どくしょかんそうぶん

"スティング"を観た

歴史的な傑作として評価が高いとのこと。Amazonで視聴。これはプライムでも無料じゃないのよ♪ネタバレなのよ♪

確かになかなか面白かった。ペテン香具師がたまたまやばい組織の上納金を奪ったことから話は始まるんだけど、あとはこう、なんというか流れるようにサクサクと進む。わかりやすくテンポが良いと観やすいですな。以下、いろいろ感づいた点など並べていく。

オチが秀逸という評価があった。しかし最初に観たときはピンとこなかった…ものの、観終わってから少し考え、もう一度再させてみると納得した。これは、別のルートで彼らの仕掛けに引っかかった者同士が、真相を知らぬままに連れ立って退場していくという構図になっていると考えられる。本物の刑事が本物のマフィアを引っ立てるんだからあとは勝手に処理されるわけだ。なるほど。

その、刑事を嵌める仕掛けを完成させるために、フッカーは彼に逮捕され、”FBI”へ連行される必要がある。刑事が自由に捜査活動しているように思われ、またフッカーも意図的に彼に捕まるように行動しているとも思えない。しかしあっさりと捕まって連行されていく。このあたりが、映画上の演出というやつかな。つまり、映画の観客にバレない様になんかこう…組み立てている。急にわざと捕まったら意味がわからないし、だからって「刑事を嵌めるためにわざと捕まるんだ」なんて打ち合わせのシーンを入れると、最後の場面の緊張感がなくなってしまうわけだ。なるほど。

フッカーを始末しようとする殺し屋が、フッカーを取り逃した後に何者かに射殺されるシーン。殺し屋はそもそも上納金を奪われた件の始末をするための、組織の殺し屋だろう。そいつの最後のセリフから、彼を襲った人物が何であったか後で判明するわけだけど…ここで殺す意味がぜんぜんわからなかった。これは何だろう。シーンを見返してみても、何だろうのままである。なるh…うーん。

舞台は1936年、アメリカ。日本語字幕では丁寧に不景気のどん底とまで説明されている。このペテンに引っかかったのは、犯罪者をいびって小銭を稼ぐような警官、いかさまポーカーを好み、金融にも強いマフィアの親玉。この映画を観客が見ているのはもちろん1936年ではないにしても、指差して「ざまあwww」と煽るような楽しさがあったのかも。なるほど、水戸黄門的な?違うか。

ポール・ニューマンって名前だけは聞いたことあるけど、初めてみたかも。調べたら「タワーリング・インフェルノ」に出ていた。なるほど。しかし自分が観たのは子供の頃で、俳優の顔まで覚えてない。

なお、AmazonのレビューではDVDで購入した人の低評価が目立つ。結果として、映画の評判を見ようとして、DVDの使用についての愚痴を読まされることになる。Amazonは映画以外の商品でも、なんでこのレビューが同じ商品として扱われてまとめられているのか、謎なものが多い。古くからの手法ではありますが、ブログなんかにレビューを残したほうがよっぽど価値あるものとなっておりますのよ。なるほど。

こっちのスティングじゃないというボケの出番が無かった。スティングなだけに、レビューの内容と刺し違えようとも載せるつもりだったのに。なんてなwww

-32341点。

なるほど。

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