えさのじかんだ

黒蜜の心太

人生初めての体験というのは、いくつになっても新鮮なもの。とは言え、なんでもかんでもそう新鮮かというと、それは違う…。例えば「XXXXはQQQQQらしいぞ」みたいな情報は無尽蔵に流通しており、そこに個の経験を付け足すことで未経験の何がしかをシミュレーションできる。月面を歩くとどんな感じ?想像した感じ、きっと大体あってる。

心太に黒蜜をかける。初の試みが訪れた。黒蜜とは何かというと、黒砂糖で作った蜜である。黒砂糖の飴を口にしたことがある。あの感じなんだろう。心太はもちろんおなじみだ。そう、想像できる。想像できてしまう。美味しくなさそう、という所まで――。

果たして、好んで口にすることは今後なさそうであったのでもう書くことねえわ。スイーツの類全般的に好きだけど、これはどうも。心太のあの口に入れた感じを心太でしか知らないので味が違う事をシナプスが受け入れていない!!

酢醤油版の心太のカスタマイズは、一般的には青のりと芥子かな。白ごまあたり追加で実にリッチな感じになる。黒蜜を頂かない分は、木枯らしに震える前に何か新種のカスタマイズでも発見できればと思います。月の涙などはいかがでしょうか、ほほほのほ。

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