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終い
かつては世間によく知られたTという人物が、何事か世に訴えたらしい。新幹線に乗ろうとしたところ、自分がTであるというだけで職務質問された。ですって。
シンプル自業自得というやつだと思うけど、まさか収監しろとも言えないし、常に監視しとけってわけにもいかない。残りの人生はずっとこのような事案に対処し続けることになる。それは、世の中が目指すある程度のフェアってことだと思うんですが、どうだろう?T氏は、まさか「身に覚えがない」とは言わないだろう。
客先で雑談。実家に帰ったら親戚が墓じまいしていた、という話を伺う。訪問する人もいなくなったり、高い金を要求する寺なんかもあって、今後も増えるのは当然の流れだとは思う。なんなら人口だって減るのに。しかし、自分が参加した限りでは、火葬場で焼いた骨は墓にいれてた。墓が無かったらあの壺ってどうすんの?家に並べとくのか。うちもどうするべきなのか。
上岡龍太郎氏が亡くなった。氏の引退前、子供のころにテレビで見かけた上岡氏は、うんちくをいうオッサンという感じの印象だった。この歳になって当時の発言などを目にすると、なんというか敵わないなあと思う。昨今のYouTubeで活動しているような方々を観ても、面白い、というのはやっぱり頭が良い人たちだ。頭の回転が速いという…のかなあ?五年前に散歩中に思いついたようなささやかなアイデアのストックが無尽層にあって、そのアクセスが早く、引き出す道筋のバリエーションが豊か。
もし、「アドリブが効く」とか「空気が読める」なんて表現すると、性格の類型みたいな印象があるかもしれない。それは違うんじゃないかと思う。だからって、スキルや鍛錬と言われても、違和感が残る。
雨音が聞こえる。窓を開けて空を眺めて、周囲の様子を伺う。雲の厚さ、路面は濡れているか、人は傘をさしているか、お隣りが洗濯物を干しているか。きょろきょろして、いくつかの情報が視界にはいる。焦点があったオブジェクトだけではなく、実際には他の者が認識できている…事を追認できたりする。首を振る、ぐらいの本能的ともいえる動作を、脳内の記憶?のようなものに対して行う。光学的な作用、写真を撮るように、ただその方面を向くことで、その範囲のすべてをいちどきに捉えて思想を組み上げる。ただし組み上げる作業工程の自覚はなく、完成品が意識に浮かぶ。スマホの画像フォルダを眺めるようなことか?
正常な視覚を持って生まれた人間が、景色を認識することをスキルとは言わんだろう。
一方そのころ体の在する浮世では、これをこの場で口にして良いものか、やめとこか、とか、さっき自分の言ったことと繋がるか、そろそろ帰りたい、とか、駅の警官の対応に文句言おうか、とか遅延が発生する。これを間違えないのは鍛錬だ。
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めし短観2023年5月
どん兵衛の天ぷらだけ売ってた。
はあ?
お買い上げ。確かにどん兵衛の天ぷらとしか言いようがないものだった。蕎麦を茹でて乗っけてみたが、やっぱそんな美味しいものではない。二枚セットだったので、もう一枚は煎餅みたいにぼりぼりと齧る。…うーん…。きつねうどんの「おあげ」だけも売っていたけど、こちら試す気にもならず。
https://store.nissin.com/products/11663
では「最強」を謳うどん兵衛はどうだろう。こちらは普通に頂いてみた。美味しいけど、そんな驚くようなものでもなく。スープがいまいち好みではないのは通常版と一緒。濃すぎるので、いつも投入する粉を6割ぐらいの量にする。今回もそうしました。天ぷらは良かった。玉ねぎの味と食感がちゃんとあった。単品で売るならこっちの天ぷらじゃねえの。通常版の天ぷらが用なしになったから、捌こうとして単品で売り出したのかしらん?と勘繰ってすする蕎麦。これを味わってしまうと、通常版はもう買う気にならないな…。
https://www.nissin.com/jp/news/10188
ポテチグリーンカレー味。なんなら芋はカレーの中に入っているもの、果たして相性が悪いわけもなく、美味しい。ちょっとしょっぱ過ぎるけど、ちゃんとグリーンカレーの風味もポテチの風味もある。カロリー摂取気にしないマンは、このポテチをカレーライスのトッピングにしても良さそう。なんならこのまま砕いてふりかけか。
https://www.seiyu.co.jp/pb/mo/994/
非常食ストックの確認。サバ缶が消費期限まで残り一週間ぐらいで3つ発掘された。そのうち一つはなんと消費期限二日前でありんす。(´~`)モグモグ消費するんだけど、さて減ったぶんの補充はどうしようか。何となく、栄養と味わいとボリュームでサバ缶に決めて、以降、缶詰の非常食はサバ缶がメインになっている。サバ以外にも
ツナ缶(かつお)シーチキンとかいなばのカレーとか、幾つかバリエーションある。でも、ストックの5割ぐらいはサバ缶だ。残りの4割がシーチキンだけどこちらは日常で消費もあるから、ローテーションが早い。残り1割に、ジャンクの帝王、やきとりの缶詰とか、フルーツとか。考えても最適解がわかるものではないから、なんとなくで選んだサバ缶。その代わりと言ってはなんだが、そこいらで買えるサバ缶はかなりの種類試した。結果として、セブンイレブンのブランドのサバ缶に落ち着いた。数年前からずっとそうだ。油っぽ過ぎる感じもある…けど、メシのおかずとかじゃなくてさ、これだけをガツガツほおばって水で流し込むような非常事態を想像すると、あまり「臓腑」の気配がしないこの商品に軍配。ただ、味噌煮がいまいち自分のお口に合わない模様で、水煮ばかり。https://www.sej.co.jp/products/a/item/380030/
そんなサバ缶消費の翌日、朝からお腹を下した。缶詰が原因と特定できたわけではないけど、やはり期限の半年前ぐらいで消費ローテーションしないとだめだよね。そういうローリングができる運用じゃないとそもそもだめだ。ううむ。
「さばハリッサ」という商品もあった。一個試しに食べてみるも…うーん。缶詰じゃなくちゃんとした料理だったらもっとマシなんだろうけども。
炭酸コーヒー売ってたので飲んでみた。うへえ。なんだこれ。
https://www.tullys-cup.jp/lineup/gassata/
例のヤクルトこと、ヤクルト1000が手に入ったので飲んでみる。一本だけ飲んでも特に何も変わる筈もないけど、ヤクルト自体飲んだのは何年ぶりだったんだろうか。商品のウリとしては、ストレス緩和だとか睡眠の質だとかお通じとかてんこ盛り。ゲームの回復アイテムじゃねえんだから本当にそんなに効果あるんでしょうか。
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市中引き回しの刑
お散歩ルートは各自何パターンかお持ちだと思うのですが、特定のコンセプトや名所を巡るような広く知られたコースというのも、御座いますね。私が実践したのは、山手線一周。あと一直線道路。新たに、市中引き回しされてまいりました。キリキリ歩けいっ!
結論から申しますと、江戸ではなく東京2023を歩くので、そんな風情があるわけもなく。もうちょっと由来のある場所やら、寄り道すべき場所やら調べれば、楽しみもあったかもしれません。ただ、距離も長いし時間的な都合もあるので、難しかったかも。淡々と歩いた。具体的なコースについては、デーリーポータルでやっていたものと同じです。ネットで拾えた地図も、その時に参照されたものらしい。改めて読んでみたら自転車やんけ!なんだよ!
ルート図
※なお、2023年5月時点では、江戸橋から日本橋のあたりが大規模な開発工事をしており、地図通りに進めませんでした。
先人の企画
https://dailyportalz.jp/kiji/130416160338
行程と雑文
真面目に蘊蓄読みたい方は上記のリンク先をどうぞ。以下、おっさんの散歩メモでしかない。いつものように写真とか無いです。
1日で28kmは不可能ではないけども、ちょっと気軽にやってみるという距離ではないので、デイリーポータルを参考に2日に分割。初日は小伝馬町を出発して、四谷まで目指してみます。マップ上では赤のルート。全行程通して言えることですが、大通りを通ることが多いので、結構な頻度で信号待ちが発生。また、大使館巡りの時も感じましたが、都心部であるために坂が多い区間があります。
初日。十思公園スタート。徒歩で浅草方面へ。大通りを浅草寺までただただ歩く。スカイツリー近くで見るとバカでかくておもろいが、これでも1kmほどの距離がある。いったん、雷門を通り過ぎて待乳山という所へ。太鼓がドコドコ鳴っているのに耳を傾けて、折り返して雷門へ戻る。大きい通りを上野へ。流石にこの辺は歩いたことがない。お店の屋号に古そうなのが多いあたりが、江戸の雰囲気を残している…ような気もするが、別に令和にそんな屋号で開くこともできるもんなあ、と思うとやはり白けてしまった。
上野アメ横周りに屯する隣国の人たちからも距離をとりつつ、湯島天神方面へ上り坂。東京ドームへ下り坂。親子連れなどに揉まれながら飯田橋へ。神楽坂を上り、住宅地をうねうねとあるいて、DNP帝国のビル群を眺め、市ヶ谷へ出る。ここ市ヶ谷でゴールの予定ですが、勘違いしていたため四ツ谷まで歩いた。次を四ツ谷から始めれば問題ないので、電車にのって帰宅。疲れた。
後日、青のルートに取り掛かります。四谷より、迎賓館の脇を通って赤坂見附へ向かいます。ここで警備の圧に負けて反対側へ渡った結果、道を間違えます。赤坂見附からしばらくは飲み屋街を真っすぐ。夜遊びを終えた人々で、まだ朝なのに思ったより賑わい。日枝神社のごっつい鳥居と階段を横目に進み、大きな通りを渡る。警官がぞろぞろいて、わざわざ来たのに進路変えるのめんどいからそのまま進むと、付いてくるやつはいるし声かけてくるやつはいるし、なんならにらんでくる。アメリカ大使館でした。坂の上から通った事はあるけど逆なので気づかなかった。
虎ノ門ヒルズあたりから、国道1号線を進む。延々進む。全く面白くも無い…。この先2時間ぐらいは休憩できる場所にも乏しいので試される方はお気をつけて。第一京浜に突き当たったら、左折。また道なりに真っすぐ。山手線一周の時に歩いた道。当時は高輪ゲートウェイ駅が無かった。
しかし、江戸の頃もこんなに道幅が広かったんだろうか?新橋を超えて、まだ真っすぐ道なり。銀座に出る。自分のここまでの人生では縁の薄いブランドショップが並んでいて興味深い。まだ開店前なので人通りも殆どなく、店員が大童でディスプレイの準備などしていた。鍛治屋橋通…の一本北の路地を右折。所々、裏路地的な場所を通るが、何か意味があるのか地図データの都合なのか。宝町付近では横断できないところを通過しているので、適当にアレンジして合流。ここから先は妙にカクカクと曲がる。当時の江戸では必然だったんだろうか。何かでっかいお屋敷でもあったかな?
ここから先、ゴールまでは知っている道もあり、個人的には懐かしさもあった。だいぶ疲労がたまっていたので、どんよりとした足取りで公園に到着。電車乗って帰る。
退屈だったような文章になったけど、いつものお散歩って感じでした。距離が長いので疲れた。歩いた時間帯は休日の朝早く、商店などが開く前のなので、人通りは控えめだった。もっと人通りがあったらさらに疲れていたことでしょう。
以上です。
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windows11の準備のためのMBR2GPTが失敗する
やはりこのテの作業は慣れた人でないと対応が難しいです…。自分も苦労しました。エラーが出たのでその対処を書いていきます。
まず、大変ありがたくも参考になる記事が既にネット上にあるので、そちらをご覧ください。(おそらくは既に読んでいると思いますが)
https://auviw.com/archives/6188
https://itlogs.net/windows-10-mbr2gpt
自分のケースは、以下が該当しました。
- GPTではなく、MBRを使っているため変換が必要。
- Cドライブ(windowsインストールしているドライブ)にパーテーションがたくさんあるため削除が必要。
- (ブートモードがレガシーになっているためUEFIにする必要がある。)これは本エントリでは触れません。
まずは作業が簡単と思われるパーテーションの削除。これはdiskpartコマンドで簡単に。間違ってCドライブを消す、なんてことをしない限りは平気。回復パーテーションを削除してから、これがないと回復USBドライブが作れなさそうだと気づいたけど、あとで対処することにします。(回復DVDは焼いてあったので…)
そして、変換できるようになっているか確認します。以下のコマンド。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS
結果、リンク先にあるように「Cannot find OS partition(s) for disk 0」というエラーに遭遇。リンク先からさらにリンクをたどると、以下のサイトに行きつきますが、ちょっとわかりにくいです。以下、自分の実施したケースも添えてメモを残します。
https://www.diskpart.com/gpt-mbr/mbr2gpt-cannot-find-os-partition-7201.html
他のサイトでも触れられていますが、リンク先では実際のコマンドと説明のためのスクリーンショットに齟齬があるらしい。回復ドライブから起動する前提になっている?みたいです。コマンド入力例に実行するパスまで含んでいるからわかりにくいと思います。こんな感じに載っていますが、>とその左は自分の環境では不要でした。スクリーンショット良く見れば気づくかな。
X: \Sources>dir /a b: \
まずは手順通りに、システム予約済みパーテーションにドライブレターを割り当てる。例通りにBにしました。diskpart終了後、以下のコマンド実行。
dir /a b:\Boot
これで、BCDというファイルがあったので、Bドライブに割り当てたシステム予約済みのパーテーションが作業対象と目星をつけました。つづいてこう。
bcdedit /store b:\boot\bcd /enum all
たしかに、Windows ブート ローダーという項目の中に[unknown]と書いてあるのが見えます。このidentifierの数字を指定して、削除する。あとは冒頭のリンク先で紹介されている通り。自分の場合は二つありましたので、二回作業。
bcdedit /store b:\boot\bcd /delete {identifierの文字列}
で、再度mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOSを試すと、以下のように準備OKの結果になりました。
c:\Windows\System32>mbr2gpt /validate /disk:0 /allowFULLOS
MBR2GPT: Attempting to validate disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Validation completed successfully
GPTに変換したら、続いてBIOSの設定変えて起動モードをレガシーからUEFIにするんですが、それはまた次回。
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sawを観た
勢いと迫力はありました。面白かったです。当然ながらネタバレです。ネタバレですよ!
ネタバレですよ。
面白かった。エクストリームな設定のまま走り抜たと思うけども、最後の場面で頭に?が浮かんだまま。ちょっとすっきりしない終わりになってしまった。
「命を粗末にする」という行為に対する教訓というのがクッソ身勝手な動機らしいんだけど、あの”若いほう”は何の命を粗末にしたか?あれ?巻き込まれただけ?”若いほう”は、先生の写真を撮って、そのあとすぐに家で襲われた。襲ったのはゼップだとしても、写真を依頼したのは刑事だ。”若いほう”が駐車場に居たのは、たまたま。作中の”若いほう”の役回りは、誰でもできたんじゃないか?
“若いほう”のテープの内容は、話している内容がどうでも良いもんな。誰の名前でも良い。じゃあ、テープが先にあったとすれば、”若いほう”はアダムと言う名前であることが条件だった?「先生」と繋がりがある必要はなかった。刑事の依頼によって、二人が”繋がって”いるように見えた。それが制作者のミスリーディングなのか。
ゼップと刑事は、二人きりの場所でも他人の前でも撃ち合って殺し合うぐらいだから、繋がりは無い。刑事がゼップに依頼されて、意図してアダムを巻き込むために尾行や撮影を依頼したとは考えられない。じゃあ、アダムは不幸にも、偶然巻き込まれただけだったと考えても、筋は通るのではないか。どうだろう。ゼップがアダムを拉致した理由は…特になかった?
すると、教訓とはこのこと自体なんじゃないか。呑気に生きていると、こんな理不尽に命を失うことがあるから、日々粗末にするんじゃないぞ(`・ω・´)という、犯人からというよりは、映画脚本からの教訓。なるほど納得。でも、こんな読書感想文をしたためている間じゃなくて、映画のエンディングロールの前に納得できるものだったら、より良かったのに、と思いました。
でも、amazonプライムビデオであるからして、巻き戻して見れるし、こうしてごにょごにょ書いているうちに何か思い当たる。これも醍醐味ですね。難癖みたいなものまで思いついたりもしますが…。