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「Gravity」を見た。
宇宙に関する研究って、どのぐらいの進捗なんだろうか。「宇宙空間」というほうが自分の意図する進捗にニュアンスが近いかしら、どのぐらい遠くに何があるのか、構造は。光の速さで数億年という単位の構造があるらしい。そこに到達する日がいつの日か来るんでしょうか…。そしてまた、そのような距離に於いても果たして、我々の知る物理やら何やらの範疇なのでしょうか。観測範囲が広がるにつれて、新しい発見をしたり、仮説が実証されたりしてきたわけですよ。地球は丸いだの地球は青かっただの。はたして我々が次に辿り着く場所とは…宇宙の果て?あるいは火星に人類が到達したり?木星に着くころには我々もピテカントロプスになる。
「インターステラー」という作品でもそういう「宇宙ヤバイ」系の世界を垣間見たけれども、あれは何というかSFでもありました。本作品は、近年の地球近傍の宇宙空間での話。一時期流行りましたね、気象災害系映画が。竜巻隕石火山なんたらって。本作は宇宙での事故からの生還劇。あっ。ネタバレしちゃった!生還しかしねえんだものこのテの映画。実際、映画の内容もこれといって語るような所はないです。美味そうに見えたもの食ったら美味かった。そんな感じ。特に難癖をつける点も御座いません。
書くとすればこれが初めてスマホで見た映画であるというところぐらいでしょうか。
amazonプライムの機能で、スマホにダウンロードができたので、通勤、退勤、乗り換え待ち、お布団のなかで鑑賞しました。トータル90分の映画なので、程よく一日の就寝までに見終わりました。ダウンロードが事前に出来るので、映画のデータ分の通信でギガが減る心配ないですね。多分、どこまで再生したか、みたいなデータを保存するためにちょっと通信しているようですが。ギガが減るって最初に言ったのだれだろ。
ぶつ切りの鑑賞ってあまり本寸法ではないというか、敢えてそうしなくても良い鑑賞の方法です。ところがまあ、現代はいろいろ御座いますからね、映画一本落ち着いて見るよりは、他の事に時間を使ったりもするわけで、ちょっとキリの良さそうな場面まで移動中に鑑賞する方法もありなんでしょう。結論から言うと、あまり問題はなかったです。問題は走行音などのノイズが入りまくりということです。iPhone買った時のイヤホンそのまま使ってるからかもしれない。まあ、そこに納得いかないなら家で見れば良いだけの話しですよ。
もう一つ言うならば。電車移動中ということは、隣にはほぼ見知らぬ人がいるわけで、あまりリアクション取れないという事だろうか。どんな場面でも仏頂面で見ないと何か恥ずかしい。自分は人間が腐っているくせに感涙ものには涙で応えるような所があって、そういうのは見れないなーって。あと突然エッチな場面が始まるとやっぱ常識的に考えて気まずい。サイタマノラッパーも唐突にそんな場面が出てきてちょっとおろおろしました。休日の午前5:00ですが始発から乗ってきたので椅子が埋まるぐらいには乗客います。隣は朝帰りっぽいアジア人の方でした。いや~~~見られたくないわな~~~。
寒さも和らいだので、今度は公園とかで見てみようか。昔の俳句みたいにね、お城の草にねころんで、ぐらいに気ままに過ごしたいもんだ。40歳だけどな。ケッ。宇宙では歳を取らないぐらいのボーナスないんすかーーーー。
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「Kick ass」を観た。
一部で評判が高いんだけど、まあそうでもないつうかボチボチつうか。知ってる噺だなー的な。あるいはフルハウス見てるみたいな感じとか、ペプシのCMを2時間の尺で見た、とか。
なんか味気なかった。スーパーヒーローが銃を規制する映画ができたら起こしてー。
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「サイタマノラッパー」を観た
そんな東京と離れてねえだろ。
実に評判の良い作品だとは前々から伺っていた。評判通り、素直な青春作品と言ったらよいだろうか。ワンシーンワンカットという撮影手法も話題になったみたいだけど、見終わってから言われてみれば、カメラの位置というか、視点というかが変化のない映画だなあという印象だった。印象深いということは滅多には使われないということなんだろう。撮影手法なんて詳しいわけではないのでこれはこの辺として…。
作中は田舎町という設定で、人物も東京に行ってXXXみたいな会話が出てくる。しかし舞台はタイトル通り埼玉。東京の隣やんけ。深谷は東京から移動するならば、本庄のすこし手前だ。本庄で朝九時からの仕事を当日の朝自宅出発で間に合ったんだから、東京からそこまで離れてないんだよね。それでもやはり「生活圏が東京」とは状況が全然違うんだろうなあと思う。電車で二時間ぐらいなんだけどね。
何かをやりたいけど何もできない、みたいな若者のもやもやした葛藤がビシビシ伝わってくる。みんなそういう時期を経て大人になるもんだ。俺はこうなりたい、というだけで何をやっても上手くいかなかったり、何をするのかもおぼろげで全然つかめない…。このシチュエーションが、例えば渋谷と深谷では違うというのがリアリティなんだろうか。
「やっぱ地方じゃなんでもダメなんだねえ」みたいな結論だとなんか寂しい。でもああいうカルチャーだとなおの事東京じゃないとって事にはなるのもわかる。電車で二時間の距離が、決定的な足掛かりの差になるんだろう。
それでも映画のポスターにある「アメリカまで8000マイル」ってのがさらに厳しい現実だなあと。むしろ距離測ったら僅かに深谷のほうが近そうだ。でもそこじゃなくて、カルチャーへの近さが、東京と深谷では圧倒的に東京のほうが近いんだろう。その、どこか理不尽さもサイタマノラッパーからは感じられませんか?東京を経由しないとアメリカに届かないかのような…。はてさて東京は近道なのか、深谷からのメッセージを跳ね返す邪悪な壁なのか。
ところで作中に出てきたブロッコリーは本当に深谷の名産品なのね。へえ。
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オリンピックに向けたインフラ投資が行われいる感がありますか
どうもその…オリンピックというイベント自体への興味が薄いため、「オリンピック開催を受けてここのところ景気が良いのではないか?」なんて話には全然ピンと来ないんです。 そら日本橋界隈でここ数年大きなビルの工事が続いているのも知ってますし、地下鉄もなんか工事してますわ。でも、ビルを建てるにしても、まさかオリンピック助成金でも出るんですかね?そらビルを建てるとなれば関係企業は数知れずでしょうし、僅かな効果が積み重なるのかもしれません。でもオリンピックがそんな直接的な影響をもたらすものなのか、というのが全くわからない。観客が来る?本当に?選手と関係者だろ?って思ってしまって…。
ああそういえば過去に東京でオリンピックやったじゃないですか。あの頃のインフラがもう限界だ、みたいな話題をちょくちょく耳にした気がします。ちょいとネットで調べても、首都高、阪神高速道路、新幹線、羽田のモノレール、環七、青山通り…。交通ばかり並びましたが、車使わない自分でもあああの辺りか、ふーん。なんて。
リニアモーターカーどこ行ったよ。もともと開業は2027年予定だと知ってさらに吃驚した。停車駅とかで揉めてるのが終わったから、そろそろ敷設は終わったのか、ぐらいに思っていたけど。2027年まで引っ張れるわけないよ。なんかとてもダメっぽい感。しかし出来てみれば素晴らしいに違いない…という、希望的観測にみんなで首を傾げてしまうのが現代なんだと思う。エキサイトステージのジャンプ台じゃねえんだから、あんなぐにゃっとしたルートを見た時に、ダメだこりゃって思いがあったんじゃないですか。結局それは却下され、「そりゃあそうだろ」って納得のいくルートになった。
次の東京オリンピックも何かこう、便利になったなーみたいなことが身の回りにあってよさそうなものなんだけど。多分だけど、日本に来る外国人にいっつも不評な、フリーwifiの少なさなんて部分ですら解決されないと思う。まあ…そんなことを考えずに、単に祭りだ祭りだと賑々しくやっていければ本来はそれが一番いいんだろう。
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A4とかB5ぐらいのサイズのブックカバーがあってもいいと思う
あったわ。ちょっと高いけど両方お買い上げ。
A4サイズのもの。
B5サイズの。
レビューを読むと臭いがキツイみたいなことが書いてあったが、確かにその通り。梱包を開けると如何にもビニールですという、如何にも石油製品ですという、あの刺激のキツイ匂いがあるが、一週間も持ち歩いて使ってるともう気にはならなくなった。ただ、鼻を近づけてクンカクンカすると匂う。この辺は人によるとは思うんだけど、こういうものに深刻な不安がある人にはお勧めしない。自分も一部化粧品にアレルギー反応が出てしまうけども、これは大丈夫が。
触った感じはゲーマー向けのマウスパッドとか、スリッパや合皮の椅子の表面みたいな質感。触り心地は良い。多少の折れと、水気に強いというのが布や紙のカバーに対してのアドバンテージでしょうか。1000円以上するだけあって、すぐに破けそうなんて感じはない。丈夫さがないとね。よしよし。ひっかき傷なんかは目立ってしまいそうだけど、紙だったら破れてしまうわけだから問題ないだろう。
これは良い買い物をした感があります。