fuckyeahinternet
インターネット素晴らしい
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2019年のインターネット
タイトル風呂敷広げすぎにも程があるんでもうやめとこかな…毎年書くたびに思っています。悪意はない。
Topgearの後継として放送されていたGrandtourが終わってしまった。最終回で目に涙を浮かべていた姿には、こちらも涙腺が…と思っていたら続編のようなものがつい最近公開されたので拍子抜けしている。まだ見てないのでこれといって語ることはないのですが、メコンデルタで船?自転車?老人に何をさせるんだ。テスラでもトヨタでも良いけど、自動運転は彼らが元気なうちに完成させるべきだ。リアル事故を起こしても放送してくれそうなの彼らぐらいだし。さああと何年だろうか。
今年一番のトピックはニュージーランドのモスク襲撃事件かと思う。銃撃の様子がfacebookで中継されていたようだし、その後例によってYouTubeにUPされたらしい。YouTubeはサイトの検索を機能不能にしてまで対応した…。らしい。本件に関するもの以外も、検索が機能しなくて不便だった。自分も悪趣味な野次馬するべく探したのだが、ついに目にすることはなかった。政府なりYoutubeなりが本気を出せば、”こういう”対応が可能なんだろうか。それでも、ローカルPCに保存して、別メディアにバックアップしたりクラウドなりなんなりで冗長化しているような人物が相当数いるはずだ。YouTubeが対策する必要があったほどにはいた筈だ。
今後何年もこういう対応し続けることが可能だろうか?だいぶ昔の話になるが、著作権で守られた音楽コンテンツに関してのYouTubeの対応を批判したミュージシャンが居た。YouTubeは、これらの音源をUPされ続けた状態にしないように、対応可能なはずなのでしていないと主張していた。理由はもっとエグいコンテンツが規制されているのは明らかであるのに、音楽は素通しなのは納得がいかないと。エグいコンテンツとしてある種の助平コンテンツを挙げていたっけな。
一方で強盗だなんだの銃撃事件、なんなら軍事行動まで平然とUPされている。銃や宗教、人種に政治という要素は自分の勝手な思い込みに過ぎず、単に「グロいからダメよ」というぐらいの契機でしたというほうが、健全に思えてくる。…のはさすがに自分も厨すぎるかね。昭和の言葉でビョーキですか。みんなその理由で納得いくかな?交通、航空の事故系ではもっとグロいものがまだ公開されていたりするんだけども…。ただ、事故と故意の犯罪で別の価値観があるというのは、それ自体は尤もなことだとは思います。にんげんだもの。
amazonの障害も大きなインパクトだった。あの会社もあの会社もAWSなんだねーっていうのが可視化された。一応自分の職場にも火の手は及んだのだけど、エキスパートな方々の対応でなんとかなったようだ。クラウドの弱点みたいなことをいう人もおったという話。冗談じゃないよね。だったら世界中の赤の他人が信用できると思って全部P2Pにするかね?ほほん?(引き合いに出すほどP2Pもクラウドも詳しくないですごめんなさいごめんなさいごめんなさい)
破産者マップ騒動も今年かあ。おせっかいでサービスのクオリティをあげたら騒動が巻き起こったという印象。画像の画素数が増えたらなにやら問題が顕在化したようなのと、類似のお話と考える。行き過ぎた技術という文脈にはあたらないと思う。本件は運営者が一応は自主的に運用を止めた形だけど、騒動以上のもめ事になったときに各所納得のいく対処ができたんだろうか。インターネットが庶民にも広く普及して、もう20年になるけど、いまだに「法の想定する範囲」とインターネットおよびプログラマの腕前とテクノロジーが衝突しているような事案が起きることが多分起こっていて、本件もそういう類でしょうか?法律がネットサービスの利用規約みたいにポンポン変わっては困る、というのが今のところの建前の筈だけど、今後もずっとそれ言っていられる?
なんか愚痴ばっかりな感じ。インターネット素晴らしい!と言えるものが何かなかったのかな…。2019年初めにgithubのプライベートリポジトリが無料になって、頑張って勉強しよう→してないといったあたりが今年を象徴、なんなら余生まで。令和もダメそうです。
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いまさらだけど「cicada3301」
従前より真剣にこの情報を追っている人には、特に読むような内容はございませんあしからず。
インターネットにどっぷり浸かっているつもりでも、とてもホットなトピックを逃してしまうことは多い。cicada3301(シケイダ3301)というのも、その一つ。ググるといっぱい情報が出てくるので、興味を持ったら調べてみるとよろしい。簡単に知るには以下のリンクなどどうぞ。
https://warikini-topic.jp/769.html
すでにプロジェクトに動きはなく、現在では「そんなのありましたねー」というぐらいの扱いのようだ。畑のミステリーサークルみたいなもんか。あれも人力で踏みつけたジョークだったと判明して、途端に世間の興味は薄れていった。あたりまえだ。このcicada3301はいまだにそこが判明していないらしい。誰が、何の目的で?以下てきとうに筆を進めてみる。
まずこのプロジェクトは、CIA的組織の人材募集といううわさがある。インターネットに堂々と展開し、広く在野の士を募るというわけだ。実際、それを匂わせるメッセージがcicada3301から発せられたこともあるようだ。個人的には違うと思う。CIA的組織の実態など知りようもないが、そんなことをしなくとも、CIA的組織から特定の人物にコンタクトを取る手段などいくらでもありそうに思えてくる。インターネットでこういう事を行えば、みんなで情報を交換して解決に向かっていくということは、容易に想像できるから、そこに釣られない、本当の真実に辿り着いた人物に用事があるのかもしれない。ところが、それにしたってその真実に辿り着いた人物により情報が公開されない保証が全くない。
世界各地(と言っても大きな空港から近い場所だけだったという噂だが)に張られたQRコード付きのポスター。どう考えても、そこから足が付く。こればっかりはどうやっても現地で誰かが貼る必要がある。貼られていた、という情報自体がフェイクかもしれない。貼ってあるものの写真は出てくるが、現物を剥がして持ってきた、という情報・画像を自分は発見できなかった。現物を採取されれば、そこに手掛かりは大いに残るぐらいのことを想定できる。サイズは、紙は同じか、どうやって貼っているのか、貼られた場所の高さは、なんなら指紋が残っているとか?一人の人物が印刷された紙をもって張り付けて回ったのだろうか、協力者がいて、貼った写真だけ適当にネットに広めて終わりだったのか。それならこの件はそもそも、手の込んだいたずらだったことになる。
そりゃあそうだよな。【人材募集!年齢不問経験者優遇待遇応相談】なんて話よりは、真剣に世界に知恵比べを挑もうという人や、アート(気取り)な人のメッセージ送信であったという可能性のほうがまだ高いと思える。自分はこの印刷物が一番インパクトのある驚きであった。暗号の専門家でもないから、この辺ぐらいしか想像を巡らせるものがない、というのが一番の理由になると思うけど…なにより、暗号の知識やプログラムどうこうなどではなく、紙を張り付けるという行為それ自体は、コンピューターテクノロジーではどうにも代替できないからだ。実際には貼ってなかった、だったらまだ合点がいくぐらいのレベルだ。でも、画像が加工されたかどうかなんてそれこそ知恵比べに応じるような人には簡単にわかるのではないかと思うので、やっぱり紙は貼ってあったんじゃないのか。そして、写真を撮った後に、現物を手にした人が絶対にいたと思うのだが…。どうだろう。
これこそ思う壺なのかもしれない。紙切れが世界中に貼ってあったというだけで、ものすごく真実味を帯びた騒動になるというのであれば、そのプロセスこそが辿り着くべき真実だったんではなかろうか。cicada3301が求めた答えが「どうやって紙切れを貼ったか」だったらどうだろう。cicada3301が一人だとして、自分で貼るには自ら移動する必要があり、貼るための手段も用意する必要がある。しかし特定日時まで場所は秘密にしたい。事前に誰かに依頼する方法はどうだろう。データを送って印刷してもらうと、サイズや紙やサイズがバラバラだ。実際に貼った場所の情報を受け取る必要がある。依頼の時には意味不明でも、情報が開示されれば依頼主や座標情報の受け取り手がcicada3301である可能性が非常に高くなる。そんな依頼に応じてくれる人間関係が世界に広まる人って誰だよ?あるいはそう、マジで人知を超えた回答を要求されている。
さらにあるいは有名なmemeみたいに…「データを印刷して、現地に運び、貼りつけます」という答えが要求されているのではないか!
「人間関係」って書いたけど、これは身内向けの連絡って可能性があるかなあ…。ゴルゴに依頼するときのGトラクターや、賛美歌13番、シティーハンターのXYZとか。当人同士にはわかる、事前に取り決められた符丁。なんで直接やりとりをしないかと言えば、連絡が取れないから。取れない理由は…連絡先が不明だから。cicada3301が探している当人ならば、確実にコンタクトを取ってくるような情報がどこかにあった。ネット上で広がるなら、きっと目にするだろうと。誰だ。2012年というと、スノーデンはありえるぞ。あるいはサトシナカモトだったりしてな?
HAHAHA
お遊びでもいたずらでも、これは人間がその目的に応じて取った行動である。cicada3301には、そのプロセスに応じた反応があったようだ。総じて行動に何か意味があったと思う。映画的展開を期待して、何かまだみんなが気づいていないメッセージがあったら面白いなあと思う…。
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確定申告でくらしの手続き系の検索結果の変化を感じ
六年ぶり?ぐらいに確定申告をするのですが、当時はその一回きりかな~などと思っていたもので、学んだ結果はすっぽりと頭から抜け落ちております。とはいえ、日本国の統治機構が変わったわけでもありませんので基本的には同じことをするだけ。大体のところは覚えており、サササと検索した結果で事足りそうなんですが、細かいところは詳しく調べないとあやふや。そんな特異な例外パターンでもないので、ググればわかるやろーって、ググってググって。しかしその検索結果に当時と何か違う気がするなあと。
妙に同じような事を書いてあるサイトがいっぱいヒットする。たいていドメインを取っていて、デザインも文章パターンも似たり寄ったり。
google先生のウデマエにより、ちゃんとほしい情報が載っているサイトに飛ぶ…ことが多い。載っている情報が本質的には同じなんだから、内容が似ているのはそりゃそうだと。デザインだってまあ似ますよね。CMSとデザインテンプレなんだから。しかし数が増えた印象を覚えるのはなんでか。おそらくは、キュレーションとかいうものが持て囃された時代の名残により、そういうサイトがいっぱい増えた。もう一つ、実体験として確定申告をしたり、事前の調べ物をしてそれをブログに書いた人が増えた。合わせ技で、ただブログに書くぐらいなら、ドメイン取って広告でも貼るか~なんて人も増えたかもしれない。
ITスキルの話も含めて、世の中の変化が顕出したパターン化もしれねーなあと。自分も変化せざるを得なかった一人。でも「検索結果に変化を感じた」とか冷静に考えたらアブナイひとみたいな物言いじゃないか。主は言われた「ググレカス」するとGoogleがあり、検索結果があった。Alphabetは儲かった。一日目であり、最後の日である。
しかして、過ぎたるは猶及ばざるが如しと申しますね。本当に欲しい情報になかなかたどり着かない。「申告すると得ですよ!」とか、「こんな書類が要ります!」とか。知っとるわーい!何度か調べているうち、ある正解と思われる答えが出てきたので、以下に書いておきますが、こんな場末のブログではたどり着く人もおるまい。
国民年金の控除証明書に記載されている額以上を収めた時も、確定申告の時に受領捺印済みの領収証を合わせて添付すればOKのようです。コンビニで払ったときにスタンプ押してもらうあれ。ところが、よく見たらこれは送付されてきた控除証明書自体に書いてある。なんでもググれば早いなんて思いこむと無駄な手間がかかる、良い事例でありました。神は死んだ。
さー残り項目を埋めていこ~。
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Radioheadの日本語ファンサイトが閉じていた
実は自分も似たようなことを、お粗末な中身ながらも10年ほどやっていた。既に閉じている。音楽自体にあまり興味を持てなくなり、何よりもSNS的なものの広がりによって、お手製で翻訳してニュースを載せたりする意味なんてほぼ無くなったのでありました。正直、やめるには良い口実ができたと思った。他にも似たようなサイトが閉じていったのを見ていた。中の人に会う機会もあったけど、やはり生活に時間的な余裕がなくなれば更新は難しいもんなのだなと。
前出のサイトは淡々と更新が続いていて凄いなと思っていたんだけど、流石に閉じてしまったようだ。長年お疲れ様でした。左様なら。このサイトは中の人の運営スタンスも好きでした。ってこういうのはサイトから連絡がつくうちにするもんだ。一年も遅れてしまった。
This machine will, will not communicate
These thoughts and the strain I am under
Be a world child, form a circle
Before we all go under
And fade out again and fade out again -
wordpressのドメインを変更する
メジャーなサーバとCMSということで、細かい動作パターンがいっぱいあり、参考になる情報なのかは怪しいですが、自分はちゃんとできましたので、ということで。設定画面の画像とかがないのはものぐさだからです。誠意とは。
要件:さくらのレンタルサーバーで稼働中のwordpressのドメインを変更したい。主な用途はブログ。wordpressはそのまま使い続ける。移行時にダウンタイムが数時間~数日程度発生しても問題なし。旧ドメインへのアクセスは、簡素な引っ越し通知のお知らせ表示+リダイレクト程度の対応でOK。その他ドメイン変更により必要な作業は、動作の確認が取れ次第、後追い対応でOK。旧ドメイン、新ドメインでもメール機能利用していないが、動かして問題なければ動かしておいてくれ。
現状:さくらのマルチドメイン機能で既に複数個ドメインを運用。SSL利用なし。wordpress以外に懸念事項なし。wordpressではデザインテンプレート以外はスパムブロックぐらいしかプラグインを入れていない。ドメインは他社サービスで取得済み。取得したドメインへのアクセスは問題ないのを確認済み。
作戦:今回の引っ越しは、大雑把に言えばさくらのマルチドメイン機能に新規ドメインを追加する作業になる。マルチドメインの設定を変えて、現在運用中のドメインのフォルダに、新規取得したドメインを割り当てれば、ドメイン変更が済みます。ただし、wordpressがそれで正常に動作しますか?というのが問題点。サーバに置いてあるファイルには何も変更加えないけど、結論から言うと正常動作しないです。
作業内容:先ずは念のため、wordpressのバックアップを取る。
さくらのレンタルサーバーのコントロールパネルで、マルチドメインの設定をする。引っ越し作業の前に、仮の設定を新規に追加して、新ドメインでアクセスできるか確認するため。具体的な方法はよそをググってくださいませ。追加が済んだら、動作確認用のhtmlファイルでも適当に置いておく。
先ずは、ドメインを取得しているサービスで、DNSのAレコードを設定し、さくらのサーバに向けるようにする。上記に書いたとおり、既に運用済みのものがあるので、それを参考にして設定を済ます。ドメインを取得したサービスのDNS設定でAレコードをさくらの設定でwhois情報など書き変わるのを確認したものの、ブラウザから新ドメインにアクセスできず。全然別の経路で新ドメインにアクセスしてもだめなので、DNSキャッシュとかの問題ではない。他のドメインの設定を参考に、MXやCNAMEなど追加したら、見れるようになった。そういうもんなの?勉強不足。動作確認用のhtmlへのアクセスOK。
これで、現在運用中のマルチドメインの設定と、新規に追加したマルチドメインの設定を交換すればドメインが変更される。交換というのは、コントロールパネルで設定している、マルチドメインに割り当てるフォルダのパスを、手動で交換するわけですね。「2. マルチドメインの対象のフォルダをご指定ください」って書いてあるところの設定ですわ。
実際にマルチドメインの設定を交換する前にwordpressの動作を気にする必要があります。wordpressは動作させるURLの設定があるためそれを書き換えねばなりませんが、ドメインを変えてしまうとwordpressの設定を変えたくてもアクセスできなくなります。なので、先にwordpressの設定を変えます。現在運用中のwordpressにログインして、設定→一般から、「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」を変更。自分は二つとも一緒だったので、新ドメインに変えるだけ。「変更を保存」ボタンを押すと、さっそくエラーになります。今さっき変えたばかりのドメインにリダイレクトして、404とかになると思います。
慌てずに、さくらでマルチドメインの設定交換を実施。即座には反映されないかもしれませんが、自分は10分後ぐらいに新ドメインでアクセスできるようになっていました。試しに新ドメインでwordpressにログインして、動作に問題ないことを確認。旧ドメインへアクセスしてみると、新ドメインの動作確認htmlが見れました。きっちり交換されています。あとは移転のお知らせとかを対応する。旧ドメインでアクセスすると、新ドメインのテストのときの動作確認htmlが表示されちゃったりしてるので、その辺も対応して、お終い。
一旦wordpressへのアクセスが出来なくなるからトリッキーな事をしているように見えるかもしれない。実際は新ドメイン取得OK確認→確認用の環境を用意してからレコード変更とマルチドメイン動作確認→マルチドメイン(実際はバーチャルホスト機能?)の設定変更でドメイン変更といたって古くからのセオリー通りでオーソドックスです。wordpressにプラグインがてんこ盛りとかになっていないところも簡単に済んだ要因かもしれない。そこでトラブルがあると結構大変かも。最近某お役所サイトで話題にもなった新URLへのリダイレクトとか検索サイトへのインデックスとかも、ちゃんと対応すると大変。htaceessで一発だろって?そら自分が扱う程度の規模のサイトならそうかもしんねーけどさ。
以上です。ご参考になれば幸いです。 はー真面目なこと書いた(ドヤァ