春風の諭吉さんを地下に辱め濡らすこと
春は名のみの、風の寒さや雨の酷さやうへ傘壊れたあばばばたたたたタクシー!
コートは要るまいと休日出勤、一駅歩く余裕など見せながら登場、しかし担当業務はわりとあばばばば、まあ時間通りに終わりまして、今度は自社業務に移動しなくては、というところで外に出ると嵐だった。時間に余裕があるし、天気も良いし、なんて思ってたんだけど、まあタクシー拾って移動するよねこれは。自社での書類作成的な仕事を終えると、雨は止んでいた。書店で読み始めた漫画を買う。
闇金ウシジマ君というタイトルは何かで知ってたんだけど、読んだことなかったので、つい、と古本屋で1-3巻まで買ったのだけどまあこれが面白い。先日買ったバスタードの27巻が今年度ワーストの買い物候補筆頭になるほどアレだったのに比べるとなんと素晴らしいことでしょうか。出勤前、出勤後、帰宅前、あらゆる場所で買い足して手元には8巻までありますが、残り全部買ってこようそうしよう。
という、出費の予定でハタと手が止まるびんぼう常識人。まな板欲しい、ジップロック買うか、麦茶用ピッチャーって100円ショップにあるかしら、あああ。迷う閾値が安すぎる、そんな俺にはやっぱし、闇金ウシジマ君はリアリティあって面白い。
タクシーから降りるときに財布を落としてしまい、諭吉さん(ソロ)が雨水に濡れた。数年前にこの辺で財布を落とした。そのへんうろついてるホームレスががめたんだろう。だったらこちらの顔はばれている。何か手がかりでも掴めないかと道行くホームレスにガンとばしていたのがもはや懐かしい。会社の近所に定住しているあいつだったりしねえかな。このまま雨に流されてしまへ。
去年のこの時期は被災した実家に帰る算段をつけていたところで、高速バスが復旧したとか聞いて空いてる便がないか大慌てで探したもんだった。幸いスカスカでちょっとコケた。今年は落ち着いて春を受け入れたいが、このブログを書いてて野菜スープがちょっと焦げた。ダメだこりゃ。