ふでのゆくまま

  • ぎょうむれんらく,  ふでのゆくまま

    2018年をふりかえる

    厄という概念、その本当の所は良く知らないが、兎に角も満41歳となった今年は本厄という事のようでした。した、ってまだ終わってないけどな。その本厄も二週間で終わろうという日に、大厄って言うらしいと知る。アカンがなー。うひょー。

    今年、というか今にして明かせば2017年の夏ぐらいからもろもろストレス爆発な事案があったのです。今年も退勤中に駅前で電話に向かって罵る姿をぎょっと見咎められるなんて事もありーの。このストレス案件はまだ解決してないので心の健康状態は無限に本厄でしょうか。死にたい。去年も死にたかったなおい。

    会社員じゃなくなったというのも大きな変化でした。これ自体は初めての経験ではないですが…学生を終えてからは、引きこもりニートフリーター会社員フリーランサーと経験し、あとは大富豪と受刑者と日本国籍離脱ぐらいかおい。仮想通貨でも盗むかHAHAHA。なお今回は仕事内容やお客様の顔ぶれも大差ないので、人生がまたハードコアに寄っただけかもしれません。死にたい。いや不満はないのですが。

    2018年、新しい事は何もなかったと言って良いです。カメラ買ったとかそんな程度。仮想通貨の損失の話をしますか?まあ一人暮らしの築ん十年のアパートの家賃程度で済みましたので面白くもないのです。厄年を都合の良い言い訳にした感もあり、来年使えないかと震えていると後厄というカードがまだ残っていましたやっほい。無為にすごすぜーっ。人生も投げやりにかかっているというのが、素直な気持ちです。不貞腐れて生きるのでしょう。死にたい。死にませんけど。

    Amazonプライムの枠で、見たかった映画を全部消化してしまいました。今後は、ハリウッドの呪縛を離れた「オリジナルコンテンツ」とか呼ばれるもののほうが流行っていくんでしょうか。このエントリを書いている時点で、これは観たい/読みたいというものが一つもありません。

    その他、今年を雑多にふりかえります。

    志村けんのバカ殿をチラ見したら、白塗りのあの顔がしわだらけで「うわっ…」と引いてしまう。

    取引先との飲み会の席で、若い新入社員たちと「〇〇は知っているか?」などという会話で盛り上がる。めっきりおじさんになった。みんなもそうだと言ってお願い。

    いまさらPODCASTを初めて使ってみたんだけど、番組?に「本当の自分をみつける」とかがちらっと見えたのでヒイッってなった。鶴瓶の「日曜のそれ」があったので一回聞いてみただけ。他のコンテンツも2010年とかそういうのが出てきて、まあ古いのも楽しめるのはいいけどもさ…。

    山手線一周夜中に雨の中歩いた。東京で生きているうちにやりたいこといっぱいある筈なんだが、選んだのはこんなの。馬鹿なの?

    フェースブックで賞味期限二ヶ月切れたカロリーメイト食うかアンケ取ったら、全員食うって回答。引いた。

    2018年最初の外出で鍵をかけるの忘れたってログが残ってた。2019年の年明けは屋外で迎える予定である、気を付けたい。

    こんなところでしょうか。来年こそはいろいろサボり続けた人生の支払いをせねばなりません。覚悟なんてものは無意味ですが、自分を縛る呪文をここに残すは有用やもしれません。

    それでは皆様、(自分があと二週間無事であることも祈りつつ…)良いお年をお迎えください。今年の「このブログの」更新は以上です。

  • ふでのゆくまま

    本一冊さがそう

    あるコミック作品を、おそらく、最終巻だけ読んでいない。恐らく、というのは作品のストーリーの結末を知らないからという事と、自分が中学生の頃の事なので、何巻まで読んだのかということを正確に覚えていないからだ。ところがストーリー自体はくっきりと覚えている。それを基にネットで情報を探り、最終巻とその前数巻の表紙画像なんかを見ると、やはり読んでないのは最終巻だけだろう。

    実は数年前に気付いてはいて…どうやって読もうかなんてたまに考えていたんだけど、折角だから色々可能性を模索したいうわけだわね。数十年前の作品であるので、そこいらの書店においてある筈もない。そこでまず考えたのは漫画喫茶。いまはネットで店舗の在庫が検索出来たりする。何個かメジャーな店舗を探してみたところ、1店舗だけ見つかった。都内の店舗ではあるものの…一冊だけ読みに行くのかと言われれば…いかねえよなあ。移動時間と交通費と漫画喫茶の料金。では次に、中古書店はどうかと思えども、同じ理由でどこに置いてあろうと素直に買いに行くつもりにはならない。

    国会図書館にはあるのだろうか。すべての刊行物があると耳にしたことはあるんだけどな、こんな漫画も?しかし国会図書館は、別件で調べてみたことがあって、事前に登録だのなんだの必要なものが多すぎて行く気になれない。結局ネットで買う、みたいな事になる。数十年前の特に希少価値もない、普通の漫画本が欲しい、なんて実際かなり難しいはずだ。インターネット凄いですね…いつもの話か。ツマンネ

    もうちょっとインターネット凄いに寄せるならば、「持ってる人読ませて!」とか言い出すほうが凄いのか。まあ、漫画喫茶まで行く時間と出費を惜しんで置いて、この試みもないよね。ネット価格、800円ほどで手に入りそう。まーちょっとした自分のクリスマスプレゼントつうことでね。

    本気の自分クリスマスプレゼントは、カメラ買いました。ヲホホ、、、。

  • ふでのゆくまま

    はたと見上げる

    舞茸を食べたことはあるが、買って調理したことはない。炊き込みごはんに入ってるやつだろ?それ以外に食べた記憶もない。山ほど安売りしていたので、お買い上げして適当に炒めて食ってみたらくっそ不味くてビックリしたという今年一番のご報告です。調べれば確かに「えぐ味が強いです」とは書かれていたけどさあ。

    なんて事のない普通の通りを歩いていると、万国旗だ。紐に小さな国旗が順に括りつけられているあれだ。あたりを見渡してもこれといって何かイベントの風情もないのに、電柱から電柱、ときに街路樹に結ばれて、100mほども続いていた。反対側の歩道も同様であった。何かローカルなイベントごとの準備だとは思うのだが、万国旗だけでは見当もつかない。きっと後日、その理由がわかるような事が執り行われたことでしょう。一月ほど後に通ると、撤収されていた。万国旗は借り物だろうか。何処かにしまわれているんだろうか。

    万国旗などいつ以来か、さっぱり記憶にない。なんならはっきりと生で目撃したの、これで人生初だったんじゃないか。小学校の運動会なんかで使われていたかもしれないし、あとはなんかこう…フリマとかで景気づけの飾りになっていたりするイメージだ。これといって話が続かないので、インターネッツに万国旗情報を求める。いつものwikipediaさん。


    手品でもシルクハットから出て来るものとしてトランプと並ぶ代表的な小物になっている。


    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E5%9B%BD%E6%97%97

    あー…口から出てくるパターンありますね。最後に万国旗見た記憶はきっとそれ。


  • ふでのゆくまま

    人の植えた種ではアスファルトを貫けない

    小型のパワーショベルが、前のめりに斜めのまま止められている。腕の部分をつっかえにした感じで、ずり落ちないようにしてある。あの筐体の色というのは業界の流行や、あるいは何か法規の定めがあるのだろうか、瑠璃色のボデーからは機械の力強さを感じない。どうしても黄色のごつい印象が強い。または、現場によって何かこう、色のパターンを考えて、より目立つようにして事故を防ぐなどの工夫がされているのかもしれない。…うん……実際眺めてみても、お世辞にも目立つとはいえないが…。この色によって見逃すこともなかろう。瓦礫色の山の中腹で気配を殺そうとしているが、瑠璃色のおめかしで見つかってしまった。かくれんぼかお前は。そう思うと、あの体制は手をついて顔を伏せて控えているようにも見える。御意、なんつて。

    瓦礫の山はいつ見かけても、それがもともとどのぐらいの質量を砕いたものか、想像がつかない。物置だったと言われればそんなもんだろうと思うし、また同じ残骸を小ぶりのアパートでしたよと説明されれば、ほうほう、と納得しかねない。尤も、砕いたそばからある程度まとめて搬出が始まるものなんだろう。ここはたまに通る道なので、元の建物をなんとなく覚えている。普通の二階建て住宅だったように思う。取り壊されて、奥の塀や裏手のお宅まで丸見えになっている。

    というところが、

    突然アスファルトに覆われていてギョッとする。先ずは更地になるものだろう、普通。アスファルトとなれば使い道は一つしか思い浮かばない。駐車場だ。しかしこんな一方通行の途中で間口だって広くもないのにそんな筈はないだろう。近隣の住民向けに月極の駐車場になるのか?しかし路上駐車など見た事もない、というような良いモラルの場所だ。やはり不自然だ。駐車場ではないのか?屋外の空き地をアスファルトで舗装する、その駐車場以外の使い道を想像しているうちに、あっというまに大手のパーキングサービスの看板と精算機やらの施設が設置された。ギョイ。ギョッ。

    次の買い手や借り手が見つからないので駐車場にした?しかし売るにしろ貸すにしろ、いったんは更地にしないと不動産の商談って進まないようなイメージがあるが。「売地」なんて書いてあって、管理会社の連絡先が添えてある看板。アレみたいなこと。ところが、壊してすぐに駐車場になったという事は、ここまでは現時点の持ち主の計画通りということ。土地取引の知識なんてないけど、たぶんここまで想像はあってそうだぞ。

    実は近隣の数軒の土地を持つ大きな地主で、その土地に住む人々から駐車場のリクエストがあった。タイミングよく一軒引っ越しなりなんなりで取り壊しになり、駐車場にした。話の分かる庄屋様。可能性はなくはない。

    実はコインパーキング駐車場すっげーーー儲かる。みんなも家など燃やして駐車場にしよう!!これは、ない。この場所でそんなわけねーだろ。素人でもわかる。それでも更地で放っておくよりはマシ、ということなんだろうか。設置とか撤去とかの費用はどうなってんだ?

    あの場所は駐車場になってしまった。そこに暮らしがあった気配は微塵もない。家なんて建て替えればみんなそうでしょ、でも、石油色のアスファルトに覆われて、まるでその土地と人々の不幸な歴史を閉じ込めるようn

    あっ。「ここは駐車場でした」という実績を一旦作った。これかなあ。


  • えさのじかんだ,  ふでのゆくまま

    とりとめなし子

    痛恨のミス、芳香付きのトイレットペーパーを買ってしまった。

    たぶんアレルギー反応なんだと思うんだけど、特定の匂いで鼻水たれたり、喉に圧迫を感じて息苦しくなったりする。他にも芳香付きのエアコンフィルタを掃除するスプレーなんかもダメだ。森の薫りとか宣ったりしているが、ひどい話だ。部屋にそんな香り振り撒いてどうなるってんだ。虫でも呼び寄せるつもりかおい。とにかくこのトイレットペーパーはとても耐えられそうになかった、このまま部屋に置いておくだけで具合が悪くなる。核廃棄物か。捨てるにしても回収日までどうしようもなく、もうベランダに置いておくしかないかな、と結論する。そのまま積み上げておくってわけにもいかないから、大きめの袋が何かないかとゴソゴソとする。お、都合の良いことに布団圧縮袋があった。これなら匂い漏れないんじゃないか?圧縮袋に放り込んで封印してみると、放射s…匂いは漏れてこない。平穏が訪れた。室内に置いても平気だ。こうなると捨てるには勿体なし、全部使い切るまで厄災と共に暮らす。日本のこころ。

    にしても邪魔だな。12ロールて。冷蔵庫なんかに入れるスペースもがあれば…。数個なら入れておけるかな、とか、冷やしたトイレットペーパーでケツ拭いたらどうなるんだろうとか狂った発想して冷蔵庫を開けてみる。開けた瞬間に阿呆かってまた閉める、刹那、納豆のパックが横倒しになっていた。こいつもそもそも強烈な匂いを発するが、日本人庶民である自分にはまあなんてことない。ここ数年はたまにしかお米炊かないので、ホクホクの納豆ご飯も月に一回といったところか。20代の頃は毎日でも食ったもんだけど。この納豆、店頭の品ぞろえから大粒の商品減ってないかと思う。棚に並んでいるのはどうも小粒ばかりだけど、何か小粒人気の理由でもあるんだろうか。もう十年も昔だと思うんだが、塩ゆでしたソラマメじゃね?ぐらいのサイズで売られている商品があって、大層美味だったのを覚えている。なんかこう…口に入れた時のいかにも豆を食っているという感覚が良かった。そんなもんでなるべく大粒を食べたい、というその一方で、実はひきわり納豆もお気に入り。あれはあれで別の口当たりが面白いなんてね。豆腐にひきわり納豆をのっけて醤油かけて食う。大豆オールスター。

    ああそうか、大粒になるまで育てるより、小粒のままで納豆にしてしまったほうが生産コストが安いのではないか、と思い当たった。あるいは育っても小粒の品種なのかもしれない。そもそも、大豆にも品種はあるだろうが、どんな種類でも汎用的に納豆や味噌や豆腐に使えるものなんだろうか。ググったらどストレートなページがヒットした。大豆は割とどんな土地でも育つ上に、栄養も良いなんて耳にする。神がその設定をミスったとかいうジョークもどっかで見かけたな。

    http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_ziten/
    大豆の品種:農林水産省

    あ。そういえば、数年前に自分で納豆を作って食べたのを思い出した。これならそこそこの大粒にするのは簡単な筈だ。当時もネットで調べて作ったんだけど、今なら100均で置いてそうな小さい保温バッグと懐炉でもうちょっと(素人考えでは)理想的な環境で作れそうに思えてきた。もう一度やってみようか。しかし自分が作った時のメモを見返すと、密閉するのは良くないらしい。発酵には酸素が要るらしい。尤もな話だ。保温バッグに匂いが付くのもアレだし、また段ボールでプチ温室を作ってやってみようかしら。

    もしかすると、人生で初めてパプリカを買ってきたかもしれない。ピーマンと比べてだいぶ皮が厚い。しかして作ったものは、ピーマンとパプリカの違いを感じる様な調理ではなかった。ピーマンでよかったやん。値段が高いだけだった。

    「めしにしましょう!」という漫画の最新、第6巻をお買い上げ。大好きな作品だ。ちょっとパラメータの扱いをバグらせた料理というテーマも面白いし、作中の人物や与太話パートなどが昔のこち亀を思わせるのも実に良い。若干インターネッツに寄せた与太話のアレンジが、心にしみじみとする。時をほぼ同じくして、闇金ウシジマくんの最新刊を買う。真逆、という内容のこの2作品だけが、ここ数年読んでいる漫画。

    いま気付いたんですけど、このブログのヘッダーのスライドショーなんか動作怪しくないですか。画像は三枚ともお気に入りなんだけど惜しいな。

    おっ。画像。ここでカメラ欲のご紹介です。パソコンの更なるパワーアップを考えておったのですが、注目商品があまりに高価で手を出す気になれずその他もろもろパワーアップしたらどうなるかと算盤叩いたら40まんえんとかなりそうなので流石にやめました。ではカメラを買ってみてはどうか。世に言う「デジタル一眼レフ」に属するものですね。こちらも何も考えずに「これ良さそう」という情報だけ「欲しい~」っつって追うと15まんえんとか言われるのです。ご予算の見切りが付かないというところと、奮発して買うにしてもGOProで良くねえか?というあたりが根本的な問題。迷っているうちの楽しさよ。

    カメラに凝ったことなんてないので、自分に見合ったものを探し出す方法自体が不得手である。自分が良いなーと思う写真を山ほど並べて、その使用機材の情報を当たる、というのもたぶん定番なんだろう。今ではプロの画像も、趣味の画像も無尽蔵にネット上にあるんだ。こちらは腕前が素人だから、機材が同じでだからって自分が撮ってるような写真にはならないんだろうけど、どれだけ自分の思い描いているものに近いかぐらいは参考になるかも。