どくしょかんそうぶん

“fargo”を観た

車の中でだんまりのシーンのパロディをNostalgiaCriticの動画で見たことがある。コーエン兄弟というのは有名だ。程度の前知識で。以下ネタバレです。

ネタバレ…というほどの中身はないですが。

映画のオープニングで、事実を基にした映画で云々と告げられるんだけど、これ妊婦の警官というのも事実?凄いガッツだ。作中じゃ単身いろんなところに出向いて最後には犯人に銃まで撃ってる。…見終わってからwikiにあたると、史実という冒頭の字幕も嘘であり、ついでに婦警役の人は監督の夫人であった。そんなところが一番驚くべきところっつうのもどうなのか。damm it.

俳優のみなさんの演技はもとより、なんかこう…表情が良い。面構えというのかな?うまく言えないけど。実際、婦警役の女優さんはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞する。企みごとが失敗していく後に引けなくなって派手にめちゃくちゃになっていく…。よくあるパターンではあるけど、多方面取り繕うとして失敗して弱み握られてあばばばば、というパターン、リアルライフでも遭遇することあるので見る度に身に沁みます…。

ただ、この感想文書くにあたって史実ではない、と知ってしまって、正直興ざめ。だって春になったらあそこに埋めたの出てくるんじゃないの。実際はどうなったんだろう?なんて終わった後に興味津々だったのに。「ヤナギタ」さんはなんだったかわからない。

ストーリーが犯罪がらみであることもあって、唐突に出血系のグロい場面があったりする以外は、総じて落ち着いて見ていられる作品。「冬」の雰囲気もShiningなんかと比べても落ち着いていて良い。おこたでミカンを剥きながらどうぞ。

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