• ふでのゆくまま

    お買い物

    最近のお買いもの。

    VANのモックシューズ。一足履き潰しかけているのだけど、快適な靴だったので結局同じものを買い求めた。おそらく五年ほど履いた。五年ももったのは意外だった。自分はこれでどこへでも出かけていくけど、みなさんもご近所履きやお散歩用にいいんじゃないのこれ。

    カンパリ。酒。カンパリオレンジの元つうか。というわけで当然オレンジュジュースで割るのがメジャーなんだけど、ここでオランジーナで割ると簡単で美味い。それだけ。あとキレートレモンもやってみたけど美味い。

    ズブロッカ。知らずに買ったら草入っててびっくりしたwww 40度もあるなんて知らなくてまあチビチビやって飲み干した。割って美味しい感じでもなし。

  • ふでのゆくまま

    明けに銀の明星の袖擦り合わせ暖をとる事

    先月の事、もろもろ事情があったりした結果、三週連続で終電を逃した。幸いにしてその全てが金曜日のことであったので、まあ朝までどこかで過ごして…と諦めもついた。もちろん翌朝からすることもあったりしたが、私事なのでまあ投げ打っておけば、なんて。

    その一週目、弊社事務所にて時計の針は24:00を示していた。間に合う終電があるものの、混んでいる電車に一時間揺られて午前様も面倒くさく思われて、そのまま一泊することに。一泊するという決心に、面倒以外にもう一つ理由があった。非常用の銀のピラピラしたアレ、非常用サバイバルシートが鞄に入っていた。これを試してみようかと。いや、本当は試そうと思って会社に泊まることにしたのだけど。おほほ。

    こういうの。ポケットにすっかり収まる軽さ、サイズでまさに非常用と言える。午前二時、試してみるかとパッケージから取り出してみる。十分に大きい。しかしあまりに薄く、また軽いがゆえに、着衣のままでは体に巻き付ける事ができないのでありました。フワフワしてて、どうしても密着して体に巻き付けることができない。ゆえに寒気が防ぎきれない。これならどうかと椅子に座ってケツで抑えることで腰から下にはきっちり巻きつけることができた。これは確かに温かみを感じたが、窮屈だしいまいち。体全体でどうにか、まきすの上の海苔巻みたいに、下に敷いてぐるぐる自分が転がればぐるりと包まれるんではないかと試してみたが(土足の事務所の床でコート着たまま銀色に光ってごろごろ転がるわたくしをご想像ください)どうだろうか…。で、服がダメなら脱ぐ…のはちょっと事務所では躊躇われたが、捨てる予定だったその銀のヒラヒラを持ち帰り、家でやることにして、その日は椅子に座ったまま始発までウトウト。朝になり、帰宅。その日の晩。布団の上にこの銀のシートを広げて、裸で寝そべって転がってくるまる。おおおおこれは確かに十分に暖かい。暖かいけども真冬と言えど所詮屋内の話であり、これがあれば安心というには程遠いかなと思う。これで非常時に何もないとき、命を長らえることができるかと言われれば…状況によってはできるかもしれないなあ。まあその「具体的には分らないけどひどい状況」に備えるのが防災ってやつなんだけど。まあ邪魔にならない、安いというので、持っておいて損はないと確信した。やたら光るので海難とかの時に発見される確率が大幅アップしそうではある。

    以上一週目。

    二週目。乗り換えの新宿で終電待ちの列はすでにホームを溢れんばかりで、ホームに上って来たは良いけどとても乗る気にならない。忘年会帰りの出来上がった人々もおり、密着嘔吐ショットガンなどいただいては堪らないので終電で帰るのを諦めた。朝まで営業している以前の職場に行って、始発で帰るつもr「今は夜営業してないよ」うっそーーーーーん。しょうがないので、店を出る。しかしこれは楽しみでもある。徒歩にてお家を目指すなり、と洒落込んだ。

    …午前三時。疲労と後悔にまみれて寒さに震えていた。先週の銀のひらひらシートを思い出していた。移動中にはあれは使えんなw 何度かグーグル先生に道を尋ねるうちに、ただこの道を歩けば着く、という単純な道のりに合流した。故に、今度は具体的な距離、時間の数値にげんなりすることになる。どうもあと三時間ほど歩きとおせば良いと判明した。日が出る前には着くのか。三時間て。やや横道に逸れていくと私鉄が走っている。駅まで近いかは知らない。…が、幸いにもすぐ傍だった。ちょっと寄り道して駅名を確認、時刻表を検索して確認したら、始発までまだ二時間ある。始発に乗ってしまえば乗り換え入れても30分ほどで家に着く計算になるのだが、ここで二時間待てるか。近くに朝まで営業するファミレス的なものもなかった。次の駅まで取り敢えず移動する。次の駅、次の駅、とやっていれば家に着いてしまうので、頑張れるかと思ったが足が痛む。震災の時はもっと長く、倍近い距離を歩いたが、郷里の家が無事なのが、家どころか町が無事なのがどうかも不明なまま歩いたあの時とはテンションが違う。

    その、次の駅で諦めようと決めながら歩いていた道すがら、印象的なことがあった。一番わかりやすく、近い道であるために深夜といえども交通量は多い。ましてや週末の夜である。自分と同じように終電逃して歩いている人もいるのだろう、タクシーがちょくちょく減速して様子を伺って走り去っていくのだ。最初の一台などはやや前方で停車した。でもこれ、停車したら誰かが降りてくるって思うよね普通?自分もそう思って気にもせず通り過ぎたが、何台か速度を落とすので気が付いた。自分が乗るかどうか様子を伺っているのだな。確かにこんな時間に繁華街でもないところをスーツとコートで歩いていればどう見ても終電逃しである。ちょっとコンビニでも深夜のお散歩でもないでしょう。乗せれば場合によっては一万円の稼ぎになるとも限らないんだから、そりゃあ様子を伺うってものですね。ほお、と感心していたら始発を待つ駅に着いた。幸いなるかな、改札が開いていた。ホームには待合室まであった。なんという僥倖。改札に入る前にコンビニで食べ物を買い、もぐもぐしたり居眠りしたりしながら小一時間始発を待ち、帰宅した。待合室にいる間、水商売のお姉さんと、70ぐらいであろう爺さんと、10歳ぐらいの子供が入ってき えっ 午前四時半に子供が一人で駅の待合室に居るものだろうか。驚いた。

    のが二週目。

    三週目。金払ってそこらのビジネスホテルで一泊。屋根と風呂と布団。人生の二番目の糧を人生で一番目の糧である金銭を支払って得る。という夢を見ながら弊社事務所の椅子。気が触れてコンビニで冷凍ピザを買い、食って帰る。

    夜を過ごす、朝を迎えるということは人生の一つの見せ所であるのです。2014年も機会が許せばそういう過ごし方を積極的に取り入れたい。嗚呼日が昇る……。

  • ふでのゆくまま

    毎年ながらの

    今年も終わりですって!?驚愕の事実と言って良いですね、未知の事象に心震えます。

    本年度もお世話になりました、来年もよろしくお願いいたします。これだけ書いたらもう終わり。簡素で良いです。伝統や習慣はこういう時に本当に便利であり、また一方でクッソめんどいだけだったりする。今年は大きなアクシデントなし。やらかしたヘマは平年並み。これは上出来、というような実績特になし。総じて悪い。来年に向けて輝かしい希望もいまんとこなしとくらあ。自分の人生を毎年毎年振り返っても、力なく笑うことが多い。あーあ…堪らんね。本当に良くない。

    大事なものが無くなったと大騒ぎ、諦めてしばらくした後、最初に捜した所から出てくるという事があった。ここに置いた、という記憶は合っていたわけだが、ちょっとした物陰にあったのを発見できずに混乱してしまった。あまりにテンパって実家にないかなと問い合わせたりもした。これが出てこなかったらアクシデントという事になる。良い。

    宝くじを五千円ほど買ったりもした。掠らず。しょうがない。

    家で酒を飲む量が増えた。量というか頻度が。良くない。

    体重が少し減った。良い。

    お散歩を新たな趣味+運動の機会とした。近隣は飽きてしまったので、都内名所でも巡るか、あるいは鉄道マニアみたいに駅で降りていく、なんてことでもしてみようか。おお、これは2014年のささやかな目標に面白いかもしれない、などと東京に20年近くも住んでて言っております。良くない。

    部屋の不要物が減った。良い。

    ずっと通ってた床屋(決して美容院でもヘアーサロンでもない)が店主の体調により閉店しそう。こういうの新しい店選ぶの嫌いなんだけど、どこかにはどうしても行かざるをえない。だるい。

    面倒くさいことを一個ばっくれた。良くない。…いや、良いかもしれない。

    iphoneにした。うーん…。次の替え時に革新的なものが出る気配もないのでどうするか。だるい。

    将棋をちょっとやりだした。あまり本腰入れてもないので、対して腕があがってもいないが。良い。

    ご飯はウナギを買ってきたときの一回だけ炊いた。炊飯器はまったく稼働しておらず、コメを食わなくなっている。体重が減った要因でもあるが、はたしてこれは良いのか。

    あまりここを更新していない。良くない。

    昨年は春雨スープで年越しをした。艶やかで細く長く余計な味がしない。今年はマロニーちゃんになりそう。そばはどうした。

    それではみなさま、良いお年を。

  • どくしょかんそうぶん,  ふでのゆくまま

    りえことたまきち

    西原理恵子と桜玉吉。共に漫画家。前者は2013年ベストマザーなどといろんな方面で話題の豊富な方であります。サイバラと書いた方が知ってる人多いのかもしれない。漫画を読むともっとアレでとても楽しいです。昔から読んでいた人は結婚で吹いてアニメ化や映画化で噴いてベストマザーで昇天する。いや、無鉄砲もののイメージだったのよ最初ーーー。ここのあたり、今となっても包み隠さず作中で触れていくあたりが素晴らしい。今となってはいい「かあさん」に異論はない。あのサイバラがねえ…。なんて古参ぶるといった感じで続きましてー。

    後者はちょっと知らない人の方が多いかもしれないけど、古くはASCIIの「ファミコン通信」で愉快なキャラクター漫画を書いていたが、日記風の作風になり、さらには作者の価値観と精神状態により暗澹たる人生を薄墨で塗り絵するようなーーー。という一連の流れが熱い支持を得ている。篤いというか。近年は細々とどうにかこうにか食いつないで暮らしている、という印象。

    どちらも大好きな漫画家で、また、とてもお勧めできる。途中で読むのを止めたりしてもすぐに続きを楽しめるのが良い。一ヶ月ほど読むのを止めた後、また読み返してなんだっけ?というのが実に煩わしく、小説の類は読まなくなってしまった。一話完結(というわけでもないけど)のタイプは途中で読むのを止めても再開が楽だ。そういう漫画が好きだ。何度目だろうかこの主張。

    ここまで書いてなんだけど、後者はまだ届いてないから読んでない。桜玉吉の作品がまた読める日が来るとはねえ…。

  • えさのじかんだ

    白めし

    食い物に食いつくエントリに食いつく。

    ステーキにはご飯に決まってるじゃないですか – (旧姓)タケルンバ卿日記

    白飯厨の自覚がありますが、ダイエットの名の元に炊飯器は封印して一年。口惜しや。で。で。で、ステーキに白メシ、合わなくもないけどイマイチと思う。細かく言えば肉の焼き具合によりますが、半生部分が合わないと思う。んまーお高いステーキだったら違うのかもしれませんけども。あと、米は箸で食いたい。これはどうでもいいか。しかしそもそも、俺はご飯にはベーコンとかウィンナーソーセージの類の方が好きだなーー。熱々のご飯に生の、というか、焼いてないベーコン乗せると少しとけ出してきた、そのあたりを食う。うむ。