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めし短観:2023年11月
パキっと。
https://www.nagatanien.co.jp/brand/pakitto/
一般的な電子レンジサイズに合わせる都合上「折らなくてはいけない」というひと手間を、商品名に取り入れたらまるで「便利な新機能」のように感じる。そうか!折っちゃえばいいのか!みんな知っとるわ。実際に頂くにあたって、パスタもないし、せっかくなのでマカロニでやってみました。結果として問題なし。味わいも良かった。おいしい。実は「投入する水の分量をちゃんと測る」という手間も増えているんだけど、それでもレンジに放り込んで加熱だけで良いというのは、火災の心配がないから目を離せる。この手の商品はこれが非常に大きい利点となる。それに、小学校ぐらいでも自分で作れそう。
シャインマスカットをお買い上げ。ブドウなど食うのは何年ぶりだったろう。そしてびっくりするほど美味しくなかった。甘すぎる。なんか不愉快な味。これは…まさに「ブドウ糖」の味ってことだろうか…?酸味がないのが薄気味悪くて、ひとふさ食べきる気になれなかった。
松屋の創業ビーフカレーなるレトルトカレーお買い上げ。松屋なんて15年行ってない。なんならその15年前はどこだったか、と確実な記憶もある。ところがググるマップで記憶の場所付近見たら吉野家だった。違ったかな…改めて記憶を掘り起こすと、おそらく20年前、神楽坂だ。どこの店舗にしろ、牛丼屋でカレーを食べた事はない筈だぞ。初体験のつもりで頂きます!美味しかったけど特に松屋に思い入れもなく、感想もないよね。
なお、商品情報をよく見たら、松屋は「監修」であって、実際に商品を作ったのは中村屋であった。中村屋のレトルトカレーも良く見かけるなあ。他のレトルトカレーも販売しているが、そちらは松屋フーズが作っているようだ。
普段よく買っているものとは別の乾燥わかめを買ってみた。特に意味も理由もない。しかし、なんだがひ弱なわかめで、妙に噛み応えに乏しいというか…厚みがないんだろうか?一つ一つが小さくて、粉末に近い状態のものもあった。これはお口にあいませんので、今後も今までの商品、ふえるわかめちゃん®をご愛顧したろ。
https://www.rikenvitamin.jp/products/fueruwakame/
マジックパスタ。非常食のバリエーションになるかもと、買ってみたが、味わいがいまいちで残念。非常時を想定して水で作るも、はっきりと美味しくない。次にお湯で作っても、イマイチ。どうも水分が多すぎるのではないかと思って、目安になっているお湯の量よりも少なくしてみると、まだマシになった。熱湯なら3分でできるのは大変にありがたいし、賞味期限も数年あるので残りはストックへ。2個しかないけど。
https://www.satake-japan.co.jp/products/foods/pasta/000115.html
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腐れ肉の巌となりて
あさイチでどんぶりを割ってしまい、ふざけるな(death)すぞこのやろう!と憤り対処をしていると、寒いキッチンに長い時間居たせいだろうか風邪を引き受け給う。われが世。ほんま気温の上下いとどあさはかなりて。幸いにして翌日はお休みであったので、夜の18:00ぐらいから寝たり起きてゲームしたり寝たりを翌日昼過ぎぐらいまで延々と繰り返す。ちょっとした悪寒と延々続くくしゃみで済んだのでどっちかいうと症状はカルカッタ( কলকাতা)このような自棄くそ休息はメンタルゲージもモリっと回復するんでお布団に身投げもいとをかし。そういえば歌舞伎町の身投g
という午後。
どんぶりが割れた[自動詞]後に、ガムテでペタペタとどんぶりの破片を取ったんだが、念押しに掃除機でもかけましょう。スイッチオン。すると、とんでもない異臭がする。掃除機の排気が尋常ではない臭いを放っている。いわゆるスティックタイプであるので、ゴミ収納するところカパっと外したらさらにどえらい臭いを乾坤一擲してきたので、フィルターの埃をブラシでとって風呂場で濯いで。まさかねと思って吸い込み側、Tの字パーツを眺めまわして調べてみると、何か白っぽいような…指でさわるとねっちょりと油が付いてて腰が抜けそうになる。はわわ😢😢
これは腐った肉の臭いだ。なんだ?掃除機で肉片を吸い込むなんてあるのか。前回使った時にはこんなすぐに気づく異臭はなかった。何を吸った?本当に生肉か?うーん…ベーコン?あるいは何か生き物のなきがら。ふざけるな(♻)すぞこのやろう!と掃除機ごと捨ててしまおうとする病み上がりの勢いでもあったんだけど、冷静になってお掃除開始こけの生すまで。掃除機本体丸ごと水洗いはできないだろうから、パイプの穴にアルコールティッシュを突っ込んで上下運動。長いパイプは届かないので、ハンガーを捩じ切って長い針金にして上下運動。効率がいまいちに思えたので、手ぬぐいにキレイキレイの消毒アルコールを染み込ませ、上下運動。仕上げに消毒用アルコールスプレーをパイプ内部にシュシュ~。休憩。
ここで、試しにバッテリーと吸気/排気機構だけになった掃除機を動作させてみると、臭い。うへえええええ。この部分まで匂いが着いたらもう無理よ。吸気モーターが臭いってことでしょう?もう本当に棄てようかしらとこころが八千代に折れましテン、しかしとりあえず残りの掃除できそうな部分はやるだけやって、最後にはほどよき距離から外側にファブリーズぶっかけ。そもそも、掃除機の排気が清浄なわけもねえからある程度は諦めるんだけど、油ねっちょりを見ちゃうとなあ。ちょっと臭いを我慢だけで済むのか?衛生面で大丈夫か…?
しかしプラズマクラスターが侍りて候。
この除湿器には衣類脱臭機能がある。生乾きの衣類に使ったらだいぶ改善されたことがあったので、掃除機丸ごと浴室に吊るして脱臭してみるか。5時間ほど稼働させて、プラズマクラスターの効果はまあまあという感じですが、やはり掃除機は臭い。ネットでは重曹を吸い取らせろという情報もある。重曹は常備しているが、本当に大丈夫なんかな。でも、日常、その正体も気にせず床の上の塵を吸い取らせているのに、重曹になった途端に心配し始めるはおろかし。
掃除機から腐肉の臭いがする。これは現代孤独死のメタファー。こんなリアルライフで殴ってきやがって暗喩を名乗るとは不届き千万。トリートメントが足りない預言はfahrenheit f(P≠NP)で荼毘に付されるのが令和のおもてなし。死にが世。
「歌舞伎町で死んでも臭いがしねえらしいじゃねえか」
「町に来る前から死んでるからね」
「あそこはアルコールと香水には事欠かねえ」
「そりゃあ伊達に病院より区役所が近いわけない」
「酢豆腐は一口にかぎりやす」
「にんげんが死んだ[自動詞]」
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300 is greater than 100
いわゆるエコバッグを買い替えた。100均の商品から、300円均のものにアップグレードだ。たった300円と言えども、価格3倍の商品と考えるとそりゃあ大層な違いがあるわけで。先代は100均のものながら2年近く使えたのではないだろうか、まったく大変に素晴らしい。さあこれからは3倍のクオリティを堪能させていただくとしよう。中に入れる物だって3倍のお値段にしたったろかHAHAHA。しかし100円バッグに入れたもので一番高かったのはなんだろうな?お財布?そういうことじゃあないんだよ。
きっとウナギの蒲焼かな?3000円ぐらい?ほかに候補は何かあるか。このバッグで買い物行くのはご近所だけだったから、候補も数店舗に絞られる。お酒のボトルは何年も買ってない。ああもうウナギで決まりだろう。じゃあ3倍は9000円だ。ご近所で9000円を超えるものを買うとなると…なんだろうね。高い書籍か?電子書籍で買わない(買えない)高い書籍ってなんだよ?そもそもお値段9000円の商品ってのが、日常買うものに少ない。スーツなんかもこの袋ぶら下げて買いに行かねえし。あー…靴はあり得るか。もう10年ぐらい靴屋さんで靴を買ってないな。
「ひゃっきん」が一般的になったのは、いつ頃なんだろうね。自分が知ったのは東京に来てからだと思うから、最初に利用したのは大学生のころ。20世紀。初めて買ったのは何だったろう。収納小物か文房具、食器、タオル。そんなもの。
んで、無印良品が人気が出たのも、その前後だと記憶している。実際に買い物もしたけど、生活に必要な商品なんて、どこで売ってようが必要な機能は同じ。だから、100円で売られている一方で無印の商品はクッソ高いじゃねえか!と思った。当時は親の多大な援助があったとはいえ質素な暮らしではだった。じゃあ全部100均で良いじゃねえかと、半ば憤りに近い感情を抱いたかもしれない👿しかし、どこのファミマにも無印良品が置かれるようになると、メモ帳とかハンカチとか良く買っていたな。思う壺ゥ!!
実際のところ、100均のタオルなんて目隠しにもならんほどスカスカで、擦り切れた中古か?というような商品だってある。雑巾としても役立たず。そこんとこいくと今治タオルは段違いに良い。世の人に曰く「安物買いの銭失い」と。しかし流石に100円だってえと、そんな戒めもいったん横に置いておくことある。一旦は自分で使ってみない事には何にもわからん。メッシュの小物入れとかクリアファイルなんてものは100均で十分だ。扇子も買ってみたら快適だった。最近では、世の中にこんな便利なものがあったのか!というものが100均に並んでいる事もあるんだから、捨てたもんじゃないのよ。
さてハサミが壊れた。刃物なんかも100均ではちょっと不安が残る。かといって「高級なハサミ」に自分が買うだけの価値あるか?ハサミで切るものは、商品の梱包とかでしかない。高級なハサミを買ったからって、切るものが増えるわけないじゃないか。「よぉし奮発して何か切っちゃおう♪」ってなるわけないだろ。
500円のコクヨのハサミをお買い上げ。10年ぐらいは使うつもり。
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death muffin/デスマフィン
デザインフェスタというイベントで、とある出店者(出展者?)が提供したマフィンに衛生上の大きな問題があったという。食べた人は一様に味に違和感を覚え、体調不良を訴える人も。
厚生労働省がこの事態に即座に対応し、危険度の非常に高いCLASS1というカテゴリでの食品リコールとなった。「喫食による重篤な健康被害または死亡の原因になり得る可能性が高い場合」というわけで、かなり大ごとだ。ただ、実際には被害が発生していない事例もあるので、結構な数が報告されている。とはいえ、実際に被害も出ている本件は、SNSでデスマフィンと揶揄されるに至った。
厚生労働省によるの当該事案の詳細
https://ifas.mhlw.go.jp/faspub/IO_S020501.do?_Action_=a_sel02Action
これだから素人の作ったものなど鵜呑みにしては、という意見もあるのだけど、この出店した人はすでに商売を営んでいる人物だという。なんなら経験もあって、少なくとも5年前からお店を出してる。この事実にさらに驚愕する人多数、というのが現状。ネット上のレビューによると今回のデザインフェスタの件以前より、店舗の評判は宜しくなく。「嫁のメシがマズイ」のコピペにもあるけど、食べ物の味がおかしい、というのは、個人の好みに合う/合わないを超えて健康上深刻な被害をもたらす事もある。自衛と言っては大げさかもしれないけど、そういう事態を避けれる味覚を身に着けるということも人生には大事。
ただ、こんな事故が今まで営業していた店舗でなかったということは、デザインフェスタに関連した事情が原因かもしれないという推測がなりたつ。販売された数は報道によれば約3000個だという。それだけ用意するために、事前に作ったものをデザインフェスタに持ち込んだことで「美味しくない」→「喫食による重篤な健康被害または死亡の原因になり得る可能性が高い場合」にまで悪化したのではないか、ということ。もし前日に焼いたものぐらいならセーフだったんじゃないか。仮に数を用意するために数日前から作り置きをしていたというならば、このような事故の危険性は高まるに決まってる。じゃあなんで製造が追いつかないほどの量を用意する必要があったのか。例えばわざわざ出向いて30個だけ売ってもしゃーないってこと?
消費期限を超過することを認識したうえで、数を用意するために数日前から用意した商品を販売したのであれば、性質が悪いと思う。まさかそもそも消費期限把握してないなんてことはないと思うけど。3000個なんてオーダーは個人のお店で簡単に用意できるものなのかね?
イベント主催側からもアナウンス。どこぞの馬の骨という素人は流石に出展できませんという仕組みになっているみたい。ただ、事務的なものに過ぎないと思う。食品メインの催し事なら話が別かもしれないが、本件では当日現地で何か対応できるわけもないんだろう。
どこかに防げる可能性のあるポイントなかったのかな。出展者が「やっぱ3000も無理だわ」って思い直すぐらい?あとは手に取った人間が口にしてはいけないと判断できるかどうか。でも、焼き菓子で一口目をいくまえから警戒しているやつなんていねーわ。自分も今後とも気を付けていこう。人間は衛生的な物を食え。保存料万歳。
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「ルポ歌舞伎町」を読んだ。
なんだか宿泊施設の名前みたいなタイトルだ。試しにアパ歌舞伎町でググってみると、アパホテルは歌舞伎町に数店舗実在した。
歌舞伎町。
ブレードランナー。龍が如く。あの火事。酔っぱらい。脱法行為。暴力。「笑っていいいとも!」やっていた、あのアルタの裏のほう。西武新宿線を使う人の通り道。トー横。ゲロ。これまでの所、この街に足しげく通う事もなく暮らしている。西武線乗り換え以外にも、訪れたことは数回あるかなあ。本書にも出てくるヤXザマンションを見に行ったりした。(見つけられなかった)夜に遊びに行ったことはないけど、通り抜けたことは2,3回ぐらい?
普通に人通りの多い道を歩く分には、1人でも命の危険なんかはないだろうけど、なんかしらめんどうくせえトラブルが向こうからやってくる街という印象。シンプルに言えば治安が悪い。命の危険まではなくても、ちょっとした面倒ごとというだけで普通は嫌なもんだろう。避けるよ。こちとら歩いてるだけだってんだ。そういうわけで足を運ぶことはまず無い。…治安云々以前にそもそもなんの用事もない。
著者は過去に路上生活などを実体験した書籍を出版しており、今回は歌舞伎町に住まいを移し、街の様子を…ううん…。勿論、自らの足で稼いだ情報ではあるんだろうけど、結局は事情通や当事者とのつながりで拾ったエピソードが殆どを占めた。そこは歌舞伎町ってわけで興味を惹くし読み応えあるんだけども、わざわざ住まいを現地に移したという情報を添付する物語ではなかったようにも読めた。もちろん、本書に掲載されているのは、縁も所縁もないところからテキトーに取材を申し込んで得られるような話ではない。そんなテキトーな経緯でポロポロ漏れてくるのもまた恐ろしいけども…SNSでサクッとひろえたりも…。
実際は「住んでこそ」得られるようなエピソードも、てんこ盛りだったんじゃないか?と想像する。しかしながら、そぉゆぅのは諸般の事情で本書に細かく書けないし、言えないという結論に至ったんじゃないか😢
そらそうだ!!!あの!!!歌舞伎町やで!!!行方不明の人間はみなここに集まり、亡骸になって出荷される。あのゴジラのはりぼてだって本物で、なんなら背びれの光だって本物のチェレンコフ光だ。歌舞伎町のネオンは総務省ご推薦夢の原子力エネルギー謹製!!いつか行方不明になった放射性物質は全てここ、歌舞伎町にあるっ!!
そんな荒唐無稽な都市伝説(上記の事例は全部うそです)も、ちょっと
背びれ尾びれを取ったら真実なんじゃないか、そう思わせるだけの不気味さが”まだ”あると思う。山ほど出てくる怪情報が齎らす有耶無耶判別不能のカオスが顔をのぞかせている…。らしい。
今ではライブカメラが何個も置いてあるし、みなさまのお手元にもライブカメラ機能がございますれば、一番外側の化けの皮だけが剥がれて「ただ変な人が多いだけ」みたいな扱いになるのかね。
リンク先は過去に大きな事件のあった場所の交差点を映すライブカメラ。街の様子よりチャット欄がとかルポるんじゃないぞ。住民にご迷惑でございますから。ヲホホ。