ふでのゆくまま

雪見大福

意味はなく食いたい物をタイトルにしてみた。雪が降っていたんだけど、もうやんでしまった。明日の朝に積もっていたりすれば電車は遅れるだろうし、同僚が休みを取っているから遅れるわけにもいかず、携帯のアラームを早めたりもしたんだけど、ちょっと外を見たらやんでいた。アラームを元に戻し、寝る前のひと時、ちょっと一筆。

なんて思ったけど書くこともないので寝る。本当に書くことがない。日々に思慮は欠け、閃きも思いつきもない。何かに備えて皮算用することも、指折り日めくり待ちわびることもない。そんな時間の流れはなんとはなしに好きだけど、それはものぐるおしけれの人のサマで、いまここで素にして寂であることよりも、女学生の御喋りの様な飽くなきまろみの軸回転を希求する。大福の中身にイチゴとかバニラアイスを入れたみたいな、ゆるく煮詰めたコロンブスの温泉卵。こーして煮え煮えとしていると、いつもこころ固まるのは、君のほうが先。雪に足あとをつけるの、楽しかったよなあ・・・。さて。寝る。

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