ふでのゆくまま
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隣の家に囲いが出来たってね。
閉鎖されたその施設、数年に渡りそのままに放置されていたのだが、今年の頭n….去年の頭に取り壊しまっせというような立て看板が出来て、GWごろには日曜の朝かが地面がゆらゆらとするほど派手に工事をし、ドラ○もんに出てくるみたいな空き地になった。土管はない。
夏の青空に伸び放題の雑草を見ては、実にたくましいなあなどと眺めておりました。そのコの字型の空き地に、囲いばかりで肝心のハコが建たないなと思っておったら、汗にまみれて担当者が説明文章を持ってきた。近隣住民に向けてこういう説明会など催しているようだから、それなりにきっちりした通知義務が施工業者にあるものなのだろうと思っていたが、思ったより充実のないようだったので読みふけってしまった、という話です。
先ずは大まかな建設のスケジュール表。業者の担当者の連絡先とか、たぶん法律上決められたデータの表示。敷地の面積とか?そういうの。んで、出来上がるものは何かという説明。外観図。できあがるのは普通のマンションのようだ。家賃が同じなら絶対引っ越すがそこらの情報はない。当たり前だ阿呆。
電波障害の予想図。これ凄いな。アパートが出来るとどういった影響があるのかという図表なんだけど、そんなデータどこにあるんだ。そして日照の変化。冬至の日を基準にどういった建物の影ができるかという図。へえ。これ面白いなー。来年の冬至には計画を見る限り工事は終わっている。前後の休日に晴れればこの図面と見比べたい。具体的な方法は本年度の課題だ。
このドキュメント、年末のゴミから貴重品の封筒に昇格し、一年の眠りとなりました由。
ちゃんとダジャレは書いたから探せ。
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はじまり
カレンダー通り+大晦日の年末・正月休みはお散歩に出た。それ以外はインターネットにかかりっきりだったのはいつもの話。取り敢えず写真をはって簡単なコメントを。後で何か書くかもね。
四谷から少し歩き、荒木町へ。タモリ倶楽部に出てきたすり鉢状の地形、その名所と言われるところ。大みそかに一人で不審過ぎるのであまり長居はしなかった。そのため、いまいち全体的な地形が把握できなかったが、面白いところではあった。
妙法寺。初詣の雰囲気で、露天は多くにぎわっていた。落語の「堀之内」の舞台というか作中の目的地である。何となく足を運んでみたが、想像以上に賑わっており、長居できる雰囲気でもなかったので早々に退散。
大宮八幡宮。先の妙法寺もそうだけど、こんな都会の中にねえ…。あたり一面古代日本、みたいな場所も良いだろうけど、こうして人の意思により残されていく空間も面白い。まあ墓地はロッカールームみたいなもので済ますようになってしまったし、今後どうなるかわからんけども。ここも大賑わいで、ゆっくり出来そうになかったので早々に退散。
わしゃ厄か。
今年はお外にでましょう。外でもインターネットできますし!!
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隙間
大学生の頃までさかのぼる。
知人宅でだらだら麻雀などしているおり、なにか課題の提出の話になった。資料を集めるのだるいなあと、いう発言があったおり、面子の中に大学から帰る途中に寄った人間がいた。今持ってるので、コピーすれば?と。飯休憩でコンビニに赴き、10枚ほどの資料をコピー。自分も一応もらって帰ることにした。
資料にちょっとみんなで話しながら書き込みをして、あとはホチキスで止めるだけ、というところで、針がないと。コンビニに戻り、針を買う。あの消しゴムみたいな箱のやつね。しかし必要なのは二本。「これだけあったら、自分一生ホチキスの針は要らんやろうね」という発言にそんなことはないだろうと思った。しかし、以降、自分があのホチキスの替え針を使い切った記憶はない。
ガムテープもめっきり使わなくなった。段ボールで何かを宅急便で送るときに、補強というか封じるぐらいしか使い道がない。最近はそんな荷物を送る機会もほぼないので、数年にわたり使い切らない一巻きがある。先日、箱買いしたペットボトル飲料の段ボール箱が崩壊してしまい、久しぶりにペタペタと張り付けた。次に使うのはいつになるだろう。それでも少しづつ減っていき、どうせ必要な時には足りないようなことになるだろう。
では何かに積極的に利用するようなことはないかと考えてはみたのだが、特にないんだよねえ。うーん、と考えて、スチールラックの天板としてただ置いていただけのベニヤ板を固定した。雑誌を捨てるときにビニールひもで縛っていたのも、ガムテープで良いらしいので変えてみよう。隙間でもふさぐかと思ったが、そんなもんないわ。
となると今度はビニールひもの使い道…。
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ギリヤーク尼ヶ崎 公演を見てきた
2015年10月某日、東京は新宿でギリヤーク尼ヶ崎のパフォーマンスがあるらしいので、見に行ってみることにした。
特にチケットも予約もない、普段休日にはフリーマーケットなど行われている、ビルの隙間の広場にて行われる…とある。爽やかな秋晴れの昼下がり、現地へ向かうとすでに人だかり。近くでは見れそうにないので、ステージ(なのかどうかもわからないが)横手の階段の手すりで始まるのを待つ。90歳に近いという。どんなパフォーマンスなんだろうか。予告通りの時刻に、ややざわついた空気があり、「まってました!」などと掛け声がかかる。寄席じゃねーんだからと思ったけど、大道芸とはそういうものなのだろう。いや、良く分からないが。
見ると…観客の合間を縫ってよたよたと細身の老人がステージにあがる。彼がギリヤーク尼ヶ崎のようである…。全く以て普通のいでたちで、代理の人が中止でも伝えに来たのかと思ったほどで。彼はゆるゆると荷物の開梱を始めた。静かに見守る観客。演出なのかどうかもわからないので眺めるしかないのだが、流石に退屈だ。着替えが終わるころになると、ステージの前のほうに座っていた人がメイクを始めた。演出なのかどうかもわからないので。白塗りになり、準備もできたというところでステージ中央に立つギリヤーク。観客から拍手。
ここまで20分ぐらいかかった気がする。もう集中力がなくなってしまい、端的に言うと飽きた。そりゃそうだ。もう細かいところは覚えてないのだけど、演目の書いてある札を掲げて何事か叫ぶ。音楽が流れ、「念仏じょんがら」が始まる。踊ると言うよりは練り歩くという感じであるあたり、流石にもう年齢がキツイよなあと思ってしまう。いや、若いころからこういう演目なのかもしれないけど、着替えだって手が震えてしまってままならないのを数分前に見たばかりではより一層こう、大丈夫なのかな、なんて気にしてしまう。ステージだってパフォーマンス専用なわけではないから、演者のすぐ後ろのカフェテラスの席にも人がおり、そもそもステージの脇にもカメラを抱えたアシスタント?のような人たちがいるという始末で、なかなか演者に集中するという気にもならず、いや大道芸ってそういうものなのだろう。
ステージを降り、客席へ練り歩く。観客の視線を追うに、どうも自分が立っている階段を登ってきているようだけど、螺旋階段になっていたため、見えなかった。「がんばれー!」などと声援が飛ぶ。ステージに戻り、バケツの水を被ったりして、終わった。次はやや陽気な曲で、観客をステージに上げて手をつないで練り歩く。同業者のようなものだろうか、妙に動きにキレがあるご老人が一人いた。
そういえば昔、ペルーの民族音楽を奏でる一座が都内各所を結構頻繁にめぐって演奏していた。新宿で見かけるとき、毎回のように一座のとなりで汗だくで踊っている老人がいたのを思い出した。あれは誰だったのだろう。
演目もいつの間にか終わってしまったようだ。舞台の上で何か話していたようだが、何を話しているのか全く聞こえなかったのは残念。花束などが贈られたあたりで帰路に着いた。見た場所が悪かったこともあり、イマイチでしたと言わざるを得ない。これが新幹線で二時間かけて見に来た、とかだったらきっとがっかりしてしまう。
あのような人生を歩んでいる人は、そら舞台にて死すことも厭わないものなのかもしれないが、着替えに手間取る様子まで見せられてはなんとも。演出なのかもしれないけど。遠目から見ていたから、カメラ持ってうろうろしていた人たちも目立って邪魔だった。近くで見れない時点で帰ればよかったなと。
ブログを認めるにもパフォーマンスの内容が全く印象に残ってない…。
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年に一度も難しく
例年なら、というかここ数年だけど、ブログのカバー画像更新の時期となった。
幸いにもほどよく休日がやってきた。やっては来たものの、この夏からの多忙のせいでいろいろ積み重なったままの感があり、意気込んで写真集めをするような気分にもならず。去年と比べるとiphoneに収めた写真の量はかなり減った。とは言えゼロでもない。何枚かめぼしいのから選び、トリミングする作業もまた楽しからずや。…というところで、まずはバックアップ用のHDDに保存しようとしたらフリーズしてしまった。まーー数が多すぎるんだよな。
どうしようもないのでこうして書き留めてみる。手元のiphoneで画像を眺めるに、良い写真はあるにはあるんだ。去年の11月から今年の7月までゼロ枚というのに呆れつつも。これにしよう、というところまで作業して、続きは後日。
…という一日の昼下がり。少し前に書いた空き室が目立って強烈な印象があったアパートへ赴いた。某社の社宅であった。近くに来てしまえば当然ながら空き室が目立っているという景色を見ることはできない。ある程度の距離、高さが必要で、電車の中からというのは絶好だったわけだ。しかしながら近くに来てみると随分と古いものだなと実感する。フェンスに囲まれたスペースがあったら、テニスコートだとは思うのだが判別もできないほどに放置されている。その奥にジャングルジムも見えたが、雑草に囲まれていて、錆も目立つ。安心して遊ばせることが出来る遊具かと言われると、親御さんたちにも少々不安があるだろうなこれ。立ち入りを禁ズ、と書いてあるので深入りはしなかったが…。特に建て替えますとかの告知もでてないので、単に入居者がいないだけなんだろうか。そら建物自体は古いだろうが、高架の下の通路まで近いし、雨の日でも買い物など苦にならないように見えた。駐車場はない?ようにも見えた。周囲の道路も狭く、そこいらはいまいちかもしれない。
そんな感じ。