• えさのじかんだ

    めし短観:2023年10月

    そんなわけで、久々におうちで炊いた飯をわしわしと消費した。納豆でわしわし、牛タン焼いてわしわし、明らかに食べすぎである。見様見真似親子丼なんてものまで作ってしまった。そして炊飯器は再び封印の眠りについた。炊飯マグは簡単に取り出せる場所にはあるものの、イマイチであったので次の出番もこないまま断捨離で捨てちゃいそう。勿体ないから何かには使いたいんだけどなあ。すぐ冷めるし注ぎ口もないから飲み物とかオイルポッドにもむかない。ある程度の火力に耐えるなら、アロマキャンドルとか蚊取り線香焚けるかー?それこそそんな機会ないだろ。どうしよう。保存の効くものを入れておく壺と考えればその用途がなくもないような…うーん。

    幾度か訴えておりますが、ご飯、とりわけ白米を勢いよく食うときの擬音は「わしわし」です。

    セブンイレブンの「金のなんたら」シリーズは当たりが多いと思う。今回は冷凍ピザ。金のマルゲリータ。本商品は、一旦解凍してから焼くことを求められる。めんどいね、と思ったけど、見事に美味しかった。ハンバーグとかは自分で作っても美味いけど、ピザは自分ではちょっと無理がある。ありがたや。

    https://7premium.jp/product/search/detail?id=7005

    数か月前の話にはなるが、タイムマシーン3号という芸人さんのyoutubeで、「パクチーすぎて草」というピザの紹介というかネタがあった。その商品URLがlolとか書いてあって草。パクチー嫌いではないけど、てんこ盛りは流石にどうかね。茗荷とかカイワレ大根が山盛りみたいなことでしょこれ。もう売ってないみたいだ。

    https://www.pizzahut.jp/topic/coriander/lol/

    カップヌードル特上!特上とな!!!どん兵衛の最強とかいうものは美味しかった。本商品も期待できるのではないかと頂いたのだが、普段の癖で作ってしまって台無しだった。つまり、あまりに濃すぎるスープを薄めるために、中身をいったん別皿にだして粉末を捨て、かやくを戻してお湯を注ぐということをやっている。本商品でもそれをやってしまった。結果、大差ないのではって感じに。じゃあここに書くなという話ですが、食べるには食べたのでええやろの精神。

    https://www.nissin.com/jp/products/items/11964

    ラム肉のスープと言うのを作ってみた。これが実に簡単で、湯を沸かしてラム肉と野菜を入れるというだけのもの。ラム肉から風味が十分に出るので、味付けは塩を足すぐらいで完了。自分はチキンコンソメの野菜スープをよく食べるので、それと比べると薄味の印象ではある。しかし何しろ簡単だ。これは良い。切り落としの肉ではなく、骨付きのちょっと高い肉だったらもっと美味いかも。とても伝統的な雰囲気のある味わいだ。お口の中が異国情緒や~。

    そういえば、YouTubeには伝統料理的な手法を紹介するチャンネルも多々あります。例えばこう、賑やかな感じの物…

    淡々として…

    なんかこう…いいよね。

    冷静に考えれば、これらの動画もどこかにはYouTube向け演出が小さじ数杯入っているでしょうよ。だとしても、とても自然な感じで、ぼんやり眺めるにはとても良いコンテンツ。

    世界はそれをメシと呼ぶんだぜ。

  • F.U.C.K.,  ふでのゆくまま

    イスラエルとパレスチナと

    専門家でもないので具体的な意見もないし、事実認識に正確性はありません。

    ただ、素人目にも今回は双方の本気度が伺える。ガザからイスラエルの市街地へロケット砲数千発。イスラエルから反撃の空爆でビルが消し飛んで、酷いことになっている。

    あの土地での騒動の度に、どんな背景で揉めてんだっけ?と軽く調べたりする。いわゆる「三枚舌」とも揶揄される、WW2状況下においてのイギリスの外交が良くなかったという意見には頷ける。ただ、wikipediaぐらいの簡素な記事で調べても、その後のパレスチナ側の組織で分裂やらなにやらがあって、ひたすらにややこしく暴力的な方向へ転がっていったような印象もうける。オスロ合意はニュースで見た記憶もあるけどなあ。クリントンの前で握手する二人の画像。その後の武力衝突により、オスロ合意は反故にされたというのが一般的な認識らしい。

    この問題の解決ってありえるんだろうか。何度も戦争を続けてきた結果、遺恨だとか感情の話が表に出てきてしまって、さらには過去の歴史とかも掘り起こして、ついには何の理屈も意味をなさなくなっているんじゃないかしらん。落としどころが無いんだろう。文化的にそういう思考もないのかもしれない。何度もお互いに攻撃をやめましょう、ぐらいの話にはたどり着いたと思うけど、ハーフタイムみたいな休憩に過ぎず、すぐに次が始まる。長年の闘争で家族が殺されたとかそれぞれの感情が絡み合って、落としどころが見つからないんじゃないか。手打ちにしましょうと言いだせない。もし民の声が、お互いが灰になるまで焼き尽くし合いを望むならば…いやいや、本当にそんなことあるか?過去の歴史によれば、宗教や民族という要素がお互いを焼き尽くすほどの燃料になるということは、なんとなく察する。さらには陸続きのお隣りだから遠慮や加減がないのかね?

    かつてとある東洋の島国が。

    もろもろあるけども、事実として開戦に至った。開戦やむなしと判断がくだるような”圧”を受けたという。その後どうなったかはご存じの通りで、もう80年になろうとしている。80年。この80年の間にいろいろあったけども、少なくとも民間人が爆撃されて死ぬようなことのない平和が訪れて、戦時の感情は徐々に中和されていったと思う。関係者が亡くなったり、組織がなくなり、国際的な事情に流されて、いろいろいろいろあった。パレスチナだって、例えば2世代ぐらい平和が続けば、根本的な何かが解決していかなくても、徐々に良い方向に向かっていく可能性もあると思うんだけどな。

    炎を消すのに犠牲が要るならば、外から燃え尽きるのを待つのが合理的な判断になるんだろう。どうなるんだ😥


    いろんなサイトであの辺の地図を眺めていると、英語表記のものがあった。ガザ地区は”Gaza Strip”で、ニュアンスはなんとなくわかるような。ヨルダン川西岸は”West Bank”となっていた。ただ、西岸なのか。テルアビブは”Tel Aviv-Yafo”だった。合併前の都市の名前が残っているみたいだけど、日本語でそんな言い方は耳にしたことないなあ。

  • えさのじかんだ

    春巻の皮でブリトー🌯いけんじゃね?

    以前、自分でこさえた野菜春巻きがクッソ美味いと評価したことがありますが、それ以来もたまに春巻きやっておりました。正統のレシピも、悪ふざけもしました。

    https://blog.mogari.jp/archives/5613

    あるひセブンイレブンに行ったところ、弁当の類がすっからかんで、代わりにブリトー買ったんだけど、こいつ春巻きそのまんまでいけんじゃね?

    まずはジョンソンヴィルのごんぶとソーセージを茹でます。キッチンペーパーで水気をとって、春巻きにのせまして。そこに溶けるチーズを追加。胡椒をすこし振りかけて、巻く。ちょっと大きすぎたがはみ出て上等!あとはなるべくチーズが漏れないようにコロコロと転がして焼くだけ。

    もぐもぐ。ソーセージとチーズと春巻きのバランスがわるくてあまり美味しくない。

    完。

    春巻きの皮を普通にフライパンでコロコロしながら焼くと、どうしても焼きムラが出ます。そのあたりの歯ごたえの違いも美味しいものなんですが、中に入っているソーセージが強力すぎてそんな風情を語ってられない。ブリンブリンの歯ごたえしてます。春巻きの皮を二重にして巻いて、少々厚みを出したところ、マシな感じはありましたが、ガッツポするほどでもなく。また、噛みついた瞬間にソーセージの汁気がでますが、焼いた春巻きの皮ではうまく吸収しないというか…なんというか。なんだろねこれチーズと混ざってもいまいち美味しくない。千切りキャベツでも足すべきだったか。味付けももっと味の濃いサルサソース的なものなら良いのかな。

    なお、インターネットにてこの脱法ブリトーに挑んで生還した人々の談話を集めると、ハムを使えとのことです。今回のジョンソンヴィルたまたま家にあったのね。もちろん面白そうだと思って面白85%で実行に及んでいます。春巻きでいけんじゃね?と思いついたのは、家に帰ってブリトー咥えながら冷蔵庫の中を見たときなんですよ。これは叙述トリックだ!

    まーそのぉ…

    シンプルな料理も、定番の家庭料理も、ちょっとしたズレで大惨事になるということ。これはお馴染みの「嫁のメシがまずい」にて大いに学びがありました。なんでも良い部分と良くない部分がございます。みなさまは真面目にやっていきましょう。

  • ふでのゆくまま

    靴の穴が

    ここ二年近く、ご近所の買い出しやお散歩で使っていた靴に、穴が開いた。というのに電車の中で気づいた。いつから開いていたのか。歩数にして200万歩は歩いているので、十分に働いてくれた。靴底を眺めてみると、結構すり減って平らになっている。まもなく穴が開いて、水たまりの水がしみてくるようになる。理屈で言うと単純に滑って危ないし、もうちょっと早くに履くのをやめるべきだったんだろう。

    足のサイズにもフィットして大変に良いというわけで、同じ靴をストックしてある。よろしく頼むやで二代目くん。…さて、三代目も用意するかという話になりますが…これは保留。初代くんの亡骸は、燃えるごみとして荼毘に付される。どうせ燃やしてしまうなら、分解して使えるものをいただけないか。例えば衣料品でもポケットの部分を切り取って収納に使うとかある。しかし、靴では…。結局捨てた。

    昆虫くんが屋内に登場したときに、叩き潰すウェポンとしてはどうかと思ったんだけど、ここ数年はスリッパを導入したので足りている。手にはめて鍋掴み!持ちづらくて危ない。ソールの部分にしてもすり減ってボロボロだし、何かに使えそうって気にはならない。質の良いゴムではあるんだろうし、無理やりドアストッパーとかに使えるかな。机の角とかに貼って、怪我防止とか?

    皆さんも靴の使い道など模索されては如何でしょうか。

  • どくしょかんそうぶん

    「はりぼて」を観た

    富山の新興ローカルテレビ局が、市議会のなんか不正を暴いてなんたら、というドキュメンタリー。取材してたら不正が続々出てきました~って話。内容はあらすじ通りというか、捏造された領収書がザクザクでてきて市議会議員たちの不正が発覚していく。ま、それだけと言ってしまえばそれだけ。もちろん、それだけで大問題だとは認識しております。

    本作の映像って、本作品で初出なんだろうか。取材が続いていた期間にテレビ番組内でも流したと思うし、そう思われる場面も作中に見て取れる。事件から数年経過して今、なぜ映画という形になったんだろう?何か主張したいことがあったんだろうか。わざわざ(?)映画化して、タイトルを付けた。号して「はりぼて」と。言葉の意味自体は普遍的な物だ。じゃあ「はりぼてなのは何か?」って事になるんだろう。本作を観た印象だと、ちょっと捻くれると「市民の声」とかになったりする?

    配信サイトのレビューには映像は三流なんて書かれていた。現場記者のドキュメンタリーなんだから、そんなもんだろうと考えていた。実際に観てみると想像内の映像だったけど、確かに少々わかりにくい感じがあった。最初のほうにあったナレーションが途中でどっかいってしまった…。「半年前」と画面に出た後に、いつ現代に戻ってきたのかわからなかったし、何度か映っている建物もなんだかわからないし。→ググったら富山市庁舎っぽい。キャスターが部長に「話いいですか?」って伺う場面の映像もなんだこれ?ってなる。テレビ局って、業務中のオフィス映像がストックされてるもんなの?最後には、「んでどうした?」みたいな疑問が残ったというか。う~ん🤔

    報道とかで目にする、インタビュー中の画面に表示されている氏名と肩書。やっぱりこれがないと、いまいち話が入ってこないものだな、という実感があった。でも映画で画面に人物が出る度に、ふわふわ名前がくっついて浮かんでいるというのも、コレジャナイ感あるもんな。なんか不思議だ。俺は一体何を観たんだ。