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お車事情がわからなくてよ
下書きは2022年で放置されていました。供養として公開します。
車を所持したことないです。運転経験もなっしん。
自分が大学生当時は身分証明は免許証ぐらいしかなかった(考えてみればパスポートもあったのですが)時間のある学生のうちに取っておくのが、世間のあたりまえでした。当時から、東京に住んでいれば車使う必要ないとは思っていたのですが、学友が運転する車にたまに乗せてもらったりすると、車があるとそれはそれで便利だと思いました。ちょっと調べるだけでも、駐車場だ税金だ保険だ、ただ車を持ってるだけで結構なお金が飛んでいくようなので自分で持ちたいと思う事はなくなりました。以降…本当に運転する必要もなく暮らしております。嫁も子供もいないとそうですね。とりあえず車を所持するなんて選択は、富豪のすること。東京の庶民ではあまりありえないと。
ここ数年、自動運転車の話が世の中に広まりました。広まりました、が、なんかこういまいちって印象がないですか。まだまだ技術的課題が多いんだろうとは思っている。セットのように語られた5G接続も使えるのはごく一部の範囲という印象(調べたことすらないな)それらをクリアしても、法整備がどうとか、価格が、インフラが…世に溢れるほどのクオリティになるのはいつの日か。
前も書いたと思うんですけど自動運転車になれば、自分でも車を使う場面は出てくるかなと思ってました。そりゃあお高い値段になるでしょうから、実際に買う事は無い筈です。田舎に住むことになったらわからない。高いながらも買わないわけにはいかない、そんな暮らしになるんでしょうか。移動して人に会う、物品を運ぶ。
で。
将棋ソフトのポナンザで有名になった山本氏がテスラを超えるとかぶち上げて会社作り始めたようです。ポナンザだってボナンザに乗っかった名前だし、社名も「テヌラ」とかにすりゃ面白いのにな…。
https://www.turing-motors.com/
電動キックボードのはなし、給油で軽油を入れる事故がおこるのは何故か、車はとても実用的だ。(下書きなので良くわからん)
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tsujitsuma合わせ
NTTからお知らせが届いた。内容は良くあるやつで、紙の送付やめますというのと、サービスの細かい内容がどうたら。はいはい、とスルー。しかし、そこで目を引いたのが今後は「住所や姓名に含まれるJIS規格外の文字を使いません」というもの。名前や住所を取り扱うサービスはみんなこの点で苦労があったんじゃないかと思う。NTTぐらいの規模だとサクッと「変えておきました~」なんて話にならなそうなのも想像が付く。この変更自体は2021年に通知済みということで、その時点で技術的な対応はできていたと察する。よーーーーーーやくやる気になったか、あるいはなんか法制度に変更があったんだろうか。お知らせを見ると「個別に外字を作成し対応してまりましたが」だそうだ。ご苦労様でございやす。
さて、これでサイトウさんのバリエーションもいくらか減るんだろうかと思ったのだが…。話のレベルが違っていた。下記のwebサイトから対象文字のPDFを参照できるが、比較してもまったく違いがわからない。明朝体とboldで比較されているせいもあるかもしれないが、まじでわからん。なにこれ?
https://www.ntt-west.co.jp/denwa/2026bill/jis
勿論、変化が分かりやすい文字もあるんだけど、この表を見るに、旧字体を使わないなどという話ではないとは理解できた。人名や地名にはそこに至るまでの歴史があり、そうそう容易く無くなったりするべきではないとは思う。それでも時代の変化には寄せていくもので。
ぼんやり眺めていると、「辻」という文字が使われなくなると記載がある。点が一個減って、普通のしんにょうになるようだ。ところが、PCで変換しても点が二つのバージョンが出てきて、点が一個のほうが出てこない。what the fuck??? 漢字ペディアを見ても、二つのほうしかないような…。
https://www.kanjipedia.jp/kanji/0004911500
つまり、変更されるのは「辻」ではないということだろうか。そっくりな別の文字?それにしたって点一個のほうは「つじ」では変換も出来ない。自分はこの文字を、むかし西部に居た野球選手が思い当たったので、その人物で調べるとwikipediaがhitし、さらなる衝撃を受けることになる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB%E7%99%BA%E5%BD%A6
以下の注意書きがある。
このページの項目名には、環境により表示が異なる文字があります。公式の表記では「辻」の「 辶 」(しんにょう)の点が一つです。
何を言っているんだろうか???さらに、この「辻」について調べると、wikipediaに以下の項目すらあった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%BB_(%E4%BA%BA%E5%90%8D)
漢字としての「辻」のしんにょうは、日本では2000年に制定された表外漢字字体表により2点しんにょうが標準とされたものの、戸籍上は1点しんにょう「辻」と2点しんにょう「辻」は別字として区別され(戸籍統一文字番号においては1点は437660、2点は437750となる)、「辻」姓は1点しんにょうで登録されているケースがほとんどである。また、地名など人名以外の固有名詞でも1点しんにょうが正式とされる場合がある(「辻」に限らないしんにょう全般の字形については一点之繞と二点之繞を参照)。なお、戸籍において漢字の「辻」は、姓には1点、2点どちらも使用できるものの、名には2点しんにょうの「辻」しか使用できない。
日本語は世界一難しいなんて言われる。ここに挙げたような例まで考えると、もはや制度上の不備というニュアンスのほうが近いのかもしれない。あるいは、人名や地名といった歴史的な重みがあるという点に過度に配慮をした結果なんだろうか。
試しに、辻の人物を検索してみる。綾辻行人、辻元清美、辻井伸行、辻仁成、辻希美。みんな点が二つだな。しかし、辻希美のwikipediaには婚姻前の旧姓が書いてあって、そこに載っている文字は点が一個の「つじ」だけど、コピペすると点が二つのものになった。もはやブラウザやエディタ上の表記で考える問題ではないのだろう。そういうテクノロジーや理屈の外にある問題。見比べてもわからん違いに歴史があるってんだ。そりゃあNTTも慎重になるというものか。にしても不毛じゃないの。他のマルチバイト文字列の国ではこういう問題起こってないのかなあ。カンボジアとかどうよ?
そーいえば、ローマ字で読みを表現する規則も変わるなんてニュースあったな。気にもしてなかったが、目を通すぐらいしておいたほうがよろしいか。検討会の文化庁PDF直リンク。こりゃ世界一難しいわな。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/roman/roman_10/pdf/94230301_01.pdf
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G
朧げな記憶ではあるのだが、就寝中、みみもとでカサコソと音がした…ような気がした直後、何かが耳たぶに触れていった。事態を察してなるべく動かずにシーリングライトのリモコンをまさぐり、起き上がって点灯。ご丁寧にこちらを向いているGのフォルムに憤りを覚えたものの、夜更けであるからドタバタも出来ず。とりあえずスリッパそうび。距離を詰めると風呂へ逃げていく。殺虫剤もない。この場面で洗剤をぶっかけるという対処を思い出す。台所から食器洗剤を手に取り、じりじり間合いを詰める。
なんでも、洗剤まみれになると足もにぶくなるし、呼吸ができずに死ぬのだそうだ。このサイズのGをひたひたにするんだから、結構な量が要りそう。ためらわずに全力で握ってぴゅ~~っと放射したものの、見事によけられた。よけた先に二発目を放つもかすっただけ。洗剤まみれになってしまった壁や床の様子に既にげんなりしてしまう。三発目で体を捉えた。シャカシャカとうごめいているところを、足にそうびしなおしたスリッパで圧殺。ゴミ箱ぽい。そのあと、あるだけのタオルを使って洗剤をふき取ったり拭ったり。平日の午前四時に何をやっているのか。
元気なGに洗剤で対応を試みるというのは、こういうことなのだ。無茶だな。やっぱり殺虫スプレーだ!文明!ちょうどアース製薬がMリーグに参入したところなので、ウェポンを買ってみる。凍結させるスプレー。
https://www.earth.jp/products/mushi-korori-kourasu-jet-spray-300/index.html
まず気を付けることには、商品説明にある対象の害虫にゴ…Gがいない。うーん。G専用の商品もあるからかなあ。いずれにせよ、毒やら爪やらない昆虫相手なので、人間の物理攻撃があたるほどに動きが止まれば十分だ。使う機会がないことを祈りたいが、頼りにしておこう。試しに噴射してみたけど、ゴ…Gスプレーみたいな「シャーーー」ではなく、「シュゴゴゴ・・・」というサウンドだった。ショーで使うようなドライアイスの感じ。
ところで、G様はどちらからやってきたんだろうか。ドアを開けたタイミングで一緒にはいってきた、とかだったらもう防ぐのも難しく、なんなら閉めてても隙間から入ってくるなんてまさかね?ほかに建造物の構造的に入ってくる、というのであれば、壁に開いてる換気扇か。あとはエアコンの排水ホースから入ってくるケースもあるらしい。気にした事ねえなあ。情報を漁ると、排水ホースに網をかぶせるとか地面から浮かせて防虫策とするようだ。これはやってみるか。気にしたこともなかったので初めてその排水場所を確認したのだが、その終端は地面にだらりと10cmほどねかせてある。千客万来じゃねぇかよ!しかし、その直径は想像したより細い。あのGが入れるとは思えないのだ。あいつら平べったくてドアの隙間通るけども、細く丸まってこの中を進んでくるなんてこと…どうだろうな。昆虫は油断ならん。
そこでちょっと勇気をだしてホースを手にとって覗きこんでみようとしたが、手に取って持ち上げたらホースが曲がったところから簡単に折れた。結果、排出口は地面から浮いた。Gにおちょくられた心持ちで気分を害したが、簡易対策完了してもうた。で。ここから先。賃貸であるからして何か薬剤ぶちまけたり素人造作をするのもはばかられる。でもデタッチャブルな網とかフィルターぐらいは問題になるまいという目論見で、網を取り付けておけばよいか。目の粗い網を大きめのサイズでくっつければ、そんな埃詰まりなんてことも起きないと思いたい。あるいは、穴を空けたコップでも置いて排水ホースの先っぽを付けておくだけでも昆虫の侵入不可能という気がするけど、それだと排水はされないのかな…?理科の実験って感じだな。大気圧のせいで排水されないとかありえるのかな。エアコン壊れてしまうし、これじゃそもそも水が蒸発しちゃうか。コップに蓋をすれば…?まあやめとくか。
そーいえば、クモの類は他の虫を捕獲してくれるから同居もいいなんて主張も目にする。だからってお布団や衣類に居座られても困るし、巣を張るタイプでも困るんだよな。ヤモリとかも同じく。トラップ系の対策も用意だけはしておくかな。侵入を許したとしても、耳元の徘徊は避けられそうだ。
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「夢をかなえるゾウ」を読んだ
読み終わってから何年たつねーーーん!!!五年ぐらいか???どうだろう。下書きの掘り起こしと供養となります。あまりこれといった良い文句が思いつかなかったのであります。南無。
自己啓発なんて書籍に興味の薄い自分が、本書のタイトルに覚えがあったということは、当時相当に売れて話題になってたんじゃないか?しかし読んだことは無かった。わたくしと同じく、最近になって本書を初めて読んだ方には、このように思われた方もいるかもしれない。
「ネットで目にしたようなことばっかり書いてある…」
自分もそう思った。この既視感の正体は、SNSだと思われる。いわゆるバズって「いいね!」がいっぱいついたような投稿。本書はそういうツイート(現ポスト)とかの言い分と内容が近いんじゃないだろうか。本書は2007年の刊行。2007年であれば、SNSはまだインターネット住民や若者だけのものだった時代だ。本書の内容がすぐにネットでバズることは少なかったかもしれない。でも、ことしに至るまでのあいだに、何度か似たような内容が広まったりした結果、本書の内容に既視感を覚えるに至ったと。そうであれば、内容は多くの人が共感できるもの。…と見せかけてあるいは?単に耳障りが良い言葉がぞろぞろ並んでいるなんてことも?さてさて。
本書は、「神様」と主人公?のダイアログをメインにした読みやすいつくり。ちょくちょく差し込まれる過去の人物のエピソードは(多分)客観的な事実を並べている。事実ってんだから異論も何もない。それを架空のキャラとはいえ「神様」に語らすのだからその御言葉の威光たるや絶後…っ!!しかし関西弁にすることで妙に人間臭くなるちゅうカラクリやな。神の言葉なんてものは神を信じる人あんちゃんたちの身内ネタだが、しかし人の言葉は時にあまねく人の胸に響く。子羊のラッパなんてものとは馬力が違いまんがな。こちとらほんまもんのMade in Japanやで。
つまりは、人間がかわってないから。人間の社会が。だから同じ事ばかり身に染みる。スマホもネットもできたけど、大枠は変わってない。例えば、202X年世界は核の炎に包まれた後の世界だったら「ライバルは家族ごと確実に殺すこと」なんて書いてあるかもしれへんのやで。
「そうでしょうか」
そやで自分まだわかっとらんのかいな。
やってしまえば取り返しがつかない、こともまた、真だと思う。この世の中、何をやっても「体験ができたから良かった。成長の糧だ!」で済むわけない。本書に倣って自分が今までやらなくて後悔していること、考えれば当然ながらいくつも思い当たるが、そのうちの一つは実行すれば刑務所にお世話になるだろう。仮にあした実行しても同じだし、このブログに訪れてくれたあなたと実行しても同じだ。実行しなかった理由は、「教育」とか「常識」という言葉で説明できる。体験したわけでもないのに、知っていた。
神様に感謝としか言いようのない本当の幸運は、成功を求める先にあるとは限らない。道理に背いた時に訪れることもあるだろうし、ほとんどは気づきもせずに享受しているのかもしれない。「日本に生まれ育っただけで大当たりだ」とか聞いたことあらへんか?
しかし、「最後の課題」何個出てくんねん。
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「スモールビジネスの教科書」を読んだ
サラリーマンという日常的な表現はいわゆる和製英語という事で、英語勢に通じない…らしい。ではサラリーマンは自己紹介する時に自分の職業をなんと説明すれば?一般的にはオフィスワーカーで良いらしい。ここで、ビジネスマンは(昨今の世相ではbusinesspersonというらしい)という表現だと、経営層や自営業のニュアンスになるらしい。そろばん弾いて利益を掴みにいく立場で職務にあたる人。本書はそのbusinesspersonにならんと一旗揚げようとする人への、先達の教科書。リンク先Amazon~。
しかしスモールとはなんだろうか。本書内にその意味するところも書かれているのだが、どうも言葉のイメージとは異なって、フリーランサーの一人営業みたいなものではなく、そこそこでっかい商取引も含むみたいだ。いや、その「でっかい」ってなんだよ。草。
こういう本をあまり読んだことは無いけど納得できることが書いてあった。経営実戦の経験はないが、それなりに生きてはいるので、本書の所々に同じ事あったな~なんなら同じ状態の企業さんあるな~って感心もあった。ざっくりというとこんな事かいてあった。
- 企業の経営というかビジネスの進め方というのは徐々に効率化されるので、大企業が支配しているようなサービスでもどこかに意図的に切り落とされる客とニーズがある。そのおこぼれをもらう。
- ユーザーに新たな課題を啓蒙するのは無理ゲーと割り切って、今コストをかけている課題に自分の商品を挿げ替える戦略で。
- 人間の欲望は無限なので、何かが解消するサービスを提供されてもそこでニーズが消失するということはない。
その他細かいこともちゃんと書いてあった。ちゃんと儲けを試算して挑めとか、属人性で勝負するので自身の能力を仕上げていけ、とか。でも、大本の、根本のビジネス運用の部分については、敢えて言えば「パクって儲けろ」「人の弱みに付け込め」を意識高い系で包んだように読める。いや、本当にそう書いてあったのではないか…?
こういう書籍を読むと、Amazonさんは類似書籍をお勧めしてくる。「スモールビジネス企業の教科書」「二番煎じを究める」←タイトルで言ってしもてるがな。草。
ビジネス書って実践しないとすぐに忘れてしまうな。いわゆるビジネスマンで生きてないから、生活の習慣にかすりもしない。例えば「issue driven」とか読んだのになんの話だったかすっかり覚えていない。geoguessrに出てきたタイの田舎道のほうがまだ記憶に残ってるかもしれん。これは書籍の内容が云々の話ではなく、自分の取り組みの問題だとは思うんだけど。あるいは課題が明確になっているから、か。geoguessrの場合、この画像はどこか解き明かすという課題が明確なので、フォーカスすべき点もまた定まってくる。あー…まあこれ余談ってことで。
しかし…。本書にはインターネットとAIが登場しない。そんな古い書籍ではないのにも関わらず。なるほど、それが本書自身で言及している取りこぼしを狙える部分ってことになるんですかね。うーむ。それとついでにもう一つ、「法に適っているか」という課題については触れられていなかった。最重要な気もするが、先行者がいる前提で語るならばそこは検証済みという考え方だろうか。