F.U.C.K.

  • F.U.C.K.,  どくしょかんそうぶん

    実写版 映画「デビルマン」は評判どおり・・・か?

    緊急

    amaoznプライムビデオでこの作品が見れるようになっています。(2018/3/16現在)amazonのプライム会員の人は無料で見れるという事です。絶対に見ましょう。スマホでもamazonプライムビデオの公式アプリ入れれば見れます。

    追記:検索からいらっしゃる方が多いので、追記。結論から言うと、映画の内容は評判どおりで、その突き抜けた評判を体験するために是非とも見ることをおすすめします。プライスレスな価値がある。

    世界でも有数の映画大国、日本。(←ひとむかし前のことかもしれないけど)その日本で圧倒的な評価を得る映画、「デビルマン」を見るとする。その評価はどのようなものか、知らない人のために書いておくと、著名な映画批評サイトではこのような圧倒的で揺るぎない評価を得ております。また、世界一有名なネットショップでもお買い上げ、あるいは映画館でこの映画をみたような方々に、圧倒的な、このような評価を得ております。リンクを踏まずにこの映画も知らずに続きを読む人の為に言うと、「クソだクソ!うんこ!!」という評価を得ております。圧倒的なまでに。

    となれば当然、見たくもなる。いつか見たい見たいと思っておりましたが忘れていて、この年末に思い出したものですから、まあ、今年のネタとして消化しておく必要があると感じまして。DVDを手に入れてしまいました。見てしまいました。以下、簡単な感想などとりとめもない感じで。ちなみに、自分はデビルマンの原作漫画は読んでなくて、普段から映画もそんなに見る方ではない、かつてあったというデビルマンのテレビドラマは見たことが無い、アニメ版のデビルマンと、とんねるずのパロディは見たことがある。といったあたりを含めて読んでくださいませ。

    以下ネタバレ的な可能性あり

    映画を見始めてほどなく、主役の芝居がうんこであることはすぐにわかった。役者個人の演技力というものがこんなに大事だったとは、映画や芝居に詳しくない自分には新鮮な発見ですらあった。テレビドラマもほぼ見ないからなあ。この主役の演技力という点はあらゆる方面で酷評されている。自分が感じたひどさも決してそのバイアスなんかではないと思う。今までの人生で見た映画はわずか100本ほどではあるものの、こんな違和感を覚えたのは初めてだし、戸惑いもした。

    ちらりと著名人が映るような演出をカメオ出演というらしい。この映画ではふんだんに出てきて、そこも批評の対象であった。意味もないのにあまりに多すぎるという文脈の批判が殆どで、この点にも完全に同意する。例えば、ボブサップが出演する場面。なんで英語ニュースなんだよ。ボブサップが英語を話すから?それ以外に理由は見当たらないが、無理やり大人の事情で出演させるなら良いアイデアだとは思う。準備すらいるまいw 小林幸子はなんだったんだ。きたろうは。konisikiは。このぐらいしか分かったのはいなかったけど、探せばもっといるのかもしれない。田んぼで捕まったの、鳥肌実じゃない?→調べたらそうだった。酷評されているほどには、自分は気にならなかった。こういうジョークだという理解。傑作である原作の雰囲気を損ねるのではないかという意見もあるだろうけど、その原作を読んでいないわけでして。ただ、プラスになっている点は微塵もないことは間違いない。

    映像は結構頑張っていた気がしなくもない。夜空を飛び回って戦うところとかね。ところが他の方々の批評を見ると、「時代に十年ほど遅れている」といったような批判が浴びせされている。「初代プレステのゲームの方がまだマシ」とか。自分は新しいゲームに疎いのでその批評についてはピンとこない。小道具とかの安っぽさという点も批判するほどのもんでもないと思った。これについては、自分の中に「日本の映画だからこんなもんだろう」という思い込みがあるし、もっと酷い点がなんだそのえーと満載で。

    シナリオも酷評されまくりである。原作読んでないから設定上のツッコミどころみたいなものは個人的にはない。学校からオープンカーで帰るのは吹いたが、原作もそうらしいからまあしょうがない。原作があるのにシナリオが酷いってなんだろう?と思ったが、自分の知っている「シナリオ」という言葉が、批評を良くやるような映画ファンがいう「シナリオ」とは違う意味なのだと思う。

    そういうわけで、以下の点がシナリオの問題という範疇に入るのかわからないが、この映画は全体的に「あれ?なんでこの場面になってるんだ?」みたいな展開が多い。カメラワーク云々といった技法的な話はわからないけど、同時刻別場所の話なのか、同じ場面で時間が進んでいるのか、といったところが把握しにくいというか。この点に対するツッコミはこちらのサイトとかまとまってて面白い。CGじゃないならば、作中に出てくる場所に実際に移動して撮っている筈で、「なんでここで撮影してるんだ?そんな展開あったっけ?」みたいな疑問は現場でなかったのか。

    そして、「棒読みの台詞」がもっともシンプルに突き抜けて酷く、酷評喰らっている点だと思われる。こんな適当な言い回しでいいの?って思った。感情を込めないという演技でもない、単純に下手なのだということが誰が見ても分かるレベルって尋常じゃない。「おれーでーもんになっちゃったー」は酷い。平仮名でこのニュアンスが伝わる日本語文化万歳。戦闘の場面でも気の抜けた声で「やっ」「ふっ」「ぐあ」とかやっている。どうせアフレコなんだからもっとなんとかならなかったのかこれ。

    ああもう感想文もいいや・・・評判どおり、うんこでしたー!!!うんこうんこうんこうんこ

    正直に言うと。原作も見てない、日本のテレビドラマも見てない自分には、ありとあらゆる酷評を受けている作品といえども、もっと素直に受け取れる何かがあるんじゃないか、なんてと思って見るつもりだった。もちろん「うはwwwほんとに酷いwww」というのも期待していたけど、後者の期待だけが叶えられた。

    この作品の一番の謎は、実際の作成現場である。映画の撮影現場、大量の人がいるだろう。予算十億円の映画、それなりに腕利きのスタッフも、現場のプロもいるだろう。そもそも監督。嫁に脚本書かせた手前自暴自棄になったのか?なんでアレでOKになるんだ?現場の士気の低下っぽりが目に見えるようで怖い。さも当然のようにDVDの特典にはメイキング映像はついてない。出せる分けない。

    やっぱり特筆すべきだと思うのでここで改めて一つのシーンについて書いておくことにする。作中、研究所の水田?で、稲刈りをしようとしたときに、デビルマンが腕の鱗?みたいなものを、隣の人に見咎められてしまったときの演技が凄まじい。天を仰いで「あああああー」・・・・はあ。叫ぶとか表情を作るとかもない。これが叫び声ならば何かあったかと思うのが人間の仕組みというやつだろうが、これは全く異質なものだ。これが下手な演技だったと理解するにすら少々時間を要する。気づいた後には大げさに言えば寒気を覚えた。酷い、という前評判前提で見ていたから、何か気になる場面があってもニヤニヤしていたんだけど、この場面は眉間にシワが寄った。

    まとめ:一つ。やはり映画には俳優の演技力が必要。せめて主役級は俳優を出演させてください。自分は今まで、映画なんてせんべいでも齧りながら気楽に時間つぶしするようなもんだ、と、思っていたのだけど、そんな風に見ていても結局はそのすべてが作り出す作品世界にのめりこみ、心奪われていたのだと思い知った。そういうことがこのデビルマンを見ることで気付いた。・・・この・・・・悪魔めっ!!!ざわ・・・。

    【追記】原作の漫画も読んでみたけど、残念ながらさほど面白くもなかった。まー古すぎんだよな、もう。

  • F.U.C.K.,  ふでのゆくまま

    非常食は全部ツナで良い気がしてきたが。

    保存食は偉大なりねえ。冷凍技術とか神すわろすw

    震災の時にこしらえた非常用持ち出しリュック、いまだに健在で(あたりまえだ)中身のアップデートを三ヶ月ほどのサイクルで行っております。つまり二回目のチェックをしましてん。何となくで買った無印のナッツ詰め合わせとどこぞの知らぬメーカーのバナナチップが賞味期限切れ。ちょくちょくつまんで消費しております。・・・そもそも・・・最初に拵えたときに手に入るのもがラインナップになったんだけど、物流も落ち着いた今となっては中身を考え直した方が良いだろう。バナナチップってwww遠足かwwww

    やはり超優秀なのがツナ缶ですな。既にリュックには入っているけど、他のもの減らしてこれにしよう。というか。非常食は全部これにしてもOKだと思われる。水分が無くても食べやすくて栄養もある。もちろん長期保存が可能。缶ごとに密閉されているので無駄になりにくい。ご飯パン麺類野菜に合う。難点は重さか?あと値段か。貧乏人は被災しても貧乏だ。そういえば軽くて安いからってバナナチップ選んだような気がしなくもない。

    カロリーメイトも優秀なんだけど、一番必要な栄養素の水がとれないというか喉乾いてマイナスっぽいのがね。

    こんなことを考えていると、何か気が紛れるというか、ね。

    タイの洪水も大丈夫かねえ・・・(´・ω・`)

  • F.U.C.K.,  ふでのゆくまま

    あ”づ”い”

    「暑いね」「いやほんと暑いですね」という挨拶でも笑みがこぼれるのが日本の心ってもんだろよ。心から一言、暑い!ボケっ!くそがっ!

    節電どうのと言い出してから五ヶ月。通りの暗いのにもすっかりと慣れた。冷房を自重するという脅迫めいた話も、却って工夫を引き出したんだろか、そんなに強烈に酷い目にあってるなんてことは身の回りでは耳にしない。でもま、探せばいくらでもあんだろなー。空調で節電ってわりとまともな判断に思えるけど、人類史上最悪の事故にならなければそんな話にもならなかったわけで、こんなもんオービスの前で速度落としているだけで、過ぎればまた走り出すんだろう。走り出すパワーが残るのか、というのが目下の課題かしら。ま、残りそうにないよね・・・。没落していく我ら・・・嗚呼。涼むことのない生涯が待っています。耐えられるのかしら。政治だって人類史上最悪と名高いわ。あーあ。

  • F.U.C.K.,  ふでのゆくまま

    おぼぼぼ、小蝿が湧いた。この季節は油断するとこれよ。野菜の類をなんでも冷蔵庫に放り込むのを半年ほど前からやめたんだけど、夏場は考えないといけない。買って来たら最速で調理して荼毘に、じゃない美味しく頂くのが良いのは知っている知っているのだがだが。ハラ減りの都合と買い物にいける都合がマッチしねえよ。

    掃除機を買う暇が無い。財布的にも厳しい。一万円ぐらいの簡易なもので良いんだけどねえ。知人にそんな話をしたら「車内掃除用ので良いんじゃないか?」と言われた。その発想はなかったな。ちょっと考えてみるか。

    あばばば、蚊に食われた。駆除殺害殲滅撲滅!安らぎをよこせ。

    はあ

    あーあ

  • F.U.C.K.,  ふでのゆくまま

    で、福島いってきた

    4/8から福島に行ってました。

    福島までの足は高速バス。鉄道が復旧していない地域だから車しかない。ペーパードライバー全一まである俺が一人で運転して被災地に行くのもやめたほうが良いし、現地でガソリンも入手しにくいのでいつになったら行けるのか弱っていたんだけど、高速バスが動いているとの情報を得まして、即効でチケットと休暇とった。

    震災後一ヶ月たってから様子を見に行ったわけですが、当然ながら家の中も町の中も片付いている状況でした。両親に貴重なガソリンを使って町内各所をうろうろと見せてもらいましたが写真は自重しました。給水車が活動中だったり、ほとんどの墓石が倒れてしまった墓地では石材業者が復旧作業中。道路はいたるところに起伏とひび割れ。通行止めになっている場所もあったりして。鉄道はまだ復帰してなかったけど高校生はどうしてるんだろ。バスが代行で駅と駅と運行しているようで、タクシーのおっちゃんたちが駅前に溜まっていた。あんな田舎駅で駅前に集ってもしかたねーだろこの震災時にw 一ヶ月も経っているせいか、全体的に雰囲気は平和そのもの。外から見る限りはね。物資は足りてきたものの、もろもろ強いられる不便がきついようだ。地方の暮らしはそうだよね。

    で、福島原発。あすこの動静しだいでは一家離散して避難する必要があるわけで・・・。こればっかりはどうしようもないよね。今となっては現場に託すしかない。そこらについても少し話し合えたけど、実家の家族はまるで真剣じゃないのであれはもう諦めているのだと思う。まあ・・・しょうがない・・・。