• どくしょかんそうぶん

    「メタノール」を観た。

    Amazonプライムにて視聴。ネタバレ。

    密造酒で儲けようとした悪人を捕まえんとする刑事ドラマ。実際の事件をもとにしているとあるが、食品偽造でちょくちょく大騒ぎになる日本も他人事ではない。タカ&ユージみたいなチャラいお兄さんではなく、どっしりと東欧の警官の気風をまとったおっさん刑事の活躍だ。タカ&ユージなんて例えもまたおっさんだ。いやあ逮捕にこぎつけためでたしめでたし、なんて思っているとそこから面食らう、実に渋い作品となっている。東欧か!東欧だよ。チェコの作品であり、ちょっと何言ってるかわかんないので字幕たよりです。

    事件の本質は密造酒であることよりも、その材料に大問題があって多数の死者まで出たというストーリー。恐ろしい話だ。この作品を観た日本人なら誰でも刑事のある疑問にグッとするだろう。「そんなに安いものが普通のわけないだろう。何で買うんだ?」安いからに決まっているのだが、誰だって安いものが嬉しいのはここ日本でも同じ。日本の法規的な事情はしらないけど、納品されたものが店頭に並ぶまで、毎日全部点検されているなんてあるわけないもんね。

    昨今の日本の庶民は、「国産品=安心できる」なんて思い込みはナンセンスだと学んだかと思います。数々の事件がありましたし。それでも自分の住む社会と人々は、基本的には信頼に足ると思って生きておるわけで…。「安売りしている=どくいりきけんたべたらしぬで」だとも思っていない。でも、いつまでそうして暮らしていけるだろうか…。今日も中国産の乾燥ワカメを避けた。国産品は値段が倍で、中身は半分以下だ。これでお弁当屋さんの無料サービス味噌汁に国産のワカメ入っていると思えるだろうか。

    自分はすっかり酒を引退し(引退というほど酒飲みではないけども)、それでも1000円以下程度で買えるズブロッカという酒を好んで、年に1,2本ぐらい買って飲む。度数が高いので氷らないため冷凍庫で保管。キンキンに冷えたのを割らずに頂くと、草の香りも強烈で実に良い。東欧産だけど、この作品を観た後では恐る恐るネットで確認してしまう。ポーランドか。セーフ!

    セーフとか言ってられるでしょうかー。

    なお、Amazonのレビューにも書いてあったので自分もググってみました。この手の密造酒事件は世界でも貧しいとされる地域で多く起きるようだ。事件を伝える報道を見ても、まあそうでしょうよと推測出来るような原因が挙げられている。

    https://www.sankei.com/premium/news/190318/prm1903180005-n1.html

  • ふでのゆくまま

    300000000>58000000000

    例の三億円強奪事件は、ちょいちょい真犯人は誰々なんて話が流れてきたりする印象がある。もう50年前の話なのに未だにアップデートされているような印象が残るが、実際はそんなことはない筈。ジャーナリストの方々が何か突き止めかけたかのような口ぶりで語るのを見たこともあるけども、訝しい。結局、犯人不明、刑事も民事も時効とあっては各位は憚ることなく推測ができるんだろうなか。ようし俺もやってやる。以下読む価値はないのは何時もの通り。自分は勿論、具体的な検証をしている筈もない。こいつは表現の自由の悪意ある転用ってやつで本来はマスコミの仕事だHAHAHA。令和元年庶民の風刺。

    さっそく事件のwikipediaを読んだが知らないことが多かった。読んだ結果、よくもこれだけいろいろと判明してなお、逃れたなあという印象が残った。いうて、あらましぐらいは知っているからこその、アップデートされているような印象が残るという寸法ではあるなあ。

    「多量の現金を積んだ車を、警官を装って停車させ、そのまま運転席を乗っ取って現場から立ち去った」というのが具体的な事件の内容と思うんだけど、突発的に思いついて犯行に及んだわけねえだろって考えて、犯人はもちろん輸送の日付を知っている必要がある。そして具体的に輸送する車を特定できる情報があった。走行ルートも多分知っている。目撃情報を読んでみると、事前に犯行に使った白バイ(の偽物)が現場付近で駐車しているのが目撃されていたらしい。待ち伏せしているわけだけど、当日は実際に銀行から輸送車が出ていくところを確認していたらしいということも書いてあった。

    その、事前計画のうちで最良のポイントで奪ったとみてよいだろうか。何か勝算のある場所。理由はなんだったんだろう。刑務所の塀に沿った道路。信号も少なく、視線も塀のほうからは少ないと考えたか。実際、盗みの最中にたまたま通りかかった車があったという情報はなさそうだ。ここは計画が上手くいったんだろう。例えば土地勘があれば、いわゆるネズミ捕りがよく行われている場所なら、白バイを停めて警官が佇んでいても不自然ではない…のかな?

    目的の現金の総量を把握していただろうか?単独犯で、乗り換える車も事前に窃盗して準備済み。積み替え作業が発生するのは当たり前に想定内…だよね?現金を運ぶ車種を知っていれば、載せ替える車種も大体同じサイズの車で足りるとわかる。シミュレーションまではしてないか…積みきれなかったら置いて逃げたか。「ダイナマイトだ!!逃げろ」って言って、車ごと乗っとるんだから、その時点ではどんな状態で積まれているかは関係ない。そんな状態だろうと、車の中にあることには間違いないのだ。後に、団地の駐車場で逃走に使った車が放置されているのが発見された。後部座席には強奪されたときに現金を入れていたジュラルミンケースが残されていた。そこにケースが残っていたんだから、その車内で現金を何かに移し替えたと思う。

    もし、落ち着いて移し替え作業が出来る場所があれば、仮にそれがアジトだとして、盗んだケースごとアジトに持っていて、そこで移し替えて、ケースはそこに隠すなり処分なりするはず。アジトで空にしたケースをわざわざ車に積みなおすかな…?車のなかで積み替えて、車の中に置いたままにして、カバーをかけたほうが足が付きにくいと判断したと思う。あるいはアジトになんか戻る余裕がなかった。迅速に計画の次の段階へ進まねばならなかったのだろう。なんにせよ、車中で積み替えるなら人目に付く場所ではできるものではない。現地の土地勘というか道路事情には詳しそう…。結果として団地の駐車場に放置された車は、なんと数か月見つからなかったのだから、これも計画通りであるなら、ドンピシャにうまくいっている。

    あれ?ジュラルミンケースには鍵とか掛かってないの…?まあ…当時はそういうものなのかもしれない。

    この、数か月見つからなかった車以降は完全に足取りが途絶えた、ということになっていると思うんだけども、自分が上に書いた通りなら大量の現金を持って移動したはず。一人で?徒歩で?さらに別の車で?徒歩で長距離移動できる現金の量じゃないと思うし…では案外そこいらに隠れ家あったり…なんならさらにほかの誰かに強奪されたりしてなw

    んで?

    盗んだ現金はどうするつもりだったんだろう。こういうもの、どこに置くんだ?これだけ計画的(と見なされている)のだから、置き場所考えてなかったHAHAHAということも無いと思うのだがどうだろう。最近逮捕された、数億円ぬすんだ警備員は、コインロッカーに入れていた。重さは36キロほどになるそうで、肌身離さずという扱いができる量ではないもんな。50年経っていれば、犯人が死んでいる確率のほうが高いぐらいだと思うのだが、どうなっているやら。

    ところで、ダイナマイトに見せかけようとした発煙筒を磁石で現金輸送車にくっつけようとした、という筋書きに疑問がある。逃走する必要があるのに、煙もくもく出ている状態で一般道を堂々と走る計画ってこと?いくらなんでも無理がない?車両にくっつかずに落ちて、あるいはくっつけるの諦めて、その場に発煙筒が残ったということらしいけども、本当にそんな理由なのか。強奪されてのちに発見された輸送車を調べれば、そりゃあ跡が残っていただろう。それで発煙筒を付けようとしたが落ちたと結論付けたんだろうか。ここは何か綻びがあったと思えなくもないけど、どうだろ。

    興味もマシマシになり、せっかくなのでwikipedia以外にも情報を求める。例えば以下のサイトでは多々写真があり、wikipediaの情報をひっくり返すようなものもあって、びっくりする。先ほどの発煙筒の話でも、「発煙筒にまかれていたのが銅であったために車にくっつかず落ちた」って読んだけど、画像をみると「これしか巻いてないのに?」って思う。例えばこれが鉄ならくっつくという検証でもされたのだろうか。

    発見された車とジュラルミンケースのサイズ感が違っていた。これを後部座席に山積みでは、対向車とすれ違っただけでも、まして事件報道後であれば見逃される筈もない違和感だ。実際は簡単に見えないように積むことが可能だったとしても、発見されたときにはあんな露骨に外から見えるように積んである?うーん…。

    https://www.jiji.com/jc/d4?p=soe924&d=d4_oldnews

    また以下のサイトでは。

    https://tamaranzaka.net/sanokuen3/

    当時の航空写真が載っているサイト。今と違ってだいぶ田舎っぽい。

    自分のようなただの野次馬でも、改めて情報ソースにあたるといくつかの情報には新鮮な驚きがあった。特に写真関連。ほとんど見たことがなかった。また、ネット上のいろんなブログがこの事件のあらましや経路なんかを書いていた。そういう一つ一つの言い回しに揺らぎがあり、とらえ方によって意味合いの異なるようなものがあった。今となっては面白いなどと言えるもんだけどさ。


    という一方で、空前絶後、580億円相当の被害を出したとされるcoincheckのNEM流出事件は密やかなものだった。大きく報道もされたと思うけど、ながながと報じられることもなかったと思う。原因も対策もテクニカルな説明に終始するしかなくて、新聞なんかでは取り扱いにならないんだろうか。管理がお粗末でした、なんて適当な結論にしたりして。ユーザーには補償がされたらしい。投機的な商品であったことから、補償額についてひと悶着あったかもしれないけど、coincheck社により補償されたようだ。三億円事件でも本来その盗まれた現金を受け取る筈だった東芝の社員には、無事支給されたらしい。保険がかけられていたと。

    仮想通貨に保険はかけられないだろうから、自社資産なんだろうな。逆にこの不祥事で利益が出るポジションをもっていたのでは、なんて噂も流れるというもんである。…一方intelの脆弱性が騒ぎになったときに、あ、この話は良いですか。インテルインサイダー。

    coincheckのNEM流出事件では、その仮想通貨自体の機能を利用して、モザイクを付けるという処理が為されたことが話題になった。このNEM通貨は窃盗されたものです、と電子データ的な署名を付けることで、追跡の手助けとなるものと期待された。仮想通貨はその仕組み上、取引の履歴と所有者が追えるらしい。ところが額面が額面であることからだろうか、さほどその機能が有効に働かなかったんだろうか、盗まれた通貨は売りさばかれたという顛末がネットには転がっている。おそらくこれも、未解決のままになる事件だろうなあ…。

    3億と580億のあいだに何もなかったわけはなくて、数億規模の横領とか何度も発生している。あえておっさん臭いこと言えば、電子データのこわさってやつだ。コンビニで0と00キーを間違ったんだろう、お買い上げ額数十万だったか数百万だったかのレシートを受け取って吹いた事があった。あん間違えちゃったとおばs、おねえさんは言い訳していた。くそう、処分しないで取っておけば良かったのか。やくみつるあたりに売れそう。

    いろいろ読んでて思ったんすけど、現金の物量というのが、セキュリティ上プラスに働いていないだろうか。なんて思ってもみたけど、運用、管理のコストが増すものなあ。それに、管理も被害も数億規模で計算するからそんなことが言えるのであって、十万円鷲掴みで持っていかれても被害は被害であって「まあ十万ならいいか」とはならない。

    そういえば偽札のニュースをずいぶんと長いこと耳にしていない。そのテの犯罪が割に合わなくなってやる人がいなくなったか、あるいはまったくバレずに流通しているか。セキュリティの専門家だろうかマニアだろうと、自分の現金の真贋なんぞ気にしないし、ATMからぺろぺろ出てくる紙幣の真贋とか言われてもなあ。基本的にはすぐに手放しちゃうものだもんね。偽札であることを知ったうえで使えば犯罪の筈ですが、知る由もないから気にもしないよね。

    数億円盗まれても、”被害”がでないパターンが組めるとか、基本的には真贋など気にせず使っておる、とか。そかしながら高度な技術でそれを防いでいる…。流通することが前提というか、そのために存在するといっても大きく間違ってはない筈の貨幣のセキュリティってなかなか愉快なバランスの上で成り立ってんではないだろうかと思いました。まる。宝くじ買いに行こうっと。三億円落ちてるかもしれないし。

    Amazonでセールやってるけど、珍しく買うものもない。氷雨降りやまぬ休日でございました。

  • fuckyeahinternet

    いまさらだけど「cicada3301」

    従前より真剣にこの情報を追っている人には、特に読むような内容はございませんあしからず。

    インターネットにどっぷり浸かっているつもりでも、とてもホットなトピックを逃してしまうことは多い。cicada3301(シケイダ3301)というのも、その一つ。ググるといっぱい情報が出てくるので、興味を持ったら調べてみるとよろしい。簡単に知るには以下のリンクなどどうぞ。

    https://warikini-topic.jp/769.html

    すでにプロジェクトに動きはなく、現在では「そんなのありましたねー」というぐらいの扱いのようだ。畑のミステリーサークルみたいなもんか。あれも人力で踏みつけたジョークだったと判明して、途端に世間の興味は薄れていった。あたりまえだ。このcicada3301はいまだにそこが判明していないらしい。誰が、何の目的で?以下てきとうに筆を進めてみる。

    まずこのプロジェクトは、CIA的組織の人材募集といううわさがある。インターネットに堂々と展開し、広く在野の士を募るというわけだ。実際、それを匂わせるメッセージがcicada3301から発せられたこともあるようだ。個人的には違うと思う。CIA的組織の実態など知りようもないが、そんなことをしなくとも、CIA的組織から特定の人物にコンタクトを取る手段などいくらでもありそうに思えてくる。インターネットでこういう事を行えば、みんなで情報を交換して解決に向かっていくということは、容易に想像できるから、そこに釣られない、本当の真実に辿り着いた人物に用事があるのかもしれない。ところが、それにしたってその真実に辿り着いた人物により情報が公開されない保証が全くない。

    世界各地(と言っても大きな空港から近い場所だけだったという噂だが)に張られたQRコード付きのポスター。どう考えても、そこから足が付く。こればっかりはどうやっても現地で誰かが貼る必要がある。貼られていた、という情報自体がフェイクかもしれない。貼ってあるものの写真は出てくるが、現物を剥がして持ってきた、という情報・画像を自分は発見できなかった。現物を採取されれば、そこに手掛かりは大いに残るぐらいのことを想定できる。サイズは、紙は同じか、どうやって貼っているのか、貼られた場所の高さは、なんなら指紋が残っているとか?一人の人物が印刷された紙をもって張り付けて回ったのだろうか、協力者がいて、貼った写真だけ適当にネットに広めて終わりだったのか。それならこの件はそもそも、手の込んだいたずらだったことになる。

    そりゃあそうだよな。【人材募集!年齢不問経験者優遇待遇応相談】なんて話よりは、真剣に世界に知恵比べを挑もうという人や、アート(気取り)な人のメッセージ送信であったという可能性のほうがまだ高いと思える。自分はこの印刷物が一番インパクトのある驚きであった。暗号の専門家でもないから、この辺ぐらいしか想像を巡らせるものがない、というのが一番の理由になると思うけど…なにより、暗号の知識やプログラムどうこうなどではなく、紙を張り付けるという行為それ自体は、コンピューターテクノロジーではどうにも代替できないからだ。実際には貼ってなかった、だったらまだ合点がいくぐらいのレベルだ。でも、画像が加工されたかどうかなんてそれこそ知恵比べに応じるような人には簡単にわかるのではないかと思うので、やっぱり紙は貼ってあったんじゃないのか。そして、写真を撮った後に、現物を手にした人が絶対にいたと思うのだが…。どうだろう。

    これこそ思う壺なのかもしれない。紙切れが世界中に貼ってあったというだけで、ものすごく真実味を帯びた騒動になるというのであれば、そのプロセスこそが辿り着くべき真実だったんではなかろうか。cicada3301が求めた答えが「どうやって紙切れを貼ったか」だったらどうだろう。cicada3301が一人だとして、自分で貼るには自ら移動する必要があり、貼るための手段も用意する必要がある。しかし特定日時まで場所は秘密にしたい。事前に誰かに依頼する方法はどうだろう。データを送って印刷してもらうと、サイズや紙やサイズがバラバラだ。実際に貼った場所の情報を受け取る必要がある。依頼の時には意味不明でも、情報が開示されれば依頼主や座標情報の受け取り手がcicada3301である可能性が非常に高くなる。そんな依頼に応じてくれる人間関係が世界に広まる人って誰だよ?あるいはそう、マジで人知を超えた回答を要求されている。

    さらにあるいは有名なmemeみたいに…「データを印刷して、現地に運び、貼りつけます」という答えが要求されているのではないか!

    「人間関係」って書いたけど、これは身内向けの連絡って可能性があるかなあ…。ゴルゴに依頼するときのGトラクターや、賛美歌13番、シティーハンターのXYZとか。当人同士にはわかる、事前に取り決められた符丁。なんで直接やりとりをしないかと言えば、連絡が取れないから。取れない理由は…連絡先が不明だから。cicada3301が探している当人ならば、確実にコンタクトを取ってくるような情報がどこかにあった。ネット上で広がるなら、きっと目にするだろうと。誰だ。2012年というと、スノーデンはありえるぞ。あるいはサトシナカモトだったりしてな?

    HAHAHA

    お遊びでもいたずらでも、これは人間がその目的に応じて取った行動である。cicada3301には、そのプロセスに応じた反応があったようだ。総じて行動に何か意味があったと思う。映画的展開を期待して、何かまだみんなが気づいていないメッセージがあったら面白いなあと思う…。

  • ふでのゆくまま

    雑記

    「蒸気で目の疲れをいやす」的な商品を試してみる。酷使と呼ばうほどに使っているという自覚もあることでし。商品を探すと、〇〇の香りなどというものが多い。そういう香りがとても苦手なので無香料を手に入れるのにやや難儀した。無香料の商品名には「for MEN」ってついていたけど、男女差があるんだろうか。うかつここういうこと書くと、そのスジのおばさま方がうるさいですよ。

    目くじら立てると疲れがとれなそうなので、さっそく試す。梱包を開けてアイマスクのように被せるだけ。少し時間がたつと、熱を帯びてくる…帯びて…それだけ。蒸気のようなものは特に何も感じない。パッケージには「発熱体:鉄粉含有」とあって、ただのホッカイロだわこれ。もっとこう、アチアチの蒸しタオルみたいなものを想像しておりました。ダメですねという一品でしたが、無くなるまでは使ってみるか。ふと肩に乗せてみたらこれはこれでポカポカと心地よい。ずいぶん昔だけど、お笑い芸人か誰かが、疲れるとドライヤーの温風を当てるみたいなことを言っていたのを思い出した。

    みかんお買い上げ。小ぶりだがちょうどよい甘酸っぱさ。

    amazonプライムミュージックで、mogwaiのアルバムがだいぶ増えていた。洋物ミュージシャンの場合、カタカナで検索してみると違った検索結果が出るようで、今後も試してみたい。lukhashとかこねえかなあ。

    風呂の壁にマグネットで張り付ける簡易な棚。タンブラーを入れたり雑誌や漫画を立てかけたり、風呂ライフのお供になかなか重宝していたのだが、先日、場所をちょっと調整しようとどけてみると、錆びと思しき茶色い汚れがぽつんと。マグネット面に小さな穴のようなものを認めたfuuuuuuck。じっくり見ても判別難しい程度には汚れは落ちた。今後の対策としてマグネットと壁の間にジップロックの袋を挟む。丈夫だし、サイズもほど良い。

    ちょっと部屋の散らかりが酷くなってきた。大掃除の類は寒さの厳しくなる前にやっておくというのが自分なりの処方だったつもりなんだが、今年はどうにも…忙しさなら言い訳にもなろうか、でもなんか、実に怠惰なのだ。手を付け始めるとそれなりにはちゃっちゃとやってきた、しかし今年はどうしたことか。何かあったか。元号か。令和のせいにするとは我ながらふてえ野郎だ。

    高校生のころだと思うけども「お前らは昭和生まれで、んで平成も長くはないから、将来は明治生まれの人みたいな扱いになるぞ。げげーっ。長生きですね!って」予想に反して(不敬)平成の世は長かった。考えてみると、令和20年ともなれば平成元年生まれでも50歳超える。「昭和の頃もテレビってあったでしょ?」「あった」「電話は?」「あったけど紐で地球とつながってた」「紙に字を書いたことある?」「お金も紙に書いてたんだぞ」「石器時代かよwwww」

    未来は何色でしょう。千代に八千代に。

  • どくしょかんそうぶん

    「ソウル・パワー」を観た

    ミソンバ!!

    察しがついた人は同世代ですね。おこんばんわ。本作はとある音楽イベントに同行した、ドキュメンタリータッチの作品。ロードムービー的な?Amazonプライムの紹介文によると、こんな概要だ。

    モハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの世紀の一戦 “キンシャサの奇跡” を前に開催された世界最強のブラック・ミュージックの祭典「ザイール’74」。

    この音楽イベントよりも先に、ボクシングのほうに興味が向いてしまうが…さておいて。全体の半分ぐらいがライブシーン。ステージ上だけではなく、時に街中の雑踏など。70年代画質もあって、とにかくその熱気の伝わり方が半端ない。この熱気、これがいわゆる「時代の空気」と呼ばれるものなんだろう。その日その時、音楽の鳴っている間だけだったかもしれなくとも、この空気が時代であり歴史なんだと、誇らしく振り返ることが出来れば—-。また、モハメド・アリが公然と黒人への差別について苛烈な言葉で不満を述べるシーンも収められている。これも時代であり、歴史なんだろうな。

    ちなみに本作は、この当時の音楽が好きな人にはなかなか貴重な映像であるらしい。