えさのじかんだ

めし短観

醤油の容器は既にあの、押したらちゅーって出てくるタイプが主流だと思う。ただ、このタイプは中が洗えない。廃棄するときに、キャップを外そうとするが、引きちぎると蓋部分だけ外れてしまう。ハサミで首のあたりから分断して中を濯いで捨てているが、某メーカーのものはもう一方の大手に比較してちゃんと蓋が取れると気が付いた。ふむ。

料理酒の消費期限が三か月過ぎている、のみならず、当たり前のことだがパッケージ記載のものは、未開封での期限であるわけで。思えば夏のうちに封を開けたような気がする。その後常温なわけで、こりゃあだめだ。廃棄。漫画かコントで「酒が酢になってしまう」というのを見かけた記憶がある。試しどころか、と思ったけどやめた。匂いは酸っぱい気がしないでもなかった。

料理酒を使うつもりだった何かを料理酒抜きでこさえるか、というわけで、たまたま作る予定だった茄子のオイスター炒めを味噌味に変更。味醂味噌を大匙一杯まぜまぜ、砂糖を小さじ1、味噌を増量で(゚д゚)ウマー…漢字で書いてみると「味」の「醂」と「味」の「噌」なんだな。インターネットで語源とか調べてみると、まあそれなりに納得の情報が出てくる。どうせwikipediaがヒットするんだろうなと思ったら、味噌や味醂の製造メーカーのサイトがヒットした。こういうのって、なんか良いよね。「噌」という字は味噌にしか使われないという情報も得た。

こんなわけで噌の一文字だけ眺めていると、横わけの髪にした眼鏡の人物が受話器に向かってクレームをつけているように見えてしまった。ちょっと釣り目で怒っている感じ。フォントによっては再現してくれると思うがどうですか。

噌が男性に見えた

味噌の消費期限も近づいているので、利用頻度を上げてみそ汁など作る。ここ1年ほど使っている味噌のパッケージは手ごろなサイズと丈夫さがあって使い道がある。冷蔵庫で刻んで余った野菜とか薬味を入れるのに程よい。また、引き出しの中でコンソメや顆粒出汁の使いかけを入れておくなどしておる。味噌自体の消費頻度もそんな高くはないので、今のを使い切ってもパッケージは三つ目だが、数が増えれば冷蔵庫の中身は四角いこのパッケージで一段ぐらいは埋まりそうだ。透明なパッケージに野菜の使いかけが入れられて、整然と並んでいる冷蔵庫を想像したまへ、人間性の喪失とのご注進。冷蔵庫の掃除をすれば玉ねぎの皮がほろほろとこぼれている、これを人間性という。

曇天、湿った冷たい風も時に心地よく、北陸では大雪の恐れありという昼に薬局へ行った。すれ違いに薬局から出てきた男性二人連れ、各々その手にアイスを持っていた。アイスだけ、包装の端をつまんでぷらぷらと。アイスが食いたいな、っつって薬局へ行ってアイスだけ買って帰る、なかなかできることではない。行動力ってこういうことかしらん。例えば一階がコンビニとか薬局という物件に住んでいたとしても、自分ならやりそうにない。いつか薬局にはいくから、その時にアイスを買う気持ちにでもなれば、なんてな。

だいぶ前の話だが、カキづくしなんて弁当があったのでトライしてみた。牡蛎は好かないので食べることはないんだけど、まあこの機会にリトライ。カキフライと、牡蛎の炊き込みご飯がメインのひとしな。残念、おいしくはなかった。

シチューを作って食べた。カレールーみたいなのを投入する庶民タイプ。分量通りに作ったんだが、どうにも塩分が濃い。カレーだって塩分バリバリなんだけど他の香辛料が強烈であまり意識してないんじゃないかと思う。数年に一回、みたいなめし、何かしら愛着がある。子供の頃はシチューってわりと食べた気がするんだ。確か、ジャガイモはいってた。そういえば東京に出てきてから、カレーにはじゃがいもを入れなくなったな。傷みやすくなるし、冷凍保存しても解凍した時にジャガイモが邪魔になる。美味しくなかったり凍ったままだったり。近いうちに余った半分を使って、シチューを作る。ジャガイモは入れようと思う。

噌<ころすぞ

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