!n memory of
とある人物の訃報を目にした。面識はない。
SNSとかいうものが世に出始めて、世の中にはいろんな人がいますねという当たり前の事がいっそう身近になったころ。その人物はITエンジニアの仲間たちとともにおり、その仲間たちとよく遊んだりしていたようだ。自ら住所を公開するなど理解しがたい行動も取っていた。大変にカロリーの高い文章力を持っていて、呆気に取られて読んだ。当時大人気だった企業に採用され、そこで働いていたようなのだが、東日本大震災の時に悪ふざけが過ぎて炎上、その後どうなったかは知れない。しかしこうして訃報が流れてくるほどには真っ当に社会の一員をしていたのだろうか。
子供の頃、志村けん死亡説というのがあった。もちろん全くの出鱈目だった。氏の訃報についても信憑性に疑問も無くはないが、生存していると主張する人も見かけない。今なら当人、身内が生存を報告することで虚偽の主張を覆すのは容易い、と言いたいけど…AI技術のお陰様でまた怪しい事になっているのかもなあ。
当時の記録はインターネット仕様によりいくつか読むことが可能だ。
https://megalodon.jp/ref/2008-1120-1147-32/itkz.blogspot.com/2008/11/blog-post_7944.html
どうよ、この…。口を開く勇気が出てこないだろう。
世の中にはいろんな人がいますね。その全てに居るに至るまでの流れがありました。
冬。