日野晃のサムライなこころ
犯人は25歳。
警官に警棒で応戦され、逃げたが警官に拳銃を向けられると、しゃがみ込んだ。そこを取り押さえられた。ということは「誰でも良かった」のではなく、自分よりも弱そうな「誰でも良かった」のだ。そして、自暴自虐にはなっていない。応戦されたり、拳銃を向けられたら大人しくなった。つまり、正常な判断が働いていたということだ。25歳の弱っちい精神を持つ人間として、正常な判断をしていたということだ。自分は痛い目にあいたくない、死ぬのは嫌、しかし、人が死んだり怪我を負うのは平気。