どくしょかんそうぶん

  • どくしょかんそうぶん

    名作映画を見たのス:「ブレードランナー」

    他人が名作って言うので名作なんじゃないスか?というわけで何枚かDVDを見たので、感想文を書くシリーズ。

    若きハリソン・フォードが活躍するアクションSFと単純に言ってしまえばそれまで。風景描写が高く評価されてるのも頷ける。これが数十年前にねえ・・・すごいわ、と。個人的には「マトリックス」が連想される作品。。・・・というかそのまんまじゃねえか。マトリックスも大変面白かったけど、先にこの「ブレードランナー」を知ってからマトリックス見たらどうだったかなあと思う。決してdisってるつもりはないんだけど・・・なんかブレードランナーという作品への評価が「先達を評価しましょう」の方向にあがなえないような心地を覚えてしまいました。

    いや、面白かったですけど、これ以上はいらないなと。二つで充分ですよ!!!わかってくださいよお!!!

  • どくしょかんそうぶん

    名作映画を見たのス:「パプリカ」

    他人が名作って言うので名作なんじゃないスか?というわけで何枚かDVDを見たので、感想文を書くシリーズ。

    原作:筒井康隆 主題歌:平沢進  うおお、これで興味を惹かれないわけがない。監督も著名な方ではあるらしいが、そこは興味がなかった。主役の女性の声も良いなあと思ったが、こちらも林原めぐみといって、有名な人らしい。奇異な世界観をアニメで描いた作品で、兎に角はちゃめちゃで凄く楽しい。実は原作を読んでいる筈なんだけど全く覚えていなくて、おかげで余計に楽しめたと思う。

    なんかね、変なニヤニヤが止まらない感じ。この含み笑いはきっと筒井成分が自分の内部から染みているせいだと思う。筒井作品で映像っていうと、「時をかける少女」も有名なんだろうけど、こちらは原作を読んだことすらない。歌は知ってるのになー。だもんで、あれも筒井これも筒井こっちは康隆もひとつ康隆。一人で筒井康隆祭りを大絶賛展開しているうちに、映画が終わっていた。映画の感想じゃないな。えーと。普段全くアニメを見ない人の観点で言うと、映像もすっごく表現豊かで楽しかった。アニメーションとして出来が良いのか悪いのか、なんて話は全くわかりませんが、お粗末な点もなかったんじゃないのかなー。

    平沢成分について触れていなかったが、ああいう、存在する時点で楽しい人が関わっているという情報だけで楽しいので、文句なし。♪あーれがーゆーめで みーせたまあちと〜

  • どくしょかんそうぶん

    名作映画を見たのス:「シャイニング」

    他人が名作って言うので名作なんじゃないスか?というわけで何枚かDVDを見たので、感想文を書くシリーズ。

    暑いんで舞台が真冬の映画など。これまた傑作中の傑作と誉れ高い作品で、初のホラー映画とも言われておりますが、確かにじっとりと怖い。映画を見ている方が、「こいつおかしい・・・」と気付いていく。その過程が、怖い・・・。そして主演のジャック・ニコルソンが怖い。ジャック・ニコルソンが演じる主人公じゃなくて、ジャック・ニコルソンが怖い。名演とか迫真の演技とかいう雰囲気とも違ってて、「この人」がヤバいって空気の濃さ・・・近所にいたらどうしましょうってリアリティ。舞台は日本じゃないのにねwレクター博士とはタイプが違うんすよね。

    ちなみに、メイキングが付いているバージョンを買うと、監督がいちばん怖いのがわかりますw

  • どくしょかんそうぶん

    名作映画を見たのス:「キャリー」

    他人が名作って言うので名作なんじゃないスか?というわけで何枚かDVDを見たので、感想文を書くシリーズ。

    誰かのラジオ放送を聴いていた時だったかな、『もし私がキャリーみたいな女の子だったらね・・・』というフレーズが耳に入って、そいえばそんなの見たいと思ってたな・・・ってこの作品をお買いあげした。

    感想。アメリカのスクールが映画に出ると、女子学生って大体不良娘。本場のヤンキー!そんなヤンキーどもと思いっきり違うほうを向いて育てられた主人公の女の子、その家庭も世間一般とも違うほうを向いていて、その歪みをきっかけに、ある騒動に発展していく・・・。その騒動がさらに・・・となんかゲームみたいに上手く話が繋がっていく。エンディングまで見ると、もうちょっと救いがあってもいいべよと思う。

    見終わってからパッケージを見て、出演者にジョン・トラボルタがいてびっくりした。気付かねえっつーの、どこだよ・・・?どうもこの作品で俳優として本格的なデビューだったらしい。いやあ気づかなかった。まあそれほどまでに、主人公の女の子が印象的で釘付けになる。

    もしも私がキャリーみたいな女の子だったらね?・・・やはり、こういうことになってしまうのかもしれない。死ねやクソがああああと叫びたい貴方に。

  • どくしょかんそうぶん

    名作映画を見たのス:「スタンド・バイ・ミー」

    他人が名作って言うので名作なんじゃないスか?というわけで何枚かDVDを見たので、感想文を書くシリーズ。

    「人生最高の映画」として推す人の多い作品。アメリカの片田舎、少年たちの小さな冒険の物語というわけでござい。誰でも知ってるテーマ曲といい、あまりにも有名で。でも、自分はこんな映画も見たことなかった。しょぼいのう・・・と、勝手にしんみりする。

    で。感想はというと、そこまでは面白くなかったかな。人生最高のとまで言うほどには。このブログを書くにあたって、ひととおり頭の中で反芻したんだけど、最後どうなったか思い出せない。もしかして最後まで見てないんじゃないか?と思うほどにすっこーんと忘れている。

    メッセージ性というか、テーマというか、そういうものを憚る事なく前面に押し出した映画ばかり自分は見てきたんじゃないかと思った。確かにマイケル・ムーアとか好きだ。でもそんなのじゃなくて、普段の生活から零れ落ちるちょっとした感激なんかを、ハリウッドで二時間の映画にしても良いじゃないか!・・・でも・・・でも・・・そういうのはyoutubeやニコニコ動画やuetreamでみんなUPしてたりするよね。わざわざ映画を見るまでもない、お届けできる日常があるわけだよ。

    ああだからか。映画にはテーマがあり、それが集約するオチがある、みたいな前提で見ているからこの映画は俺には詰まらなかったんじゃないかな。「そう」じゃない映像にはネットで散々触れていて、映画から発せられると途端に不感症を発症している?うふふ、俺たちには動画があるっ!この映画で、そんな思いを強くするに至った俺はやはり阿呆なんだろうか。