアイスを一本。オロナミンCみたいにグビグビっと。そういや、ノンアルコールのチューハイをよく飲んだ。2024も麦茶と味なし炭酸水をガブガブと飲んだが、その次に多く飲んだのがノンアルチューハイかもしれない。特に麦茶の季節が終わってからは「よわない檸檬堂」と「のんある酒場 レモンサワー」どちらかの350mの缶を週に1本は飲んだかもしれない。箱買いしたらとめどなくいってしまいそうなのでやめた。体に良いものではないだろうし、良い判断だった。
風呂に湯を張ってそのまま溢れさせる、スープを煮込んでいて焦げ付かせる、という事があったので、キッチンタイマーを買った。もちろんスマホにもタイマー機能がついていて、それを利用していたんだけどそこの操作もしてないからこんな事が起こる。さらなる予防策というやつで、今のところ役に立っている。2024年一番良い買い物だったかもしれない。
「ベストバイ」って誰が最初に使ったんだろう。「マストバイ」というのも見かける。上記のキッチンタイマーの他には、ユニクロのフリースが安いのに暖かくてベスト候補だ。ググったらアメリカにbest buyという家電企業があった。Best by~で賞味期限の意味になる。消費期限はexpirationなのは知っていたけど、これは有用な学びであった。ベストスタディ2024候補…2024は終わったので2025の候補とする。…なんだそれ。思い付きで言ってるだけにしてもしょーもない。学びは全部ベストであれ。数が足りねえことが問題なのよ。
2025も良い学びでやっていきましょう。できてないからこんななんです。
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セメダイン:シューズドクターNで靴底補修をしてみる
捨てる予定の靴がある。
踵のほうが擦り切れて、穴が開いており、雨の日に歩けば水がしみ込んでくる。大変にお安い靴であったけど、幅とか自分の足にたいそうフィットするし、色も気に入っているため捨てきれず。晴れの日の短距離歩きでたまーに使っていた。そういえば山手線一周徒歩はこの靴だったなあ…。とは言え次の断捨離でお別れかなという所、靴底を補修するパテみたいなもんがあるとのことでお買い上げ。試すには良い機会。
信頼度の高い、セメダイン謹製でありますぞ。
https://www.cemedine.co.jp/home/products/shoesdr/shoesdr_n.html
そもそも捨ててもいい靴と割り切っているため、作業も準備も雑なものだ。ましてや作業者は自分である。処置前の画像を撮り忘れたため、なんとも情報量に乏しい。
付属のテープで零れないような枠を張り付けて、付属のへらでパテをぬりつけていく。
24hほど放置して乾燥。雑過ぎワロタ。公式説明動画はこちらですが、一切見ていません。テープの高さを元々の踵の位置に揃えて、埋め尽くすように流し込めば平らにするの簡単だったんだな…。
自分の雑な作業で、左右で少々高さが違う状態になってしまったが、このままちょっとだけ歩いてみることにした。雨上がりのアスファルトの上を10分ほどあるいて全く問題なし。踵が擦り切れるほど履いた靴なので、少々違和感があるのは当然のところ。水たまりにも侵入してみたが、水漏れは無し。靴としての機能は全うしていると言える。
しかしこれでは長期の使用に耐えるかは分からない。そもそも靴底なのだから、同じ人が使えばまた同じ場所がすり減っていく。その場合に再度このパテで重ねて補修できるだろうか。また靴底というのは一般的にはグリップを得るために溝が刻んであるわけで、このパテで補修すればツルツルになってしまう。大丈夫なんだろうか。こういったあたりが心配なので、近所のコンビニに行くような用途の靴で使うべきで、アウトドアとか登山用の靴を素人が補修して使うのはやめたほうがよさげだ。
そもそもが、かかとがちょっと削れてきた、ぐらいの段階で使うものではないだろうか?今回のケースのように靴底が擦り切れて中敷きの底が見えてます、なんて段階で持ち出すものではない可能性もある。
なお、本商品には「空気中の水分と結合して固まるので、開封後は早く使ってね」と注意書きがあるが、靴底二つの補修では半分近く余った。あまり細かく調べずに買ったので50mlをお買い上げしたが、20mlの商品もある。足りないと困るけど、余ってもそのうち使えなくなってしまいそうだし、これは難しいな。
ということで実用性はわかりません!
しっかり固まるのは確かなので、靴以外のDIY用途があるような気もする。しかし工作できるほど十分な容量とも思えず。半分ぐらい残っているので、何かしら使い道を考えてみたいが、本記事の投稿までには思いつきませんでした。