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穴
先日どうのこうのとのたまった、深い穴は、昼間に見ると底にはコンクリートが流し込まれていた。といってものっぺりと平らなわけではなく、所々に台形のふくらみがあって、一段高くなっている。おそらくはその高くなった部分が家の土台たる部分となるんだろうけど、やはり穴の深さは5m近くあると思う。地下室つきの家が建つのだろうか。そう考えるのが自然だろう。
先週は高ストレス状態で煮詰まっており、これは今後もしばらくは続きそうで、現実逃避の誘惑に苛まれている。クソが。そして作業時間も長かったのが原因だと思われるが、酷く肩が凝ってしまった。頭痛も併発した。これは非常に良くないと思い、肩こりについてネットで調べてみると、「肩が凝る」というのは夏目漱石の造語である、などとwikipediaに書いてあってびっくりする。
ペプシ小豆はまだ試していない。ペプシしそ、通称ぺぷしそは大変に美味だったために、ちょっと期待したい・・・けどなあ。小豆・・・うーん。
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whole into infinity
身のほどを知るには高い壁に当たるだけでは足りませぬ。深い穴に投げ落とされ、その底に両の足でただ立ち尽くすのです。
昭和の風情というのはそれだけですでに日々の希求であり郷愁であり暴利であり。風に吹かれた灰と水に浮かぶ髪の、行く先を違えながらも、同じ深さに産声のあるように。
なんともオツな佇まいをしておった店が、いつしかシャッターが下りたままになり、外れた雨どいなども直されぬままとなり、雨宿りもできん軒先、が、取り壊されて放置されることひと夏、どうやら何か新しく建つようで、囲いが出来、草が刈り取られ、資材を積み上げ、おお切りたての材木の匂いに秋の夜長をうっとりとさせたまらんなげひげひ、
やがてイナゴの単騎で飛ぶが如くにしずしずと唐突に小型ショベルがガコガコと穴を掘り始めた。なんだかつげ義春の漫画みたいな倒錯したふうけいだった。あれが高度な仕組みで制御されているなどとは全く以って思えない。ねじ式だったりするんぢゃないのか、ごががががががが。月が綺麗な夜に、パワーショベルはなくなっていて、土台にセメントでも流し込まれていて、、ああ大体家の形がわかるね、なんて吹き出しつきで独り言を言ってもみたい頃合、深淵が縦に展開されており戦慄し。
なにごとだ。
穴が深い。ぱっと見では三メートル、いや、もっとあるのではないだろうか。その区画の一杯に、穴が掘られている。意図はあるだろう。だけど、区画一杯、ドカ弁のように掘られているのだ。虐殺された民族衣装が並んで埋葬されている動画を見たばかりで非常にこわくなった。この無造作は人間にありえる所為なのか。あのパワーショベルは案外本当に子羊のラッパで進軍してきた青い馬なのではないか。ああああ。
簡単な囲いの、おそらくはパワーショベルが通った、鉄板がひいたままの場所は、その柵の目がゆうに1mもあり、中に入ろうと思えばすんなに入れる。ただ、中=穴の中なんだけど、この場合。・・・入りてえ・・・。唐突にこの穴の中に降りたくなった。子供の頃畑に闖入してトマトを潰して怒られた頃の、あの好奇心。あそこを歩いてみたい。
・・・ちぇ。
ここ最近、その穴が見たくて帰る道を変えている。もう十年以上もあまり陽の射さない家に住んでいる。暗がりには希望をかんじてやまない。
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bluelight 荻窪
中央線にて帰路。挙動のおかしい人が乗り込んできてなにやらアレな感じで話しかけられたりしたので、そそくさと止まった駅で降りる。その後事件の報など聞かぬので杞憂でありましたが・・・。次の電車を待つも、中央特快だとかで通過するらしい。各駅停車に乗り換えても三鷹着は同じぐらいかな。でも、面倒だし、五分ぐらいだしここで待つ。改札から出ても行くとこないものな、とか思いつつ、足はぼんやりと動き出す。ブックオフに行くかとも思ったけど、開いてるか微妙な時間だったのでやめた。やがてホームの端に着いた。知人が駅のそばの会社だと言っていたなー、と、HPのビルを見上げる。青い。ホームの照明が青い。こわい。自殺防止の効果があるらしいけど、青い光に何か人の姿でも浮かびそうで、こわい。たじろいでいると、中央特快はゆっくり通過していった。俺が飛び込むようにでも見えたんだろか?
事故防止の柵よりも先に自殺防止の照明の色替えが行われる。みんなびょーきだ。死んでしまう。モルモットか。
などと青いことを言っておきながら、柵をつけるからしばらくホームが狭くなったりなんだり、だと不満なんだよな。三鷹駅のホームはエレベーターつけたらその分狭くなって、酷いよ。家も駐車場も歩道もホームも狭い狭い。金で買うべきは時間と空間であり、金のないやつは暴力でそれを手に入れていたりして、一般人である我々は奴隷に過ぎない。
台風の話をし損ねたか。書いたっけ?市ヶ谷の釣堀が水没してて面白かったことぐらいか。あと、御茶ノ水で電車が止まった瞬間に快晴になった。一時間前に家を出て、普段どおりの時間についた。東京は水害に弱いはずだけど、交通網以外には特になにもなかったものなー。対策に当たった各位、ご苦労様でした。
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Area \4864
お金ということで、レシートでも書き写してみましょうか。久々に5000円近く買ったからさー。
- 蕎麦高原 信州そば
- 特選丸大豆醤油
- BOSCOEXバージン
- ヤマサコンブツユ500ML
- だし入りみ子ちゃん一番
- クッキングソルト
- 味の素 コンソメ 21
- S&B 風味推薦おろし生 特
- 国産大豆本にがり 300
- 玉ねぎ
- カットキャベツ
- カット大根
- カツオ刺身用
- 国産若鶏ささみ
- ベーコン切り落とし
- ライス
割引 -50%
あ、くそ、何も面白いネタがない。参ったね。
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名札の裏には
名刺の整理などしてみた。ごそごそと溜め込んではいたが、プライベートとかお仕事とか分類していく。いや、分類パターンは三つぐらいしかないけど。一枚だけまったく誰だか分からないのがあってちょっとこまったけど、こういうのはオフ会でもらったものがほとんどだろう。本名しらないままに本名の名刺貰うと忘れちゃったときにこうなるよね。
名刺を整理しているホルダーの一ページに、前の職場のネームプレートが何枚もまとめて入れられていた。正確にはネームプレートに差し込む、名前の書いてある紙ね。当時職場を離れた人の名前を、自分の名前の下に挟み込んで仕事してた。同僚が「魂引き継いだ!」とか楽しそうだったので自分も真似してやってみた。今手元に四人分ある。一つは「ら。・チーフ」などと書かれた自分のもの。も一つはCG系だか出版系だかでフリーで働いている人。働いていた当時もそんなことしてたはず。もう一つはゲーム実況をしてた人。今もやってるのかな・・。最初期からやってた人なんじゃないの。もう一つは、実は会ったことないままに辞めていったよく分からない人。
この名札、勤務中はずっとつけているものなんだけど、一人、実に有効に使っていて、業務上必須のメモをそこに書き込んでいた。ないすカンペw いやー、懐かしいねえ・・・なんて思っていたら、最近twitterで補足されたw よーやくリアルライフからtwitterに働きかけがあった。
※事実の前後関係に脚色がありますがご本人様は見つけても気にしない。
補足されたキッカケが、放置しているどこぞのアカウントだった。使わなくなったら基本的に削除していくんだけど、使ってないことすら忘れていたものだった。なんつーまぐれ。ぐうぜん。きせき。あくうん。こうなると、やはり使わないものでも残しておくべきなのかなーって。名札の裏に連絡先でも書いておけば、また繋がれるでしょうし。