• ふでのゆくまま

    最近、東京では毎日のように揺れを感じている。故郷では原発の状況が人類史上最悪で、もうどうしようもない。世の中薄暗いなあと思う。未来の方へ向かって、段々と色濃くグレーアウトしていく感じ。個人差こそあれ、ね、何か希望を暖かく感じる光を、この現代で仕込んで、未来に灯すことができるんだと、そういうもんだと思ってたんだけどなあ。

    ただね。今は手のひらに灯るだけの小さな蝋燭のあかりも、高く高く掲げれば、星空の如くに、幾億の人の目に届くというわけですよ。嘆いても詮方なし、歩まねばならんのだなあ。・・・・でもどこへ?

  • どくしょかんそうぶん

    名作映画を見たのス:「ブレードランナー」

    他人が名作って言うので名作なんじゃないスか?というわけで何枚かDVDを見たので、感想文を書くシリーズ。

    若きハリソン・フォードが活躍するアクションSFと単純に言ってしまえばそれまで。風景描写が高く評価されてるのも頷ける。これが数十年前にねえ・・・すごいわ、と。個人的には「マトリックス」が連想される作品。。・・・というかそのまんまじゃねえか。マトリックスも大変面白かったけど、先にこの「ブレードランナー」を知ってからマトリックス見たらどうだったかなあと思う。決してdisってるつもりはないんだけど・・・なんかブレードランナーという作品への評価が「先達を評価しましょう」の方向にあがなえないような心地を覚えてしまいました。

    いや、面白かったですけど、これ以上はいらないなと。二つで充分ですよ!!!わかってくださいよお!!!

  • ふでのゆくまま

    Days of races

    だらしのない恰好で寝そべっていたらどうやら寝入ってしまった。照明を落として動画など見ているから心地よくなってしまったようだった。携帯電話を探り、時刻を確認すると、0:30だった。三時間ほど寝入ってしまった計算になる。このまま朝までグデグデと寝てれば良いかとも思ったけど、このクソ暑い日々、体には昼間の汗がじっとりと残っているし、せめて風呂に入ろうとして、ユニットバスへ向かった。玄関の空気は多少はひやりとしている。風でも通せば心地よかろうと、出窓を開けようと玄関の扉側に近づいた。人の声がした。

    三人ほど、扉のすぐそばに居るのが窺い知れた。一人は女性であろう。思わずドアノブに視線を落とす。大丈夫、ひとまず鍵はかかっている。会話は続いている。どうも日本語ではないようだけど、さっぱり聞き取れない。耳をそばだてながら努めて努めて冷静になろうとする。明かりをつけるのはどうだろう。窃盗の類が狙いならそれで退散することだろう。もし俺を尋ねてきたのなら、ドアでもノックするだろうか。・・・しかしこんな夜更けに俺を尋ねてくる理由は???理由があるなら喋ってないでぽんぽーんて鳴らすだろ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・恐ろしくなってじっとしていると、やがて五分ぐらいして、何か話し合いながら声は遠ざかっていった。ベランダ側の戸締りを暗闇の中で確認して、暗闇の風呂。五分で出たわ。こえーよばか。

    後日、同じアパートに越してきたアジア系の人だと判明する。三人の声がしたが、三人とも引っ越してきたのだろうか・・・。で、外国人ってだけでな、不法行為を働くだなどと見てはいかんのだ。少々疑うぐらいはするけど。だけど、日本人なら夜更けにひとんちのドアの前で立ち止まって話などしないもんだ。社会行動の規範を「我々の文化ではそうなっている」と強要することは、悪いことじゃないとは思うけど、なんだか妙に面倒くさいんだよあいつら。

    後日、当然のように分別されてないゴミが転がっていた。まあ国内でも分別がテキトーな自治体ぐらいあるだろうけどよ。

  • ふでのゆくまま

    なでしこマジすげー!

    いや、テレビないので当然見れていないんですが。結果を知って一通り速報など眺めて、そそくさと休日出勤などしておりました。連休最後の朝、都心部にはなんの感動も伝わってはいませんでした。ただ、暑い。半年後にはガクブル震えながらコートを着ていると思うと、ずいぶん不自由な気候に暮らしていると思えなくもないですね。ああ近場で良いから「ほぼえー・・・(^p^)」と一日へたりこみたい。俺はそんな休日が好きであること、の、アピールはこの十年暇がないのだわははは。俺が飼い犬だったら散歩はロボットにでも務まるかな。適当な公園で人間のガキが遊んでいるのを眺める、不用意に寄ってくるオヤジには前足キックで大地の匂いをプレゼントだ。わははは。うんこするから穴掘らせてねー、わはは。

    なでしこからうんこまで繋がった。「うんこマジすげー!」で締めれないあたりが今の人間としてのわたくしの才能の限界。犬としては知らん。猫は向いてなそうだがそいつは猫の人に訊くとしよう。びゃうびゃう。