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秋を愛する人は
…なんだっけ…?
で、今年も秋が無かった、という見解が世間を席捲。寒暖差が激しいという事それ自体は春秋の特徴だとは思うんだけど、11月初旬の東京で27度は度を過ぎている。翌週には11度だ。なんだこれ自転軸が傾いたのか?
読書の秋だとか、食欲の秋だとか、昨今言わなくなったような気がする。暦の上では秋というのは毎年耳にする一方で、昔からの秋プロモ定番の言い回しが、廃れてしまったんだろうか?そもそも。読書だってグルメだって、季節を問わず楽しめる筈だというマジレスがあるわけで、秋に何かに勤しまんとするモチベはどこにあるのか。…そりゃあ、気候だ。日々過ごしやすく、何かに取り組んでみようという心持ちになるんだろう。農作物も収穫の時期を迎えて、何かこう一区切りできた、という感じがあるのかね。事務職に在っても、古くからの企業には会計年度が4月初まりという事も多く、10月にて前半期の決算となるわけだ。業績が悪いと修羅場ではあるんだろうけど、だとしても区切りは区切りだ。日本人が重視しそうな風習だよな。終わりよければすべてよしなどと申しましてな。終わったことにする技術。
あれ?台風。秋と言えば台風だ。今年は台風来たっけ?リモートワークが多くなってから
自転軸の傾き天気情報に疎くなったけど、災害情報ぐらいちゃんと見ておかないと。実際に少なかったようだ。日本に到達する台風が少ないというよりは、発生しなかったと読み取れる。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6481162
人類の居ない時分から氷河期になったり戻ったりして、地球は常に変わっていくものだと思います。風情や情緒も地球のご機嫌を伺いながら変えていくのが、人類の知恵ってもんでしょ。今年の秋はなかった。辛うじてかぼちゃの煮物がそれっぽかった。来年には晴れた休日に落ち葉をカサカサ踏みしめてお散歩できればよいよね。
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飯盒ロイドは電気炊爨の夢を見るか
ダイソーで炊飯マグというものが売られているらしい。改めて調べると、他の企業からも何種類か同じコンセプトの商品があった。つまりは電子レンジでご飯が炊ける!
ほおお。
おおよそ「レンジで時短なんたら~」というものはですね、レンジに任せている間に、何か他の事ができるから時短たりえるのです。メシを炊くなんて仕事をレンジに任せるのはおかしい。炊飯器でポチーじゃないか。でも、うちのように炊飯器をしまい込んでいる家庭とか、そもそも持ってないという家庭には十分に役立つのでは。わたくしはフライパンでご飯炊いたこと何度かありますが、やはり火にかけているのでその場を離れるのが憚られますし、火加減も気になる。電子レンジなら簡単なもんだと思ったけどはてさて。しかしながら、パッケージには結構面倒な調理手順が書いてある。うへえ。炊飯器よりはるかに手間がかかるじゃねえかコラ。でも300円なら1回試してみるもありだよね。
というわけで実際にやってみたのです。画像ないです。
白米を1合研いで、分量の水をいれて炊飯マグの中で30分ほど給水させる。そしたら電子レンジに入れて、500wで7分、続けて200wで4分(※)…うちには200wがなかったので300wで3分半。その後、15分ほど蒸らせば出来上がり。今回は蒸らし終わりまでレンジの中に入れた状態にしました。
(※)商品パッケージには「500Wで4分その後200Wで7分」と記載があります。自分がパッケージに従ったのか、上記の通り間違った時間で実施したのか不明…ということを一応書いておきます。200Wが無いのは確かです。3分半にセットした記憶もあるので、間違った時間で炊いたんじゃないか。結果として…↓↓
さて蓋を開ければ…仕上がり文句なし!!これは良い。飯盒の火力をマイクロウェーブにしただけと考えれば納得のクオリティ。途中で火力変えるのは正直面倒くさいと思ったけど、これならまあいいでしょう。飯盒だって火力変えるし!こちらはうっかり放置しても火事にはならないので安心。炊飯器でもならねえけどさ。考えてみれば、加熱の部分だけで見れば、10分ほどで炊ける。1合専門とは言え、十分に早くて便利だと思う。
…ところがですね。
2回目は米の芯が残ってボソボソに、3回目は水気が多くてねちょねちょになってしまった。1回目も含めて、厳密に水の量と吸水時間を測ったわけではないから、当然仕上がりにムラがでる。蒸らしの時間も適当だった。蒸らしが長すぎると、冷めて水滴が中に落ちてくるのかな?こんなふうにこちらの作業が適当だったとはいえ、出来栄えにこんなに強烈に差が出ると使い勝手が良いと言えるか微妙じゃないか。一方で炊飯器で炊けば、ある程度適当で問題ないもんな~。実際に1合の分量で炊くことはあまりないが、水の量はこんなもんだろう、んで炊飯スイッチポチーで問題なかった。水の量を目安線も付いてるもんな。
そういうわけで、1合だけ炊く需要があって炊飯器持ってないけど電子レンジはある、という場合には役立ちます。ただし、食べるまでに諸々手をかける必要があります。また、同類の商品はお値段も含めていろいろあるので、あくまで本商品だけの使用感ということをご注意ください。もっと高くてちゃんとしたのは流石に使いやすいのかもしれない。って、それだったら炊飯器買えばいいのでは?
結論として、お勧めできず。実用的とは思えません(´・ω・`)
ただ「レンジで米が炊ける」という点については嘘偽りなく、炊けます。食糧が米しかない、調理器具も電子レンジしかない、お金もない、という極端な状況では助かることがあるかもしれませんね。
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なんかいろいろ観たり読んだり
2023年の後半、ぐらいの広い時間軸でまとめていろいろと。
週刊少年ジャンプ
2,3年に一回買う。自分の目にする範囲では、ネット上のSNSアカウントというような知人とも言えない人々でも、週刊少年ジャンプ読んでいるという人は見かけない。今回読んだのは2023の9月18日号。巻頭カラーが全部自社コンテンツの広告でシビれる。以上。作品の感想は特にない。ここに掲載されているってことは、当代一流(見込み)の漫画家の作品ってことになるんだろうけど、普段から漫画に興味の薄いおっさんが読んで面白い筈もない。内容なんて自分が読んでた小学生~高校生の頃と、さほど変わっている印象もなかった。まだ友情努力勝利の世界か。
「巨大数入門」
以前、「寿司虚空編」を読んで大変に面白かったが、巨大数の部分については数学、それどころか算数の知識が付いていけず、良く分からなかった。数の定義だったらどこまででも行けるぞ!という話で、神話の世界みたいなことかな、と解釈した。…俺は何を言っているんだ?
本書は入門編ということで易しい内容かと思えども、さすがに「数学は得意」ぐらいの前提がないと厳しそうだ。少なくとも、高校の数学の授業は真面目に受けていましたぐらいの素養は必要だと思う。logとか言われてもそんなの私が学生時代を過ごした20世紀には無かったんじゃない?と思われる。それでも読み進めると、数がデカいというだけで本当に神話のレベルまでぶっ飛んでいるという事を察せられる内容で、とりわけ「数が巨大すぎて10進数で表記するには宇宙の全物質をインクにしても足りない」という例えはシビれる。大きな桁数の呼称シリーズで人気の「那由多」は1の後にゼロが68個続く。100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000となる。簡単に表現できる。手書きだって余裕だ。じゃあ仮に百万桁だったら。ゼロがひゃくまんこ。流石に手書きは厳しいが、仮に印刷したとしても、自分の部屋には収まるサイズなんじゃないか。…計算したら1文字を0.25cmで書いても学校の校庭にギリ収まるかどうかってサイズでしたああああ数学センスがネガティブインフィニティ。
ここから宇宙の全物質でも足りないまで飛躍するサイズ感。神話だわ。良くわからんけどそういうのが存在するって事で進めますよ!おー神話だ。人は数を発見するはるか以前から、広さ眩しさ重さ大きさ魚型の生き物に畏れをなし神を発見したのだ。何を言っているんだ。巨大数の話も何を言っているかわからんと思うので皆さんも体感を感じメヴー。
「ケーキの切れない非行少年たち」
持ってない巻を買い足し拝読。作品の印象は変わらない。人生の事情は各自様々だが、世の中には物事がうまくいかないパターンというのが客観的に存在する。「成功する理由はこれだ!」と言い切れなくても、その逆の失敗パターンは過去の歴史やノウハウが雄弁に語りだす事がある。本書の場合、当人が選ぶこともできない生まれながらの境遇や能力と、世間との軋轢がその失敗パターンということになっている。それを支える立場と、どうにかあがなおうとする当人の物語。
本人も能力や環境がゆえにしょうがなくて、助けたい側も結局は本人の問題なのでしょうがなくて。これでは書籍の物語として考えても救われないなあって思うんだけど、現実はそんなもんなのかね。…うん?自分は同じ事を拙ブログで書いた気がするけど…ものぐさなので調べない。失敗パターン。呑気なもんだ、しびれますね。
ラーメンハゲ
作品タイトルで語られないというのは、出版や編集は兎も角、著者としてはどんな気分なんだろう。申し訳ないので「ラーメン再遊記 8巻」とタイトルを記しておきましょ。とはいえやはりラーメンハゲ物語である。私は、ラーメンというものはお店に食べに行くよりも、家で手軽にお湯を注いだりフライパンで麺を茹でて食うもの、という派閥に属する。だから、本書の次巻へ続く展開でインスタントラーメンが登場するのは、じつに興味深い。でも流石にインスタントラーメン編は、話がすぐ終わりそうな感じもあるな。まさか開発するまで話広げないよな。…広げそうだな…。ラーメンハゲの後を継いだ天才社長の出番か。
新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門
東京都内の坂道を鑑賞し堪能するという一冊。いかにもタモリらしい。タモリ倶楽部でも地形がどうのという蘊蓄の回ありますね。
ここで自分語り。自分も大使館巡りなどをしている時に、港区の坂にはなかなか苦労した。その日にどこを訪れるか事前に計画を立てて行動していたので、横道など目もくれずに目論見を立てたルートを踏破するばかり。基本的には薄暗い時間帯、季節によっては夜明け前と言う中を歩いていたので、本書のような情緒もへったくれもなかった。
本書では港区以外も紹介されているが、案外知っているような、通った記憶のあるような場所も出てくる。この坂は、さまぁ~ずと大江麻理子がサイコロ転がした坂では?なんて。そういえば、ネットでこうした都内のおすすめ散歩道みたいなを情報あつめて出かけたりした。最初にそんなことをしたのはまだ20代だったんじゃないか…?その当時から行ってみようと思っていて、まだ訪れていない場所もあるな。はてさて。
せいすうたん
881円かと思って買ったけど1881円だった。1881円の漫画て。電話帳みたいなAKIRAだってもっと安そう。数学書としてのお値段なのかなあ。自分にはちょっとついていけない数学の話だったけど、まあそこは想定内。ボキャブラリーを増やす、ぐらいの感覚で流し読み。しかし自分もエントロピー相関がついたのでしょうか、数がたくさん並んでいるとか判読が難しい数式で薄ら笑いが出るようになりましたッピー。
ましたッピー。
自分の好きな漫画家に鈴木みそという人物がおりますが、本書の著者である小林銅蟲にも同じバイブスを覚えます。奔放な爆散が許されない時代ではありますが、後発のアドバンテージでうまく対応してやっていけば面白い事に収束するんじゃないでしょうか[要検証]
ジパング
アニメ版がYoutubeで無料公開されていた。ネットで調べたところではこれで物語の半分ぐらいまで公開されているようだ。面白かった。作中の「資料室」のくだりは、これは進撃の巨人の「地下室」とおなじだと思いました…。あれも確か、父の(表向きの?)生い立ちと世界の姿を知ることに繋がったと…。なんなら未来も?船の名前が「みらい」というのも格好いい。自衛隊の船の名前は流石にこう、日本のバイブスを感じるものであってほしいと思う。なんなら「もがり」…は縁起が悪いか。リンク先は船のリスト。
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/
火葬場で働く僕の日常
火葬場は殆どの人が人生で何度かは訪問することになり、最後には自分もお世話になる施設。しかしながら、顔が火照るほどの熱と灰にうずもれた骨ばかり印象に残って、その仕事内容は存じ上げない。その仕事内容にフォーカスしており、シンプルに大変参考になる。墓地でたまに無縁仏の墓など見かけるが、墓があるからには人が死んでおるわけで、死んだからには亡骸がある。火葬場で焼かれた骨はそこでストックされるんだそうな。確かに丁寧に弔おうにも、無縁仏では段取りする人もいないわけだ。こんなご時世だからコロナの話もある。ううむ…。
ゴミ清掃員の日常
売れない芸人が肉体労働に精を出して食つなぐというのは、たまに耳にするストーリー。本作の著者は何故かベテラン限定の漫才賞レースで注目を集めたマシンガンズの滝沢氏。少し前からゴミ清掃員としての活動で知られている。漫画を描いているのは奥様だそう。ゴミの分別は人間が持つ最低限の良心の一つだと思っている。偉そうに言うけど、洗い物面倒だからお弁当のパッケージを燃えるゴミで出すこともある。PETになってる調味料とか洗剤の容器をプラごみで出してしまったことも、きっとあるだろう。流石にビンと生ごみ一緒に出したことはねえなあ。
「親の手伝いで子供が燃えるゴミを渡してきたことがあったが、ビンが混じっていてなんだか悲しい気持ちになった」
作中のとある一コマ。良心は生まれつき持っているものでも、勝手に芽吹くものでもない。教育の一つでゴミの分別教えてやらないとダメなんだよね。あるいは「子供だったら受け取るだろう」と悪意を持って親に利用されているのかもしれない。自分も相当に物ぐさだし、ゴミの捨て方なんてもので人間を値踏みされてはたまらないと思う。だけど身なりとか話し言葉とかで判断される人間性は、だいたいあってるんだ。
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めし短観:2023年10月
そんなわけで、久々におうちで炊いた飯をわしわしと消費した。納豆でわしわし、牛タン焼いてわしわし、明らかに食べすぎである。見様見真似親子丼なんてものまで作ってしまった。そして炊飯器は再び封印の眠りについた。炊飯マグは簡単に取り出せる場所にはあるものの、イマイチであったので次の出番もこないまま断捨離で捨てちゃいそう。勿体ないから何かには使いたいんだけどなあ。すぐ冷めるし注ぎ口もないから飲み物とかオイルポッドにもむかない。ある程度の火力に耐えるなら、アロマキャンドルとか蚊取り線香焚けるかー?それこそそんな機会ないだろ。どうしよう。保存の効くものを入れておく壺と考えればその用途がなくもないような…うーん。
幾度か訴えておりますが、ご飯、とりわけ白米を勢いよく食うときの擬音は「わしわし」です。
セブンイレブンの「金のなんたら」シリーズは当たりが多いと思う。今回は冷凍ピザ。金のマルゲリータ。本商品は、一旦解凍してから焼くことを求められる。めんどいね、と思ったけど、見事に美味しかった。ハンバーグとかは自分で作っても美味いけど、ピザは自分ではちょっと無理がある。ありがたや。
https://7premium.jp/product/search/detail?id=7005
数か月前の話にはなるが、タイムマシーン3号という芸人さんのyoutubeで、「パクチーすぎて草」というピザの紹介というかネタがあった。その商品URLがlolとか書いてあって草。パクチー嫌いではないけど、てんこ盛りは流石にどうかね。茗荷とかカイワレ大根が山盛りみたいなことでしょこれ。もう売ってないみたいだ。
https://www.pizzahut.jp/topic/coriander/lol/
カップヌードル特上!特上とな!!!どん兵衛の最強とかいうものは美味しかった。本商品も期待できるのではないかと頂いたのだが、普段の癖で作ってしまって台無しだった。つまり、あまりに濃すぎるスープを薄めるために、中身をいったん別皿にだして粉末を捨て、かやくを戻してお湯を注ぐということをやっている。本商品でもそれをやってしまった。結果、大差ないのではって感じに。じゃあここに書くなという話ですが、食べるには食べたのでええやろの精神。
https://www.nissin.com/jp/products/items/11964
ラム肉のスープと言うのを作ってみた。これが実に簡単で、湯を沸かしてラム肉と野菜を入れるというだけのもの。ラム肉から風味が十分に出るので、味付けは塩を足すぐらいで完了。自分はチキンコンソメの野菜スープをよく食べるので、それと比べると薄味の印象ではある。しかし何しろ簡単だ。これは良い。切り落としの肉ではなく、骨付きのちょっと高い肉だったらもっと美味いかも。とても伝統的な雰囲気のある味わいだ。お口の中が異国情緒や~。
そういえば、YouTubeには伝統料理的な手法を紹介するチャンネルも多々あります。例えばこう、賑やかな感じの物…
淡々として…
なんかこう…いいよね。
冷静に考えれば、これらの動画もどこかにはYouTube向け演出が小さじ数杯入っているでしょうよ。だとしても、とても自然な感じで、ぼんやり眺めるにはとても良いコンテンツ。
世界はそれをメシと呼ぶんだぜ。
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イスラエルとパレスチナと
専門家でもないので具体的な意見もないし、事実認識に正確性はありません。
ただ、素人目にも今回は双方の本気度が伺える。ガザからイスラエルの市街地へロケット砲数千発。イスラエルから反撃の空爆でビルが消し飛んで、酷いことになっている。
あの土地での騒動の度に、どんな背景で揉めてんだっけ?と軽く調べたりする。いわゆる「三枚舌」とも揶揄される、WW2状況下においてのイギリスの外交が良くなかったという意見には頷ける。ただ、wikipediaぐらいの簡素な記事で調べても、その後のパレスチナ側の組織で分裂やらなにやらがあって、ひたすらにややこしく暴力的な方向へ転がっていったような印象もうける。オスロ合意はニュースで見た記憶もあるけどなあ。クリントンの前で握手する二人の画像。その後の武力衝突により、オスロ合意は反故にされたというのが一般的な認識らしい。
この問題の解決ってありえるんだろうか。何度も戦争を続けてきた結果、遺恨だとか感情の話が表に出てきてしまって、さらには過去の歴史とかも掘り起こして、ついには何の理屈も意味をなさなくなっているんじゃないかしらん。落としどころが無いんだろう。文化的にそういう思考もないのかもしれない。何度もお互いに攻撃をやめましょう、ぐらいの話にはたどり着いたと思うけど、ハーフタイムみたいな休憩に過ぎず、すぐに次が始まる。長年の闘争で家族が殺されたとかそれぞれの感情が絡み合って、落としどころが見つからないんじゃないか。手打ちにしましょうと言いだせない。もし民の声が、お互いが灰になるまで焼き尽くし合いを望むならば…いやいや、本当にそんなことあるか?過去の歴史によれば、宗教や民族という要素がお互いを焼き尽くすほどの燃料になるということは、なんとなく察する。さらには陸続きのお隣りだから遠慮や加減がないのかね?
かつてとある東洋の島国が。
もろもろあるけども、事実として開戦に至った。開戦やむなしと判断がくだるような”圧”を受けたという。その後どうなったかはご存じの通りで、もう80年になろうとしている。80年。この80年の間にいろいろあったけども、少なくとも民間人が爆撃されて死ぬようなことのない平和が訪れて、戦時の感情は徐々に中和されていったと思う。関係者が亡くなったり、組織がなくなり、国際的な事情に流されて、いろいろいろいろあった。パレスチナだって、例えば2世代ぐらい平和が続けば、根本的な何かが解決していかなくても、徐々に良い方向に向かっていく可能性もあると思うんだけどな。
炎を消すのに犠牲が要るならば、外から燃え尽きるのを待つのが合理的な判断になるんだろう。どうなるんだ😥
いろんなサイトであの辺の地図を眺めていると、英語表記のものがあった。ガザ地区は”Gaza Strip”で、ニュアンスはなんとなくわかるような。ヨルダン川西岸は”West Bank”となっていた。ただ、西岸なのか。テルアビブは”Tel Aviv-Yafo”だった。合併前の都市の名前が残っているみたいだけど、日本語でそんな言い方は耳にしたことないなあ。