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「隔離」を観た。
夢オチみたいなもんじゃねーかなんだよこれ。途中まではミステリーで面白かったのになあ。後半から如実に怪しくなり、大丈夫かおいと思っていると酷いオチ。お勧めしません。以上。
…これではあまりに味気ないので、ほかのまともなレビューでも漏れなく書かれている字幕の珍妙さについて。「ドアの音」とかそんな説明が字幕に入っている。耳が不自由な人向けのものだとはすぐ理解できるが、なんでそれが通常字幕に入っているのか…。どんな手違いがあったんだ。
その内容が珍妙で、主人公のサラが嘔吐したら「サラ ボミット」電話が切れたら「電話 ハングアップ」 テレビが映らくなったら「テレビ静的」最後のでもしかして特定の国の方が絡んでいる可能性が垣間見える気もするが。そもそも映画のポスターであろう、作品のサムネイルにも、こんな煽り文章が入っている。
いくつかの謎は一人で解決されなければならない
インターネットに縋って本作の原題を調べたら、”Solitary”でありました。煽り文句の原文も、”some mysteries must be sloved alone”となっているようでした。合ってる!翻訳ソフト素晴らしいよ!合ってますよね!HAHAHa
こちらからは以上です。字幕の謎は一人で解決されなければならない。
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2019年のインターネット
タイトル風呂敷広げすぎにも程があるんでもうやめとこかな…毎年書くたびに思っています。悪意はない。
Topgearの後継として放送されていたGrandtourが終わってしまった。最終回で目に涙を浮かべていた姿には、こちらも涙腺が…と思っていたら続編のようなものがつい最近公開されたので拍子抜けしている。まだ見てないのでこれといって語ることはないのですが、メコンデルタで船?自転車?老人に何をさせるんだ。テスラでもトヨタでも良いけど、自動運転は彼らが元気なうちに完成させるべきだ。リアル事故を起こしても放送してくれそうなの彼らぐらいだし。さああと何年だろうか。
今年一番のトピックはニュージーランドのモスク襲撃事件かと思う。銃撃の様子がfacebookで中継されていたようだし、その後例によってYouTubeにUPされたらしい。YouTubeはサイトの検索を機能不能にしてまで対応した…。らしい。本件に関するもの以外も、検索が機能しなくて不便だった。自分も悪趣味な野次馬するべく探したのだが、ついに目にすることはなかった。政府なりYoutubeなりが本気を出せば、”こういう”対応が可能なんだろうか。それでも、ローカルPCに保存して、別メディアにバックアップしたりクラウドなりなんなりで冗長化しているような人物が相当数いるはずだ。YouTubeが対策する必要があったほどにはいた筈だ。
今後何年もこういう対応し続けることが可能だろうか?だいぶ昔の話になるが、著作権で守られた音楽コンテンツに関してのYouTubeの対応を批判したミュージシャンが居た。YouTubeは、これらの音源をUPされ続けた状態にしないように、対応可能なはずなのでしていないと主張していた。理由はもっとエグいコンテンツが規制されているのは明らかであるのに、音楽は素通しなのは納得がいかないと。エグいコンテンツとしてある種の助平コンテンツを挙げていたっけな。
一方で強盗だなんだの銃撃事件、なんなら軍事行動まで平然とUPされている。銃や宗教、人種に政治という要素は自分の勝手な思い込みに過ぎず、単に「グロいからダメよ」というぐらいの契機でしたというほうが、健全に思えてくる。…のはさすがに自分も厨すぎるかね。昭和の言葉でビョーキですか。みんなその理由で納得いくかな?交通、航空の事故系ではもっとグロいものがまだ公開されていたりするんだけども…。ただ、事故と故意の犯罪で別の価値観があるというのは、それ自体は尤もなことだとは思います。にんげんだもの。
amazonの障害も大きなインパクトだった。あの会社もあの会社もAWSなんだねーっていうのが可視化された。一応自分の職場にも火の手は及んだのだけど、エキスパートな方々の対応でなんとかなったようだ。クラウドの弱点みたいなことをいう人もおったという話。冗談じゃないよね。だったら世界中の赤の他人が信用できると思って全部P2Pにするかね?ほほん?(引き合いに出すほどP2Pもクラウドも詳しくないですごめんなさいごめんなさいごめんなさい)
破産者マップ騒動も今年かあ。おせっかいでサービスのクオリティをあげたら騒動が巻き起こったという印象。画像の画素数が増えたらなにやら問題が顕在化したようなのと、類似のお話と考える。行き過ぎた技術という文脈にはあたらないと思う。本件は運営者が一応は自主的に運用を止めた形だけど、騒動以上のもめ事になったときに各所納得のいく対処ができたんだろうか。インターネットが庶民にも広く普及して、もう20年になるけど、いまだに「法の想定する範囲」とインターネットおよびプログラマの腕前とテクノロジーが衝突しているような事案が起きることが多分起こっていて、本件もそういう類でしょうか?法律がネットサービスの利用規約みたいにポンポン変わっては困る、というのが今のところの建前の筈だけど、今後もずっとそれ言っていられる?
なんか愚痴ばっかりな感じ。インターネット素晴らしい!と言えるものが何かなかったのかな…。2019年初めにgithubのプライベートリポジトリが無料になって、頑張って勉強しよう→してないといったあたりが今年を象徴、なんなら余生まで。令和もダメそうです。
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「聖なる酔っ払いの伝説」を観た
なんだかわからないけど、Amazonプライムにならんでいた拝見。
で、全体的になんだかわからなかった…というか、なにか童話を読んだような感じと言えばいいか。だから、とりわけ主人公が阿呆に見えてくる。何か取り柄があるんだろうけど、ドジで良く失敗をするとか、昔話にいるじゃないですか。いません?有能な大人だったら話が進まねーんだわ、って感じの。お礼だからって亀に乗って海に向かわねーだろ普通って、そこに気づくような主人公じゃあダメなんだ、多分。園児が「志村ーー!後ろーーー!」ってエールを送るようなあれよきっと。
「酔っぱらったって良いじゃない人間だもの」という主人公は、道を歩くだけでイベントが起こる童話のように、酒を飲んで何事か起こる日々を過ごして、物語が終わる。ん~~なんだこれ。
舞台がどこかいまいち不明(フランス?イタリア?)なので、カフェに行ったらワインが出てくる、とか馴染めないところもあった。ブレードランナーの二つで十分ですよ!の食い物みたいな…。あ、そんなシステムで出てくるの…って。神父に任せるってのもそういう現地のシステムなのだろうか?カフェで酒飲んで倒れる。だいぶ具合が悪そう。「医者を呼んだほうが良いな」「いや、教会に運んで神父に任せよう」???どうしたんだ???対処が面倒で神父にぶん投げたのか、それともこれが親身な対応なのか。物語の印象が変わるかもしれない。
ここで、物語の一つの「つま」が合う気がする。自らの意思で施しの弁済をしようとすると、昔の好いてた女、旧友が現れて誘惑に負けてしまう。結果、弁済ができない。ところが最後、自らの意識を失ったところで教会に放り込まれるわけだ。これは罰なのか、救いなのか。ほんと映画人はまーーーた罪とか罰とか言って…しかし教会だからなあ。
金が入れば酔いつぶれ、支払いをせぬまま店を出ようとして咎められ、他人の財布を頂戴する。旧友にたかり、たかられ、ちんPも元気で性なるよっぱらいかと。主人公はやりきれない不幸な事故で過去の幸福を失ったように描画されているが、結局橋の下で凍えるのが相応しい人物だったのではないか。「神よ すべての酔っぱらいに美しい死を与え給え」というメッセージが、せめてもの救いどころか「さっさとくたばれFUCK YOU」とも受け取れる気がしてくる。そんなところも童話っぽいかな?
開けてはいけない箱、覗いてはいけない障子、返さなくてはならない施し。
「照れずに言う」と「テレーズに言う」をかけたシャレで〆るつもりが、思いつかなかったンゴ。
3点。
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Newsweekを読んだ
日本版。2019年11月12日号。
正直、面白くて驚いたというか…。猫も杓子もインターネットという世代ですので、インターネットの素晴らしさとともに、しょうも無さというか、残念ですねという面も見聞きしたつもり。紙媒体でニュースなんてものにどれほどの需要があろうか…なんて話はもうされつくしたよねたぶん。結局は内容だと。それが得られるならば人は、路傍の落ち葉でもひっくり返す。
情報の中身と鮮度というド本質なところでアピールしてくる力強さがある。ビジネス誌もニュース番組も見ない自分には、端的に言うとテレビも新聞もない自分には、こういう雑誌に載っていることはとても目新しく、自分が使うインターネットではリーチしない情報なんだなあと感じた。
とはいえ、目ん玉飛び出るほど驚くようなこともなく。ほぉほぉふむふむと、風呂で読んだりするのにちょうどよろしい。じっくり堪能したところ、今回のハイライトは意外なところにあった。訂正記事だ。「サッカーの試合中」は「フットボール試合中」の誤りでした、という内容。おおおお、こ、これはっ!?
日本ではサッカーという呼び名が一般的だけど、欧米ではフットボールが主流っぽい。そこで、footballという単語を、日本向けにサッカーと訳したら、やっぱりフットボールと訳すのが正解でした。そういう訂正内容だと読める。これはどんなシチュエーションだろうか?アメフトかな?アメリカンフットボールをfootballと表現していた。これを日本向けにサッカーと訳しんだけど、正解はフットb…あれ?だとしても訂正の内容は「アメフト」とか「アメリカンフットボール」が正解でした、となるんじゃないの。おかしくないか。
いったい、この部分の原文はどうなっているんだろうか?もし、原文にsoccerって書いてあったら「サッカー」で正解だもんね。これをわざわざフットボールと直すことはありえないと思う。原文にはfootballと書いてあったか、何か前後の関係でややこしいジョークみたいな言い回しになっていて、とか…。訂正記事の全体は下記。
10月29日号20ページ「ラグビーの歴史的大転換」の記事で、「ウィリアム・ウェブ・エリスという少年がサッカーの試合中」とあるのは「フットボールの試合中」の誤りでした。おわびして訂正します。
ネット上のリソースでnewsweekの原文は見つからなかった。そこで取材班は、このウィリアム・ウェブ・エリスという名前に注目した。すると、あっさりとWikipediaに項目があった。そしてこれまたあっさりと、この訂正記事にかかわるようなエピソードが載っている。そもそもが、ラグビーの起源の歴史が実にややこしいようなのだ。まあ読んでみ。この一連の流れがインターネットっぽいだろHAHAHA
どうにもややこしいとはいえ、誰かが急にボールを抱えて走り出したというのは、サッカーだろうとフットボールだろうと事実のようだ。なるほど~インターネットには実に面白い発見がございます。こちらからは以上です。
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「アリス」を観た
もちりんAmazonプライムにて。アリスと言ったらそりゃあalice in chainsというわけですが、本作はたまたま目にしたので視聴しました。alice in chainsについてはググりましょう。三本足はディスクユニオンで買いました。
そのスジでは高名な方が監督をされたという作品ですが、そもそもが「鏡の国のアリス」のストーリーを知らないのであって、何が出てきても「ほう」「ふむ」「むむ」という感想で過ぎていく。本作の主役の女の子は10歳に満たないぐらいに見える。「鏡の国のアリス」の主人公ってもっと大人というか、青春臭い年ごろのイメージがあった。そういやあの卵みたいな紳士出てこなかったなって思って調べたら、本作に登場してしかるべきキャラクターだったようなのだが。出てきたっけ?
「夢物語」という言葉そのものを体現した作品と思うのだけど、天国を否定するかのようなくすんだ色の不愉快さ、悪夢と言えるほどの狭い画面の気色悪さ。ものごとが滅茶苦茶だから楽しいという感じもあまりなくて、本作は「エクソシスト」のパロディだって言われても信じるね、俺は。信じません。
—-「子供たちが本物の夢を見ている間に、大人どもは悪夢を見る」
とあるミュージシャンは言いました。本物の夢とはこんなものなのでしょうか。でも、大人どもは悪夢を見るというのにには一点の疑いもない真実だと学びましたよね、みなさんも。もぅまぢむリ。首ちょんぎろ…。アリチェンとかマニックスとか言ってるおっさんが見る映画じゃねえよって思った貴方はナカーマ。
ところで、本作に続いて「片桐はいり4倍速」というのも視聴しかけたのですが、電車で見ながら寝落ち、見直す気にもならなかったのでここにそれだけ書いておしまい。こっちのほうがまぢ無理。