はっさくに浸かる
年に一回ぐらいは、ユニットバスにお湯を張って入るようにしている。普段はシャワーだけなので、新鮮でいい。や、別に昔は普通に入っていたんだけど、ある日お湯の匂いを気にしはじめたらもう嫌になった。これはプールの前に浸った、塩素水ではないか!ま、実際そうなんだよな。これを飲んだり料理に使って暮らしてるのか、俺。
都合よく照明が壊れている、いつ、っつか、五年以上なおさないでいるだけなんだけど、まあ、部屋の灯りも消すと、完全に暗闇になり、音もほとんどない。考え事をするには実に良い環境。あ、昔ほどひらめきがないなあってのはこれをやらなくなった事も関係あるのかな?単にトシのせいだとばかり思っていたのだが。
スーパーで安売りしてた八朔(はっさく)を持ち込んで食う。余計な感覚がない分、味の印象が強烈になりそうだ。外の皮を剥いて、手に取ったときのふよふよ感もまたをかし。
湯船に落とす。
救出に手間取り、(暗いんだから当たり前だ)人肌に温まった八朔は、大変においしう、ございました。
明日もやろう。