ふでのゆくまま

藤井聡太三段がプロ入り現実味帯びてきた

唐突に将棋の話です。いつも唐突だけどな。

以前にちょっとだけ紹介した(読み返すとなんとも雑な紹介になっている…)、藤井聡太三段が、なんと参加一期目から三段リーグの首位に立っている。これは凄い。

将棋のプロになるには、将棋連盟が主宰する「奨励会」に入会して、そこで会員同士の段位・級位別リーグ戦を行い、四段まで到達すればそこからがいわゆるプロ棋士になる。リーグ戦は半年に一期開催されている。上位二人が四段になるので、都合、年間4人がプロ棋士としてデビューする。プロ一歩手前の三段リーグはまさに修羅場なんだろう。年齢制限までに四段になれないと追い出されるわけで。一応、奨励会から追い出されても、あるいは所属歴がなくても、アマとしてプロと遜色ない成績を残せれば編入試験が受けれるという制度がある。あるにはあるけどもね、個人的にはじゃあ奨励会ってなんだろうなと。

で。

今期は女性が二人そろって参加したりもして、話題に事欠かない感じだったけど、藤井三段がこのまま四段になるとまた盛り上がるだろう。四段になったとして、どれだけ通用するかね?羽生善治の時は例の銀打ちのトーナメントが名人経験者をぼこぼこ破っていったので盛り上がったけど、藤井三段にもそんな機会が訪れるだろうか。

何にせよ、どう見積もってもまだ数カ月は先の話。

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