えさのじかんだ
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めし短観
寒さis鍋ということで、鍋の素スープ的なのと具材を買い込んだのだが、スープの分量はそらあ当然土鍋サイズであり、うちの片手鍋では注ぐだけで7割ほど満たしてしまった。ギリギリまで具材をいれて、当然のように吹きこぼれが焦げ付くなど農水省報告事案を発生させつつ作ったのだが、このスープがそんな美味しいものではなかった。こんな程度ならヤマサの白出汁で適当に作るのがまだ自分の舌にはあうけど、そういえばキューブ型のが大変美味しかったなと思いだした。次の商品をどれにしようか画策。
焼き魚の選択がこの半年ぐらいずっとホッケの干物ばかりになっている。米を炊かなくなったので、しょっぱい鮭でご飯を頂く、みたいなこともしてないな。スズキのソテーもすぐに飽きた。凝った調理はしないので、基本的にはフライパンで焼いて食うだけ。そうなるとホッケの干物が一番いいんだよな、サバほど油と匂いもきつくないしな~。身がしっかりしているので焼いてる途中で崩れることもあまりないし、箸で食べやすいしな~。
このスイーツ、コンビニでもスーパーでも見るなあ、という何かが、名前も覚えぬままに見かけなくなった。ブームに乗り遅れて恐ろしい速さで閉店したタピオカ店を思い出す。ハロウィン的なスイーツでも頂こうかしら?と思いつくが、どうせかぼちゃ味の何かだと思いモチベが上がらない事甚だしく。かぼちゃ味のホッケ。馬車よりはまともな味だろう。「ハロウィン饅頭」があったので頂いたが、かぼちゃ味ですらない普通の饅頭だった。全国どこで売ってるのも同じ味、お土産の饅頭の味。
昼休みに飯を食わずお昼寝をするつもりだったのに、洗い物の勢いでじゃがいもを茹で始めてしまった。いくら何でも火を使いながら寝ることはできないので、ついでにポテトサラダの他の材料を下ごしらえする。鍋に入りきらなかったじゃがいもが二つ、どうしようかね。ポテトサラダは美味すぎてジャガイモ8つ分その日のうちに全量食ってしまっゲフ。
アサリを買うのは人生初めてかもしれない。スーパーで買ったようなものでも、砂抜きしたほうが良いらしい。塩水作って、ボウルに貼る。ざるを重ねてアサリをどばばばば。布をかぶせて暗くするんですって。水温は20℃ぐらいにせよ、とかいうてますけど、この季節ならそんなもんじゃない?塩水を海水の濃度にする、という部分はかなり雑にやったがどうなるか。
60分。風呂掃除や不用品整理などしつつーのー。ボウルからざるを挙げてみると、何か汚れが沈んでいるが、砂っぽいものはない。いいのかこれ?レシピを探すと酒蒸しばかりだが、料理酒しかない。そこでバター醤油炒めにしたんだが、しょっぱすぎた。あさりの味わいはグッド。でも、時々じゃりじゃりって砂が混じっていた。レトルトの味噌汁であさりの砂を感じた事は無いけど、あれもこんな砂抜きをしているんだろうか。火を通してから洗っているのか?砂の無い環境で養殖しているのか。
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鉄のフライパンを一年使ってみたので雑感
序
一年とちょっと使いました。今回はその雑感を書いてみます。お買い上げした鉄のフライパンは以下の商品。本商品は、事前にいわゆる油馴染ませを済ませた状態で出荷されるとのことだが、あまり細かいことは気にせずに使い続けた。
メンテナンス
ご家庭で使う鉄製フライパンの特徴の一つには、テフロン等とは違ったメンテナンスをする必要があるとのこと。メンテナンス方法は概ね以下の通り。「使用後に熱いうちに洗剤を使わず汚れを落とす。その後、火にかけて水分を飛ばし、油を馴染ませる。使った油は油さしに戻す」この手間を真面目に受け入れるには、それなりに広いキッチンがないと難しいと判明した。「使用後」というのは、料理が出来上がったということだ。料理は皿や保存容器に盛り付ける。一方で熱いうちにお湯をフライパンにぶっかけながら、柄のついたブラシや竹のササラでこすって汚れを落とすというのは、作業スペースに余裕が要る。油さしに戻す作業スペースも必要だ。油なんぞ塗ったら壁掛けにもできないし、重ねて収納も出来ないと思うのだが、みんなどうしてんのマジで??テフロンが世に出る前ってどうしてたんだろうか。自分が小学生低学年ぐらいの頃は、真っ黒な鉄のフライパンが家にあった気がするんだが、どうしてたんだろうか。
自分の場合は、最初の一週間ほどは上記の手順を試みた。当然ながらすぐに面倒くさくなり、使い終わったものはそのまま五徳の上に置いておき、後で手が空いたら水とたわしでざぶざぶゆすぐ。火にかけて水を飛ばすという方法にした。水ではなく熱湯やぬるま湯の時もある。油馴染ませはやらない。上記の「後で手が空いたら」という部分に、10分から2日ぐらいまで大きく幅がある。例えば、サバなどの臭いが残るものをフライパンで焼いたときは、流石に食べ終わったらすぐ、ぐらいの感じで処理した。これがたとえば目玉焼きだと、気ままに放置した。
メンテナンスに関して言えば、この一年ならば上記のように雑でも大丈夫だった、というのが自分の結論。本来推奨されるメンテは例えば中華料理屋の厨房とかでやるやつでしょ。家じゃできんわ。
一年使ったフライパン近影 お掃除
相対的に油の量が増えた。ガス火力であるから調子こいてフライパン振り振り炒め物をした。結果、換気扇のフィルターの交換サイクルが短くなった。調理後に周囲に飛び散った油をふき取ることも増えた。何より、今まで気にしなかった換気扇フィルターの周りの部分も油汚れが付着した。こういう汚れについては、普段から毎日の如くに丁寧な掃除する人にとっては、なんてことないのかもしれない。どうしても手を抜いてしまう人は、たまった汚れにげんなりすることになりそうだ。テフロンにしても掃除が不要になるわけではないんだけどね。テフロンと鉄で比較したら増えました、というのは確信している。
もう一つ。洗剤を使わないので、フライパンの油がそのまま排水溝に流れていくことになるが、大丈夫なんだろうか。地球環境の話ではなく、流しからの排水管の話。パイプユニッシュ的なもんは気づいたら使っているが、気付かなければ一か月放置もあり得る。
味わい
鉄のフライパンは、テフロンに比較して高火力で調理ができる。そのため、何かこう、美味いらしい。この一年ほど、手元にテフロンのフライパンがなく、比較しようもないけど、素人の調理ではそんなに差がある筈ないよね?ただ、炒め物が手早いという点はなんとなく実感できた。強火のままジュワジュワと。でも、「単に油の量がテフロンより多いから早く火が回るのでは?」と思う。兎に角、プロでもねえのに、微差の味わいなんか気にしても詮方なしというのが自分の意見です。火加減味付け目分量の癖にさ。
結論
どちらを使うにしろ、自分のフライパンの扱いは雑だ。お掃除が簡単、軽いという点でテフロンに分があり、火力調整をさほど気にしなくて良い、テフロンよりは長持ちする可能性という点では鉄に分がある。ここ最近は、テフロンというかチタンとかなんとか書いてある商品を買ってきて、並行して使い始めたところ、ほぼチタンを使っている。冗談みたいに軽くて楽だ。やはり扱いが簡単なものが良い。鉄フライパンのメリット、なかったのでは…。
賃貸1KのKからは以上です。
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めし短観
麻婆豆腐を変換するとき「まーぼーとうふ」で変換できない。「まーぼーどうふ」である。「まーぼうどうふ」でもダメなようだが、「まーb」ぐらいで候補に出るのでどうでもよい。で、その、まーぼーどーふの素を買い忘れたX2コンボにより、もめんとうふが二丁まるっと余っており、然らば素を買うついで、久々にごおやーちゃんぷるーもいったろかと、じゃあ豚肉をどうしますか。
多分ばら肉が普通で、ロースがイキってる感じ、ひき肉がスノッブ、ヒレ肉が不思議ちゃん、タンは悪ふざけ、うーんモツはどうしようかと思っておると、そもそも本場はどう作るのか知らなかったので調べた。ゆいまーる٩( ”ω” )و
スパム。沖縄で世界の消費量の多くを占めるというあのスパム缶を使うんだった!言われてみればそうだわ。非常食枠でストックがあるので、買ってきてローテーションする。調べてみるもんだ。
餃子の皮を意味もなく買う。twitterにて、ちらりと何か餃子の皮レシピが流れてきたのを思い出したので買い物かごに放り込んだがお会計までその存在を忘れており、中に入れるようなものが無い。きゅうり大根トマトもめんどーふ……ううむ。ツナ缶とちりめんじゃこがあるけど、ううむ。そしてなぜとろけるスライスチーズがあるのか。極端に手抜きしてみよう。フライパンあっためて油しいて、餃子の皮、その上に四つ折りにしたとろけるチーズ。皮がパリパリになったら出来上がりなんだが、どうしてもチーズの加熱が足りないのでいまいち。巻いて転がして焼けばいいのか、でも面倒だ。本来はオーブンとかトースターでやるんだろう。ただ焼いた皮も、思ったよりちゃんとせんべいみたいにパリパリで、塩ふって食うのもうまい。
ゴーヤは売ってなかった。
10月。
も、半ば。
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めし短観
地獄の底にはただただ氷の世界が広がっているとされる。人々を罪と肉を炎で焼き尽くす一方で、神に弓を引いた堕天使が氷漬けになっているのだそうだ。その名を口にすることも憚られる堕天使が、丁重に保存されている。テロリストもKPMが高いと伝説だいうてありがたがる輩がおります。「こいつ神に逆らったらしいぜ」「燃やすのもったいねえから見世物にしようず」
黙示録の第七のレンジがちーん。
ってこのネタ過去にやった。地獄の祭りはもうちょっとだけ続くんじゃ。
ニチレイ「蔵王エビグラタン」なる。蔵王でエビが採れるのか?「今年も蔵王に春の訪れを告げる、雪解けエビの姿が見られるようになりました~」グラタンなんてめったに食うものではない。コンビニで売ってる丸い容器のあれを冷めたまま食う、というぐらいが自分との接点。ちゃんとしたグラタンとなれば、キッズの頃に母が作ってくれたものが最後だろう。果たして本品、今までに食べたことのない味だった。濃厚というより分量を間違ったやけくそ味で、美味い。このコッテリと甘みは、おそらく1000kcalぐらいあるんじゃねえのと思ったが、一つ310kcalだそうだ。本当?地上の原料で作ってないんじゃないか?原産地に「地獄の底」って書いてあれば「魔王エビグラタン」なんだけどな。HAHAHAってニチレイの取扱商品に氷がある。これは明らかであります。ニチレイ食品コキュートス工場が蔵王に現存する。みんな逃げろ。
https://www.nichireifoods.co.jp/product/detail/sho_id48/
メーカーも細かい商品名も忘れたが、冷凍カボチャ。かぼちゃの煮物の冷凍品ではなく、調理していないかぼちゃだった。解凍後のクオリティがまあまあ良いので驚く。で…?この状態から砂糖と醤油で煮るのだろうか?面倒なので塩とかマヨネーズとかで食べた。プリミティブなボタニカルでありながらガイアの気配がなく、こいつも間違いなく地獄産である。
おからのパサパサ感をしっとりさせるために、油を追加するというレシピを学んだ。理にかなっていると思う。サラダ油や太白ごま油を垂らしたわけだが、油の種類を変えてみるとどうなるだろう。まずは無難にウィンナー。こんにゃく、シイタケを出汁で炊いておからの粉どばー。いつもの通り。ここに、一口に切って焼き目をつけたごんぶと ジョンソンヴィルの ウィンナーを放り込む。しかし、思ったより油が出てこないので効果がほぼなかった。ましてや冷めた後ではウィンナーが美味しくない。毎回鍋一杯作るのだが、温かいまま食べることは殆どないのだ。この
悪ふざけ探求は失敗だった。次に試すべき候補はもっと油っぽい肉。例えばひき肉だったら。肉の分量によると思うが、おからハンバーグそのままと言ってもよい状態になるだろう。たぶん美味しいだろう。形成する前に火を通して食べるようなもん。ではラム肉あたりはどうだ。牛丼に使うような牛バラとか。ベーコンも外れはなさそうだ。魚の油は流石にやめておきたい。サバとか…?…魚……。
おからに魚を乗っけるという料理が、落語に出てくる。ググってみると、甘酢味のおからと酢で〆たイワシを合えたものらしい。関連情報をネットで発見。
https://rakugonobutai.web.fc2.com/309joukanya/joukanya.html
https://www.tsujicho.com/column/00/rakushoku/post-634.html
酢で〆たいイワシは聞いたこともないし、商品を売っているのも見かけない。しめ鯖ならあのペラペラの発泡スチロールにくっついたもの、どこのスーパーでも売ってる。そこで、こいつを自分の作ったおから炒りに入れる。流石に日和って、包丁で切った3~4切れと、おたま一杯分ぐらいのおから炒りを軽く混ぜる。
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不味くはないが美味くもないのでリピートはしません、という程度のものが出来た。以上です。
鍋でメシが炊けるなら、玄米はどうだろうか。ところがレシピを観るに、玄米は水に一晩浸すなどと書いてあり試す気も失せてしまった。宵越しの家事は洗濯オートマタまでとWHOから勧告も出ているのだ。んで、発芽玄米というものがあると。ほお。そもそも玄米を水に長時間浸す理由は、この発芽を促す為らしいのだが、発芽まで済んだ状態の商品ということだろうか。普通にスーパーに売っていたので、さっそく試す。30分ほど水に浸してから炊くとのことであり、御意とす。
2合。
水加減は目分量。ごんごん加熱して、沸騰したら蓋をして弱める。蓋の隙間からかなり激しく吹きこぼれしてしまう。でんぷん含んでいるだろうから、あとで掃除するの面倒くさそう。そこで、濡れタオルを鍋の蓋沿いに丸く載せることで解決。火事のリスクにならんかこれ。怖いので真面目につきそう。米の表面にいくつか穴が開く。そこから表面に泡が吹きあがってこなくなったら、ごく弱火にする。底が焦げる前に火を止めて蒸らす。20分ぐらい?具体的かつ抽象的なレシピだ。レシピもキュビズムの時代を迎える。食あたりが脳髄に及んだかの如き、読後に眼底からキfノコ生えるような毒を書き記してみたいもんだが、書き手自身にも効果が及んでしまうかな。不可食レシピの頒布は刑事罰の対象となりえるとの通達を受け、あはれ蔵王刑務所にて冷凍食品製造作業に服務。
前科一飯。
7点。
ごんごんぐらぐら。
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めし短観
スズキの切り身が売られていたので、買った。フライパンにぽいっと放り込んで雑にソテー、美味い。滅多に買うもんじゃないけど、こいつこんなに美味かったか?今後はもっと積極的に買いたいが、あまり売られているのは見かけない。
ご飯に混ぜて炊く麦の粒ありますね。もち麦と言われる、細い袋に小分けになっているやつ。米もないし、炊飯器はしまっちゃったし出すのも面倒、こいつをどうしようか考えておったのですが、鍋で炊けないかなと。ググると、普通に実践例があったのでそれに倣う。普通の片手鍋に、200Gのもち麦。水加減がどうしたものか…100Gで600mlほどと参考事例にあったので、固めが好きなことを勘案して200Gのもち麦に850mlほどの水としてみる。いくら何でも少なく思えるが、結果として平気だった。
ごんごんと沸かす。灰汁を取りながらと説明されていたが、細やかな配慮を却下し、適当に2,3回掬う程度に処理する。20分ほど茹でるという事だったが、それよりも早く焦げた匂いが漂ってきた。これは水加減の故か?火を止めて、蓋をする。このまままた20分ほど蒸す。完成。美味いのかどうかもわからないものが出来たが、焼き魚をおかずに頂く。かなりプリプリとした歯ごたえがあり、白米とは流石に別物であります。翌朝は玉ねぎと人参しかはいってねえカレーで頂く。おこげ部分は美味しくなかったがこのあたりはコメとの違いか。総じて十分に美味しかった…?芯があるわけでもなく、水分べちゃべちゃというわけでもなく、上手く炊けたもんだ。これだったら白米も炊けるかな。小学生の頃、キャンプの時に飯盒で炊いたことがあるけど、炎で作るのはそれ以来だろう。キャンプなー…なつかしいねえ…。じゃあ白米炊きは夏休みに試すか。んで、おかずに揚げ出汁豆腐とかザーサイを選んでしまうのよ、小学生とはそこが違うんだ。
いわゆる「卯の花」の水分調整難しいなーなんて思っていた。最近、しっとり感を出すためには油を使うとどっかのレシピに書いてあって、実践したら確かにしっとり。そんなドバドバいれては軍用レーションみたいなカロリーになってしまうので、控えめに。そもそも、おからを入れる前に油で炒めるというレシピもぼちぼち発見。自分はニンジンなど具材を出汁で茹でたところにおからをドサドサいれていたんだけど、これでは油分はゼロだもんな。炒めるとその脂分が生きてモイスト?油の代わりにマヨネーズという記事も見つけて、ためしにちょこっと合えて頂いたが、好きにはなれず。マヨで済むなら至極楽ではある。
さっこんの冷凍食品シリーズの延長で、鶏肉の唐揚げも試してみたところ、実に美味いなこれ。揚げたてっぽい感じの再現が凄い。自分で揚げたのと大差ない。この冷凍食品を買った店の、お惣菜唐揚げより美味かった。ま、揚げ物は揚げたてに敵うものございません。技術によりその再現性を高めてきた冷凍食品に軍配があがるのも、考えてみれば当然。長年自炊してきた独り者のおっさんが、この歳で冷凍食品のクオリティに舌を巻いている。悲しいわ。童話なら悲しみに暮れているところをガキに慰められる場面。
そこで冷凍まつり。
先鋒は、マルハニチロの「あじフライ」であります。あじが平仮名なんて洒落がきいてますね。残念ながらあまり美味しくはなかった。いくら何でも小間切れすぎるだろう。衣と油の臭みしかない。レンチンで食えるのは手軽ではあるが、それは昨今の冷凍食品の要件であって、同じ手間で選択肢が豊富なら次の要件は味わいになる。祭りですからね。日常的に食うなら体に良い云々。もっとお惣菜のサイズ感だったら美味しいのかね?
https://www.maruha-nichiro.co.jp/products/product?j=4902165264418
次鋒。同じくマルハニチロの「ほうれん草とチ~ズのささみカツ」が登場する。チ~ズと波打ってるなんて洒落がきいていますね。こちらは味わいまずまず合格。しかし、どこにもほうれん草の気配がなかった。なんなら、ささみの気配すら薄く、俺は一体何を食べているのか。チ~ズの波がその主張の強さの顕れか。「自然解凍の場合凍ったままお弁当箱に入れてください」という表記に驚いた。これを体感するためにもう一度買わねばならない、商売上手め。原材料のチーズフードってなんだろうか。
https://www.maruha-nichiro.co.jp/products/product?j=4902165617214
中堅。テーブルマークの「ごっつ旨いとろ~りたこ焼き」が姿を見せる。粉もんは解凍の火力を間違えると酷いことになりそうだけど、最近の商品は細かく解凍の指示があるので安泰。紙トレーまでついているのがありがたい。んで、お味のほうはまずまず宜しい。本当に中がとろ~りの塩梅になるのはすごい。ソースがついていたけど、どうせ甘いだけのものなので使わずに頂いた。レンチンでこれなら満足ではあるのだが、こういうもんは紅生姜とかかつぶしとか青のりとか、その辺もセットじゃないとイマイチ感がでてしまうと学びました。
https://www.tablemark.co.jp/products/frozen/snack/detail/7116919.html
副将。ニチレイの…梱包に書いてある文章のどこまでが商品名かわからなくなっている特からとかいうやつ。鶏のから揚げ。味わいは普通。特にいう事もない。ファミレスとか安いチェーン居酒屋で出てくるのこれだよね、って。コンビニの弁当に入ってる唐揚げもこれだな。次に買う時は別のものにしてみよ~というのが正直な感想。
https://www.nichireifoods.co.jp/product/detail/sho_id148/
大将。スマイルライフの「さばの味噌煮&五穀入りごはん」弁当がそのまま凍ってますがな。大人数のご家庭でなければ、こういうのが一番便利だと思う。味わいもまずまず。ただ、ご飯は常温保存できる商品がたくさんあって、比較的長期のストックまで考えるとこの商品で冷凍庫を埋めるよりは、おかずをストックするという選択になるものだと思う。どうかな。しかし350円でおつりがくるとは…。ググると特定の店舗の商品がヒットするのはなんでだよ。東馬込店ですってよ。どこか存じません。
延長戦一人目。テーブルマークの「新鮮卵のふっくらオムレツ」卵料理のふっくら感は主に油によるものなので、何かすごいものを想像してしまったが、そこまでアレではなかった。本商品は、春巻きの中身を卵で包んだような味わい。味付けは和風ということだが甘ったるい。外側の卵っぽさはいちおうあるかな?という程度。4つしか入ってないのがちょっと惜しいな。少ないのが惜しい、というほどには満足。
https://www.tablemark.co.jp/products/frozen/lunch/detail/7210223.html
延長戦二人目。オレアイダの「細切りフライドポテト シューストリング」レンチンだと思ったら油で揚げるなどと書かれており面くらう。自分で揚げるんだったらジャガイモ買うわ。オーブントースターでもいけるようなので、じんわりと焼く。可もなく不可もなく、ふつうの芋フライが出来た。しかし日本にはじゃがりことかjagabeeがありますのであまり魅力を感じない。
http://www.oreida.jp/products/p-a02.html
延長戦三人目。白熱した戦いは続くも、疲れの色が濃い。正念場である。マ・マーの「濃厚カルボナーラ」ここに見参。鍋で茹でてソースをかけるだけのものを冷凍食品で頂くというのは、人類の怠惰の権化のようで恐ろしすぎる。レンチン一発。地獄ですら生ぬるい。しかし仕上がりは程よい温度。麺の具合もぶりゅぶりゅでよろしい。アルデンテなど言ってるやつは既に地獄の釜で茹でられております。滅びの言葉で御座います。味わいは、鍋で茹でてソースをかけるだけのものと同じ…と言いたいが、少々水っぽい感じがあった。鍋で茹でてソースをかけるだけのものは、最後には同じになるかもしれないが、序盤のソースでろんでろんの部分があるのが、んまいのであります。あゝ冷凍食品は地獄への携行食。
https://www.nisshin-foods.com/foods/products/4902110372380.html
延長戦四人目。現のレンジが鐘を衝かずに居直れば、地獄の番犬は目覚めが悪い。日照りの夏、魚は感情がないから食っても良いとの下知、走る。ニッスイ「炭火焼さけの塩焼き」金魚じゃねえのこれ、と思わずにはおれない控えめすぎるサイズ感。番犬も食わない。単純に美味しくはない、というものが出来上がった。魚の油ではなく、解凍された水分が噛むたびに滲み出rrrrrrrニルバーナの湧き水は腐り始める。魚は、感情がない、から、食っても、良。
https://youtu.be/q4gMfdfRRnA?t=49
延長sびょうびょう🐶がるるる。
商品アピールの多くに出来立ての美味しいうちに冷凍的な文句がある。これはすごいエネルギー使うのではなかろうか。店頭でもご家庭でも、凍った状態のキープにもエネルギーが要る。それをレンジで解凍して食う。この罪深さはどうだね。フォアグラだの踊り食いを批判している場合ではないぞ。近代現世ではエコロジーは人道なのだよ。口にすれば地獄いきではないかこんなもの。あゝ次のsinじろうのターゲットは冷凍食品に違いないが当人に思想はないので童話でワンワン。庶民は地獄で凍り続ける、みなさま地獄であいませう。
腹がhellのは人の業、なんてーましてー。
4点。