えさのじかんだ

  • えさのじかんだ

    めし短観:2024年2月 ガス火で使えるロースター買った <゜)))彡

    結論:こちらの商品はお勧めできません。

    ガスコンロにお魚グリルが備わっているが、準備も掃除も面倒だし、ずうっと使ってない。代わりに、フライパンで魚の切り身をじゅわじゅわソテーして食うているんだけど、やっぱり本来は違うだろうと思いがあった。サバでもホッケでもフライパンで焼いてるからなあ…。

    そこで、グリルパンというものを導入しようとした。焼き魚以外に使う予定もなかったので、どういうものを選ぶか迷ったが、先ずは一発安いので様子を見ることにした。といえばパール金属ですがな。ロースターなんて商品カテゴリなのかな?うちの環境ではガス火で使用。なお、本商品はIHにも対応しているが、200Vじゃないと正常動作しないそうです。

    ぱっとみて、今使っているフライパンに網を載せて使うのと、どう違うというのだろうと疑問が浮かびすらする、シンプルな商品だ。とりあえず、鮭とサバの味醂干しを焼いてみる。これが美味い。弱ったな。全部食ってしまった。その日のうちに、タラの西京漬けとホッケの干物をお買い上げし、焼、食、美味、優勝。肉はどうだ。厚切り牛タン、肩ロースステーキ、優勝。連覇達成。

    ところが…。

    この商品は使い勝手にやや問題がある。前出のリンク先で画像を見ればわかるけど、蓋の開け方がつまみを掴んでゴミ箱みたいに手前側から奥へ持ち上げる方式。開けるときに蒸気でやけどしそうになる。この構造だと、背面へ向けてもたれさせることができるので、蓋を置く場所を気にしなくて良いんだけど、素手で開けるのは怖く、何か対策が要る。また、単純な板の嚙み合わせで支えているので、数日使ったら繋ぎが歪んだようで、蓋がちゃんと閉まらなくなってしまった。阿呆か。

    網の隙間からはみ出た魚の身が底面に直接触れてしまう事もあった。網の幅が広いのかな?と思ったけど、実際にガスコンロのグリルの網と比較するとそんなことも無い。魚の切り身の先っぽがちょっとはみ出ただけで底面に触れるのは宜しくないだろう。炭になってしうまう。これは網の高さの問題だと思うなあ。

    底面は直火に曝されていて、その上に魚の油など落ちてくるので、焦げるのなんの。毎回洗う必要がある。普通の家庭でこんなに焦げを洗う事ないよ?洗いやすい形状ではあるけど、気合入れてガシガシしないと焦げは落ちない。油っぽい煙が着いた蓋は、汚れが落ちなくて大変だ。ガラスだと比較的簡単に落ちると思うんだけどな~。うちはシンクの広さに余裕がないので正直ちょっとげんなりする。

    コンロのグリルみたいに予め水を入れて使うのかと思ったんだけど、むしろやめるように警告が書かれていた。熱源が下にあるんだから、湯が沸いて蒸し器みたいになる。その使い方で逆に何か蒸かしたりできねえか、とも思ったが、厚さが足りなくてダメだろうな。蓋も歪んじゃったもんな!

    なお、当ブログに書くにあたって、パッケージの注意書きを読み直してみたけど「味噌漬けなどは調理するな」って警告もあった。網の塗装が剥げるとよ。確かに、この網に魚がひっつかないのはとても評価できる点だ。1,2回西京漬けを焼いたけど、残念ながら1週間経たずに少し剥がれている感じがある。また、ふたを開けるのに危ないからミトンとか使えって警告もあった。普通は魚を反転させるために加熱状態のまま一回は蓋を開ける必要があるわけで、これなら通常の鍋と同様に蓋が真上に持ちあがる構造のほうがマシである。

    以上。

    2000円程度という事を考えても、どっちかと言えば外れでした。フライパンに放り込むよりは美味しく焼けるので、一人暮らしで「お魚好きだけどうちのガスコンロにはグリルが無いわ~」な人なら良いかもしれません。ただ、同じ用途でももっと良い商品があるんじゃないかと思います。あってくれ頼むわ。さらには魚以外にも実用的な用途があれば良いんですけどね。ポップコーンとか少量なら作れそうだ。Amazonのレビューも、上記と似たようなレビューがあったかな。

    外れだったということで、もう一個候補だった電力型のロースターも試してみるかなあ。その場合は既に見えている問題が一個あります。換気扇の下で使いたいけど当然そこにはガスコンロがあるわけで、ガスコンロ使いながら魚を焼くことができませんがな😥コードが届くかも怪しいし、保管場所もなあ。QOLちょっと上げようとするだけでも大変ですね人生。

    以下、話題は変わりまして。

    ピザポテトというポテチを食べた。ピザっぽさ無いような…よくわからないままに食べた。

    コンビニでフレンチクルーラー売ってたのでお買い上げ。「油と砂糖です!」という力強さ、お前は保存の効かない非常食か。それであまりお口にも合いませんですことよ。残念。

  • えさのじかんだ

    「めざせ! ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシ作ります」を読んだ。

    人が初めてメシを作るのは、一般的にはおいくつぐらいのお年頃なんだろうか。

    「調理実習」という名前だったイベントは、小学生5年か6年の時にやってきた。今もそんな言い方しますかね?自分はそれ以前にも家庭で料理のまねごとをしていた記憶はある。その…調理実習で包丁を使って何か切った記憶もある。その時が初めてではなかった筈だ。証拠も何もないけどな。そんな教育を経たからって直ぐに厨房に立つことが当たり前になるとも、思えない。男子キッズならなおの事。

    だから一般的には親元を離れた時にトライしてみる事になるんだろう。就職や進学のタイミング。自分の一人暮らしデビューメシはコンビニ弁当だけど、デビュー料理は何だったかな。…米を炊いたかな?しかしこれは料理に入らんのだろう。

    著者は刑務所にて受刑者の食事を管轄する立場にある。刑務所の中に給食の調理場があって、そこで受刑者の調理担当が自分たちで作っているんだって。へえ。受刑者ってきっちり男女分かれているから、男の受刑者ばっかり揃っている。調理に慣れている”人材”が揃っているわけもなく…。というお話。本書もYouTubeで見かけて面白そうだと思ってお買い上げ。やあ実際面白い。著者のおねえ…おb………先生も面白いんだわ🤣拝読したのは年明けて間もない時期だが、いまんところ今年ベスト候補としませう。

    この手の書籍にしては珍しく(?)現在の所属を明らかにしているので、なかなかにお話もなまめかしい。例えば調理場からヘルプを求める連絡が来ても、走って調理場に向かってはいけない。走るのは緊急時だけなので、走っている姿が他の刑務官の目に留まれば緊急シフトになってしまうらしい。鍵だって道中何か所も開けなければ、調理場にたどり着かないわけだ。

    とはいえ調理場は調理場だ。給食室だ。本書で描写される調理場は、自分がお料理デビューする前の、キッズ時分にクラスのみんなでワイワイ見学に行った、あの給食室の風情だ。そこに映画で見たような「願います」「ヨシ!!」のやり取りがあったり、異常に大きさや数の平等に気を配ったり、みりんが使えなかったり、漢字の読めない調理担当受刑者への気遣いなんかあったりするけど、あの、給食室だ。みんなで大きな鍋にワシャワシャと取り掛かり、美味しくなーれ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾の魔法をかけている。

    映画化できそうだなあ。M谷作品みたいなコメディ要素はテッテ的に下処理の段階で排除して、ゆきゆきて神軍みたいな筋の通った固めのドキュメンタリー風合いにする。他の刑務所だって同じように給食作ってるんだから、後から足す形のスパイスを利かす事だってできそうだ。

    ほらレシピいっちょあがり。めしにしましょう!

  • えさのじかんだ

    めし短観:2024年1月

    2023年大晦日には、トップバリュの黄色を頂こうとしていたのであります。

    https://www.mybasket.co.jp/product/topvalu/

    安いという事に振り切った商品らしく、味わいの評判は散々。それでも真っ当な大手企業の製品であり、いくらなんでも体に危険はないでしょうから何か頂いてみましょうよと企てていたのでした。それをすっかり忘れていたのですね。元日は朝から出かけるので、キッズみたいな時間に寝る予定だったので、あきらめた。年内最後の膳は、昨日作った水炊きを温めてポン酢で頂いた。なんの”いわれ”も無いものを口にして。

    年が明けて。「まいばすけっと」は元日から営業していると知り、わざわざ乗り換えてまで寄り道してみたのだが…トップバリューの商品そんなに無いじゃん?ってなって適当な菓子を買って退散。Aeonまで足を運んだら違ったのかもしれないが、流石にそこまでは。いずれにしろ「トップバリュの黄色」はいつか頂いてみたいのでその時に改めてご報告申し上げあげ。サンドイッチやお惣菜の評判が良くないのか、なるほどなるほど。うへへへへ。

    以前にも美味しいと感想述べたと思うけど、「金のマルゲリータ」が美味い。お値段も581円って強気で、レンチンで解凍してからオーブンで焼くという手間をかける。美味い。本格的なピッツァを食ったことは記憶にないですが、それっぽい雰囲気もあってうまい。

    https://7premium.jp/product/search/detail?id=7005

    ラーメンも美味いでやんの。ラーメンって健康にもよろしくないし、また、まともな店ほどちゃんと熱いのだけどやっぱりアツアツの油汁が苦手で、自分の足では食べに行かない。カップ麺も蓋を開けて待ちますよ。でも誰かと一緒に行くこともたまにあるじゃないすか。ひねくれものの体で酢豚とか餃子定食を頼みたい…のにないなあ…。つけめんブームには助けられた思いがします。で。本商品はおうちでレンチン、その結果、程よくぬるいのが好みにあったのかもしれない。

    https://www.sej.co.jp/products/a/item/093991/

    元々自炊めしばかりで外食しないのに、こうして冷凍食品やコンビニで満足していてはますますお店を訪れる機会がない。と言い始めて数年。だからウーバーとかで最寄り駅の外食ぐらいは試してみようか、と思って3年。本当に、職場のランチにお誘い頂いた以外では、外の世界のめしを頂いてないんじゃないか。1,2回は富士そばの世話になったかもしれない。

  • えさのじかんだ

    めし短観:2023年12月

    冬is鍋。ここ数年は中身を鍋に入れて作る鍋のスープが売られているけども、最近、著名なラーメン店の名前を冠した商品もみかけるようになった。というわけでこちら。しかしながら、元来のラーメンの味も全く存じません。ここに具材をてんこ盛りで入れて作るのに、細かいスープの違いは出ないんじゃない?って思いました。もちろん美味しいのですが。とりま楽に作れるのが良いよね。

    レモン果汁のボトル入りを常備しておるが、最近(2023年9月~11月)どの店でも在庫が少ないように見える。たまたま?もしかして不作?今年の出来高をネットで探ると、不作を嘆く農園のブログもあったが、そんな大きなニュースになっていない模様。たまたまかな?無いなら無いで詮方なしだけど、代わりに生のレモン買ってくる気にもならない。これは怠惰なのか。

    何となく作り方を知っているものでも、新しい知見でも得られないかとレシピを探ることはままある。今回は豚の角煮を探っていたら、農林水産省のレシピサイトにたどり着いた。こいつは日本国謹製レシピであるぞ!宮内庁ご推薦!「令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査結果と野菜・果物のレシピ紹介」ってカテゴリが日本の政治って感じじゃないか!どんだけ煮詰めても煮え切らないってぇ申しまして。実際のところ、一般的な食材と調理手順でかつ衛生面で問題がなければ、どのレシピもそう大きな違いはないと思う。プロの調理人や家族の食事を用意する立場の人は、作業効率の良いレシピなど求めるだろうけど、それこそ設備なんかの環境次第って話で。

    https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/aftercovid19/182.html

    チーズハットグなるものをお召し上がり。冷凍ものなんだが、所定の時間で作ったら中心がアイスみたいに冷たくて参った。2倍界王拳で良い塩梅になりましてハフハフ。カレーパンの中身をチーズにして棒に巻いた感じ。んまい。若者に人気ありそうな油まみれのハイ㌍のスナック。

    大晦日の召し上がりものを何にしましょう。今年も幸いに大晦日はお仕事なし(であることを希求する)。一日をまったり過ごして、めっちゃ早寝して元日早朝お散歩の運び(となることを希求する)。ここまで、そば、うどん、どん兵衛、春雨、フォー、イカフライ弁当とまあいろいろ試してみたが、何が良かったとも悪かったともない。そりゃ無いよね。このさい何か縁起物を捏造するか。世に曰く、細く長く生きるも、清らか透明に生きるもイカフライ食って生きるも我が本意に非ず。私は兎に角平穏に生きたい。平穏無事な食い物とはなんだ?外れ屋の立ち食いソバか?健康に良いものか?どこでも手に入るものか?味わいに紛いがないものか?うーん。

    正解は来年1月の短観やらSNSにて。良いお年を。

  • えさのじかんだ

    めし短観:2023年11月

    パキっと。

    https://www.nagatanien.co.jp/brand/pakitto/

    一般的な電子レンジサイズに合わせる都合上「折らなくてはいけない」というひと手間を、商品名に取り入れたらまるで「便利な新機能」のように感じる。そうか!折っちゃえばいいのか!みんな知っとるわ。実際に頂くにあたって、パスタもないし、せっかくなのでマカロニでやってみました。結果として問題なし。味わいも良かった。おいしい。実は「投入する水の分量をちゃんと測る」という手間も増えているんだけど、それでもレンジに放り込んで加熱だけで良いというのは、火災の心配がないから目を離せる。この手の商品はこれが非常に大きい利点となる。それに、小学校ぐらいでも自分で作れそう。

    シャインマスカットをお買い上げ。ブドウなど食うのは何年ぶりだったろう。そしてびっくりするほど美味しくなかった。甘すぎる。なんか不愉快な味。これは…まさに「ブドウ糖」の味ってことだろうか…?酸味がないのが薄気味悪くて、ひとふさ食べきる気になれなかった。

    松屋の創業ビーフカレーなるレトルトカレーお買い上げ。松屋なんて15年行ってない。なんならその15年前はどこだったか、と確実な記憶もある。ところがググるマップで記憶の場所付近見たら吉野家だった。違ったかな…改めて記憶を掘り起こすと、おそらく20年前、神楽坂だ。どこの店舗にしろ、牛丼屋でカレーを食べた事はない筈だぞ。初体験のつもりで頂きます!美味しかったけど特に松屋に思い入れもなく、感想もないよね。

    なお、商品情報をよく見たら、松屋は「監修」であって、実際に商品を作ったのは中村屋であった。中村屋のレトルトカレーも良く見かけるなあ。他のレトルトカレーも販売しているが、そちらは松屋フーズが作っているようだ。

    普段よく買っているものとは別の乾燥わかめを買ってみた。特に意味も理由もない。しかし、なんだがひ弱なわかめで、妙に噛み応えに乏しいというか…厚みがないんだろうか?一つ一つが小さくて、粉末に近い状態のものもあった。これはお口にあいませんので、今後も今までの商品、ふえるわかめちゃん®をご愛顧したろ。

    https://www.rikenvitamin.jp/products/fueruwakame/

    マジックパスタ。非常食のバリエーションになるかもと、買ってみたが、味わいがいまいちで残念。非常時を想定して水で作るも、はっきりと美味しくない。次にお湯で作っても、イマイチ。どうも水分が多すぎるのではないかと思って、目安になっているお湯の量よりも少なくしてみると、まだマシになった。熱湯なら3分でできるのは大変にありがたいし、賞味期限も数年あるので残りはストックへ。2個しかないけど。

    https://www.satake-japan.co.jp/products/foods/pasta/000115.html