えさのじかんだ

  • えさのじかんだ

    黒蜜の心太

    人生初めての体験というのは、いくつになっても新鮮なもの。とは言え、なんでもかんでもそう新鮮かというと、それは違う…。例えば「XXXXはQQQQQらしいぞ」みたいな情報は無尽蔵に流通しており、そこに個の経験を付け足すことで未経験の何がしかをシミュレーションできる。月面を歩くとどんな感じ?想像した感じ、きっと大体あってる。

    心太に黒蜜をかける。初の試みが訪れた。黒蜜とは何かというと、黒砂糖で作った蜜である。黒砂糖の飴を口にしたことがある。あの感じなんだろう。心太はもちろんおなじみだ。そう、想像できる。想像できてしまう。美味しくなさそう、という所まで――。

    果たして、好んで口にすることは今後なさそうであったのでもう書くことねえわ。スイーツの類全般的に好きだけど、これはどうも。心太のあの口に入れた感じを心太でしか知らないので味が違う事をシナプスが受け入れていない!!

    酢醤油版の心太のカスタマイズは、一般的には青のりと芥子かな。白ごまあたり追加で実にリッチな感じになる。黒蜜を頂かない分は、木枯らしに震える前に何か新種のカスタマイズでも発見できればと思います。月の涙などはいかがでしょうか、ほほほのほ。

  • えさのじかんだ,  ふでのゆくまま

    半年前の酒

    前回の更新書きかけじゃねえか。続きをどうしようかとも覚えてないのでこのままで。
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    賞味期限を半年過ぎた料理酒が、さも当然のようにナンプラーや穀物酢に混じって鎮座の事。
    酢も二週間過ぎてるわ。みりんも一カ月ほど。なんだよこれ。

    逆算するに、おそらく前年の秋から冬にかけてあまり自炊をしていなかったという事になる。まさしく心当たりがあり。適当に大根と油揚げや糸こんにゃくなんか入れた煮物を良く作るんだけど、どうしたことかあまり作っていなかった。代わりに何を作っていたのか。これが…どうも、お総菜ばかり食っていた気がする。良くないね。

    料理酒は捨てるしかないので捨てた。これから夏になり、さらに煮物なんぞ作らないので、酢以外は買いなおす事もしていない。一人暮らしの自炊は、夜に翌朝のものを作ることも多い。勿論時間短縮のため。同じメニューが晩と翌朝で続く形になるが、気にしないわそんなもの。これからの季節は当然の事ながら、翌朝分は冷蔵庫に入れないといけない。ほかほかの煮物を粗熱が取れるまで待って、冷蔵庫に、翌朝にはレンジであっためてまたほかほかに、って無駄が多い。炒め物なんかだと多少あつあつでも冷蔵庫に放り込んでしまえ、ということで、自炊では炒め物率が上がる…気がする。あとパックから出してそのまま食える豆腐なんかは便利だ。ベーコンなんかも良い。包丁で切らずとも良いのでまな板や包丁を洗う必要がない。相変わらずコメは炊いていない。

    バリエーション豊かな保存食があればなあと。特に野菜系の。例えばお漬物を自作ってそら調べればいくらでもやり方はあるだろうけども、さてさて。美味しくできるまでどのぐらいの経験がいるかしら。嫁入り修行かよ。いずれにしても素人が保存食に挑戦するにはもう季節がよろしくないか。ほっけの煮物を作るぐらいには洒落と実利の追い方を心得ているつもりだけども、季節には勝てないの~。

    昨今は冷凍食品の類も大変に美味であるので実はここ一年ぐらい利用率が上がっている。なんだよあのそのままフライパンに放り込んで加熱して待つだけの餃子。びっくりするほど美味かったわ。

    「自分で作ったものを冷凍すれば良いんじゃないの?」

    はたして正論でおま。ところがね、これは露骨に味が落ちますね。また、ニチレイとかそういうところの製造工場みたいに衛生面が徹底管理されているわけでもなく、単に冷凍庫に放り込むものがさて一か月後に安心して食えるクオリティかは怪しい。冷蔵庫も機能的な品物じゃないし。20年近く稼働してるよこの冷蔵庫。

    何だかんだ言って、結局は3日も保存できれば問題ないのですが、要するにまあ、保存食という名目で、作ったことないものに手を出してみたいというわけです。普段、面倒くさがりなんでレシピが五行以上あったらやらない。良い機会か。

    口に入る大きさに切って、衛生上問題ないレベルまで加熱調理し、味付けする。

    料理なんてこれでいいのよ。

  • えさのじかんだ

    いかにんじん味のポテチが

    烏賊と人参であります!あ、正確にはスルメか?

    どなたにも、出身地では広く流通しているものがその地域限定のものだと知らなかったということは経験があるかと思う。福島においては酪王のカフェオレがそうである。「いちえふ」にもローカル名品のくだりで酪王のカフェオレが出てきた。このいかにんじんもそうなんですってよ、福島のみなさん。

    酪王のカフェオレはそのまんま、酪王乳業という福島の企業が生産しているカフェオレだけども、これは福島県内で広く見受けられる。セブンイレブンなどにもどっさりと置いてあるものだから、福島県民はローカルな商品だということを知らない。まだ知らない人もいっぱいいるので福島に親戚知人などおる方は聞いてみるとよろしい。かくいう自分も知ったのはそんな昔ではない。あまりコーヒー牛乳飲まないから気付きもしなかったんだけども。

    いかにんじんとは。烏賊と(スルメかもしれない)細切りにした人参を醤油で漬けたもので、烏賊のクニクニした歯ごたえと人参のポリポリした歯ごたえが面白い食べ物である…というのを子供の頃の記憶を頼りに書いている。帰省した折に酪王のカフェオレを飲むことはあってもいかにんじん食う機会はなかったものな。

    発売元のカルビーの偉い人が福島出身なんですってよ。酪王のカフェオレに手を出さなかったのは既にお土産として酪王カフェオレ味のスティックパイがあるからに相違ない。まあ、「いかにんじん味」のインパクトには劣るよねって話。

    詳細はこちら~

    http://www.calbee.co.jp/newsrelease/160428.php

    ついでで申し訳ないけど酪王はこちら。

    https://www.rakuou-milk.co.jp/syohin/nyuinryo.html

  • えさのじかんだ,  ふでのゆくまま

    一番カロリーが高いのはどれでしょ

    以下の画像に写っている商品のうち、100mlあたりのカロリーが一番高いのはどれでしょう。

    そこらの自販機画像
    そこらの自販機画像

    正解はキレートレモン。100mlあたり68kcalありました。pokkaの自販機なのでデータはpokkaのサイトにあります。商品情報 | ポッカサッポロ 分量は少ないけどね、健康志向でそれもなんかなあ。尤も、すごく厳密に言えば単なるカロリー量が多いだけで、それが即ち太りやすいということでもないんだろうけど。

    ちなみに自販機の画像を数十枚ほど集めて一番カロリーが高い自販機はどれか、みたいなことを考えていたんだけど、一つ調べてみたら面倒になってこのようなエントリでごまかしました。以上です。

  • えさのじかんだ

    お料理系男子は自前で燻すという。鶏のささみやなんやらと燻製にして食うらしい。最近はそういうものを作るキットを売ってるが、それにしてもご苦労なことで、ものぐさな自分にはなかなかやってみようという気にならない。そもそもアパート暮らしでできるわけがないと思うが。まあ出来上がったものは間違いなく美味かろう。

    ここ一年ぐらいだろうか、コンビニに一個500円近い缶詰が並んでいる。鮭のハラスやサバやウィンナーなどがラインナップだ。これが大変に美味で驚く。燻製の味わいが実に好みで素晴らしい。業務用燻製風味調理液なんてものがあるがそれはおいといて、美味い。そんなに燻製が好きという認識はなかったが、疑いようもなく私は燻製が好きだ。ちゅっちゅ。

    初めて「いぶりがっこ」の名前を耳にしたのは深夜にやっている流浪の人気番組だと思う。その呑み企画では、酒屋を巡ってただ呑むというものだったのだが、つまみに出てきたのが「いぶりがっこ」だった。同僚に秋田出身のやつがいるので聞いてみると、秋田名産としてはそこそこ有名だと。たくあんの燻製みたいなもん、らしい。…燻製…。ならばいつか食ってみるかと思った矢先、ご近所のスーパーでふつーに売ってた。あらま。

    これがまた美味い…。麦茶との相性がたまらん。元が野菜だと思うといくらでも食ってしまうが、塩分キツイ。…まあすぐに飽きるだろ。

    唐突ですが食料品の調達です。