webp
とあるwebサイトで、ま、tumblrで、面白い画像を見つけたのでローカルに保存しようと思った。ブラウザから画像のURLだけ開くと、拡張子がwebpだった。ほお…。一向に普及しないあれか。「うぇっぴー」と読むらしい。電子マネーの亜種みたいな響き。
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いわゆる、キネマグラフというやつだ。さて。画像を右クリックしてデスクトップに落としてみると、サムネイルが表示される。ダブルクリックでブラウザが開く。ちゃんとアニメーションしている。この画像をpaint.netで開こうとするとエラーになる。GIMPやphotoshopでは、ここ半年ぐらいの新しいバージョンでは開くことができる…らしい。開けるなら加工もできる…よね多分。MS謹製のペイントでは開くことができたが、アニメーションしてくれない。
このwebpは、高画質ながらにサイズが軽いというのがウリの筈なんだけど、ぜんぜん普及してない。webで使う画像としては凄くメリットありまっせ、という情報が山ほど出てくる。それなのに、ぜーんぜん。扱えるソフトも少なかったけど、最近のソフトでは扱えるようになった。あとは「スマホの写真がデフォルトでwebpになる」とか、「フォルダの中身のjpeg画像を一括でwebpにするフリーウェア」「WPのjpegを全部webpにするプラグイン」みたいな事象を皮切りに、mp4みたいに一気に普及すると思う。そうなったら、jpegは滅ぶんだろうか。bitmapファイルみたいに、誰も使わなくなってしまうのか。wordpressでは対応できるPHPのスニペットやプラグイン情報もあるし、5.8以降ではwebpに対応しているらしい。
古いデータが確かに存在するのに、読み方がわからない。まるで古文書みたいになってしまう。幸いにして、そういう事態を避けるためだろうか、画像編集ソフトは聞いたことの無いようなものまで表示できるようにしてくれている。数百年とか先はわからないけど、あと20年ぐらいはjpeg画像を見ることできるんじゃないかしらん。
オチと学びなし。以上です。