-
あかばね
考え事の多いのはいつものこと。ゴミ袋が有料化になるのって今日からではなかったかなーともっさり考えながら電車を降りる。涼しい。明日から上着着て出勤しようか。今日は新人が客先にお世話になるというのに、上司も自分も上着なしで出勤。お気楽なことだ。ああでも明日は金曜日だから週明けの月曜日にしようそうしようそうしましょ。電車に乗る前に買った近代麻雀を捨てるべくゴミ箱を探すが、反対の端じゃないとないかもしれん。かばんにしまいこむ。家に持ち帰るのも億劫だが、雑誌はゴミ袋に入れて捨てるわけでなし、気にせんでええのかしらええのかしら。ビニール袋一枚ぐらいくれてや
っても気にしないぐらいの小銭を一枚、募金するのがなんとなしに怖い。赤い羽根なんたら募金の女子がよりによって地下鉄の駅の薄暗いところに並んでいる。けなげにお願いする声と、ありがとーございましたぁー↑ってご挨拶が、怖い。はづかし。何も俺なんぞが募金しようと、ほうら明るくなっただろう、と一万円札を投じようとも、照れるに値する視線すらいただかれませぬの、あっ、でもちょっと期待したりして、キャー!ラ。サーン
十円だけ入れてくれる人を千人連れてくるほうが偉業だろう。だけど十円玉千枚は人の命より重い。国家の威信をかけた紙幣一枚で彼女らも俺たちも責められるが如くの善行に殉じずに済むのなら、甘んじてキャーの声に塗れようっへへへへへ。胸に羽つけてるオヤジさんが格好いいのな。俺はそういうの、どうやっても似合わないんだ。
改札にやらせればいいんじゃないか。この改札を通ったら自動的に募金されますみたいな改札をこさえれば。誰も気まずい思いをしなくてもいいんじゃないのかな、って思わなくも無い。小学生の頃、そういう募金箱を持つほうになったことがある。ショッピングセンターの出口を数チームに分かれて押さえたww自分たちの存在に気付いて引き返したりする大人を見て、せけー、せけーぞあいつう、などとクソガキをご満悦していたが、今になると引き返す理由がわかる、気付かなかったことにしたがる理由が、なんとなくねえ。
咎人赤羽に死す、十月。
-
linoleum
ヘッドフォン壊れた。コードに足引っ掛けてすっぽ抜けたところをこの俺の体重で踏んづけた。ニュースだったら「体を強く打って死亡」即ちぐちゃぐちゃ即死という有様。とはいえ、過去にこの程度のことは何度かあって、そのたびにやっすいのを買っている。今回補充したのもそんな2000\程度のものなのですが。
だいぶ音が違う。低音が響く感じ。うーん。この感じ。十年ぐらい前の低音強調しただけで上位機種な扱いになるMDプレイヤーを思い出した。そーいやスピーカーの類も重低音重低音言ってた気がする。カメラの画素数何百万とおなじようなもんかな。冷蔵庫ならなんたら解凍で美味しいがどうの出テレビなら高画質がどうの掃除機なら吸引力・・・は実際の機能に大きく寄与しますな。テレビの画質上げるなら眼鏡から良いのにしろよ。わははははは。
安物買いの銭なんたら、て、言いましてね。高くても質の良いものを買うほうがいいと。いつ頃からこんな格言めいたものがあるのか存じませんが、商売文句としてはうってつけですかねえ?なんでも安いのと、高いのと並べられて売ってるからなあ。でも、そもそも高いの買う金がねんだよ!!FUCK!!死ね。・・・そんな暮らしからは少々抜け出した昨今、予算をつぎ込むことで暮らしのクオリティを上げるということを考えなくもないのです。
ですが、ですが、dsg。慎ましい暮らしで育ちました。貧困の喘ぎを多少なりとも見聞き致しました。大事なものは金では変えないという意見は信じるに値しません。贅沢をすることは自らの歴史、魂の紡ぎからの乖離であります。などと言いながら贅肉にまみれて居るのはまああれです、堕落論的パンクス-イデオット。Don’t trust over 30というではありませんか。もう32歳だけど。同い年の人間が家とか買って子供を保育園に送ってったりしてますけど。金!!ヒャッハー!!
やっぱ金ですよ!という裏にはその境地への到達を諦めた自分が居ります。実際に金を手に入れてしまえば、その時はまた実際に金では手に入らないものを求めるでしょう。貧乏人が金で手に入れるものと、金持ちが金で手に入れるものが違うように、手に入らないものもまた違うのではないですか?
your daddy is winning a war for you
郊外の丘の上の病院を、駐車場から見下ろしました。白い建物とはなんと不吉にみえることでしょう。祖母はそこで亡くなりました。畳の上で死にたかったでしょうか。何十年も張り替えていない、日光もあまり射し込まない部屋で。光が欲しいなら引っ越せば良いじゃない!祖母の墓は祖父と並んで、見晴らしの良い、日当たりの良い場所にあります。
寝汗で暖められたリノリウム。お金で買えない価値がある。
-
Net Meeting
カフェって打ち合わせ。広いテーブルのところが良い、などと駄々こねたが、画面見ながら確認するにはこんなもんで十分でありました。これでネット繋がらなかったら即座にコーヒー飲み干して次の店移動するってわけだからなあ。カフェ経営者は電波状況に留意すべし。うむ。
-
つちとみどりのほとり
千葉に行ってきた。お仕事ですが。
集合時間から逆算すること一度、ほぼ始発。秋夜の残り香くんかくんかな時間に出発。駅に着くまでに凍えるわ・・・。なんだかんだでぽつんとした工場に到着した。日本は世界有数の山と森の国。そりゃあ川と道路沿いしか発展しないっす。まあ鉄道もあるけど。現地は最寄り駅まで徒歩一時間で、十分ほど歩くと駐車場が広いコンビニがあるという、故郷近辺とかわらんね、これ、そんな風景。
たったこれだけの距離なのに、東京とは人の雰囲気が違う。いや、ここで見る人たち、都内の会社にも勤務しているんだ。でもなんかねー。凄みというかふてぶてしさがあまり感じられない。なんだろ。この土地の気配としか言いようが無い要因だよね。山と森に囲われた人々が住む国。転地療養とかさ、可愛い子には旅を云々とか、そんな言葉を思い出し、帰りの渋滞でありえない罵詈雑言を車内で解き放ち、帰宅。
いやいや仕事もしたっつーの。プリンタ周りはいつになったらもっと簡単になるんだよもう・・・。
-
tilt-shift
お気に入りのブログにTokyoTimesっていうのがあります。最近そこの中の人がtilt-shiftってタグつけて写真を投稿しているので気になった。見れば特徴はすぐにわかるんだけど、よーするに、リアル写真をミニチュアを撮ったような写真にする技術、という感じ。両方比べればすぐわかるんだけど、いいのが出てこないので、googleで探すとこんなわさわさと出てきますな。ちと面白いので漂ってみてはいかがか。
ところでgoogleの画像検索なんてずっげ久々に使ったけど、プレビューの方法変わった??