ふでのゆくまま

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    2023年12月。現時点で最大の素数は…リンク先で。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%81%AA%E7%B4%A0%E6%95%B0%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

    これが2018年から更新されていない。ちょっと不思議な感じがする。コンピューターの性能アップの…なんて言うんだ、進化の速度?を示すムーアの法則に翳りが見えた、という話題はどっかで見た気がする。実際、一般人の手に入るCPUにおいては、AMDのryzenの登場以降は、どうやら大きな話題になるものが少ない。それでも少しずつCPUもGPUも性能は伸びてはいる。お値段も伸びている。ドル円相場がどうこう、そういうレベルではなくそもそもお高いんだけども。

    見つからないもんなんだな。

    世界のどこかでは探求が続けられていると思うのだが、進捗はどうなんだろう。ただただ、CPUが答えを出すのを待っている状態なんだろうか。だとしたら、なおのことまるっと5年も発見されないのが不思議な気がする。新たな理論とか出てこないのかな。学者とかの専門的なレベルでは何か発見があるのかもしれないが、一般人にもわかるようなニュースで話題になったりはしていないようだ。AIの活躍が目まぐるしいここ1,2年の話でも、AIが新たな素数判定をひらめくことも無いのか。

    最大の素数の記録は更新されなくても、それより小さい整数が素数かどうかの判定は日々進んでいるということなのかな。それだと少々合点がいく。例えば…93は素数だろうか?という事を我々が考える時、通常は2,3,5,7と小さい素数から順に割り切れるか試してみる。きっと巨大な素数の判定にはこんな方法は使ってない。だから小さいほうから順に発見され得る、ということにはならないんだろう。疑問が一つ自明に解決したぞ。Quod Erat Demonstrandum

    しかぁしそもそもぅなんで素数を探してるんだっけ。無限に存在することは証明されているらしいけど、無限にあるなら無限に探究し続けるつもりか?仮に何か発見してもそれより大きい素数が絶対にあるわけだ。特定の値が素数と判定することに大きな意味があるから、やっている筈だ。つまり”使い道”があるんだ。通信の暗号化技術みたいなトピックで素数の性質に触れらることがあるけど、山のように存在する素数を掘り起こす積極的な意義とはなんだ。仮想通貨でもそんな事言ってた気がするが、覚えてねえわ。

    そこでちょっと思いつく。本当に発見されてないんだろうか。特定の数が素数であることを隠匿するメリットがどこかにあるとしたらどうだろう。仮に、現在判明している素数より大きい素数を2つ知ってるとする。その2つの積は現時点の記録をぶっちぎる桁数になるが、その数が素数ではないことを知っているのは、もと素数2つを知っている人だけだ。他人がその数を素数と判定できるのは10年後かもしれない。10年分のアドバンテージで何ができる。これも仮想通貨のなんかで見かけたような気がすっけどな、ワカンネ。あるいは悪意を持って適当な数を素数だ!と言い張っても、その検証しようと思ったら10年かかるってこと?悪魔の証明みたいなもんかな。

    そんなことを考えたあと、スーパーで「素材」という文字が目に入った。1と材料自身でしか割り切れない材料。あまりが出ないというのは、小売業的にもフードロス的にも大変に優れた事だ。そりゃあ人類総出にて探し求めるってもんさな、素数。

    「自身で割ったら余りが出ねえのは全部そうなのでは?」というツッコミは無しだ。こちとら素人なもんですから、プロの皆さんは自身でも割れない数などお求めください。

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    寒くも無い冬

    師走だというのに予想気温が20℃という日が並ぶ。誰だよ地軸傾けたのは…というボヤキも新鮮味がない。最初からねえわ。そんなちきうのご機嫌を反映してだろうか、クリスマス飾りの勢いがいまいちなのではないか、という気がする。ここ日本に於いては、寒さがないと年末年始とかクリスマスの情緒が不足する。寒けりゃ寒いで文句が出る。クリスマスに自分へのプレゼントを何か買ったろうか、と思えど、特になし。

    スリッパの底が擦り剝けてきた。防音のためだろうか、底にスウェードが貼ってある商品で、その部分が破れて穴が開いたという塩梅だ。…このまましばらくは使おうと思ったが、この穴の部分が何かに引っかかるとつんのめって転倒しそうで危ない。勿論屋内でしか使うわけもなく、独り身の住まいが広いわけもなく、最長連続移動距離は5mに及ばない程度でこんな早く剥がれるものかね。二年は使ってないと思うぞ。これはやはり自分が重いからだろうか?圧が強ければ摩擦も激しいのは道理である。

    こちらのスリッパを使っているんだけど、「大きいサイズ俺のスリッパ」という名前そのままに、自分の幅の広い足にもゆったりで気に入ってる。少し前に畳でもねえのに常に素足はどうなんだと思いなおしてから、スリッパをなるべく履くようにしている。本当は靴下を常に履く、にしようかと思ったけど挫折。スリッパ履くようにしてから、足の小指を何かに激突させることが無くなったのが一番のメリットだ。

    以前、ブーツみたいなサイズでモコモコのルームシューズを買ったんだけど、流石に暑すぎたし、脱いだ後も邪魔だった。スリッパは適度にあったかいままに解放感もあって良いやね。何を偉そうに語ってんだ。

    また一方で、ゴミ出しや最寄りコンビニぐらいなら冬でもつかっちゃうサンダル。履いてるのは定番のCrocsなわけですが、質もよろしいんでしょう、もう5年ぐらいになるけど不具合なく使えている。とはいえ消耗品だ。傷み具合なんてちゃんとチェックしたこと無いような気がして、この記事を書きながら底を眺めてみるに、先ほどのスリッパと同じような場所がすり減って凹んでいる。スリッパを擦切らすほどの人間の重さに耐えておりましたが、これはサンダルも買い替え時か。このサンダルの色選びよ。地味な色だと本当に便所スリッパになってしまうが、だからって俺のようなものがピンクや薄い紫だと地獄ぴえん系じゃないですか。おっさんが履くというところを弁えて選びたい。しかし、Amazonさんでは欲しいサイズと色が全滅。でもこちらは次の春までに手に入ればいいか。お値段を見てみると、5000円では買えなかった。今履いているものを購入履歴で確認しても、1万円近くする。充分その価値はあるが、買った当時の俺はずいぶんと思い切ったもんだな。

    それでも…月末に向けて寒くなっていく。皆様もお気をつけて。

  • F.U.C.K.,  ふでのゆくまま

    腐れ肉の巌となりて

    あさイチでどんぶりを割ってしまい、ふざけるな(death)すぞこのやろう!と憤り対処をしていると、寒いキッチンに長い時間居たせいだろうか風邪を引き受け給う。われが世。ほんま気温の上下いとどあさはかなりて。幸いにして翌日はお休みであったので、夜の18:00ぐらいから寝たり起きてゲームしたり寝たりを翌日昼過ぎぐらいまで延々と繰り返す。ちょっとした悪寒と延々続くくしゃみで済んだのでどっちかいうと症状はカルカッタ( কলকাতা)このような自棄くそ休息はメンタルゲージもモリっと回復するんでお布団に身投げもいとをかし。そういえば歌舞伎町の身投g

    という午後。

    どんぶりが割れた[自動詞]後に、ガムテでペタペタとどんぶりの破片を取ったんだが、念押しに掃除機でもかけましょう。スイッチオン。すると、とんでもない異臭がする。掃除機の排気が尋常ではない臭いを放っている。いわゆるスティックタイプであるので、ゴミ収納するところカパっと外したらさらにどえらい臭いを乾坤一擲してきたので、フィルターの埃をブラシでとって風呂場で濯いで。まさかねと思って吸い込み側、Tの字パーツを眺めまわして調べてみると、何か白っぽいような…指でさわるとねっちょりと油が付いてて腰が抜けそうになる。はわわ😢😢

    これは腐った肉の臭いだ。なんだ?掃除機で肉片を吸い込むなんてあるのか。前回使った時にはこんなすぐに気づく異臭はなかった。何を吸った?本当に生肉か?うーん…ベーコン?あるいは何か生き物のなきがら。ふざけるな(♻)すぞこのやろう!と掃除機ごと捨ててしまおうとする病み上がりの勢いでもあったんだけど、冷静になってお掃除開始こけの生すまで。掃除機本体丸ごと水洗いはできないだろうから、パイプの穴にアルコールティッシュを突っ込んで上下運動。長いパイプは届かないので、ハンガーを捩じ切って長い針金にして上下運動。効率がいまいちに思えたので、手ぬぐいにキレイキレイの消毒アルコールを染み込ませ、上下運動。仕上げに消毒用アルコールスプレーをパイプ内部にシュシュ~。休憩。

    ここで、試しにバッテリーと吸気/排気機構だけになった掃除機を動作させてみると、臭い。うへえええええ。この部分まで匂いが着いたらもう無理よ。吸気モーターが臭いってことでしょう?もう本当に棄てようかしらとこころが八千代に折れましテン、しかしとりあえず残りの掃除できそうな部分はやるだけやって、最後にはほどよき距離から外側にファブリーズぶっかけ。そもそも、掃除機の排気が清浄なわけもねえからある程度は諦めるんだけど、油ねっちょりを見ちゃうとなあ。ちょっと臭いを我慢だけで済むのか?衛生面で大丈夫か…?

    しかしプラズマクラスターが侍りて候。

    この除湿器には衣類脱臭機能がある。生乾きの衣類に使ったらだいぶ改善されたことがあったので、掃除機丸ごと浴室に吊るして脱臭してみるか。5時間ほど稼働させて、プラズマクラスターの効果はまあまあという感じですが、やはり掃除機は臭い。ネットでは重曹を吸い取らせろという情報もある。重曹は常備しているが、本当に大丈夫なんかな。でも、日常、その正体も気にせず床の上の塵を吸い取らせているのに、重曹になった途端に心配し始めるはおろかし。

    掃除機から腐肉の臭いがする。これは現代孤独死のメタファー。こんなリアルライフで殴ってきやがって暗喩を名乗るとは不届き千万。トリートメントが足りない預言はfahrenheit f(P≠NP)で荼毘に付されるのが令和のおもてなし。死にが世。

    「歌舞伎町で死んでも臭いがしねえらしいじゃねえか」

    「町に来る前から死んでるからね」

    「あそこはアルコールと香水には事欠かねえ」

    「そりゃあ伊達に病院より区役所が近いわけない」

    「酢豆腐は一口にかぎりやす」

    「にんげんが死んだ[自動詞]」

  • ふでのゆくまま

    300 is greater than 100

    いわゆるエコバッグを買い替えた。100均の商品から、300円均のものにアップグレードだ。たった300円と言えども、価格3倍の商品と考えるとそりゃあ大層な違いがあるわけで。先代は100均のものながら2年近く使えたのではないだろうか、まったく大変に素晴らしい。さあこれからは3倍のクオリティを堪能させていただくとしよう。中に入れる物だって3倍のお値段にしたったろかHAHAHA。しかし100円バッグに入れたもので一番高かったのはなんだろうな?お財布?そういうことじゃあないんだよ。

    きっとウナギの蒲焼かな?3000円ぐらい?ほかに候補は何かあるか。このバッグで買い物行くのはご近所だけだったから、候補も数店舗に絞られる。お酒のボトルは何年も買ってない。ああもうウナギで決まりだろう。じゃあ3倍は9000円だ。ご近所で9000円を超えるものを買うとなると…なんだろうね。高い書籍か?電子書籍で買わない(買えない)高い書籍ってなんだよ?そもそもお値段9000円の商品ってのが、日常買うものに少ない。スーツなんかもこの袋ぶら下げて買いに行かねえし。あー…靴はあり得るか。もう10年ぐらい靴屋さんで靴を買ってないな。

    「ひゃっきん」が一般的になったのは、いつ頃なんだろうね。自分が知ったのは東京に来てからだと思うから、最初に利用したのは大学生のころ。20世紀。初めて買ったのは何だったろう。収納小物か文房具、食器、タオル。そんなもの。

    んで、無印良品が人気が出たのも、その前後だと記憶している。実際に買い物もしたけど、生活に必要な商品なんて、どこで売ってようが必要な機能は同じ。だから、100円で売られている一方で無印の商品はクッソ高いじゃねえか!と思った。当時は親の多大な援助があったとはいえ質素な暮らしではだった。じゃあ全部100均で良いじゃねえかと、半ば憤りに近い感情を抱いたかもしれない👿しかし、どこのファミマにも無印良品が置かれるようになると、メモ帳とかハンカチとか良く買っていたな。思う壺ゥ!!

    実際のところ、100均のタオルなんて目隠しにもならんほどスカスカで、擦り切れた中古か?というような商品だってある。雑巾としても役立たず。そこんとこいくと今治タオルは段違いに良い。世の人に曰く「安物買いの銭失い」と。しかし流石に100円だってえと、そんな戒めもいったん横に置いておくことある。一旦は自分で使ってみない事には何にもわからん。メッシュの小物入れとかクリアファイルなんてものは100均で十分だ。扇子も買ってみたら快適だった。最近では、世の中にこんな便利なものがあったのか!というものが100均に並んでいる事もあるんだから、捨てたもんじゃないのよ。

    さてハサミが壊れた。刃物なんかも100均ではちょっと不安が残る。かといって「高級なハサミ」に自分が買うだけの価値あるか?ハサミで切るものは、商品の梱包とかでしかない。高級なハサミを買ったからって、切るものが増えるわけないじゃないか。「よぉし奮発して何か切っちゃおう♪」ってなるわけないだろ。

    500円のコクヨのハサミをお買い上げ。10年ぐらいは使うつもり。

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    秋を愛する人は

    …なんだっけ…?

    で、今年も秋が無かった、という見解が世間を席捲。寒暖差が激しいという事それ自体は春秋の特徴だとは思うんだけど、11月初旬の東京で27度は度を過ぎている。翌週には11度だ。なんだこれ自転軸が傾いたのか?

    読書の秋だとか、食欲の秋だとか、昨今言わなくなったような気がする。暦の上では秋というのは毎年耳にする一方で、昔からの秋プロモ定番の言い回しが、廃れてしまったんだろうか?そもそも。読書だってグルメだって、季節を問わず楽しめる筈だというマジレスがあるわけで、秋に何かに勤しまんとするモチベはどこにあるのか。…そりゃあ、気候だ。日々過ごしやすく、何かに取り組んでみようという心持ちになるんだろう。農作物も収穫の時期を迎えて、何かこう一区切りできた、という感じがあるのかね。事務職に在っても、古くからの企業には会計年度が4月初まりという事も多く、10月にて前半期の決算となるわけだ。業績が悪いと修羅場ではあるんだろうけど、だとしても区切りは区切りだ。日本人が重視しそうな風習だよな。終わりよければすべてよしなどと申しましてな。終わったことにする技術。

    あれ?台風。秋と言えば台風だ。今年は台風来たっけ?リモートワークが多くなってから自転軸の傾き天気情報に疎くなったけど、災害情報ぐらいちゃんと見ておかないと。実際に少なかったようだ。日本に到達する台風が少ないというよりは、発生しなかったと読み取れる。

    https://news.yahoo.co.jp/pickup/6481162

    人類の居ない時分から氷河期になったり戻ったりして、地球は常に変わっていくものだと思います。風情や情緒も地球のご機嫌を伺いながら変えていくのが、人類の知恵ってもんでしょ。今年の秋はなかった。辛うじてかぼちゃの煮物がそれっぽかった。来年には晴れた休日に落ち葉をカサカサ踏みしめてお散歩できればよいよね。