ふでのゆくまま
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忘れたことだけは覚えていて
記憶をほとんどその日に置いてくる私ですが、出会ったときの季節、景色を今でも思い出せます。
市井の人のほろりと零れた一言が深く心を穿つ。令和万葉集に載せてほしい。魂は1969年に、記憶は1984年に見捨てることを是とした人への痛快な返歌である。記憶をパラメータに、時刻と場所を季節と景色にパースしなおすことができる。だれか言語化してgithubにも載せたれ。やんややんや。
いまさらドラクエウォークはじめた。世界観は圧倒的にingressが好きなんだけど、流石に飽きが来て、端末変えてからはインストールもしておらんの。ingressは目的地がリアルライフの物質であるから、馴染んだ土地では頭の中で移動経路を把握できる。どの辺でスマホの画面に目を移せば良いのかわかる。いっぽうドラクエウォークは、移動経路こそリアル地図準拠であるものの、モンスターが沸く場所とかタイミングはわからないので、画面を見る時間が比較的長いように感じた。これ危ないな、と思ったけど、歩いて通り過ぎるだけでオートでモンスターをしばき倒すモードがあった。後発ゲームはちゃんと考えてあるのね~。かしこさが3あがった!
リアル教会がゲーム内でも教会だったりすれば面白いけど、神社や寺やモスクがアレか。しかしここは現代日本である!全部ぶち込んで忖度できないものか。そういえばファミコンのドラクエでは、教会のアイコン(?)は十字架だった気がする。仲間の棺桶も十字架ついてたなあ。じゃあもし、ゲーム内で武器屋があったら現地にはいったい何が。うううむ。事務所かな?スターダストプロモーションとかじゃなくてさ。
包丁の切れ味が鈍ったので、研いでみた。包丁とセットで買った研ぎ機を使う。隙間に包丁を挟むように乗せて、手前にすうと引く。これを何度かやる。正直、あまりあてにしてなかったものの、体感できるほど切れ味が復活した。ちゃんとした職人の仕事には及ばないだろうが、五分で終わる事であるし、お値段と効果を考えれば大変満足。こうげきりょくが7あがった!やんややんや。
中途半端な時間に目が覚めてしまい、テレワークの日であるからして二度寝が定番なんだけど、その日も猛暑とのお達しであった。洗濯機を回し、お散歩に出てみる。既に日差しはアツアツになっている。通勤人が駅へ向かう時間に寝巻で歩みを並べるはいとをかし。でも、先日は自分もスーツ姿で同じく駅まで歩いたわけだ。女学生を見かけてスカートって涼しいのかなあ、なんてな。本日はさらに熱そう。公園で一休み、蚊に食われて退散。帰宅、昨日着たシャツを干そうとしたらポケットからぶるーとーすのイヤホンが出てきた。
ANKERはしんでしまった!
世界に呪いの言葉をなげつけた!
浄土が3億ねんとおのいた!
「HEY 浄土」って思いついたのでぐぐった!
記憶をその日に置いてくることができれば、何ができるだろう。途切れた円の清々しさ。覚えておきたいことばかりで、私には及ぶところではございません。ぼうけんのしょが256個でも足りない。これは煩悩なのか。おしえて滝沢先生。
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ラインに寄せて
こんなご時世でもこんな暮らしぶりでも、ドアの外側には示唆がころがっている。[要検証]
鍵を閉めて、空を見上げると厚手の雲が一面に広がっている。天気予報を確認すると雨は降らないと言っているが、傘を持っていくのが人生の学び。人生の敵である怠惰がいつものように勝ちまして、傘持たずしてお買い物。仕事の時は、重くても濡れにくさ重視で大きめの折りたたみ傘つかってる。こんな空模様では持たないわけがない。しかしご近所の買い物ではなかなか。ビニル傘でも良いんだけどな、そろそろ寿命が見えてきた感もありんすため、軽くてコンパクト方面の傘もあったほうがいいかな。
スーパーで買い物を終えた帰りでも、まだ薄明るい。地元民御用達のような裏道、少し前をおねえさんが歩いている。さらにその先を行く通行人を、おねえさんが左から追い抜くときに、すいぶん大きくそれた。駐車場に足を踏み入れながら大きく弧を描いた。路面に何かあったんだろうか。自分もすぐにその場所まで到達するも、特に足元には何もない。先ほどお姉さんが抜いた通行人は鈴を微かに鳴らしながら杖を左右に振って歩いていた。視覚に障害があるんだろう。嗚呼なるほ…杖が当たらないように大きく迂回したのかな?家を出てからずっと雨が降ってこないか気にしている。自分もささと抜き去って先へ進みたいが、どうも杖に触れてしまいそうだ。道幅は狭いまま続くし、しょうがないからゆっくり後ろをついていくしかないのか。杖が反対側に行った瞬間に前ダッシュしてはどうかと思うけど、そんなドタバタしたら驚かせてしまわない?「あのー、先に行きたいんですけど」なんて声をかけても良いものだろうか。別に道を塞がれているわけではなく、2分も後ろをついていけば辻に出るので適当に曲がればよかろう。煽り徒歩ダメゼッタイ。
突如ベルの音がして、我々の後ろから自転車がやってきて、抜き去っていく。杖が止まる。あ、今かあわわわ、どたどたと先へでた。少し進んで振り返ると、警戒しているのだろうか、立ち止まって杖を止めている。これは良くないことをしてしまったか…?こちらから声かけたほうがいいのかしらん、逡巡していると、すぐにゆっくり歩み始めた。どうも60~70ぐらいの女性のようだった。やはり前へ出たいんだったら、そう声をかけたほうが良かったかな?本当言うと、「スマホで通話を始めるフリをする」とか「足音を大きくする」とか思いついた。ここに人がいます、とアピールするのは悪くないだろう。自転車だったらベルを鳴らすもんだし。しかしこれといった行動を自分から起こすことができなかった。ラインがわからん…これはわたくしの人間の小ささがでるエピソードで素晴らしい。雨は降らなかった。
電動キックボードがナンバープレート(っぽいもの)つけて走ってた。あれにも亜種がいろいろあるのか?それとも全く別の種類か?狭いよ東京。坂道も多い。いろんな車両を走らせてる余裕ないよ。いっそ飛ぶほうが簡単だったりするかも?とはいえ、こういうガジェットは車以上にメンテナンスに命を預けることになりそう。素人が使える機会は永遠に来ないかも。(後日別の場所でも見たけど、乗ってた人おなじっぽい…)
みんなが空を飛んだら、どんなルールが生まれるかしらん。でも、まずは消防や警察に導入してほしい。現場に90秒とか心強いやん?どんな未来のどんな暮らしぶりでも、ドアの外には悪意のほうが多い。正義のヒーローが飛んでくるまで、きっともう少し。
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安倍晋三氏 射殺される
反社会組織同士のもめ事で銃弾が飛んだ、などと報道で目にすると「大ごとだなあ」なんて思う。刑事ドラマなんかで銃で撃ち合いしたりする場面があるけど、実際にあんな場面になったことあるんだろうか。逃走中の犯人と銃撃戦だなんて。日本国民の多くは国内で銃に触れることはなく、見ることだって稀なまま生涯を終える。俺はないぞ。
そんな場所で白昼に銃殺ってねえ。犯人の動機が報じられても首を傾げるような話だった。顔があまりに広いと、意味不明な形で巻き込まれてしまうものなんだろうか、と思う。例えば…マリオが憎い!みたいな#$%&に襲われる可能性だってあったという事?
特に安倍晋三氏に思い入れはないけど、誰だとしてもあんな形で死んで良いわけがない。ご冥福。
通夜の報道映像を見てて、財界関係者などが多く弔問に~というくだりでまんまるなおじさんが映っていてさあ。力士かなあ…とぼんやり見ていたけど、すしざんまいの社長…?調べたらそうだった。いてもおかしくはないけどさ。
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猛暑→酷暑→げろあつ
あつい。
25度を超えれば夏日、30度で真夏日、35度で猛暑日、40度で…呼称が無いようだ。ググってみると「猛暑日」というのも、2007年から公式?に使われるようになったとのこと。その前数年ぐらいで実際に観測されるようになったと読み取れるが、どうなんだろうか。世間では37度ぐらいで体温超えたとか、38度で北まで届いたとか(韓国と北朝鮮の軍事境界線を越えたって意味)言ってますな。毎年のように40度記録してるんだから、何か呼称が着くかもしれない。考えてみよう。
「酷暑日」ぐらいが無理のない落としどころと想像する。他に暑さを表現する熟語の語彙がないけど、ググると炎暑とか激暑とか出てくる。試しに入力すると実際に変換候補に居たから、それなりに使われたことのある言葉なのだろう。それにしたって、文字のニュアンスを「暑」と組み合わせただけであって、こっちの言葉のほうがより暑い日を表現するというルールが存在するわけでもなさそう。桁数の表現みたいに、仏教用語が紛れ込んだり良くわからない語源の文字が使われるような、無理やりな表現も含めないと今後の気温の上昇についていけない。「那由多夏日」とか迫力はあるぞ。
とはいえ、「酷暑日」があまりにもしっくり来すぎて言葉遊びも捗らん。ネットミーム的なアレで、炎上案件とでも組み合わせてみるかと思ったけど「文春日」では春になっちゃうな。「上級夏日」ではミームじゃないほうの意味が浮かんできてしまう。例えば「良いバケーションの一日」とか。「4630」「シャブ漬け」など今年限りの事案ではしょうもなし。
酷暑日を使ってしまうと、45度を超えた時にどうなるか。適切な表現がなければ、きっと基準をいじるんだろうなと思う。30度で夏日、35度で真夏日、40度で猛暑日、45度で酷暑日(仮)だから、25度だったらそれは「過ごしやすい」一日ってことになるんだろう。それには納得感はある。うちのエアコンの設定温度26度だ。
コケコッコ
夜明け前は流石に、ではあるんだけど、今日もヤバそうだという気配が東の空にある。夜明けの空は飽きが来なくていい。春夏秋冬分け隔てなくあけぼの。気温以外に季節などないのよ、部屋に日のひかりなど差し込んだことすらなく。(考えたら本当に無かった)
始発よりも早い時間でも、夜通し活動していた勢が帰宅する姿を目にする。さすがトウキオだ、土曜の朝は確実にいる。スーツ姿で険しい顔しているひとは夜通し働いたんだろう。連れだってヘラヘラしているのは遊んでいたんだろう。四人で歩いている若いのを見ると麻雀してたんだろうと思ってしまうが、今の若者は雀荘行くのかな?きちんとした身なりで一人で歩いている女性は、これはきっと水商売だろうなあと思う。勤務明けだろうか。と、唐突に紫色の液体を大嘔吐する。スタスタ歩いていたのに、ちょっと体を横に向けたと思ったら蛇口捻ったかのようにスムーズに、だーーーーっと、いっきに出し切った。…と…そのまま、またスタスタ歩き始める。具合が悪いという雰囲気もない…これが彼女の日常なんだろうか。おねえさんエクストリームすぎない?
人もあけぼの、やうやう茜くなりゆく道ぎわ、少し明かりて、紫だちたるげろの誰かに掃除させたるはいとすさまじ。またあるひとの詠める、ひとのよの こくしょのあけに みそめられ しごとあだなり ごじゆうとまみゆ
セルシウス45、それは社会が燃える温度。皆様もお気をつけて。
7点。
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光と明かりと灯と
眠りについて三時間ぐらいで、はた、と目が覚めることは良くあります。大抵は時刻を確認してお手洗いに行くなり、もう一度寝るなり。ある日、トイレから戻って横になったものの、どうにも寝付けない。眠くなるまでスマホでニュースを見たりしていたのだけど、却って目が覚める。目が覚めるほどに興味深いニュースだったのも良くなかったかな…(国税庁職員と大和証券元社員の大規模な給付金詐欺)
スマホを放り投げ、ぼんやり部屋の中を見渡す。妙に光が目にはいる。PCディスプレイの、スタンバイ状態の明かりが灯っている。毎日同じはずなのに、寝入れないから余計に気になってしまった。それでも、その日はそのうち寝入った。寝入ったものの、スマホを拾い上げ、ラジオを聴いたり、実に三時間ほど寝付けずに過ごしてしまうことになる。翌日のお仕事中眠くて大変につらい。
後日。
部屋の中には、他にも光っているものがある。どの明かりも「眩しい!」なんてレベルではない。事実、瞼を閉じてしまえば気にならない。試しに、瞼を閉じてその前に書籍をかざしたりどけたりしてみる。明るさの変化は認識できないんだから、まぶたで完全に?カードできているんだろう。そもそも真剣に気に病んだら目隠しで寝ればいいだけの話なんだけど、こんな時でもないといちいち気にしないので、他にも明かりが灯っているものを、改めて確認する運びとなりました。ブログのネタになるし、ネタにしかならんし。光あれ。
まずスマホなど充電用のUSBポート四つぐらいあるやつ。仄かに青く光っている。通電中だと青くなるようだ。充電ではなく、通電。つまり、消すにはいちいちコンセントから外す必要があるが、そんなことしてられない。裏返しに置けば気にならないし、そのデメリットもなさそうなので裏返し運用に決定。寝るときの体勢だったらそもそも目に入らないんでどうでもいいか。
PCのルーター。これも電源オフという選択肢はない。LANのリンクアップと電源オンですよーの緑のひかり。ちょっと向きを変えれば、寝床から見えないようになった。これが見えないとトラブった時不便なのだけど、どうせ簡単に手に届く場所にある。トラブった時は本体を手に取って、ケーブル抜けてないかな?とか調べるんだから、どんな向きでも大差ないかな。
PCディスプレイのスタンバイの明かり。右下あたりに光ってるオレンジのやつ。指でスイッチ押して消灯すれば良い。運用で回避。これはPC側で制御できないと思うけど、どうだろうか?
スリープ状態のPCのパワースイッチが点滅している。これが案外明るくて目立つ。これはUEFIで制御出来るだろうか?マザーボードの配線で光るかどうかだけを選ぶことは無理だよね…POWERスイッチの接続はそれ単体のはず。ボタンの上にハンカチを載せたら光は漏れなくなった。ビニテでも貼りますかね?
プリンタの電源スイッチも、うすーく点滅している。寝床からは見えない位置なのでスルー。
無線接続のヘッドセットのPC側のドングルと、本体の電源オンの印がチカチカしている。PCがスリープ状態でチカチカはおかしくないか…?
雷サージタップのスイッチがオレンジに光っている。これもいちいちオフにしてられないが…本来はオフにするもんだろうか。仮にオフにすると、ルーターが落ちるのでだめだ。こんなところかな、完了。
光るという機能自体は当然のものだと思う。ちゃんと動作してますよ、という表示なので、もしこれがなかったら、不便だと思う。ランプの色や、点滅・点灯のパターンでどんな故障か知らせる機能もあるよね。暗がりでもここに物があるという目安にもなる。そういえば今年は東京近郊で大規模な停電があった。街灯や自販機の明かりもなくなったら、道もまともにあるけないだろうなあ…。
ついでに、非常時のマグライトの動作確認などこなして、昼飯には鰯などひかりもの多めの寿司をくって〆とした。ここはさすがに嘘です。
読み返して自分が何を言いたいのかわからなくて怖い。年を越せるだろうか。