えさのじかんだ

  • えさのじかんだ

    めし短観2022年8月

    湖池屋のえびせん的なもの、「KOIKEYA The 海老」を食う。うす味で、不思議な風味だ。上品な味と表現されるのはこんな味かしらん。薄い。じゃあプ〇ン〇ルズみたいなのが下品な味か?あれはあれでありだ。そういや最近は、エビの頭を素揚げにしたものが飲み屋で出てくると聞いたけど本当ですかね。

    https://koikeya.co.jp/news/detail/1348.html

    油使ってないというシーチキンを発見したので買ってみる。「オイル不使用シーチキンマイルド」とある。そもそもシーチキンって、マグロの油漬け低温調理だ。諸般の事情でカツオの肉だけど…。油を使わなかったら…茹でるのか??どうなることか。蓋を開けると、切り株みたいな丸がぽつんと。表面には何か積もっているようで、悪い予感しかない。カツオフレークみたいなものを想像したが、心配したとおり油の代わりに水で煮ました、というものに見える。スプーンですくってひとくt

    これは不味い

    味付けしてないんだろうけど、これは弩級糞不味。

    低カロリー、低塩分は非常に結構だが、これは駄目だ。例によってペット用って書いてないか確認した。良い子は買っちゃだめだー。加熱調理すればいいのかもしれないが、調理するなら最初からカツオ買うわ!カツオはまずくて安い刺身たまに売ってるし。

    https://www.hagoromofoods.co.jp/products/detail/?id=777

    うまい棒を食う。うまかった。お菓子はなんでも昔より小さいという認識があるけど、これも昔より小さくなってないかな?調べたらその通りだった。仮にこれが二倍大きいからって頻繁に買うことはないけども、なんかしょんぼりするよね😞ただ、子供の頃と比べたらお財布の中身は十倍どころではないぞ。そのうちわんさか買ってやる。

  • えさのじかんだ

    めし短観2022年7月

    日本ハムのNATUMEATなる大豆ハンバーグ。ソースたっぷりの煮込みハンバーグ風をレンチンでアツアツにしていただきます。美味い。濃厚。でも、これだけソースが濃ければハンバーグ部分はどうでも良いとすら思える。他の商品ラインナップを見ると、シュウマイとかハムカツとか、ソーセージなんてものもある。こいつらまら、そのまま食べても美味しいか判断がつくだろうけど、売ってないねえ。

    https://www.nipponham.co.jp/natumeat/

    カップヌードルPROのシーフード味を頂く。プロテインのPRO。高たんぱく低糖質ということだけど、味は本家と大差ないように思える。これは良い。カロリーで見るとそんなに大差ないので、そこに敏感な人にはあまりアピールしないかも。これがあるなら、「どん兵衛PRO」とかも出ないかな。

    https://www.nissin.com/jp/products/brands/cupnoodle/#category

    以前に興味を示しながらも買い損ねた、どん兵衛の「きつね焼うどん」を食う。麺は通常版どん兵衛と同じやつだと思う。ちょっと平たいよれよれの麺。固めのうちに食うと美味いんだ。で、これは、焼うどんっぽさに乏しくて、いまいちでした。焼きそばと比べると多分、香りとスパイスが弱いんじゃないかな。そこで気づいたんだけど、お湯を入れて麺の出来上がりを待つ間に、ソースを上に乗せてください、なんて書いてあるのは、温めて香りを出すためなんだろうか。

    https://www.nissin.com/jp/products/items/10940

    冷凍庫の有効な使い方を考えようという事で、ネットでいろいろ調べていた。どうやって凍らせればいいかとか、そんな知恵を探していたんだけど、「冷凍ブロッコリーはだいたい南米の高地産」という一文があった。冷凍ブロッコリー食べたことあるかな…?実際店頭で手に取ると、たしかにエクアドル産。お買い上げ。その記事では食材全般にレンチン解凍は全くお勧めされていなかったので、カチコチ熱湯どんぶらこ。(´~`)モグモグ…ま、茹でてそのままマヨネーズで食うには、ブロッコリー買ってきて茹でたもののほうが流石に美味いですな。アツアツのブロッコリーを冷蔵庫から出した冷え冷えマヨネーズで。すこーしアツアツが相殺されて。

    春雨サラダをつくって食う。インターネットにレシピを求めると、ドレッシングのレシピは、サラダオイル、ごま油、酢、醤油、砂糖が全部同じ分量で書かれていた。サラダオイルをごま油と同じだけ入れるというのに日和って、すこーし垂らす程度にしたところ、ごま油が勝ち過ぎたけど良い塩梅になった。このレシピに改造を施し、ごま油1、酢2、醤油1.5、砂糖0.5ぐらいにしたら自分の好みに近くなったかな。正直なところ、具材にもよると思うし、暖かいうちにちょっとつまんで食うのと、冷やしてから食うのでもだいぶ違うだろう。ポテサラと同じ原理。

    ハーゲンダッツのラムレーズン味を食った。その日は六月だというのに苛烈な暑さで、アイスについつい手が出るというもの。新種を見かければ必ず手を出すのでこの日も例に漏れず、なんだけど、しっかりと「ラムレーズン」と書いてある。ラム酒の風味が強烈だ。今年は酒をまったく飲んでいなかったこともあり、すごく鮮烈な味わいでありました。美味しいけど、お酒がダメな人には勧められない。

    https://www.haagen-dazs.co.jp/products/special/haagen-eight/rum-raisins/

  • えさのじかんだ

    めし短観2022年6月

    今後、YYYY年M月をタイトルに追加しておこうと思います。

    あまり食べたことがないものを買う。チェダーチーズ。パッケージイラストはハンバーグの上に乗っている。ああ、ハンバーガーにはさんであるのもこれか?ナンに乗せてオーブントースターで2分ほど炙って頂く。そこらで売ってるとろけるスライスとは、ちょっと風味が違う…かな?という程度か。

    https://www.meg-snow.com/products/detail.php?p=cheddar_slice

    柿ピーに柚子という文字が目に付いたので買った。近くにハバネロ味も置いてあってムムムとなりましたが…ここはゆずで。帰宅してからよく読んだら、柚子”ざらめ”とある。甘くないのがよかったのになあ。乾燥した皮が入っているぐらいのハードコアだったらなお良い。食べてみると、ほんのり柚子味と言えなくもない、ぐらいの味わいでござんした。プレーン?の柿ピーに自分で味付けってできるだろうか。ほしいものは作ればよいのだ。しかし、ぽりぽり香ばしい感じを残しつつ、ということになれば、手法はだいぶ限られるとは思う。簡単に思いつく方法は、何か粉末状のものを、例えば粉ワサビを袋に入れてシャカシャカしたら、香ばしさそのままで味が変わる。でも強烈な罰ゲームみたいなものが出来そうだな。

    https://www.kamedaseika.co.jp/cs/?p=item.itemDetail&itemId=1584

    ウィンナーにパスタ(乾麺)を刺して茹でるというものを知った。なんだそれは…?たまたまウィンナーがあるので、実際にやってみる。画像が無いのは仕様ですが、画像検索でもしていただければ完成品のイメージは伝わると思います。特に何も考えず、三等分ぐらいしたジョンソンビルのウィンナーに、パスタをぐりぐりと回転させながらねじ込んで貫通させる。お湯にどぼん。お湯の有効活用で、いっしょにブロッコリー茹でる。そろそろ茹で上がりというところで…これ味付けどうすんの…?皿に盛りつけた後に、上からコンソメキューブを少し削ってかけた。ブロッコリーといっしょに変な生き物みたいになったパスタを (*´༥`*)モグモグ これは見事にウィンナーのうまみが薄まっている。そりゃそうだろう。流れ出ている。二度とやりませぬ。

    「野菜生活100 Smoothie せとかMix」というドリンクを飲む。オレンジ味の飲み物だったんだけど「せとか」が何なのかわからない。調べるとみかんの高級品種とのことだけど、そこまでユニークな味わいだったとも思えず。果実を食えばさすがに並みのみかんとは違うんでしょうけどね。残念。

    https://www.kagome.co.jp/products/drink/A5863/

    ゆずの皮お買い上げ。ドライなタイプ。あまり香りがしないので、残念。いっきに使ったろうかと、蕎麦にどばどばかけて、ぼりぼりと食った。スナック感覚で食べるならこれはこれで良いかも。しばらく時間が経つと、ふやけて柚子の皮っぽい苦みと、すこしだけ香りを感じた。こうやって使うものでしたかね、ぼりぼりと、じゃねえだろボケ。

    ZENBというパスタを買った。豆が材料という事でグルテンフリーだの低糖質だの高たんぱくだの。材料はアメリカで加工されたえんどう豆ということで、非常に粉っぽく、背筋が伸びるほど美味しくない。茹で時間も気を使う必要がありそう。製品推奨は6-7分と書いてあるとこで、10分ほど茹でたら、ぐでんぐでんねちょねちょになってしまった。十分な量のお湯でゆでてもくっつくし…。「ゆで汁はスープのベースに!」と商品紹介に書かれるほどに豆の粉がにじみ出てくる。さすがにそんなことする人いないと思うんですが。茹でた鍋には粉が溢れて、洗うのが面倒だった。茹で上がりの麺が粉っぽい場合は蕎麦のようにざるで濯ぐと良いらしい。これは実践したところ、だいぶマシな味わいにはなった。しかしこれではリピートは無い。同じようなカテゴリでは、以下のリンク先のほうが好みかな。麺にちょっとボソボソ感はあるけど、味と雰囲気がパスタっぽい。はごろもフーズの信頼感。

    https://www.hagoromofoods.co.jp/carboff/

    はごろもフーズ天空支店

    空耳についてこちらの記事で言及したけど、その「農協牛乳」をお買い上げ。滅多に買わない牛乳の味わいについては特に語ることはない。コーヒー牛乳無糖を作って飲むか、料理につかうぐらいで、牛乳をそのまま飲まないんだ。だからなんでも大差ないだろ~~って。

    「たこちくわ」なる商品お買い上げ。タコのように先が八本に分かれた奇特な外観のちくわ、ではなく、タコがはいっているだけでした。想像通りのあじわい。

    https://www.kibun.co.jp/products/all_228250a/index.html

    「料理は愛情」の結城さんが亡くなった。愛情があれば何でもよい、ではなくて、愛情があればヤバイものを平気で出さないという意味だと思っている。思いやりと危機管理。鍵は閉めたか?火は消した?車は来ないか?食べても大丈夫か?わたくしも今後とも、料理の根幹は食べても大丈夫かどうかにあると主張したい。

  • えさのじかんだ

    めし短観

    大豆ミートのメンチカツをお買い上げ、オーブンで温めたほうが良いんだろうけど、レンチンでもいけるとパッケージにかいてあるのでレンチン。(´~`)モグモグ 悪くない。これはコンビニ弁当に入っている謎の揚げ物の味。ヴィーガンとかはこういうの食ってるのかな。明らかに肉ではない何かだけど、確かに肉っぽい何か。カレーとかビーフシチューも商品ラインナップにあるけど、そうなるとさすがにどうだろうか…。メンチカツのほかに、「ハムカツ」と「柔らかカツ」という商品もあり、ずいぶんと勝負したなという印象。通常、メンチカツのひき肉とハムカツのハム、ロースカツのロースの切り身は区別がつくが、このような特殊肉でメンチだカツだハムだと擬態されたら、区別がつくだろうか。でも考えてみれば…蒲鉾とさつま揚げは区別がつく。このぐらいには似たようで違うものになっているんだろうか?

    https://www.itoham.co.jp/product/product/detail.html?pdid=1099

    カレーライスからご飯抜いたらカレーなんだから、ハヤシライスからご飯ぬいたらハヤシ。ハヤシを作って食べた。ハッシュドビーフ…?知らない子ですね。hell’s kitchen見たご利益だろうか、玉ねぎの火加減が最高、やっすいオージービーフとしめじも最高でまじうめえ。デュルルルルルルルと胃袋へ滑落していった。合掌。

    そう、「hell’s kitchen」は公式チャンネルがyoutubeにあって、ゴードン・ラムジーの切れ切れっぷりが堪能できる。毎回のように火が通ってないどうので揉めてるなあ、という印象。正直、塊の肉を調理するからそらそうなるだろ?と思ってしまうのですが、その辺うまくやるのが調理師の腕前というわけですね。同じくゴードン出演の「Kitchen Nightmares」もyoutubeで観れる。こちらはアメリカ各地の実店舗にお邪魔して様子を伺うものだけど、おおよそローカルのさびれたお店を訪問する。ゴードンが言うには、料理は総じて美味しくないものが殆ど。んで、衛生面で酷いことになっている店がなんぼでも出てくる。日本にもこんなテレビあったよねむかし。

    https://www.youtube.com/c/HellsKitchenGlobal

    https://www.youtube.com/c/kitchennightmares

    かっぱえびせんの期間限定桜えび味なんぞ売っていたので、ついつい買う。味わいにそんな変化があったとは思えないんだけど…やめられないしとまらない。ただ、色が魚肉ソーセージ色ですこし気味悪くてううむのム。

    根菜類を茹でたりする料理のレシピに「竹くしがスッと通るぐらい」と説明があったりします。料理人は竹くし常備してんのかな。うちは流石にそんなものない、焼き鳥屋じゃねーんだから…生まれてこの方箸を刺したりしておったのですが。ですよね…焼き鳥買えば良いんですね。竹くしゲット。竹はホンマに便利。成長も早いし加工も楽だし軽いし若芽は食えるし、爆撃機を撃墜もできます。

    学び

    condiments:料理に添えられた薬味とか、卓上においてあるような調味料

    garnish:付け合わせ。ステーキの横のマッシュドポテトとか冷やかし程度の野菜とか。

    sous-chef:スーシェフ。副料理長。ソース担当シェフではない。

  • えさのじかんだ,  どくしょかんそうぶん

    「ミスター味っ子II」を読んで食べた

    初代の「ミスター味っ子」は単行本で読んだ。自分が読んだのは、多分中学生の頃かなあ。懐かしさついでにwikipediaの情報をざっくり眺めると、どんな料理勝負したのか、ほぼ全部記憶にあった。好きだったんだねえ。最終回が妙にしんみり感動的に終わったのが印象的だった。

    で、本作。Ⅱってどういうことよ。子供が出てくるのかwwwって思ったら本当に初代主人公の息子だった。初代に引けを取らず料理勝負に明け暮れるという作品。読者層が大人向けなんだろうか、農家の窮状とか過剰なサービス要求とか実店舗営業の難しさ、というトピックがちょろちょろ出てくる。前作のキャラクターもふんだんに登場して、Ⅱと名付けるに相応しい内容。おっさんホイホイですわね。自分が初代を読んでから30年たったわけだし。本作クライマックスの「長い…夢を見ていたようだ…」というセリフも初代を読んでいれば心に刺さるひとこと。

    さて。

    おっさんになった今。30年経った今現在、まさか一人で暮らしているなんで当時は想像もしてませんでした。ぴえん。でも今では好き勝手に材料を買う事も出来るぞHAHAHA。本作のメニューを何か真似て作ってみるか?なんて欲が出てきた。ただし、作品の設定上、魔法のように食材が沸いて出てくる。聞いたことも無い特殊な高級素材や調理法、器具がやまほど出てくる。だから、そんな本格的に真似できそうにはないんだ。それでも、作中に出てきたもので形だけでも真似できそうなものないだろうか。

    ネギ油でネギと豆腐を炒める。本当に明日にでも出来るけどそういう事じゃないんだよ。初代も読んだんだし、幅を広げてそっちからも何か…というところで、初代でもⅡでも登場した料理があった。おこげに中華あんかけをかけたやつ。米を鍋で炊けばおこげを作るのはできるけど、面倒くさいし煎餅でいい。あんかけは中華丼の素で良いじゃん。まな板すら使わず味皇を吠えさせることができるぞ!

    本当に作る由

    画像も動画もないのは仕様です。

    まずは煎餅から。選び放題だけど、お米の焦げた感じに近くないとなあ。まずは米じゃないと。南部せんべいとかポテチとかおからクッキー脱落。玄米フレークなんかも除外していこう。えびせんいかせんたこせんは、うっかり優勝してしまう可能性があるので次の機会に。濃い醬油せんべいも、あんかけを前提に考えると違うかなあ。たぶん揚げせんべい方面がよいのかね。じゃあ歌舞伎揚げか?少しでもアツアツ、できればあんかけでパチパチ爆ぜるほどのものが用意できると遣り甲斐がありそうだ。油分の多い揚げ煎餅ならレンチンに耐えるのでは?いや逆にだめかもな?

    コンビニによく置いてある「しゃり蔵」とかいう煎餅が米の感じがあって良いけど、もうちょっとサイズが大きいほうが良い。サイズ感に関しては、まずは箸で食べるのを目安としてみよう。同じく亀田製菓の「手塩屋」が良さそうだけど、食べたことがある。今回の用途には、うまみがありすぎるかな?

    この時点で迷いすぎて、「レンチンご飯をいったん食べれる状態にしてからフライパンの上で押しつぶし、そのまま加熱して焦がす」という方法を思いつく。これもうっかり優勝してしまうので、今回はあくまで既製品の煎餅でいってみよう。ネットに情報を求めると、これという商品がある。しかしご近所にないので、やめた。適当にそこらでお買い求め。

    中華丼の素のほうはあまり選択肢がない。それこそ、そのへんで売ってるもので。味にはそんな期待はできないと。ところがこいつをパリパリの煎餅と一緒に頂くとですね!別に美味しくありませんでした。中華丼のレトルトの弱さ。長崎ちゃんぽんの麺とせんべいとりかえるような方法で頂くとまだマシかもしれない。

    本書のように希少で高級な材料を並べなくとも、手間暇かけて作らなくとも、メシはうまい。料理は愛情との金言もあるが、愛情がなくともうまい。犬や豚、人参にキャベツをも手懐けた、人類の執念が薄汚れたキッチンで結願した。楽園を追放されたあの女の罪は、美味い果実を選別したという事にある。