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めし短観2024年7月
水が要らない喜多方ラーメン坂内。なんだそれは?とお買い上げ。麺と一緒にスープごと凍っているのでそのまま鍋に放り込んで加熱するという仕組み。その味わいは、可もなく不可もなく。簡単さという面ではお湯を入れるだけのカップ麺には及ばない。鍋を使うので、具材を豊富に足したいなんて方には良いかな。
https://www.kinrei.com/menu/18824.php
伊右衛門宇治抹茶のプチシュー。有名なペットボトル茶の伊右衛門のロゴが書いてはあるけど、味わいにそんな特徴が出ているとも思えず。ほぼハーゲンダッツの抹茶と同じだけど、ちょっとだけ苦みが強いか。ミッツマングローブかマツコ・デラックスか、その界隈の人が、抹茶は何に使っても抹茶味が強すぎると言っていた。
皮なしのたらが売られていた。お買い上げ。お弁当の白身フライといえば鱈という印象があるなあ。皮なしってどういう需要なんだろう。魚の切り身で皮が無ければ、加熱の途中で崩れるのではないか。実際にフライパンで焼いてみたが菜箸ではうまくひっくり返せず、最終的には半分ぐらいほろほろ崩れてフレークみたいになってしまった。ネットで調べると揚げ物か、ムニエルにするのがメジャーみたいだ。たら方面では、銀鱈の煮付けが好きでやんす。
米粉はいったパン。米粉ってアレか、柿ピーの砕いたやつか?実際に調べると、米を砕いたものには違いない。白玉粉や道明寺粉という種類があるみたい。ああ桜餅の。パンに使う理由はなんだろう。小麦粉の代替ってことなのかな。だとしても、小麦粉がアウトで米粉がセーフってなんだ、アレルギーとか?今回お買い上げしたものは焼いたりせず、このままがぶりと(´~`)モグモグ。パンを日常的には食べないので米粉混入による違いもさほどわからないが、美味しい。本来は「べいこ」って読むらしいけど世間に「こめこ」で浸透したのでこめこなんですって。こめこねこのこねこのここめこ。
https://www.takaki-bakery.co.jp/product/ishigama/i22395.html
西友のお墨付きシリーズ、「18種類の野菜ジュース 食塩無添加」をごくごく。ちょっと独特の味だ。トマトや人参の味をベースにセロリやパセリの風味がある、というのがおそらく王道のテイストだと思う。でもこれは…なんだろう、なかなか表現しにくい。トマト味でも人参味でもないが、何味とも言い難い。どうやら野菜嫌いには無理そうとおぼしめし。720mlですって。この商品に限った事ではないけど、ペットボトルがやせ細って悲しい事。
https://www.seiyu.co.jp/pb/mo/mo-637
大きなひきわり納豆とやらをお買い上げ。大きな…?確かに粒が大きい。ひきわり納豆は、手巻き寿司とかパスタとかに使われる印象がある。粒が細かいから箸で食うものにはあまり使われないかも。自分は雑なので通常版そのまま使いますが、何となくたまに、ひきわりにしてみるかって思って買う事がある。めしやパスタ。油揚げを裂いて中にいれたり豆腐に乗せてみたりトーストにはさんでみたり。ん~これといって本商品に関して思う事はないけど、そもそもひきわり納豆てなんなの。
https://www.adumas.co.jp/bighikiwari
ひきわり納豆について筆をすすめ。結論として、製造メーカーにちゃんとした情報がまとまっている。食品しらべものあるある。臼で挽いて割るから、ひきわりと。納豆を作ってから細かくするんじゃないんだな、…考えてみれば当然のことか。糸を引いてねちゃねちゃになってしまうじゃないか。リンク先には、納豆のうちひきわりが占める割合は全国で7~8%とある。だけど、スーパーはどこに行っても通常版とひきわりが並んでいる。ひきわり派の人が結構いるんじゃないかなあ。
https://www.yamadafoods.co.jp/library/hikiwari/
レモン味が強烈ですというところが売りの炭酸飲料をいただくが、こちとらレモン果汁が冷蔵庫に常備されており、炭酸水に注いで飲んだりしておる!全く以て迫力不足でした。出直してきなさい。
https://www.asahiinryo.co.jp/products/carbonated/mituya_choustrong_lemon
柿ピーもいろんなフレーバーが楽しめるようになって久しい。ネギだれだそうな。なんのこっちゃと思いながらも新種は一通り試すが由。しかしとくに、美味いとも思えず。不採用~。
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「Nomadland」を観た
邦題も「ノマドランド」
ゲーマーや世界史好きは「ノマド」がどんなものがなんとなくイメージがつく。やまとことばで「フーテン」といいますが、これは嘘です。ドキュメンタリーの原作があり、いわゆる映画化作品。
日本にもこういう生活をしている人は…いなくはないんだろう。でも、東京に住んでいて、車を使う機会もゼロの自分の暮らしでは接点はない。それに、どちらかと言えば道楽でやっている人たちが多い印象だ。でっかい車をカスタマイズして、生活も成り立ちます( ・´ー・`)ドヤァ。みたいな。一方で河川敷を占拠して住んでいる人たちが、車で各地を転々として暮らしているような状況は、全く想像できない。何も無理に現代日本と対比する筋書きではないけど、少なくとも仕事に困ると住居にも困り、住居に困ると仕事にも困り、老いの頃はさらなり、という状況に陥るのはアメリカでもまあまあ同じようだ。当然か。
そこは心情が繋がる部分もあるが、この景色をみさらせ。無料AIでも生成できそうな、我々がイメージする通りのアメリカの景色テンプレ。街の風景だってそうだ、なんだあの道の広さ。こちらは大変お世話になっておる配送業者の軽トラと路地で出会うと身をよじって交わすんだぞ。こんなアメリカのイメージは、中学生の頃に「ターミネーター」を観てからずっと同じだ。それでも本作には、テンプレの景色をそよぐ情緒がデデンデンデデン。
自宅の狭い湯船に浸かって…どうしたものかと諸々の考えに耽る事がある。時に映画を観たりしながら。あるよな。ねえの?明日もやることは決まっているし、ここから寝床まで徒歩10歩だ。玄関ドアに鍵もついている。エアコンは動く。ここから逃げ出す理由もねえ。でも本当は作中と同じ、自分はどこへでも行ける。ペーパードライバーなので一人で運転した経験はないが、合法に運転する資格は有しているし、電車にバスに自転車に徒歩にタクシー。
旅だってさ。
「家に帰るまでが遠足」という我々とは、考え方が違うんだろうか。大西洋を横断するとか西海岸までいって金を掘るとか、その頃の感覚でキャンピングカー転がしてんだろうか。作中で冒頭から語られる”2008年の経済危機”とはいわゆるリーマンショックの事だ。家を失った人は実際にいたんだろう。職が安定していればこんなくるま暮らしはしない。どうしましょうかと途方に暮れているという状況なのに、ちょっと憧れを覚えなくもない。だってこんなにも穏やかな作品だ。銃も出てこない。フィラデルフィアの例の通りに比べれば、「ノマド」なんて言ってられる暮らしというのはそこまでネガティブで、エクストリームなシチュエーションでもないんだろうか。原作にどう書いてあるかは知らないが…。
所詮は映画ですから、現実はこんな平和なわけもないんだろう。自分はあの車を避難所みたいな感覚で見たと思う。台風が過ぎればもとに戻れるし、揺れが収まったら机の下からのっそり出てくるような。そこまで日常と離れてない、ただ一時の雨宿り。
実際に自分の身に降りかかれば、本作よりも悲惨になる可能性が高い。東京に住んでいるから、ホームレスの人々というのは何度も目撃している。俺もあんな感じになるんだろう。まさしく、あの通りに、なるんだろう。ノマドと呼ばれるほど生活の方向性もない。またランドなんて呼べるほどの土地も人々とのつながりも無い。日本の格差は縦に長い。階級を移動する長い梯子があるが、踏み外せば助からない。お車でじっくり攻略できる代物ではないのだ。
そう思うと本作の景色は未来のエスエフみたいなだ。火星に着いた人類も、滅んだ地球の生き残りも、こうやってお車で暮らすんじゃないかね。ああそうだ、俺はきっとこの景色を、ゲームで見慣れたんだな。FalloutとかFracryとかさ。
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「近代食堂」を読んだ。
2024年3月号。こういう業界誌(業界紙?)は殆ど知らないことが書いてあるので、面白い。雑誌や新聞というスタイルなので、専門的な技術の話でもわりと平易に書かれていることが多い。…「多い」なんて言ってるけど、そんなにたくさん読んだことは無い。
そして、面白いのが広告。この紙面を見る客層が絞れているので、専門的なニーズに絞った広告が載っている事がある。門外漢の自分が見ても、すぐにはどういう商品/サービスだか把握が難しいこともあるだろう。例えば今回見かけた広告では、カスハラ対策の広告があった。いわゆるカスタマーハラスメントのことで、きちがいじみたクレーマーの問題だ。キャッチコピーは「その対応時間、無駄です。」これは飲食店を運営している人にしか刺さらないだろうが、実際どんなサービスなのだろうか、気になって調べてしまう。…広告に載っているURLでは細かい内容は紹介されていなかった。…内容を想像してみるに、いわゆる企業秘密の部分が大きいのかもしれないぞ🤔
人気店の紹介記事なんかもある。「坪月商NN万」みたいな単位で評価されるのも、業界ならではなんだろうか、自分には目新しい。人時売上高がどうこうとか、店舗運営のコンサルのコラムなんかも載っていて、金融商品みたいなグラフとか指標の解説とかなんだこれ兎に角情報が充実しているぞ。
うまくいっている店舗のうまくいっている工夫が特集されていたりする。多忙な業務を捌く工夫とかどうのこうの。これらは内容によっては企業秘密とか言われる類のものだと思っていたんだけど、例えば「レードルのサイズを大きくして注ぐ作業の回数を減らした」なんて具体的なエピソードまで載っている。気づけば誰でもできる事だけど、実際にやってみるまで物凄い効果があるとは気付きにくそう。
蕎麦の打ち方、パナマ運河とスエズ運河の運行状況にかんする懸念、メニュー表のレイアウトの工夫…いやいやすごい情報量だな。部外者だから気楽に読めて、なにやら読んでて楽しくなってきた。でも、こんなの何冊か読んだら、なんとなく「俺でも簡単に繁盛店を開けるのでは?」と思ってしまう人も出てくるかもしれん。あの事件を起こしたマフィン屋さんもこういうの読んだりしていたのかな。読んだらあんな事件は起こさねえだろって話かもしらん。
こういうの適宜読むの面白い。今後もやってこ。
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https://fuckyeahinternet.mogari.jpは引っ越しました
https://fuckyeahinternet.mogari.jpで公開していたブログ記事は、https://blog.mogari.jp/に統合しました。もろもろあって、新しいFQDNへ元のURLから1対1のリダイレクトできなかったので、トップページにリダイレクトすることに。ちゃんと301はレスポンスしているので、ぐーぐる先生怒らないでほしいです。主観でどうでもよい記事は処分しました。酷い話。
引っ越してきた記事はfuckyeahinternetというカテゴリにまとめました。https://blog.mogari.jp/で公開済みだった既存の記事もいくつかこのカテゴリに含まれています。
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とんびにさらわれて
あの有名な動画の続きが11年を経て更新され、ネットが少々ざわつきました。
動画のコメントにあるように、この子も大学生になるという。動画データが残っているだけでも凄いことだと思うけど、よくアップしてくれたなあと感嘆するものであります。