どくしょかんそうぶん,  ふでのゆくまま

いろいろ読んだり観たり。

「HUNTERxHUNTER」を読んだ。蟻の王様の続きぐらいからは、単行本も買ってなかったので読んだことがなく、Amazonで最新版まで一気にお買い上げして読んだ。なんというかこう…よくもこんなにいろいろ考えるものだと感心してしまう。念能力がどうのこうの、人物関係がどうの。こういう情報を整理できるというのはクリエイターの要件なのかもなあ。

オードリー・タン氏が作中のキャラクターである「センリツ」に見えてしょうがない。

で、今回拝読した結果、最新刊に追いついたんだけども、数年前に読んだことのある内容でびっくりしてしまった。おそらくはジャンプの立ち読みでもしたんじゃないかと思う。「お~連載してるな~」なんて。調べたら最後の連載は2018年の終わりのほうだったということで。このまま休載を繰り返し、最後は「バスタード」の二の舞になってしまうんだろうか。

「タクシードライバー」を観た。これといって面白くは無かった。

「ゴルゴ13」を読んだ。なんとAmazonプライム枠で、1~3巻まで読めたので堪能。ところでこの初期ゴルゴはところどころで違和感を覚える。自分の知っているゴルゴとは振る舞いが異なる。例えば、車に率先して乗り込む。自分の知るゴルゴは、先に乗れと促して自分からは進んで乗らない。他にも狂言回し的なセリフを並べたりする…。いつから自分の知るようなゴルゴになったんだろうか、という興味はあるけど、さすがに全部読んでもいられない。1巻のエピソードには制作年が1969年と記されている。現代に至るまでに、作中では新型軍事テクノロジーがほどほどの調整をされて登場したり、作品部隊がアップデートされてゴルゴがインターネットメールを受信したり、その他、時事ネタが登場したりもする。それでも、ゴルゴ自身はスナイパーライフルをメインに仕事をする様子は変わらない。(宇宙で弓を射たりもしたけど…)

国家間のこういうウラのもめごとは実在するだろうし、今後もなくなる見込みはなさそうだ、というあたりが、こんにちまで作品に緊張感を与え、その寿命を延ばしているような気がする。もちろん、キャラクターの魅力があっての話。軍事ドローン飛ばして「任務完了!」では作品が成り立たん。でも、軍事の世界にまったく触れられないというのも、時代劇じゃないんだからさあ…となってしまうように思う。自分は実際に見たことはないけど、ドラえもんの世界にもスマホが登場するように設定変更されたらしい。ゴルゴ13の世界は、そんな唐突に変化するでもなく、じんわりと世界の変化に沿っている気がする。本人以外については、自然に時代に追いつくことに成功しているほうなんじゃないか?デューク東郷はどうするんだろう。こち亀方式で、年齢は気にしないのが平和なのかね。最新刊をチェックしたら200巻が間もなく発売。買うか。

「dancyu」を読んだ。シンプルパスタだって。内容は普通のパスタ料理が並んでいるだけだった。レトルトのソースや缶詰の中身を茹でたパスタにかけておしまい、というのをシンプルというのだ痴れ者。出なおしてこい。「こだわりパスタ」でも同じようなものが記事に並びそうで恐ろしいわ~。

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