雑記
駅までの通勤ルートを気まぐれに(主に信号のどっちが青かという問題で)変えると、近くの学校に通う小学生どもとすれ違う。顔はだいたい覚えた。向こうも俺のこと覚えているかもしれない。都会っ子といえども、十歳ぐらいの子供たちは俺の故郷の小学生とあんまかわらねえなあと思う。「うんこー!」「ぎゃはははは」と曲がり角ノンストップで走っていく様など特に。あぶねえなごるぁああああ!
ふと、サイバラの漫画に出てくる子供たちの同級生を思い起こす。あの漫画を読んだときに、あまりに漫画的というか、磯野家や野比家の香りすらするガキんちょたち、そんなの都内の子供でいまどきいるんかな・・・??などと思っていたけど、どたばた走り去る後姿を見て、ああ、こいつらか、こいつらが都会の小学生か、と理解する。雨の日には泥だらけになって遊んでいるんだろうか。
そんな子供たち、春になるとその面子が入れ替わったりするわけで。なんだけど、今年はまだ見かけないなー。
実在する小学生に微笑など見せようものなら逮捕のおそれすらある昨今、故にお兄さ、えーと、おじさんは、しれっとすれ違っているけど、君たちの成長をとても楽しみにしているのだよ。朝から爆笑しながら走っていく様を見て、元気になったりもするわのよさーっ。