すぱむすぱむ
myMiniCityってのがあって、アカウント登録すると、アクセス数に応じて町の様子が変わっていくというもの。ま、形を変えたスパムと言えなくも無いけど、忘れたころに見に行くと住人が去って行ったり工場ができたりとちと和む。ここまで、書いた気もする・・・まあいいか、忘れた。街を大きくしようとすれば、「自分のここだから見に来て~~!!」なんて宣伝して、みんな見に来ると街が発展する。この画面に出ている広告。たとえばメールなんかにこのURLを添付してもいまどきそんなスパムを見に来る人も少ないだろうし、これならこのページの持ち主が勝手にアクセスを集めるってわけで。うまくやるよなあ。まあ、ある程度うまくいってから広告がついたのであって、最初からスパム的サイトとして作った・・・かどうかは定かじゃないけどね(笑)できたてのころから話題になったサービスは、しばらくしてから見に行くと新機能よりも広告の拡大に驚くことがある。「けんてーごっこ」とか、「mixi」もそうなのかなあ。あ、そうそう。肝心の自分の街はこちら。・・・ほら、クリックしちゃったでしょ?
MySpaceがある程度日本でも知られるようになると、アメリカで「これはスパム2.0だ!!」って意見が話題を集めた。ふむ。テレビにCMが入るのと同じだと思うけどなあ。webユーザにとって、確かに広告は邪魔なんだよな。あからさまに表示は遅くなるし(いまどきそこまで酷くも無いけど)だからって広告が全くないとなると、自分がその分の金をサービス提供者に払うしかない。ちと極端に例えると、民法とNHKかな。webでいうなら、レンタルサーバで無料のものはまず大抵が広告がはいるってことだ。無料で広告が入らない可能性が高いのは・・・えーと。サーバの運営元自体が「営業」していないケースかな?たとえば学習用に公開しているサーバとか。当然、なんの保障もサポートもないでしょうねえ。あともうひとつ例えるなら、雑誌から広告を抜いたら価格は何倍になるかしらーっ?って。
さて。「ちょっとぐらいコストを負担しても望み通りのサービスが欲しい!」という人が有料のサービスを使うとするなら、同じように、「広告があっても別にいい」って人もいる。最初からあろうが無かろうが気にしてないって人を含めるとするか。その人たちが、もしかしたら、その広告から商品を購入したり、少なくとも情報満載のページに移動したりする。その可能性を高めるには、広告の面白さとともに、見ている人が興味を持ちそうな情報を見せ付けることが肝要でありますな。何か登録するときにアンケートとられるでしょ、【興味のあるものにチェックをいれてください】みたいなの。これでどんな広告を流すか決めたりしてんのね。もっと複雑な方法もいろいろあるみたいよー。おほほ。んー、たとえば、映画のケツに他の映画の広告があるのは映画館に居る人は映画を観る人だから。文庫本には他の文庫本の宣伝が書いてあるしおりがついてくる。
なんてな、けったくそ悪いと。そう思う人もおるわな。そこで(ってわけでもないけど)アフィリエイトですか。「中の人」お勧めの商品が並んでいる。「中の人」にも報酬が入るってわけで、中の人もうまく広告出すのに必死ですな。これ、本当に稼げるってほどになるには、かなりの労力が要る。ちょっと考えて、儲かりそうなのは、そう、アダルト系。自分がちょっと誘われかけた話では、アレがナニでアレがあばばばばでおぽぽぽぽもょもとでムムム、なにがムムムだ!月収+10万円はあながち嘘ではない。
web広告の収入で稼いでいるような「ネオニート」なんて記事がちょっと前に話題になってでございましょう?作ったサイトの数は実に数千!!その数を前提に計算すれば別に異常な額を稼いでいるわけでもないそうな。塵も積もれば云々なんて古事を見事に体現しとります。当然学習もしただろうし、稼いでもいるのに意図的に「ニート」なんてキーワードで紹介され、それに反応して多くの人が記事を見に来る。
スパムですか?
インターネットはまだまだややこしい。いまなら、自分がただの一利用者の視点になることは、きっと熟練の技術者よりは簡単だと思う。それでもちょっとでも造りに惹かれたサイトはソースを見てしまうけど・・・(笑)ふとした感想などを大事にしないといけないのかもなー。