えさのじかんだ

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    飯盒ロイドは電気炊爨の夢を見るか

    ダイソーで炊飯マグというものが売られているらしい。改めて調べると、他の企業からも何種類か同じコンセプトの商品があった。つまりは電子レンジでご飯が炊ける!

    ほおお。

    おおよそ「レンジで時短なんたら~」というものはですね、レンジに任せている間に、何か他の事ができるから時短たりえるのです。メシを炊くなんて仕事をレンジに任せるのはおかしい。炊飯器でポチーじゃないか。でも、うちのように炊飯器をしまい込んでいる家庭とか、そもそも持ってないという家庭には十分に役立つのでは。わたくしはフライパンでご飯炊いたこと何度かありますが、やはり火にかけているのでその場を離れるのが憚られますし、火加減も気になる。電子レンジなら簡単なもんだと思ったけどはてさて。しかしながら、パッケージには結構面倒な調理手順が書いてある。うへえ。炊飯器よりはるかに手間がかかるじゃねえかコラ。でも300円なら1回試してみるもありだよね。

    というわけで実際にやってみたのです。画像ないです。

    白米を1合研いで、分量の水をいれて炊飯マグの中で30分ほど給水させる。そしたら電子レンジに入れて、500wで7分、続けて200wで4分(※)…うちには200wがなかったので300wで3分半。その後、15分ほど蒸らせば出来上がり。今回は蒸らし終わりまでレンジの中に入れた状態にしました。

    (※)商品パッケージには「500Wで4分その後200Wで7分」と記載があります。自分がパッケージに従ったのか、上記の通り間違った時間で実施したのか不明…ということを一応書いておきます。200Wが無いのは確かです。3分半にセットした記憶もあるので、間違った時間で炊いたんじゃないか。結果として…↓↓

    さて蓋を開ければ…仕上がり文句なし!!これは良い。飯盒の火力をマイクロウェーブにしただけと考えれば納得のクオリティ。途中で火力変えるのは正直面倒くさいと思ったけど、これならまあいいでしょう。飯盒だって火力変えるし!こちらはうっかり放置しても火事にはならないので安心。炊飯器でもならねえけどさ。考えてみれば、加熱の部分だけで見れば、10分ほどで炊ける。1合専門とは言え、十分に早くて便利だと思う。

    …ところがですね。

    2回目は米の芯が残ってボソボソに、3回目は水気が多くてねちょねちょになってしまった。1回目も含めて、厳密に水の量と吸水時間を測ったわけではないから、当然仕上がりにムラがでる。蒸らしの時間も適当だった。蒸らしが長すぎると、冷めて水滴が中に落ちてくるのかな?こんなふうにこちらの作業が適当だったとはいえ、出来栄えにこんなに強烈に差が出ると使い勝手が良いと言えるか微妙じゃないか。一方で炊飯器で炊けば、ある程度適当で問題ないもんな~。実際に1合の分量で炊くことはあまりないが、水の量はこんなもんだろう、んで炊飯スイッチポチーで問題なかった。水の量を目安線も付いてるもんな。

    そういうわけで、1合だけ炊く需要があって炊飯器持ってないけど電子レンジはある、という場合には役立ちます。ただし、食べるまでに諸々手をかける必要があります。また、同類の商品はお値段も含めていろいろあるので、あくまで本商品だけの使用感ということをご注意ください。もっと高くてちゃんとしたのは流石に使いやすいのかもしれない。って、それだったら炊飯器買えばいいのでは?

    結論として、お勧めできず。実用的とは思えません(´・ω・`)

    ただ「レンジで米が炊ける」という点については嘘偽りなく、炊けます。食糧が米しかない、調理器具も電子レンジしかない、お金もない、という極端な状況では助かることがあるかもしれませんね。

  • えさのじかんだ

    めし短観:2023年10月

    そんなわけで、久々におうちで炊いた飯をわしわしと消費した。納豆でわしわし、牛タン焼いてわしわし、明らかに食べすぎである。見様見真似親子丼なんてものまで作ってしまった。そして炊飯器は再び封印の眠りについた。炊飯マグは簡単に取り出せる場所にはあるものの、イマイチであったので次の出番もこないまま断捨離で捨てちゃいそう。勿体ないから何かには使いたいんだけどなあ。すぐ冷めるし注ぎ口もないから飲み物とかオイルポッドにもむかない。ある程度の火力に耐えるなら、アロマキャンドルとか蚊取り線香焚けるかー?それこそそんな機会ないだろ。どうしよう。保存の効くものを入れておく壺と考えればその用途がなくもないような…うーん。

    幾度か訴えておりますが、ご飯、とりわけ白米を勢いよく食うときの擬音は「わしわし」です。

    セブンイレブンの「金のなんたら」シリーズは当たりが多いと思う。今回は冷凍ピザ。金のマルゲリータ。本商品は、一旦解凍してから焼くことを求められる。めんどいね、と思ったけど、見事に美味しかった。ハンバーグとかは自分で作っても美味いけど、ピザは自分ではちょっと無理がある。ありがたや。

    https://7premium.jp/product/search/detail?id=7005

    数か月前の話にはなるが、タイムマシーン3号という芸人さんのyoutubeで、「パクチーすぎて草」というピザの紹介というかネタがあった。その商品URLがlolとか書いてあって草。パクチー嫌いではないけど、てんこ盛りは流石にどうかね。茗荷とかカイワレ大根が山盛りみたいなことでしょこれ。もう売ってないみたいだ。

    https://www.pizzahut.jp/topic/coriander/lol/

    カップヌードル特上!特上とな!!!どん兵衛の最強とかいうものは美味しかった。本商品も期待できるのではないかと頂いたのだが、普段の癖で作ってしまって台無しだった。つまり、あまりに濃すぎるスープを薄めるために、中身をいったん別皿にだして粉末を捨て、かやくを戻してお湯を注ぐということをやっている。本商品でもそれをやってしまった。結果、大差ないのではって感じに。じゃあここに書くなという話ですが、食べるには食べたのでええやろの精神。

    https://www.nissin.com/jp/products/items/11964

    ラム肉のスープと言うのを作ってみた。これが実に簡単で、湯を沸かしてラム肉と野菜を入れるというだけのもの。ラム肉から風味が十分に出るので、味付けは塩を足すぐらいで完了。自分はチキンコンソメの野菜スープをよく食べるので、それと比べると薄味の印象ではある。しかし何しろ簡単だ。これは良い。切り落としの肉ではなく、骨付きのちょっと高い肉だったらもっと美味いかも。とても伝統的な雰囲気のある味わいだ。お口の中が異国情緒や~。

    そういえば、YouTubeには伝統料理的な手法を紹介するチャンネルも多々あります。例えばこう、賑やかな感じの物…

    淡々として…

    なんかこう…いいよね。

    冷静に考えれば、これらの動画もどこかにはYouTube向け演出が小さじ数杯入っているでしょうよ。だとしても、とても自然な感じで、ぼんやり眺めるにはとても良いコンテンツ。

    世界はそれをメシと呼ぶんだぜ。

  • えさのじかんだ

    春巻の皮でブリトー🌯いけんじゃね?

    以前、自分でこさえた野菜春巻きがクッソ美味いと評価したことがありますが、それ以来もたまに春巻きやっておりました。正統のレシピも、悪ふざけもしました。

    https://blog.mogari.jp/archives/5613

    あるひセブンイレブンに行ったところ、弁当の類がすっからかんで、代わりにブリトー買ったんだけど、こいつ春巻きそのまんまでいけんじゃね?

    まずはジョンソンヴィルのごんぶとソーセージを茹でます。キッチンペーパーで水気をとって、春巻きにのせまして。そこに溶けるチーズを追加。胡椒をすこし振りかけて、巻く。ちょっと大きすぎたがはみ出て上等!あとはなるべくチーズが漏れないようにコロコロと転がして焼くだけ。

    もぐもぐ。ソーセージとチーズと春巻きのバランスがわるくてあまり美味しくない。

    完。

    春巻きの皮を普通にフライパンでコロコロしながら焼くと、どうしても焼きムラが出ます。そのあたりの歯ごたえの違いも美味しいものなんですが、中に入っているソーセージが強力すぎてそんな風情を語ってられない。ブリンブリンの歯ごたえしてます。春巻きの皮を二重にして巻いて、少々厚みを出したところ、マシな感じはありましたが、ガッツポするほどでもなく。また、噛みついた瞬間にソーセージの汁気がでますが、焼いた春巻きの皮ではうまく吸収しないというか…なんというか。なんだろねこれチーズと混ざってもいまいち美味しくない。千切りキャベツでも足すべきだったか。味付けももっと味の濃いサルサソース的なものなら良いのかな。

    なお、インターネットにてこの脱法ブリトーに挑んで生還した人々の談話を集めると、ハムを使えとのことです。今回のジョンソンヴィルたまたま家にあったのね。もちろん面白そうだと思って面白85%で実行に及んでいます。春巻きでいけんじゃね?と思いついたのは、家に帰ってブリトー咥えながら冷蔵庫の中を見たときなんですよ。これは叙述トリックだ!

    まーそのぉ…

    シンプルな料理も、定番の家庭料理も、ちょっとしたズレで大惨事になるということ。これはお馴染みの「嫁のメシがまずい」にて大いに学びがありました。なんでも良い部分と良くない部分がございます。みなさまは真面目にやっていきましょう。

  • えさのじかんだ

    めし短観:2023年9月

    「ボンカレー MAX ジョロキア」を食った。正直に言って、あまりに辛くて美味しくはなかった。調べてみようと思っても、大塚食品の公式サイトに載ってない。パチモンか?確かに限定品とは書いてあるけど、どういう位置付けの商品なんだ?悪ふざけと言われても納得する辛さだった。二度と食うか!…と。わかってて買ったんだろって言われれば、その通り。こっちこそ悪ふざけ。このジョロキアについてググってみると、「成分が危険なので防護服を着て調理する」などといった情報があった。破滅。

    オリーブオイルがお口に合わない。少し前に高いもの買って、きっと質が良いから風味が強いんだろう。全然だめだ。まだ瓶に半分以上残っているものをどうすっかと思案し、カレーなら大丈夫かなと思った。強烈な風味でオリーブオイルがかき消されるのではないかという目論見だ。オリーブオイルで人参玉ねぎを炒める。水を入れて、15分ぐらい茹で。カレールーを入れる。人参を切ってから思いついたので、いちょう切りだ。玉ねぎも薄切りだ。濃い目の野菜ジャワカレーが出来上がった。これを頂いてみると(´~`)モグモグなんとオリーブオイルが大生存している。カレーの強烈な塩味、香りを突き抜けてオリーブオイルの風味が口に残る。なんだこいつ。これはオリーブオイルが嫌いな食べ物になったかもしれない。BOSCOのやっすいのは今までもずっと平気だったけど、ちょっとお高いこいつは途端に厳しい。こと食い物に関しては、大人になってから嫌いな物が増えるばかりで参るね。

    ラムネ飲んだ。ビー玉で栓してあるあれ。いつ以来だろうなと思うけど、どうせ3年ぐらい前に飲んでいるにきまっとるわそんなん。

    味噌田楽を作った…と言っても、茹でたこんにゃくに味噌だれを付けて食うだけだ。味噌だれのレシピに従うと砂糖の量にドン引きする。毎回だな。酢の物とか、砂糖は減らして使っているけど今回はレシピ通りにやってみる。確かに美味いけど、半分にしてもよさそう。実際半分で作ってみると、さほど問題なかった。しかしながら、うまみが少ないと体感できるほどには、味は違う。

    生姜のペペロンチーニ。確かに生姜だけど、ちょっとインパクトに欠けるか~残念。ペペロンチーニとペペロンチーノはどっちが正しいんですかね。

    https://www.nisshin-seifun-welna.com/index/products/4902110263701.html

    じゃがりこうま塩レモン。レモンの風味がちょっとある、ぐらい。じゃがりこも商品バリエーション限界なんじゃないすかねー。ジョロキアとかやってみる?

    https://www.calbee.co.jp/jagarico/products/library/jagarico_salt-and-lemon

  • えさのじかんだ

    めし短観2023年8月

    ビリヤニなんて聞いても何のことかわからないが、要するにカレーのようだ。評判が良いので見かけたついでに買ってみた。インディカ米?も普段口にすることがないから、斬新でありましたが、要するにカレーだった。美味しく頂きましたが、そんなビックリするほどのもんでも。

    https://www.sej.co.jp/products/a/item/041220/

    だし醤油というものを頂いたのだが、どう使うのこれ…。いろいろ調べてみると、めんつゆと違って、みりんとか加えずに「醤油とだし」だけの製品ということだ。普段からヤマキの白出汁使ってるからこれもあまりピンとこない。要するに、醤油とかつおぶしを使う場面で使えば良いんじゃないか、と理解。おひたし、冷奴。あれ、そんなもんか?あ、わたくし納豆にかつおぶし入れない宗派で御座いましてよ。大根おろし、厚揚げ焼き。実際に使ってみると…なんかこう、しっくりこないというか、意外とお口に合いませんでしたので、大変に困っているところです。素直に言うなら、ちょっと変な味~:;(∩´﹏`∩);:

    野菜スープに鶏もも肉をぼてっと入れたりましょう。生肉を扱うと、毎回まな板洗ってハイターがめんどくせえと思っていますが、ふと、そのままドボンと沈めればまな板使わずに済むのでは?と思いました。これぞ時短。実践。キャベツ人参玉ねぎにコンソメと塩コショウ。人参にそこそこ火が通ったやろ~ってタイミングで、そこにとりもも肉一枚を、あの発泡スチロールの容器を傾けてそのままどぼん。15分ぐらいゴトゴト茹でまして、じゅうぶんもも肉に火が通ったところで、器に取り分け。お玉でグニグニと切り分けてやりますと、あんがい簡単に一人分サイズにできました。うわ…簡単…。余生は全部これで作ろ。もも肉のスジを切らないのか?というご意見がある方は弁護士を通してください。

    ウナギは夏に不味いから土用の丑の日をでっち上げた、ということを耳にしてから、このイベントはスルーしている。どうせスーパーのパックになっているものぐらいしか、口にしない。逆に言えば年中食いますがな。うはは。ところが白焼きで売ってたわけであり、おっ、あっ。お買い上げ。初めての体験。レンチン一分。まずは一口そのまま(´~`)モグモグ…鰻だ。うーむ。塩と山椒の粉でもぐもぐ。鰻だ。ワサビ醤油でもぐもぐ。鰻だ。なるほどきみの言わんとする意味がだいたい見当がつきました。ウナギはどこだ!こりゃあ白焼きのほうが好みだ。

    ごまさばの三枚おろし売ってて。みそ煮を作るかと思ったけど、なんかめんどくさくなってそのままフライパンに放り込んで焼いて、塩降って食った。サバの白焼き。まな板も白いしレシピも白い。

    暴君ハバネロ味のイカ天売ってた。想像ほど辛くはなく、美味くもなく🤣

    https://www.otsumami-cafe.jp/SHOP/2568.html