僧籍の札の東風にはたはたと
財布がなあああああああああああああああああああああい!!!FUCK!!!
などと。気づくのは改札の一歩手前。定期もねえ。踵を返せば後ろの人にぶつかるが進みもできん。すんませんすんません。今朝は確かに確かめずに出てきた。家だ。戻るかー、こりゃ遅刻だー、はわわわわわわわ~~~~。
などと。思い出したりバッグに忍ばせた現金幾許か。助かった。ひっさしぶりに、何年ぶりかに在来線の切符を買う。何年も通ってるのに目的地までいくらかわからない。時間もないので適当に買うが、30秒がこんなに惜しいとはあゝ俺っち現代人の朝に生きてるう☆
まあこんなテンションになるよね、慌てすぎて。実際、新鮮な驚きばかりであった。ずらりとならんだ改札のどこが紙切符通せるところかわからないのでまごつく。降りるときも同じくまごつく。吸い込まれると思ってた切符が出てきたのでまごつく。どうやら高い切符買いすぎて乗り換えですよねって判断されたみたいだ。切符の仕舞い場所にも切符買ったおつりの仕舞い場所にもまごつき、所在無いわ。
この都市のインフラにあってsuicaは生まれるべくして生まれる革命だったのだな。技術的な運用面でも神がかった噂話が聞こえてくるんだよな。一回止まってフリーパスになった日があったけどさw
家に帰ってちゃんと財布が置いてあって何よりも安心した。頬ずりして寝る。愛してる。