ふでのゆくまま

夜更けにピンポンの連打を食らった。たちのわるいイタズラだと思い、暴力で解決をも辞さない覚悟でわざとでかい音で戸を開くと、合法バイオレンス、警官の皆様方がいた。なんと。赤色灯を回転させたままのパトカーが横付けされており、どう見てもこりゃ捕り物的な・・・えーと、俺ですか。弁護士を呼べ。

何か住所を頼りに人を探しているとのことだったが、チャリ便みたいな装いの若手も側に控えており、どうも確証をもってここにきたんじゃないのかと思った。尋ね人の風体の説明をうけるが、そんなもんこのアジト近辺で見たこともない。そう告げると「ありがとうございました」と踵を返して隣の部屋へ。『ピンポンピンポンピンポン!!』 いやだから連打はどうなのよ三鷹警察署。

気になって、そりゃあ気になって外の様子を伺いながらじっとりとしていたが、やがて去っていったようだった。しかし30分ほどして、ピンポン連打。あのねえ。今度は管理会社はどこかと尋ねられ、そのへんに張り紙がしてあると告げると、後ろに控えていた若手が「ありましたー!」と答える。すると連打役は「ありがとうございました」ときびすを、えーと、えーと、あのね、あのね、あんな張り紙にも気付かないのはマヌケだと思うの。

翌朝、通勤時に連打した警官が路註したパトカーのボンネットに地図を広げて無線で何か話していた。あのまま夜通し捜査していたのだろうか?その後ニュースなどをさぐっても関連のありそうな話はなく、非常に気になるところなのだが・・・・何だったのだ。

2件のコメント

  • NAF

    ドアホンを連打した挙げ句、室内から出て来たのが
    全裸 or ひまわりブラをしたteo氏だったら、
    その人は二度とドアホンを連打・・・どころか
    ドアホンを押せなくなっただろうに・・・

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