ふでのゆくまま

  • えさのじかんだ,  ふでのゆくまま

    雑記

    ココナッツミルクの缶詰売ってた。たまに行くお店にしれっとあったので、そのまま買って帰り、さっそくハナマサのタイカレールー第三ラウンド、開幕からティー・ソーク。後日、他の店でも売ってるのを見かけて、そんな入手困難な物でもなかったと判明。そもそもココナッツミルクを見るのが初めてなので、どんなものか興味津々でもある。ずっしりした缶を開くと、白くて木工ボンドみたいにちょっと粘り気がある塊がごろり。スプーンでちょっと削ってペロッと舐めてみると、先日初体験して苦手だったあのアボカドみたいな風味を感じる。不安におののきながら鍋に中身丸ごと入れるべく缶をひっくり返す、すると底のほうから水分も出てきて、全部鍋に吸い込まれて行く。どんぶらこ。

    これに先立って鷹の爪を二本ほど追加して入れておいたのだけど…その後完成したカレーを食べてもあんまり辛くない。また、ネットのレシピでは仕上げにナンプラーを入れるという情報があり、これも今回試した。これは、たいぶしょっぱくなった。香りが立つにはもっと違う作り方をするんだと思う。やはり、ハーブの類をゴンゴンぶっこまないとあの香りにはならない。あの、と言ってもお気に入りのヤマモリの製品しか知らないんですけどね、タイカレー。カップヌードルになかった?食べた気がするな。

    もともとがねっちょり濃いペースト状のカレーを好むので、今回作ったものも例にもれず濃ゆい。ココナッツミルクの風味があるかと言われれば、さすがにあるような、でもこれだ!というほどは、無いような。正直なところ「ねっとりした緑がかった灰色っぽい煮物」になった。むしろカレーとは縁遠いぐらいで、シチューに近いのでは。香辛料の感じが全くない。ご飯にかけて食べる気にはならず。でも、普段もご飯にかけずに食べるほうが多いからこれはこれでいい。タケノコも細切りのが無かったので、円錐を縦半分にしたような感じで売られているアレを、適当に切って入れた。これは大正解で、細切り商品より断然おいしい。国産の高いのにした甲斐があった。

    総じてココナッツミルクを使う価値があったか微妙なものが出来上がったけど、さすがにマイナス要素にはなってないか?水とカレールーで作ったものに比べて、でろでろりと濃厚な感じになる。代わりに、カレーっぽさがなくなった。辛みがほとんど無かった件も含めて、ド単純にココナッツミルクが多すぎだろう。余らせても使い道ないから最初から一遍に全部消費するつもりではあったのだが、限度を超えたかな…味見もなかったもんな。再度の結論ではあるけど、ヤマモリのレトルトカレーのほうが断然うまい。今後こちらを頂くことにする。自宅で作るカレーはジャワカレーの辛口をって、ヤマモリからもグリーンカレールーが売られてとるやないかーい!もちろんこちらも試そう。ルーで売ってるなら、香りのするハーブの葉っぱとかはそのままの形では入ってないだろうなあ。どうなんだろ、期待通りの味なのか疑問が残る。

    ところで、現在(2020年10月)タイの政治事情を調べると、揉めに揉めており、とてもスパイスの効いた香ばしいお話になっています。ああいうの見ると、うちらの御上はうまくやっとんなと。

    一つ、サイズ大きめのゴミを処分し、さらにもう一つ処分のめどがついた。その分空いたスペースをどうするか考えて…いろいろ移動してはめ込んでみたりしている。一人暮らしおっさんにしては、荷物は多いほうなのであれこれ捨てないとなぁといういつもの逡巡。例えば、「一週間で引っ越せねばならない!!」なんてことになったとする。その時に、「前もって捨てておけば良かった」と後悔する自分を想像すれば、要らん物の処分に迷いがなくなる。これはどこかで見かけたアドバイス、まさにその通りだと思う。どんなものでも、「捨てなきゃ良かった」という後悔も当然あるところ、このケースには最悪もう一度買うという手段もある。

    部屋にあるけど使ってないもの全てが、捨てるには勿体ないという理由だけで置いてある。あるタイミングで面倒くさくて全部捨てる。なんか間抜けだよな。もっと普段からこまめに処分するのが良いに決まってる。普段から決められたゴミの分別もするし、不法な投棄もしない良心ぐらいは持っておるというなら、ネットで売るとか、ただのゴミにならないための手段をもっと活用するのが善良な現代市民というわけだよなあ。フリーマーケットって今はもうどこもやらなくなった。ネットで売れるんだもんな。となれば、自分は何につけてもただただ、めんどくせえから放っておいてるというのが明らかになった。もぅまぢムリ。

    自分は今までにそんなに多くの自治体に住んだことがあるわけではないですが…どこに住んでも、粗大ごみ処分はもうちょっとサクッとできるようにならんかなと思ってしまう。そこらの回収業者のほうが倍以上高いけど断然早い。流しで軽トラを転がしている業者にお願いしたこともある…筈。隣が頼んでいたのを見て声をかけた、とかそんなのだったかな、あまり覚えていない。でもね、どうせ処分にお金払うなら、業者に払うよりは自治体に払ったほうが良いんじゃないか?って思うのもあって、ずっと自治体の手続きに沿って処分している。自治体のほうが少々やすいもんね。でも、急な引っ越しなんかは自治体の回収では全く対応できない。特に今年は世相もあって、予約日が一か月以上先になってしまう。

    壁紙を傷つけてしまいへこたれる。何か棒のようなもので押し付けたような、L字のへこみが残った。

    いまだに、洗濯機買い替えの決断がつかない。選択肢もそう多くないんだから、さっさと買えば良いのだが。

    野菜のスライサーを買った。薄切り以外にも、千切りとかツマみたいな細長い形に切れるやつ。これから冬だってのにサラダが捗るもの買ってる。

    かぼちゃの煮つけをレシピ通りに作ろうとするも、砂糖の量にビビッて分量半分に。それでも甘くて甘くて。

    家事の話ばかりしてる。

  • ふでのゆくまま

    でんC

    電子レンジを買った。長年使っていたものとはサイズも同じようなもんで、製品スペック上はこれと言って大差ない。あたためできます、トースト焼けます、オーブン調理もできます、解凍できます。説明書をざっくりと眺めてみるも、説明書の構成すら大差がない。しかしながら、配達員から荷物を受け取り、その重さの違いに腰を抜かしたのでありました。軽。圧倒的に軽い。具体的にどのぐらい軽いか知りたかったが、古いほうは発売が20世紀の商品で、ネットにも詳細情報が残ってない。「取りに来てくれる人に売ります」みたいなものだけ。

    せっかくなんで何か新しい機能でもないかなと探してみた。これが本当に何も新しくない。仕様がネットに残ってないか探すその寄り道で、レンジを買い替えたブログなんかもhitする。まさしくこんな文章よ。解凍のクオリティが大変向上したという話が多いので、炊いた飯でも凍らせてみる?カレーなんかも試したいかしらん。

    ここ数年のトレンドは「スチームオーブンレンジ」というタイプのようだ。今回それを選ばなかったのは、値段の差と、設置場所のサイズ感によるんだけども…確かに蒸すというのは一人暮らしになってからやったことはないな。実家にあった、あのでかい鍋。二重底になっていて、もうもうと湯気をふいてた。布巾に包んだもち米で赤飯か何かを作っていたような…。茶碗蒸しも食べた記憶ある。あなや、こう考えるとスチームに手を出さなかったの勿体なかったんでないか、と思えてきた。あれー?あれれー(´・ω・`)

    悔しさを紛らわせるべく、このおにうの電子レンジで、未知の領域へ踏み出でてみようかしらん。例えば…おかしづくりとか?否否、絶対やらんよ、絶対。手順の面倒さ、必要な調理器具の数と種類と後片付け、何より出来上がったもののしょうもなさ。何を作ってもバターと砂糖と卵と小麦粉の化合物。ほぼ毒物や。向精神薬か。食レポ書いたら通報されるわ。和菓子でもいっしょだろそんなもん。スイーツは嫌いじゃないし、別腹理論も頷けるけど、コンビニのシュークリームを飲むぐらいがちょうど良いってんd

    発酵

    ほぉ…これは興味深い、珍奇な文字が…。

  • ひどいもんだ,  ふでのゆくまま

    w:前進 s:後退 space:ブレーキ

    隠す意味がないほど有名になってしまった事件の裁判が始まったようでして…。「上級国民」というブラックなユーモアが、この事件で広くに広まり、その後も使い続けられている。今後も続くだろうか。当初は起訴もされないのでは、なんて報道があったと記憶している。その後詳細は追ってないけど、本日久しぶりにニュースから流れてきた情報に驚いた。

    飯塚氏は無罪を主張したという。

    主張自体は被告人の権利ってやつなんだろうから、すれば宜しい。車の故障を主張したとのこと。訴訟手続きは詳しくないけど、被告からこういう主張がされたということは、「車の故障があったかどうか」について議論がされていくのかな?いまからそんな事実は出てこないと思うのだが。だって最初に調べるもんじゃないのか、そのあたりの事は。事故車が燃えたわけでも海に沈んだわけでもないが、「無かったと証明するのは難しい」といういつものアレか?でも、この主張だったら故障があったと被告側が立証するんじゃないの…。ワカンネ。

    ところで、この事件もプリウス。プリウスミサイルなどと揶揄される、あのプリウス。車の暴走事故において、ドライバーが老齢のケースが目立つというのは、納得がいく。統計上多いとしても、合理的な理由は明らかだ。年を取るとはそういうこと。では何故プリウスが多いのかという点について、いろいろ憶測があったようだ。以下そこいらで聞きかじった噂話。

    そもそも、商品展開の戦略として、老人層の購入が多かったのではないか?という推測。また、プリウスは案外パワフルな車種であるという主張もあった。結構な初速が出るらしいので、意図せぬ急発進したときにも、衝突すればかなりの衝撃になる。他にも、プリウスのシフトレバーの造りに問題があるんじゃないかという指摘もあった。これはつまり、現在どのギアに入っているのかが、判別しにくいのでは?という指摘。いずれも納得がいくものだった。

    ここで個人的な感想がありまして。あくまで「十年に一度も運転しない」「一人で公道を運転したことは一度もない」「車幅感覚がわからず、助手席側を激突させそうになった」「ミラーを通して見る後方景色の距離感がなかなか掴めない」人間の話として聞いてほしいのだけど、本当に車の運転に、両手両足必要なのか。ゲームのコントローラー的なもので操作できるようにならんのか。アクセルを足の踏み加減で調整するというのは、自分も免許学校に通っていたころに驚いた。こんなにも気を使って調整が必要なものかと。坂道発進が何で難しいのかも、教習で体感できた。以降、一度もやってない。

    「ハンドル操作は両手のほうが安定する」「踏み込めば即座にブレーキになる状態のまま運転をし続けるには、足がよさそう」「非常時にも制御できる機構が必要」といった合理的な理由はあるんじゃないかとは思っている。それでも、世の中の優れたテクノロジーがあまり車に生かされてる気配が感じられないというか…。路上に駐車するとか、すれ違えるかどうかの判断とか、もうちょっとテクノロジーに頼れないもんか。テクノロジーはいつか故障するから、それだけに依存できませんというのは、納得できる。テクノロジーでは解決できないロジックで人間が車を操作する必要があることも、わかる。橋が落ちそうだ全力でアクセル踏んで走り抜けよう!ってことがあるから、法定速度より早く走れるようになっているし、なんなら前に人がいてもお願いどけて~~~って突っ込むこともあるかもしれない。フレンチの店に急いで行きたいから「ごめんね~っ」て歩行者撥ねることも…いやこれはダメだ!!兎に角、もっとうまくテクノロジーと融合できんものかなあと思う。車載用にカスタマイズは難しいんだろうか…。

    自動運転車のテクノロジーが取り組んでいるのは、運転制御よりも、状況判断の自動化なんだなと思う。人間がやらなくて良くなるのは、運転操作よりも、状況判断なんだ。長い時間をかけた状況判断で良いなら、渋滞予測とかは実用的に使われていると思う。急激な速度変化を検知して、その数十秒前からのドラレコ映像を保存するとかも、実用されてたよね、確か。これを、「走行中に数メートル先で急ブレーキを踏んだ車がある」とか「後ろの車が居眠り運転をしている可能性がある」とか難しいものに対する答えが出てくるようになると、頼もしいじゃないか。人間というのは、非常時に動き出す備品に過ぎなくなるのだ。

    これで事故が起こったら、そん時はドライバーに無罪を主張できる余地があるのかもしれない。電車の乗客と同じぐらいのレベルまで何もしなくて済めば。自動運転は案外早くに実現されることを期待しているが、こういう「関連部署」のところまで世の中の整備ができるには、確かに10年後でも厳しそう。飛行機パイロットの責任がどのぐらいか、という議論が参考になったりするだろうか。

    非常時の備品。それを命とよばうのであれば宇宙が人類を生み出した意味にまた一歩近づいた。火星から見えた星座にプリウスと名がついた、ある秋の夜で御座います。

  • ふでのゆくまま

    ほっとけ

    インターネッツのどこかで読んだ話である。例によってうろ覚え、真偽は気にしていない。

    船が転覆し、海に多くの人が投げ出された。と、そこへ、人々の求めに応じるかのように仏が突然現れた。仏は人々を救うべく、その手を伸ばした。さて、仏が最初に救ったのは誰だろうか。…答えは、いちばん近くに浮かんでいた人。

    小咄のようにも聞こえるし、何か深い意味があるようにも思われる。手を差し伸べて「救った」と「掬った」をかけたギャグのようでもある。仏is神asGODなんだから、みんなをふわ~~~って陸地まで飛ばすこともできそうだ。金魚すくいみたいに掬って救ったって?どうも、これは神SUGEEEEという寓話ではなく、説法めいているというか、何かを示唆しているようだが、なんだろうな。近くから手を差し伸べるということは、自分の順番が来るまでは頑張れって言ってるのかもしれないし、助かるのは一番近い一人だけだということでも話の筋は通る。仏の救いはベストエフォート型で提供のご案内なのか、はたしてVIP専用サービスなのか。

    たまたま近くにいました、というだけで助かるの助からないの、信心深い人からすれば不条理に思わないだろうか。なぜ私を助けてくださらないのか、と嘆きながら沈んでいく人がいるかもしれない。救いは必ずあるのではなかったか。「まあまあ、旦那様、それでも地獄には落ちやせんから」

    現世には期待することがないという心構えなのかな。ただただ、地獄へ落ちるのが怖いという思いか。自分のようなものでも、地獄が本当にあれば嫌だし避けたいと思うし、神が本当にいればその顔色うかがって生きるかもしれない。地獄も神も、どちらも無いというのが揺るがぬ真実であるから、われわれはただただ、溺れてゆくのでありました。

    すると水底には豪華絢爛な宮城があり、一匹の亀が此方へ向k

  • えさのじかんだ,  ふでのゆくまま

    緑カレー

    タイカレーと呼ばれる種類に、グリーンカレーというものがありますね。スーパーで売ってるレトルトカレーに、ひと際美味なものがあって時折いただくのです。ただ、残念なことにレトルトの宿命とでも言うんでしょうか、具材はいまいちなのです。しょぼい鶏肉の感じがなんとも。味は文句ないんですけどね。下記のリンク先商品になりますんで是非。

    タイフード商品情報|タイフード|ヤマモリ

    ほんで、先日「肉のハナマサ」に行った時のこと、ハナマサ謹製、グリーンカレーのルーが売られていたのを発見。これは作ってみるしかないですね。手に取ってパッケージに書いてある作り方を見ると、牛乳を入れるとある。ルーの材料にはココナッツミルクのパウダーを使っているようだ。ココナッツミルクを用意しろと言われても困るので、牛乳とパウダーで代用ということか、なるほど。牛乳嫌いなものですから、牛乳を少なめにしたほうが好みの味わいなんじゃないかなーと勝手な想像する。しかしながら、今回は初回なので冒険はやめておこう。なお、輸入物と思われる瓶締めのグリーンカレーペーストなんかも売っていました。

    具材はどうしよう。当然スーパーで普通に売っているもので揃える…まずタケノコ細切りの水煮。あとは人参を入れてみようか。豚のロースのかたまりをぶつ切りにして入れよう…というのも、鶏もも肉がコチコチ冷凍のブラジル産しか残ってなかった。カレーで鶏肉→豚肉のチェンジは流石に大丈夫だろう。あとは何か香りの立つものを、と思ったけどこのへんでカスタマイズを自粛。オレガノとかああいう粉が瓶に入ってるの買っても、そんな使わないんだよな。生姜とかニンニクも相性が不明なので今回はやめておこう。どっちも大丈夫だとは思うんだけどね、正直。さー整いました。いつものように画像がないのは仕様です。

    結果として、まずまず美味しい。豚肉も違和感ない。ただ、牛乳を好まない故か、どうしても乳臭い感じがある。次は牛乳なしで作ってみようか。その場合、水の分量はどう調整したものか。完全に目分量にはなるが、カレーであるからして、単純な水分量は作りながら調整が効くだろう。また、そこまで辛くなかったのは、これも単に牛乳のせいなのかもしれない。一度は牛乳なしで作ってみねばなるまい。

    インスタントみそ汁の賞味期限は案外長くない。今年の一月からストックしている食品たちも、徐々に消化して減っていってるのだが、みそ汁の減りが良くなかった。自分で出汁とってみそ汁作ってるのに、インスタントみそ汁のストックが減るわけないじゃないか。在庫チェックで気づいたあるパッケージが、7月ぐらいで賞味期限が切れてた。大袋で三つ、全部まるっと。中の小分けの袋でカウントすれば、20食ぐらいか。捨てるのはもったいないので一つ作って食べてみたが、味噌の香りが微塵もない。具材のドライ野菜の味わいにもどこか違和感覚えたので、危険と判断して途中で食べるのやめた。結果、全部捨ててしまった。一方、卵スープとかは一年ぐらいはいけるみたいで、まだ平気だった。それでも12月までのものがあったし、意識して順に消費しよう。

    「非常時に」という建前なので、缶詰も三か所ぐらいに分けておいてある。杞憂?これが杞憂で済んだら万々歳だわ。ストックの入れ替えもかねて、日常的に買って消費してってやってるけど、本来は1/3ぐらいずつの量でまとめて買って、まとめて消費して…とやるほうが正しいのではないかな。ストックの分け方も雑だから良くない。三か所に分かれたストックをABCとして、それぞれツナ缶がいくつ、サバ缶がいくつ、なんて決めて管理するほうがいいか。こんな風にちょっと真面目に考えると、実は保管場所に箸を一緒に置いてないとか、飲料水は2か所にしか置いてなかったとか雑なところが目立つのなんの。だったら医薬品も一緒に~~とかやると、キリがない。そうだ、俺が三人に分かれれば誰か一人は助かるな!?

    そんなこと言うとりますけどー。

    二回目のグリーンタイカレーを作る機会が早速やってきた。事前の検討通りに、牛乳を使わずにやってみるというのと、今回はお肉が鶏もも肉となりました。んでニンニクも加えよう。油多め弱火で、スライスしたニンニクをじゅわじゅわ。少し茶色くなったのを出して、小皿に放置。チップにして最後に振りかけて食う算段。そこにぶつ切り人参をなべ底に自由落下させて炒める。そのままニンニク油で炒めてしまったが、これ大丈夫か。人参を少し炒めたらもも肉入れて、1分もせずに水を足す。普通は良く炒めましょうなんて書いてあったりするけど、そういうのはサボる。サボって不味かったらカレーなんぞ好んで作らない。サボっても美味いから作って食う。

    そんなこと言うとりますけどー。

    水分量は調整するつもりなんで少なめ適当。しばしコトコト煮込んで放置、人参も火が通ったなというところで、細切りタケノコたくさん入れてすぐにグリーンカレーのルーを半分ぐらい投入。ちまちま水と残りのルーを足して完成。一口頂いたところ、だいぶ想像と違っていた。牛乳をいきなりゼロにしているんだから、前回作ったものと味わいが別物なのは当然としても…。いわゆる「本場の」グリーンカレーをしらないので客観的な評価は無いです。でも、先のリンクに挙げたヤマモリ製品と比べると、味が薄いといえばいいのかな。塩分は強烈に感じるし、若干のミルクっぽさもあり、カレーのコッテリもあります。そしてまあまあ辛い。でも、香りは弱く、なにやら全体的に中途半端。牛乳でまろやかさをマシマシにしたほうがそれっぽい味わいなのでは。また、今回作ったものに関して言えば、あれだけ強烈なニンニク油の香りはどこへいった。グリーンカレーと相殺してしまったか。誰かが部屋に訪れたら、強烈な香りに満ちているんだろう。

    というわけで、ハナマサのグリーンカレーは、あれこれ考えず普通のカレーと全く同じように作ってもまあまあ美味しくいただけました。ただ、日本式カレーに馴染んだ自分には、ちょっと中途半端な感じ。強烈な体験を得るには、それなりに材料の用意が必要でしょうか。そんなのあたりまえだな。なんだよこれ。次はカブトガニでも入れてみるか。