餌事情(再)

流行り物は消えるが風情。

食べるラー油とか言われていた系統…と思われる商品を買って、頂いてみた。飯にそのままちょいと乗っけて食うらしい。本当かよ、ということで試してみる…。確かに山椒の強烈な香味がある。しかしそれが、ラー油と相性が良いとも思えない。まして白米とは…?ううむ、結論として美味しくは頂けませんでした。このエントリを書くにあたり、食べるラー油のブームっていつ頃だったのかな、とググったら2010年と出てきてちょっと固まるよね。だっておととしぐらいのつもりでおりましたから、店頭で手に取ってみましたのですが。でも、8年経っても棚にあるということは、一時の流行を過ぎ、そして暮らしに定着した商品ということでしょうか。自分の食卓には並ばないでさあ。

出汁で溶いた状態の味噌がボトルに入ったあれを買った。サンドウィッチマンのやつ。怠惰で横着のくせに手作り感あふれる飯を好んで食うような、自分にはピッタリな商品だ。野菜を茹でて火を通し、この味噌を注ぎ込めばそれで味噌汁。手っ取り早く大根の葉っぱのみという具材で試したみたところ、ほぉ…味わいもまずまずよろしい。いわゆる赤だし風味であったので、野菜炒めにドピュッっとかければ普段口にしない味わいになり、これもまた、よろしい。別の風味のものも買ってみたのでしばらくはこれで戦える。しかし何も真夏にさあ…。怠惰横着無計画。

同じように圧を加えて中身が出るしょうゆを買った。マツコ・デラックスのやつ。みそしょうゆで国民的人気のあるタレントが並んで宣伝しているというのは…それだけ競争の激しいカテゴリということだろうか。でもあまりタレントが味噌や醤油のコマーシャルしている印象ないな?ぼんやり何かないかと思い起こしていたら…マルコメ味噌の小坊主を思い出した。味噌もしょうゆも、売れてるタレント使ってテレビでCMするほど画期的な新しいものって、なかなかできないんじゃないかなあ。なんてネットで調べると、じっさい、調味料のCMにタレントいっぱい出てました。なんだよ。怠惰横着無計画無知。ケビン・スペイシーに殺されるのではないか。

むかしトマトの湯剥きというものを教えられて適当にやってみたのだが、そのやり方は誤りだと全力のツッコミを頂いた記憶がある。その後、湯剥きをする機会は訪れず、まあ多分今後も訪れることもなく、冷蔵庫でヒエヒエにして齧るかスライスして齧るか。トマトと卵の炒め物やってみたら全然美味しくなかったなあ。トマトを切るにあたってですけども、リンゴみたいな形にしていた。へたの中心にごく近いところで切り、球をほぼ同じ大きさの半球にわける。その後、1/4にカットし、サイズによっては1/8サイズに。くし型。

新しい包丁をお買いあげして、ちょうどトマトがあるから切ってみるかと刃をのせたら、へたからだいぶ外れたところに切れ込みが入ってしまった。ここでふと、思いつく。へたの部分ごとセパレートできるぐらいの厚みを持たせてカットしてみたらどうだろう。

とまと

ハンバーガー(何年も食ってねえ)の中に入ってそうなトマト輪切りができた。へたの部分は、斜めに切り落とすと、なんかハート形になって可愛い。残りの部分は従来と同じ。やーらかいトマトだからできる。特に意味はない。 怠惰横着無計画無知無意味。真言かよ。

めんつゆないけど買いに行くのだりーし、自分で作るかーってネット情報を漁るとまあ見事にバラバラの事が書いてある。みりんを沸騰させたら同量のしょうゆを入れるだけ、というものから、だしパックに鰹節を入れてどうのこうの、という本格気取りのものから。本格的にやったら美味いに決まっているのでそれは除外して、一食分でレシピ何個も試す。少量のめんつゆを4パターンほど生産しただろうか。結果、しょうゆと鰹節を麺にダイレクトにかけて食う、で良いんじゃないのということに。つまりは、めんつゆ買って来いと。作ろうとしても、別物になり、またその別物で楽しめるんなら、買って来いやと。めんつゆ商品としては、ヤマサの白だしをかけて食うのが好きです。醤油とか足しません。塩分が濃いので、分量としてはパスタサラダにドレッシングかけた、よりもさらに少ないかな。カップ焼きそば?

鴨肉が手に入ったときは、鴨蕎麦にするので、この時ばかりはちゃんとつゆに入浴させてつゆも飲む。しかし攻めどころはここよな、動きます。白米のおかずとして設えたような鴨肉をおそばで頂く。塩コショウとかナンプラーとかスイートチリソースとかいくらでも試せるぞ。乾麺とか茹でずにぼりぼりいっちゃおうかしらワイルドだらう。怠惰横着無計画無知無意味無頼派。ここまで並べると怠惰を無気力に、横着を無粋とかにしておけば良かったとの思い捨てきれず。寿限無寿限無。

新調した冷蔵庫は物理的に高くなった。レンジを乗せ、その上に今まで通り炊飯器を乗せたら身長より高くなった。炊飯器上面にある炊飯やら予約やらのボタンも見えない。炊けたところで器によそるのは難しい。いっそ床で炊くのが普通だろうか?しかし足場はあるので、操作の必要があるわずかな時だけそれに乗っかって操作すればよい。米と水を入れたおかまを中に入れてふたを閉める、予約あるいは炊飯のボタンを押す、と。それだけだな。どのみち週末しか炊かないのだから、このまま高いところに置いておく作戦とした。

そしてよく冷えるんだけど、冷えすぎてませんか貴方。庫内にはひえひえ調節ダイヤルがあり、デフォルトであろう中になっていた。新品にウキウキしながら食品を入れて一晩、キャベツの表面や庫内の各フロアは氷りついていたのです。頼もしいと言えばそらそうなんだが。「弱」のほうへひと目盛りねじって運用中、それでも前野に比べるとようけ冷えとるなあと凍みじみ思ってしまうほどに冷えている。「強」のほうへひねるといったいどうなるのでしょうか…バナナで釘が打てる世界。

という例えが若人に通じない、令和の盆、ド盛夏でございました。夏休みなどない(再)

濡れ手にfake plastic feather

普段は物寂しい、駅のしょぼくれたほうの改札口へと続く道が、大賑わいを見せる。所々に和装の若人を認め、花火大会だなあと察する。駅のホームもごった返し、仕事を終えてくたびれたおっさんは、せっかく早く帰れるのになあ、とやや不満を抱き、それでも精一杯邪魔にならぬように縮こまって電車を待つ。はよ来いやー。臨時増員されたであろう警備員も世話しなく、「危険ですから下がってください!」の声も当然普段より迫力を増し、それを各所の警備員がみんなバラバラのタイミングで叫ぶものだからもはや怒号のような状態となり、ヒステリックな近代のまつりごと、その一つのk

!?

最初は屋台で買ったおもちゃか何かかと思った。決まって女性だけが、同じようなものを手にもって歩いている。数名が同じように通り過ぎ、その都度ちらりちらりと眺めると、どうやらそれが手持ち扇風機だと分かったときはホッとした。だってなんかこう、一瞬卑猥なアイテムに見えt

\お巡りさんこっちです/

その日は無事に帰宅。その日は、じゃねえよ今後も無事だ。特に若い女性が多く使っているというのは、どーーーーせ人気の芸能人あたりが使い始めたんだろう。浴衣を着て花火を見に行くのに手元にアレをもつのは風情がねえなあ…そら涼しいだろうけど。いやー駄目だダメだ。若者の流行りにおっさんの美意識ぶつけるとか、自分が若いころに黙れよおっさんとか思っていた、そのままの構図じゃないか。同じことしてみれば良いのだ、Amazonさんにいつものようにオーダーを…うーん。しかし万が一おっさんが手に持って卑猥に見えたら身柄拘束免れないのでありました。いやいやきっと大丈夫。あの手元で顔に向けている扇風機が日本の永遠の詩情を振りまいているのでありますよ?あのイーハトーヴォのすきとおった風が扇風機からぶいーん。

勿論冗談で言っておりまして、実際に卑猥に見える可能性はございません。

手持ち扇風機が夏の日差しですくすく育つと、一週間で脱皮してサーキュレータと呼ばれるものになる。この便利さ。単にiPhoneのサイズを調整しただけ、なんて揶揄されたiPadが、使ってみればずいぶん便利だと気付かされた事例を思い起こす。つまり人の暮らしにおいては、風が欲しいタイミングとアングルには案外バリエーションがある。風の発生源を調整したいと思えば、移動が楽だったり、設置場所に困らないほうが都合がよかったのだ。

凄絶な日差しがやってきた休日、パイプ枕をざぶざぶと洗った。風呂に湯を張り枕をざんぶと沈めまして、沈めまして、沈め、沈まねえなこいつ。ぷかぷか浮かんでいる上から重曹パウダーを振りまきーの。ごみ袋からペットボトルを呼び戻して水を詰め、重しに。五本目で沈んだ。かるく混ぜて小一時間後、お湯の汚れにoh…となりながらすすいで、直射日光ぶち当たりの物干しに…吊るすとどこかからビリっと破けそうな気がした。やめとこう。カラーボックスをひっくり返してその上に乗せ、手すりの角を利用して原始的なかまどのような風通しを確保。サーキュレータを置いてななめ下から全力送風。

ところがここで…。洗う時に参照したwebサイトに、「一週間ぐらいかけて乾かす」とか狂気じみたことが書いてある。考えてみれば、細かなプラスチックの集まりに蒸発という作用があるかと言われれば、ないのかな?それでもド直射日光、サーキュレータの風もあるし大丈夫かなと二時間ほどそうして干していた。状態を確認する。手で触れると風の当たる面だけ乾いた感じがあるが、中身をごそごそ混ぜてみればじっとり濡れているパイプが出てくる。これは困った。洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水と思いつくも、この枕は洗濯ネットの倍ぐらいのサイズがある。一か八か、このまま脱水。もし中で弾けたらどうなるか考えると体感温度が下がって大変によろしいですねヒャッホウしかしながら「一週間かける」という狂気に比べればうおおおおドゴゴゴゴゴゴゴンンンンン。怖くて30秒ほどで出してみたが、じっとりとしたままだ。

農作物を乾かすがごとく、広いスペースにぶちまけて乾かすのが一番早そうだけど、もちろんそんなスペースがあるわけもなく、科学の力に縋るとしよう。プラズマクラスターさんを風呂へ勧請。枕の中身を3割ほどバケツに移し、少々乾燥しやすい感じにする。全力の除湿運転をしてもらいつつ、枕とバケツを風呂に放置。

すること3時間。乾きやがった!

でもバケツのほうは手を突っ込むと水気があり、手にパイプが大量に引っ付いてしまった。濡れ手にプラ。枕の中身の乾いたパイプをいったん45Lのごみ袋にざざざと投入。次にバケツの中のじめじめパイプを枕に入れて、再度全力の除湿運転をすること小一時間、見事に乾く。すごいな。その夜は、小ぎれいになった枕で夏空の夢を見よう。今年も夏休みはないfuck。

…寝入る前に屋外に放置されたサーキュレーターに気づいて回収。夜空に風を送り続けては、うちゅうのほうそくが乱れてしまう。またある人の詠める

ほし仰ぎ 二羽で扇がば にわか凪 そら乗りせむと 濡れ筒枕

「ゆかいないきもの図鑑」と「図解 なんかへんな生きもの」を読んだ

Amazonプライム無料枠で、kindleアプリで拝読。

動物のユニークな蘊蓄が満載で、とてもお得感のあるイラスト書籍。 所々に挟まれるジョーク小ネタも面白い。 大人が読んでも驚くべきエピソードも多く、話のタネにもってこい…ただ、一般的には初めて聞く動物の名前も多いと思われ、肝心の動物の名前が思い出せないなんてことになると思う。…ま、そんな実用性の心配は兎も角、ぼさーっと風呂やトイレで読んだり、おやすみ前にオフトゥンの中で読むのによい。へー!すげー!っていう…なんでも驚いていた子供のころを思い出す。。。

ところが、実際に小学生ぐらいの子供にはそこまでウケないと思う。確かにかわいい動物のイラスト集ではあるものの、これは添えられたエピソードがメインディッシュ。そのエピソードをいじるジョークと文体が、いかにもおとな向けなんだよね。漫画やmemeから拾ってきたと思しきネタとか多めなの。でも、逆にこういう本を楽しめる子供は賢い子というのが自分の考え方です。どうでしょうか。

どうでしょうじゃねえよ。

ウワーッ

もっと強く叩いて

以前、藤浪晋太郎投手の話題を書いた。制球に難があり、剛速球投手なのでデッドボールで大きな怪我を負いかねないと判断した相手チームは、その対策に比較的リスクの少ないと思われる左バッターばかりを揃えたという話。

藤浪対策 

その藤浪投手が一軍の試合に登場した。その結果がやっふーのニュースに載っていた。褒められるような結果ではなかったようだし、懸念されたデッドボールも二回。自分はこれといって野球ファンではないけれど、この件については今後も興味をもって追っかけるつもり(よーは単なる野次馬なんだけども)

ルールに何か追加されることがあるのかどうか。どうせ悲劇的な事故が起きるまでは何も変わらない。そして実際に何かが起こり、また後手に回った結果おおごとになってしまった!と騒ぎになる。その責任?というか原因?を単に荒れ球の剛速球投手というだけで個人に負わせてしまうようなことが、由とされるようではそれもおかしくないか?えらい人たちは何をやっているのかと。でもだからってどうすんだよこれ。自分だったらどうするか、まったく正解がわからない。だからこそ、興味津々野次馬をしていくつもり。ポジティブな文脈にねじ込むなら、規格外の選手の登場や、プレーの発明でルールによるコントロールがされるパターンになるのかな。危険球一発退場だって最初は「あぶねーなあ」ぐらいで済ましてたかもしれないし。

ブレーキとアクセルの踏み間違いだって、スマホ見ながら運転だって、「あぶねーなあ」で済ませていたんだ。

スマホ見ながらの運転は厳罰化が進む一方で、自動運転技術も徐々に徐々に現実味を帯びつつあり、どうにか合理的な着地点をけんけんぱと飛びながら一息つける場所へ進んでいる感じがあり。一方で高齢者の事故に関しては昨今のドライブレコーダーやスマホの普及により、事故とは至らぬまでも危ない運転が多数ネット上でも見ることができる。幅が広めの歩道を爆走する軽乗用車を老齢のご婦人が運転している動画など、本気で恐ろしい。

免許の更新をしたのだが、ビデオに免許返納制度についての場面もあった。返し渋る人もいるだろうけど、一度話し合ってくださいね、というような話だった…と思う。話し合いで済むのもあと何年だろう。免許更新ごとに実際の運転をするとか、何かテストをするとかいうような処置が一番交通安全の理に適っていると思う。自分のようなペーパードライバーでは、一定の割合で更新できなくなるような人も出てくるかね。自分も落ちそう。

業務上過失致死傷とか言われるけど、この業務っていうのは仕事中という意味ではなく、日常的にその行為を行う人が守るべき基準とかそんな意味でありまして(詳しく知りたい人はググろう)「これは致し方ないですね」で許されるかどうかの基準が厳しくなるとか、だったかなあ…。免許をもって公道を車で走ろうってんならば、そら、てくてくと歩く以上に過失なくやっていただく必要がありますよ、と。そこに老人だからまあしょうがないよね、という発想には至りにくいと想像する。科学的というか医学的というか、生物の摂理で言うなら、何かを見落とすも間違うもしょうがないのだけど、結果自分に突撃してくる可能性があるわけだ。

遺族の方が、事故を起こした運転者に厳罰を求める署名を行っているらしい。池袋の事故の件だけど、まだ何の判決も出てないよな?というかそもそも刑事告訴されたっけ??一体なんだこの署名活動??痛ましい事故だったのは理解するけど、みんなでお願いお願いと言って簡単に量刑が変わるようでは世も末なのか、はたまた何か新たなものごとの始まりなのか。まあ現状前者だわ。個人的には、プリウスが悪いってトヨタにデッドボール石つぶて投げる署名ならまだ納得がいく。でもそんなものならもう、投げられ続けている筈。ではここで自動運転でTOYOTAが一発逆転ホームラン打つようなことが…あるかなあ。自動運転に必要な技術のもろもろはまだ日本企業がトップ集団走っていると思ってるんですけどね。

冷蔵庫を新調しようとしたら、配送は一週間先だと。長年お世話になった冷蔵庫様、最後の一週間は供養のつもりで何か特別なものでも冷蔵しようかしらん。財布とか。そしたら銀行のキャッシュカードとか残高一億倍にならねえかなー。

「little forest 夏 秋」を観た

若い女性が農作業をするお話。ときおり思い出小話を挟みながら、地方の山ん中のくらし。説明がしにくいが、造りとしては料理漫画に近い?バックグラウンド的な情報は作中でされるので、置いてけぼりな感じはない。ドキュメンタリーでもないので、ただ作業を追うだけでもなく。

日本の田舎って、こういう景色。日本国の国土の比率でいうと、(もちろん領海を除いて)山と林がいっぱいあるけど、人が住んでいる田舎となると、山というよりは木の生えた小高い丘。その谷間谷間に農地があり、集落がある。道はそれなりに整備されていて、ずっとずっと山のほうに行くと、あるタイミングですうっと人家はなくなり、上り続ければ道の左右はいつしか崖や森になる。場所によっては冬には通れない。

イカス商店だ。つげ義春の世界。「ジュスはわずか80円であります。」映画のレビューについてはこれ以上特に語るような事も無い。ちょっとストリートビューの世界でうろうろしていきなせ。