天気予報・・・において、一番の感心ごとは降水確率でありましょう。一般的にはね。この季節だとなふん 花粉症で花粉予想が気になる人も多いだろうし、夏の紫外線情報が気になる人だって多いかもね。ただ、あんなの予報しなくたって春に花粉が来て夏に紫外線が強いなんてわかってるもんだ。だから、花粉症対策、紫外線対策、諸々すればよろしい。
そこんとこ降水確率となると、なると、あれ・・・傘持ってれば同じじゃねえの。時々雨が降る、なんてことはわかってるもんだ。
とも思ったんだが、やはり雨の降るタイミングというのはあまりにも生活に密着している。個人の肩を濡らさないだけなら傘を持てば良いのだけれど、まあ例えば運動会とかハイキングとか。大きな荷物を運ぶだとか。漁に出るだの。もちろんお洗濯。そゆの。まさに天の気持ち。ある時間は晴れる、ある時間は止む、その予報が的確ならば、情報の価値はあがる。登山ならまだしも、雲が出たから引越し中止、などと言っていたのでは現代ライフは濁って腐るんだ。にしても、雨でも平気というシチュエーションは多いだろう。ふと思った。我々は雨の何をそんなに気にしているのか。おべべが濡れることはそんなにも一大事か?
一大事だ。分かっている被害を避けることが出来ないという意味で、一大事。
雨の日に混んでる電車に乗っていると、他人の傘で服が濡れる。そんなものもう、気にしないよね。とはいえそんな無頓着ではいられないから、普通の人は、傘はたたんで持ち込むし、濡れたカバンはタオルやハンカチで雫を拭うぐらいする。みんな塗れてますものね、ほほほ。えっ、あなた傘もタオルも持たずにそんな。あ、ちょっと近づかないで、あっ、あっ、てめ、どっかいけクソが。
雨に歌えば、誹りを受ける。水に流すことも難しい世の中で御座います由。
というわけで、傘を買い換えた。評判の高い傘をサービスポイント的なあれで無料ゲットしたのだが、一年もたつと開いた状態を保持しにくくなってしまった。さして歩いていると突然に、ぱふ、と突っ張りが聞かなくなって、閉じてしまう。ゲゲゲの鬼太郎にこんなのいなかったな、一本足の。あるいはKKK的な衣装。袋を被ったようになってしまう。先日は信号待ちをしている間にそんな状態になり、慌てて直してみると、開けた視界の先で小学生が爆笑しておったぐぬぬぬぬぬぬぬぬ。
傘なんて、一発ヒットすれば世界的な需要があるだろうに、なんかこう、本気で技術をつぎ込んだような気配がない気がするよね?何も浮かべとか言わないからさ、たたみ易くて、軽くて、丈夫なもの、もうワンステップ進化しないかなあと思いますだに。
ちなみにダメになってしまったのはこれ。評判もいいんだけどね。