雑記
四時間ほどぶっ通しの打ち合わせに参加。開始時刻しかスケジュールされていないし、今までお邪魔したことのない部屋だし、始まる前から覚悟はしていたものの、休憩もなしで四時間というのはお客様もなかなかないようで、終わったときにはみなさまげんなり。とはいえ、得るものは大きかったということで、新たな方面にマンパワーをブン投げることが策定されましたと。最後に部屋を出るときに、自分が照明を落とした。窓の外の夜景はとても美しかった。途中、壁の向こうからタバコのにおいが漂ってくるというアクシデント。向こう側は分煙室で、やっすい造りになってんのかな、と、みなで苦笑。
ベランダに見知らぬハンガーが落ちていた。上の階の住人のものだろう。アパートの入り口あたりにぶら下げておくといつの間にかなくなっている。今までに数回やっているけど、特にお礼があったことはない。そんなところで礼など期待するものではないが、顔も知らない人々と同じ屋根の下、壁と床の向こうで安穏と暮らしている、この状況は割りと好きだ。いまどき安アパート住人同士のコミュニケーションなどそんなあるもんじゃあないでしょうよ。その代わり、トラブルもない。あ、数年前にある部屋から絶叫が聞こえて、みんな部屋の外にでてきてどうしましょうか?なんて相談したことはあったな。そのときだけだろう、このアパートの住人同士で話したなんてのは。アレはどうしたんだっけな、結局。
晴れてるし布団ほさねば!と思ったが昼過ぎるともう直射日光は届かない。日当たりなんてどうでもいいとは思うけど、このときばかりは悔しい。