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「めざせ! ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります」を読んだ。
人が初めてメシを作るのは、一般的にはおいくつぐらいのお年頃なんだろうか。
「調理実習」という名前だったイベントは、小学生5年か6年の時にやってきた。今もそんな言い方しますかね?自分はそれ以前にも家庭で料理のまねごとをしていた記憶はある。その…調理実習で包丁を使って何か切った記憶もある。その時が初めてではなかった筈だ。証拠も何もないけどな。そんな教育を経たからって直ぐに厨房に立つことが当たり前になるとも、思えない。男子キッズならなおの事。
だから一般的には親元を離れた時にトライしてみる事になるんだろう。就職や進学のタイミング。自分の一人暮らしデビューメシはコンビニ弁当だけど、デビュー料理は何だったかな。…米を炊いたかな?しかしこれは料理に入らんのだろう。
著者は刑務所にて受刑者の食事を管轄する立場にある。刑務所の中に給食の調理場があって、そこで受刑者の調理担当が自分たちで作っているんだって。へえ。受刑者ってきっちり男女分かれているから、男の受刑者ばっかり揃っている。調理に慣れている”人材”が揃っているわけもなく…。というお話。本書もYouTubeで見かけて面白そうだと思ってお買い上げ。やあ実際面白い。著者のおねえ…おb………先生も面白いんだわ🤣拝読したのは年明けて間もない時期だが、いまんところ今年ベスト候補としませう。
この手の書籍にしては珍しく(?)現在の所属を明らかにしているので、なかなかにお話もなまめかしい。例えば調理場からヘルプを求める連絡が来ても、走って調理場に向かってはいけない。走るのは緊急時だけなので、走っている姿が他の刑務官の目に留まれば緊急シフトになってしまうらしい。鍵だって道中何か所も開けなければ、調理場にたどり着かないわけだ。
とはいえ調理場は調理場だ。給食室だ。本書で描写される調理場は、自分がお料理デビューする前の、キッズ時分にクラスのみんなでワイワイ見学に行った、あの給食室の風情だ。そこに映画で見たような「願います」「ヨシ!!」のやり取りがあったり、異常に大きさや数の平等に気を配ったり、みりんが使えなかったり、漢字の読めない調理担当受刑者への気遣いなんかあったりするけど、あの、給食室だ。みんなで大きな鍋にワシャワシャと取り掛かり、美味しくなーれ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾の魔法をかけている。
映画化できそうだなあ。M谷作品みたいなコメディ要素はテッテ的に下処理の段階で排除して、ゆきゆきて神軍みたいな筋の通った固めのドキュメンタリー風合いにする。他の刑務所だって同じように給食作ってるんだから、後から足す形のスパイスを利かす事だってできそうだ。
ほらレシピいっちょあがり。めしにしましょう!
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無理りん
晴れた休日の朝にお散歩などして平和を甘噛みしめて。路地の角を曲がって急に人並みに出くわして驚く。若者、学ランとセーラー、並んで歩く婦人。なるほど受験かあ。こういうときは平静を装って穏やかに歩むのがジモティーの心意気、しかし駅へ向かう道の先からぞろぞろと人の列が途絶える事なく。流れの途絶えるところに校門があって、しずしずと吸い込まれていった。校門で写真撮ってるのもいたけどあれは何だ??まさしく記念受験ってことか?そこまで有名な学校ではなかったぞ。
りんりんと 朝の平和を 甘噛みて 受験お受験 こけて滑りん
abemaの将棋と麻雀は見る機会が多いんだけど、自社CMっていうのかね、abemaの番組のCMがぼこぼこ挿しこまれる。ずーっと異世界アニメ!異世界アニメ!と言っているような気がして、強いジャンルなんだろうなと、視聴者層に受けるんだろうなと、当たり前の感想を覚えると共にぃ。流石に多すぎんかと。でもね、自分がアニメにぞっこんだった小学生の頃を思い起こすと、ジャンプ全盛期というのもあってみんな殴り合ったり殺し合ったりしてました。文字にすると異常だなww 多すぎってレベルじゃなかった。
あれだってフィクションなんだから、異世界だよなあ。「ドラゴンボール」も地球だったし「魁!!男塾」も日本だったし、「ろくでなしブルース」は吉祥寺だったけど、現実の物語ではなかった。「こち亀」とか「スラムダンク」あたりだと舞台は現実世界といって差し支えない…フィクションではある。つまり、「異世界」って言い回しが、フィクションであるだけではなく、もっと別の、ジャンルを特定できるニュアンスがあるってことか。転生するんですってよ。ゲーム寄りの世界なのねえ。
漫画がゲームになったのは何個も遊んだことある。子供の頃はそれなりに楽しんだと思うけど、今考えるとまあ…まあ…まあ。ろくでなしブルースのストⅡみたいなゲームすらあった(“すら”?)逆にゲームが漫画になるパターンあるかなって思ったら、めちゃくちゃメジャーなのあったわ。ドラゴンクエストの漫画。「ダイの大冒険」ってやつ。当時のゲーム世界の表現は、今のブラウザゲームより荒いドット絵で…漫画のほうが遥かに迫力があったんだよな~。つうと「ダイの大冒険」は異世界アニメか?でも主人公が転生してねえな。作中では勇者の跡継ぎ云々とかアイツの子供だったとか、如何にも少年漫画のような転生じみた成長するんだけどね。
高校デビューとか大学デビューという言い回しがある。進学して、これまでとは幾ばくか違った人間関係が新たに結ばれることを皮切りに、自分の振る舞いを変えてみようと企てるんだそうな。こりゃ転生ですな。でも、あんなぞろぞろと受験に臨んでいる姿を野次馬として眺めてしまうと、そんな気合入れて大丈夫かと。竜の紋章出ちゃうぞ~。本当は日々の暮らしで経験値を貯めて徐々にレベラップしていくもんなんだよね。学生は年に一回、三年に一回とか万人足並み揃えた機会がやってくるけど、卒業しちゃうとそんな事はない。社会人になるとデビューなんてイタイ話。例えば張り切って課長デビューとかプロジェクトマネージャーデビューなんてしちゃって人の悪さが露見するとか、逆に良い人だったのに荒んでいくとか、そういう変化って周りには容易に受け入れてもらえない事が多そうだ。
舞台は現実世界だけ、異世界なんてない。霊界もないから死んでも無駄。でも裏世界はあるらしいんですね。まぁ頑張れ受験生。裏口もあるらしいけど僕はしりません😊
ところで、受験という事で今年の共通試験の問題眺めてみます。まあ殆どわからない。わかりそうなものだけ解答しても、50%は到底無理だろう。30%取れたら万歳。
https://edu.chunichi.co.jp/pages/kyotsu2024/
数学の最初の問題。不等式。これは解けそうだ。n<2√13<n+1 を満たす整数nを求めよ。
2√13が大体どのぐらいか見当つけるだけで解けそうだ。√9が3で、√16が4だから、2√13は6から8の間しかない。答えは6か7しかない。2√13が7を超えるかどうかだけ分かればいい。√13が3.5より大きいか。3.5*3.5=12.25なので、√13は3.5より大きそう。じゃあ2√13は7を超える。n=7が答えとみました。
正解。ただ、もっと数学的な解き方するんだろう。多分二乗とかするんじゃねえか。最近の数学はデータ解析みたいな問題が出るってyoutuberの動画とかで知った。中央値とか標準偏差とか言葉として知っているけど、正しく理解しているかと言われるとね🤔地学というジャンルも、天気図から原初生命の頃の地球とか天体とかバリエーション豊かだねえ。
毎年こんなこと言って、特に学びなおさないままで過ぎていく。新たなものを学んでいるならまだしもね。お受験しないとダメだなあ。
TANITAの手のひらサイズの温度・湿度計買ったら、室温21℃とか言われて投げ捨てようかと思った。この分だと湿度も怪しい。冷蔵庫に入れてみると13℃ぐらいまですぐに下がった。元の部屋に戻すと徐々に温度が上がっていき、21℃前後に戻った。…これでは故障はしていないと思われる。本当に室温21℃の可能性あるだろうか。屋外の気温は天気予報によると11℃だ。暖房はついてないし、PCが強烈に排熱するようなこともしていない。試しにフリースを脱いだらやっぱ肌寒い。例えば天気予報を見て「明日の気温は20℃か~外出るのに冬物の上着が要るな~」ってなることはない。しかしながら、体感とはいえ11℃ほど寒くないのも確信が持てる。
考えてみれば、特定の室温に合わせたいという要求も、そもそもなかったのであります。寒ければ着る。それだけですやん。湿度は気にしたいところだけど、乾き過ぎたらタオルを吊るすだけの話。では意味がない…ということはなくて。自分の置かれた環境・状態を明確化することでそれに合わせたルール、行動指針を決めることができるということ。いやそれも決めてないやんけ。
粗雑で不調法な自分の暮らしでも、レベルアップの機会を伺うべく。俺のような胡乱な意識低い系が、道理に倣ったsharpな意識のほうへとたなびいていく、その、嚆矢。このTANITAの温度計に求めたと思いねえ。体重計ならもう持ってんだわ。
ダイエットデビューだけが温かく見守られることを悪用して何度目かのデビュー。10代の頃はサクッと成功したんだけどね。まずは√7921めざしまして。
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「ゆるミニマリストのものの減らし方心の満たし方」を流し読みした
あえて流し読みとしているのは、実際のところは受け入れ難いものという偏見で読んでいるという事の明示と捉えてくれ諸兄。もちろんAmazonプライムの無料枠。
「ものごと」が少なくて済むのはある意味満たされているからだともいえる。節約・防犯・健康・名誉…これらに非常にシビアに気を遣う必要がある環境と、まあまあのほほんとしていても平気な環境では、後者のほうが暮らしやすいだろう。人生でお金の不安もなく、今日も生きて帰れるのか祈る必要もなく、ちょっとした体の不調を覚えてはこれが死に至る最後の警告かもしれないぞと不安になる必要もなく、ご近所や職場で自分の噂話がもくもくと狼煙をあげることもなく…ええやんけ。何かを気にかけ続けることがなくとも、問題がない状態。
ミニマリストっつー
ぶっ飛んだユニークな人たちがいる。らしい。持ち物を悉く減らして生活をしているらしい。洗濯機も無い。衣類も最小限。仕事は…流石にするんだろうか。洗濯機は無くとも服は汚れるというわけで、どうしているのかと思ったら回収や配送をしてくれるクリーニングを利用していたりするらしい。この話を聞く限りでは、自分でこなすべきタスクとそのための道具を丸投げして他人にやらせているだけだな、と思った。物を減らしてものごとを増やしてないか?なんでいちいち発想と受け取りなんてこなさなきゃいけないんだ?…でもなあ…自分も遠方への移動は公共交通機関あるいはタクシーだ。どこかへ移動するというタスクを他人に任せている点では何も変わりがない。そして、物がなかったら暮らしやすいと思う事は、ままある。どこかにはっきりと線引きがあるんだろうか。もし、生まれながらに上記に挙げたようなミニマリストの生活になれば、洗濯をしたことも無いまぬけな大人が誕生することになる。一方で、俺だって例えば着物の着付けなんてしたこともない。ただただ、時代の流れとかそんな理由で、着付けが出来なくても不思議に思われることはないし、気にかけなくても問題がない状態だ。洗濯など自分ではしない、という暮らしとどう違うのか。
わざわざミニマリストなどと広く呼ばれるほどには堂々と暮らす人々、何を語るのだろうか。ここまでイントロ順調!メディアみたいですね!
ということで読んでみると、テレビもあるし乾燥機も洗濯機もある。テーブルにソファもある。インテリアが置いてあったりする。インテリアなんて一番無駄なものでは…?そして何より家を持っていたりする。なんだこれ話が違うぞ🤔
ああ…「ゆる」ミニマリストってそういう。本書に出てくるサンプルは、家族での暮らしも多い。だから、自分が見かけたミニマリストとは全く別物だ。あれはいわば原理主義的なもののようか。自分の印象でしかないが、本書に出てくるのはわりと裕福な人たちに見える。暮らしに余裕がある状態から、整頓してこざっぱりしました、というだけの話だった。beforeとafterの画像も掲載されているが、自分の印象を裏付けるりっぱなお宅ばかりに見えたぞ。
15分ほどで読了。整頓された家が快適です、なんて人類が洞窟に住んでいるころからその通りだろうし、そこに学びはなかった。自分は先に挙げた原理主義的なまでのミニマムな暮らしに何の価値があるのか、という所を知りたかったわけで、全くのお門違いでありました。
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「ドライブ・マイ・カー」を観た。
なんか話題になった作品だと。そして「ドライブ・米・カー」の元ネタである、ぐらいの認識だった。しかしあるとき、そんな芸人のyoutubeチャンネルやら適当に流しながら作業していると、めちゃくちゃいい歌が流れてきた。「グランドエスケープ」という曲だった。誰やねんとググるとこの「ドライブ・マイ・カー」に出演している三浦透子という女優さんが歌っているバージョンだという。折角だから映画も観てみる?
※観終わってから「インターナショナル版」というバージョンだったと気づいた。何か違うのかね。
この主役の人の話し方は素なんだろうか、役柄なんだろうか。作中の設定とそこでのロシア文学?の演劇という題材もあって、あえてこういう話し方をするトリック仕込みの作品なのかと少し疑いすらした。カメラを止めるな的な…。話し方というのは、いわゆるダイコンという意味ではなく、朴訥といえば正しいんだろうか。そして主役のみではなく、全体的にどこか不自然な言葉という印象を受けた。なんでだろう。朴訥なのは静かに淡々と進めたい作品と言う意向だと納得もできるが…うまく言い表せない違和感。なんだろうなあ。
んで、またセックスの話でてきたよって辟易する。「また」っていうのは個人的に日本映画あるあるなんだよね。人間関係はセックスで済ませる、みたいな。あるいはイタコみたいな超常現象が起こって物語に都合が良いのか。これがテレビなら、お色気シーンだけでも視聴率を高くする工夫だって、こち亀で書いてあった。その通りかと思う。水戸黄門だって入浴シーンがあったりしたと思うし、バカ殿はおっぱいポロロンって出てた。時間単位で人の目を引き付ける工夫ですな。
そのテの工夫と同じベクトルに感じてしまう。ちんぽまんこ見えてますぐらいやるなら、それはそれで面白いかもしれないが、興味深いって面白さじゃなく、失笑してしまうかもしれんよそんな場面が出てきても。でも一時停止で確認ぐらいはするかな🤔🔍
あと、警察の人が劇場でマイク借りて使う場面は、何かのパロディかオマージュだと思うのですが、わかりませんでした。あるいは実際の逮捕でそういう事例でもあったんでしょうか?演者のアドリブでしょうか。
作品を知った経緯に反して、ずいぶんつまらなかったという印象です。しかし3時間の鑑賞に堪えたのは、映画の造りが上手だからでしょうか、正月休みで時間だけはあったからでしょうか。
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「家電批評」を読んだ。
Amazonプライム枠で置いてありましたので、読んでみました。
生鮮食品以外の買い物はネットが中心、お仕事はテレワークが出来て、テレビも新聞も何十年も触れてない独り身となれば、世の中に知らない商品が溢れていることに驚くばかり…と書き始めたいところ、SNSやらYoutubeでいくらでも目にするのでした。「令和最新版!」とかいう怪しい商品広告ではなく、実際に使っている様子とかが見れる。それにしたって”案件”という事もある時世ではありますが、ステマが法で禁止されたので真っ当に営業しているところは真っ当に情報を出してきます。
正直に言うと、上記の流れもあって知らない商品というものは殆どありませんでした。個々の商品を全部把握しているなんて意味ではなくて、衣類のしわ伸ばしスチーマーだとか、ロボット掃除機だとか、食器洗浄機だとか…商品カテゴリって表現すれば良いんですかね。こんな事が出来るんだ~って商品も見つけましたが、想像の範疇という感じ。例えば米と水を入れるのも自動でやってくれる炊飯器とか。そのぐらいの技術は存在するだろう。便利かな?でも無洗米限定だってよwwwそりゃそうか🤣🤣
そういうわけで、ざっくりと2冊ほど眺めても「ふ~ん」ぐらいの感想で完走してしまった。本書は批評と銘打っているだけあって、プロがちゃんと試してあれこれ意見を述べているらしい。でも新商品が主だろうから、使い込むほどの時間はないだろうし…ちょっとした参考程度にしかなり得ないかなあ。そのちょっとした情報が買うものを決める後押しになるというのは、経験もあるところだし、理解できます。それにしたってもっと多方面の情報ソースをあたりたいのこころ、これ現代人の製品仕様よ。あまたのソースの一つと考えれば、とても有用な書籍で御座いました。
そうだよな、実際に買いたいものがねえのに眺めてんだからこっちは。じっくり読み込むこともなかったんです。しかし一つだけ、目に留まったのが電気圧力鍋でした。詳細までは読んでないが、うっかり煮物を放置しても焦げないのかも?とか思いました。でも、メンテ面倒そうだとぱっと見で判断して次のページへ進んでしまいましたとさ。
自分はいまだにロボット掃除機も食器洗浄機もドラム型洗濯機も使ったことがない。そういうものが必要になる暮らしというのが、庶民の目指すところなんでしょうか。(´・ω・`)善処します…